06/11/13 21:07:18 eg4KbvwU0
宣伝スレの宣伝
スレリンク(occult板)
344:ヾ(・ω・)ゞあささぼんさん ◆AsAsA/9guw
06/11/13 21:51:50 4PiKk872O BE:577844249-2BP(10)
>>343
ヾ(・ω・)ゞおお、ありがとぼんさん
345:本当にあった怖い名無し
06/11/14 01:36:48 SJaHuHOs0
お前ら、まだまだだなw
>>319がツンデレだってコトに、どうして気付かなかったのよ。
べ、別にあんただから、噛み付いて見せたって訳じゃないんだからね。
ただ、カラカッただけなんだから。
か、勘違いしないでよね。
346:本当にあった怖い名無し
06/11/14 03:06:11 vyDx4pkg0
>>345
べ
た
か
347:本当にあった怖い名無し
06/11/14 03:10:24 hD6imrYd0
ベタだな・・・
348:本当にあった怖い名無し
06/11/14 07:17:34 ldKLA5hJ0
お
つ
べ
た
か
349:本当にあった怖い名無し
06/11/14 09:52:02 qes4K2lY0
ここにはどうもツンデレを勘違いしている人が多いですね。
350:本当にあった怖い名無し
06/11/14 10:18:30 1qL/D5c2O
いやそもそも人少ないし
351:本当にあった怖い名無し
06/11/14 14:38:54 02XkAhEf0
お前らただいま!
352:本当にあった怖い名無し
06/11/14 14:41:09 hD6imrYd0
ただいまー
353:本当にあった怖い名無し
06/11/14 19:46:54 daESQ1zU0
>>351
…誰も居ないね兄さん
354:本当にあった怖い名無し
06/11/14 23:58:51 iBXEFonPO
>>351 兄
>>352 霊
>>353 弟
355:本当にあった怖い名無し
06/11/15 03:10:10 dupissa40
後のナイトヘッドである
356:本当にあった怖い名無し
06/11/15 11:35:30 MSX47xOOO
誰が上手いこと(ry
357:本当にあった怖い名無し
06/11/15 12:15:01 uDWxV5tMO
なんなのやら
358:本当にあった怖い名無し
06/11/15 23:12:50 d/3B57NH0
51 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:02:06 ID:LmKFJbGi
>50なら今年中に童貞卒業!
99 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:02:51 ID:LmKFJbGi
>100なら今年中に童貞卒業!
200 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:04:49 ID:LmKFJbGi
>200なら一生童貞!
216 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:05:04 ID:LmKFJbGi
まじかぁあああああああああああああああああ
502 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:09:22 ID:LmKFJbGi
>>500なら>>200は無効
602 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:11:04 ID:LmKFJbGi
>>600なら>>200は無効
652 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:11:33 ID:LmKFJbGi
何これ? まじで一生童貞でいろってのか?
802 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:13:38 ID:LmKFJbGi
>>800なら>>200は無効
900 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:15:32 ID:bTw2xtHz
900なら>>200は絶対有効、解除不能
901 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:15:32 ID:LmKFJbGi
>>900なら>>200は無効
930 名前:渡る世間は名無しばかり 投稿日:2005/12/19(月) 22:15:58 ID:LmKFJbGi
>>900
ちょっおまwwwwwwwwwww
359:本当にあった怖い名無し
06/11/16 06:29:01 P5FuJ7MW0
>>358
ワロスwww
360:本当にあった怖い名無し
06/11/16 07:40:58 JCzca2wdO
「普通な非日常」の続きマダー?
361:本当にあった怖い名無し
06/11/16 12:26:57 ajCOoxSDO
作者乙
362:本当にあった怖い名無し
06/11/16 12:35:23 O+d3OtWr0
作者はケチなので基本的に携帯は使わんです
363:本当にあった怖い名無し
06/11/16 15:30:37 +0IFAZRHO
オレも続き待ってますよ。
364:本当にあった怖い名無し
06/11/17 14:08:02 yETzBVl4O
「普通な非日常」続き楽しみにしてます!
作者さんよろしくお願いします!
365:普通な非日常
06/11/17 19:08:58 qVKSCmXm0
「…で、どうなんだ森口」
「何が?」
カレーが美味い。
「里美さんだよ」
「…どうともないってば」
…俺もたまにはチャーシュー麺食ってみるかな。
「そうか?五人で居る時は里美さんばっか見てる気がするが」
「仕方ないでしょ?悟を除けば僕には里美さんしか見えないんだから…って」
「『僕には里美さんしか見えない』!里美さんに言ってみるかコレ」
「…言うと思った。あのねえ、遭ってからまだ一週間も経ってないんだよ?
そんなことになる訳ないじゃない」
…ご馳走様。
「お前が俺に霧原さんについて聞いてきた時も二日しか経ってなかったんだが」
「悟達は特別だよ。なんたって幽霊とそれが見える人なんだから」
「…それとこの話に何の関係があるんだっての。
大体俺からしたら霧原さんは普通の人間となんら変わり無いんだよ」
「『俺からしたら霧原さんは普通の人間となんら変わり無い』!カッコイイねー悟。
霧原さんに聞かせてあげたいよ」
「オウム返しは焦ってる証拠だぞ」
早く食え森口。
「返されて困るのは悟だよね」
「…ホント嫌な奴だなお前」
「親切心だって」
「はいはい。…先に教室戻っとくぞ」
「拗ねちゃった?もうちょっとだから待ってよー」
ここが人気の無い所なら殴ってるんだがな。残念だ。…前にもあったな、こんな事。
366:普通な非日常
06/11/17 19:10:09 qVKSCmXm0
放課後、いつもの校門前に到着。
「あれ、霧原さん居ないな」
「みたいだね。学校休んだのかな?」
「…幽霊って体調崩すのか?」
「いや、知らないけど…一志が来たら聞いてみたら?」
「あいつは生きてても体調崩しそうに無いんだが」
「まあそうだね」
「お待たせしましたー。ってあれ、霧原さんは?」
「それが来てないんですよ。どっか寄り道でもしてるのか学校休んだのか…」
「熱でも出したのか!?心配だな!」
「一志。幽霊って熱出したりするの?」
「知らん!元々俺は健康第一だからな!」
それは只の目標だろ。
「兄さんの場合、体調崩しても気付かないだけなんですけどね。
帰りに急に倒れたと思ったら凄い熱出してたりとか…」
「…馬鹿の極みだな」
「返す言葉もないです…」
「お前が答えるなよ里美!」
「で、どうするの?」
「暫らく待ってみるか。もし学校に居るとしたら
置いてけぼりにして文句言われるのはどう考えても俺だ」
「だろうね」
「でしょうね」
「だな!」
揃うな三人。腹が立つ。
367:普通な非日常
06/11/17 19:10:39 qVKSCmXm0
「…お前ら帰っていいぞ」
「あ、そう?じゃあ邪魔者はこの辺で」
「頑張ってくださいね深道さん」
「グッドラックだ悟!」
「…やっぱ待って」
何なんだどいつもこいつも。
「臆病者」
「深道さんの弱虫」
「失望したぞ悟!」
「お前らな…」
いい加減周りの目を気にして手を抑えるのも限界だ。
「冗談だよ。だからホラ手を引っ込めて。…で、どのくらい待つつもり?」
「10分位でいいだろ。連絡手段があればこんな事しなくてもいいんだがな…」
「前に二分足らずで飽き始めてた悟が10分!」
「…何が言いたい」
つーかあの時お前まだ居たのか。
「さあ?」
とりあえず、軽く突きを見舞ってやった。
368:チャッキー ◆T871D8HfQ6
06/11/17 21:58:11 yETzBVl4O
作者さん頑張って下さい!
wktk
369:本当にあった怖い名無し
06/11/17 22:14:27 4WZ6JGEBO
うん。やっぱおもしろいよ。ワクテカさせてもらう
370:本当にあった怖い名無し
06/11/18 07:29:42 5ZS5PR62O
作者、必死だなWWW
自演で自身を擁護してまで続けたいなんてイタすぎるぜWwwW
オタくさい妄想話、マジにキモスWW
371:本当にあった怖い名無し
06/11/18 08:43:51 IU+W+FwGO
ツンデレスレまできてオタ臭いっておいおい
372:本当にあった怖い名無し
06/11/18 13:46:43 WN5iznseO
>>370
つ鏡
373:本当にあった怖い名無し
06/11/18 18:57:17 hZwLaAxyO
>>370
アンチの痛さを演出する作者と見た
374:本当にあった怖い名無し
06/11/18 20:10:06 IRSGOCKx0
>360 携帯
>361 携帯
>362 PC
>363 携帯
>364 携帯
>365-367 PC
>368 携帯
>369 携帯
>370 携帯
>371 携帯
>372 携帯
>373 携帯
これらの符号が示す答えは一つ!
正解はCMのあとで
375:普通な非日常
06/11/18 20:52:01 sJhp5rt60
「…さて、10分経ったけど」
「来ないな霧原さん」
という訳で出発。
「やっぱり具合悪くしたんでしょうか…」
「よし!悟、お見舞いに行け!」
「まだそうだと決った訳じゃないだろ。大体霧原さんの家知らんぞ俺は」
つーかなんで『行くぞ』じゃなくて『行け』なんだよ。
「何!?そうなのか!?」
「そうだ。知ってたとしても家の人に何て言うんだよ。
『瑠奈さんの友達です』なんて言えんぞ。多分霧原さんのこと見えてないしな」
「多分って?」
「前に『家族が自分の部屋をそのままにしてくれてる』って言ってたからな。
見えてるとしたらこんな言い方にはならんだろ」
「…なんか、ちょっと気の毒だね。家に帰っても誰も気が付いてくれないって…
一志達はどうなの?」
「うちはお母さんが森口さんと同じです。見えないけど、声は聞こえるっていう」
「他の人は?」
「あー…私たち、三人家族なんです。お母さんと、兄さんと、私。お父さん居なくて…」
森口の顔が少し曇る。
「…ごめんね」
「いえいえ、大丈夫です。全然」
沈黙。
なんとも重い空気が出来上がってしまった。
森口の表情は曇ったままだし、
一志はなんとも難しそうな顔してるし、
『大丈夫です。全然』って言ってた里美さんは全然大丈夫そうじゃない。
なんとかしたほうがいいような気がするがどうしたもんか…
376:普通な非日常
06/11/18 20:53:48 sJhp5rt60
「あー、そういえば前、映画の帰りに霧原さんと話してたんだが」
とりあえず、切り出してみる。
三人が一斉にこっちを向いた。
「お前等、ホントに仲いいよな」
長谷川兄妹の方を見て言う。
「え?ま、まあ兄妹ですから。仲が良くて普通じゃないですか?」
「そうだな!普通だな!」
「いや、ただ仲がいいだけなら何とも思わないんだが…
毎日一緒に帰る兄妹なんて滅多に居るもんじゃないと思うぞ。兄はこんなだし」
「こんなとは何だこんなとは!」
「すまんが霧原さんも同意してたぞ。
自分が里美さんの立場だったら一緒には居られない、だそうだ」
先に言ったのは俺だがな。
「くぅっ…!ひどいぜ瑠奈さん…!」
空を見上げる兄。泣かしてしまったかもしれない。
「ああっ、でもでも」
すかさず妹。いいコンビだよ。
377:本当にあった怖い名無し
06/11/18 20:54:14 l6BvgGdEO
みんな携帯が大好きってことか
378:普通な非日常
06/11/18 20:54:48 sJhp5rt60
「兄さん、普段はこんなですけどいいところもあるんですよ」
フォローになってるような、なってないような。
「里美まで…!」とか聞こえた気がするが無視。
「そうなんですか?振り回されてるようにしか見えませんが」
「もし…もしですよ?霧原さんや深道さんが私と全く同じ立場だったら、
絶対に兄さんの事嫌いになんかなれないです」
「えらい自信ありげですね」
「今の私があるのは兄さんのおかげですから」
笑顔で返された。なんとも大げさな。
「わーっ!もういい!もういい里美!ほら行くぞ!じゃあな悟!昇!」
「え?わっちょっ、兄さん?あ、さ、さようなら森口さん、深道さん」
…俺等二人の返事を聞く間も無く二人はそそくさと行ってしまった。
里美さんは連れていかれた、という感じだが。
「何か慌ててたね。一志」
やっと口を開いたな森口。
「恥ずかしかったんじゃないか?なにやら大層な言い回しだったし」
「あれ、どういう意味かな。兄さんのおかげって」
「あんな濃いのが傍に居たら人格形成にも影響あるだろうから、
その辺の事じゃないか?」
「それは無いと思うけど…」
「俺もだ」
「あ、そういえば霧原さん…」
あ。忘れてた。
まあいいか。どうしようもないし。
379:本当にあった怖い名無し
06/11/19 00:55:34 KYLXhds60
CM乙です
>>374
専ブラの導入をお勧めする
380:本当にあった怖い名無し
06/11/19 08:59:45 8szcNvB1O
やっぱいいですね。
wktkです
381:本当にあった怖い名無し
06/11/19 22:22:24 8szcNvB1O
ツヅキマダー?
382:普通な非日常
06/11/19 23:06:08 gNcUVY0X0
「…たまにはいいもんだなチャーシュー麺も。美味いじゃないか」
「カツカレーも中々美味しいよ。辛いけど」
「それで辛いのか?俺はもっと辛い方がいい位だが」
「…行くとこ行ったら『2辛』とか言っちゃう?」
「『3辛』とか言っちゃう」
「うわあ…水何杯飲んだらいいんだろ」
「水飲むから余計辛く感じるんだよ。食い始めたら給水は無しだ」
「何で食事でそんなに頑張らなきゃならないのさ」
「美味いからだ」
「味感じてる余裕あるの?」
「辛さだって立派な味だ。…ああ、家でカレーが出たら
食う前にちょっとだけ醤油入れてみろ。美味くなるから」
「カレーに…醤油…?」
気味の悪いもの見るような目で見るな。この話したら皆こうだ。
「騙されたと思ってやってみろ。ホントにちょっとでいいぞ?小さじ一杯くらい。
醤油味のカレーになっちまうからな」
「…わ、解った。今度試してみるよ」
絶対やらないなこいつ。もったいない。
「あんたら、人のこと無視していつまで喋ってんの?」
「うわっ、きり…えっと、いつから居たんですか?」
「うんうん、人ごみの中で名前はあんまり出さないほうがいいわよね。
流石森口くん。どっかのバカじゃこうはいかないわね」
どっかも何もあんたがバカ呼ばわりする人間を俺は一人しか知りません。
質問に答えるよりどっかの誰かをバカ呼ばわりする方が優先順位高いですか?
383:普通な非日常
06/11/19 23:07:00 gNcUVY0X0
「…俺等が食いもん買って来て席に付いた時から」
どっかの誰かが代わりに答える。…詮索のし過ぎは命に関わりません。
「ずっと居たんじゃない。何で教えてくれないのさ」
「いや、そのうち何か喋ると思ってたんだけど黙りっぱなしでな」
「あんたがどーでもいい話を長々と続けるから入り込めなかったのよ」
「どーでもいいとは聞き捨てなりませんね。カレーは俺にとって」
「はいはい解りました」
『カレーは俺にとって』から俺の何を解ってくれたかは定かではない。
「じゃ、場所変えますか。…急げ森口」
ちなみに俺の食事は「辛さだって立派な味だ」の時点で終了している。
「…水汲んできていい?」
「給水は無しだと教えた筈だが」
「舌が痺れてきたよ…」
「知るか。急げ」
「おひ!」
多分、正しくは「鬼!」なのだろうな。
食堂のカレーでどうすりゃそこまで舌がやられるんだ?
さて、お馴染みの「人気の無い場所」屋上入口前に到着。
森口はまだ小声で「あー」とか「うー」とかうめいている。
「えーっと、昨日はごめんね。何の連絡もなしに休んじゃって」
「仕方ないですよ。連絡手段なんか無いですからね」
「まあそうなんだけどね」
384:普通な非日常
06/11/19 23:08:03 gNcUVY0X0
「ひりはらひゃん、はららはらいりょうふなんへふは?」
霧原さん、身体は大丈夫なんですか?訳・俺。
「え?えっと…ああ、あたしはなんともないんだけど…母さんがちょっと熱出してね。
昼間家には母さんしか居ないから、一応傍についてたのよ。
まああたしに出来る事なんて母さんが寝てる間にタオル替える位なんだけどね」
ってことはやっぱり見えてないんだな。
「以外ですね。霧原さんがそんな親孝行者だったなんて」
「…あんた、あたしがどんな人間に見えてるわけ?」
「髪が凄く長い女性」
「…はえ?ひひんはふへなひの?」
あれ?美人は付けないの?…ちょっとまてテメエこら。
「そういう意味じゃなくて。しかも、ひひんはふへなひ…?何?ひひんって馬?」
どうやら解ってないようだ。あーよかった。
「そうそう、馬です馬」
…あれ?よかったのかこれ?
その時の霧原さんの顔は…「おひ」そのものだった。
放課後。
「あ、霧原さん。大丈夫だったんですか?」
「おお!これでようやく五人揃ったな!」
揃わなかったの昨日だけだろうが。
頬にもみじマークを付けた俺はその日、マーキングした張本人以外からの
何とも言い難い視線を受けつつ帰る羽目になった。笑うなお前等。
385:本当にあった怖い名無し
06/11/20 08:20:17 CCqRgX3QO
wktk
386:本当にあった怖い名無し
06/11/20 10:24:31 JEB3r01B0
最初の頃はwktkしながら読んでたけど、流石にちょっと長すぎやしないか?
387:本当にあった怖い名無し
06/11/20 10:59:57 TyLpe6SVO
いや、長くてもいいと思う。
自分は毎日続き楽しみだし。
作者さん頑張って!!
388:本当にあった怖い名無し
06/11/20 12:29:54 ObEjW2TrO
>>386
ジェームズ・ブラウンの曰く
「罪の無い者が石を投げろ」
389:本当にあった怖い名無し
06/11/20 15:24:53 0p7qR7fj0
>>386
なら自分で短いの書けば?
390:本当にあった怖い名無し
06/11/20 15:42:32 MMlMxxUWO
つか、スレを独占されて他の人がとても投入しにくい状態になってる。
いい加減非日常の作者は自分が周りに迷惑をかけている事を自覚して欲しい。
極一部のマンセー以外は嫌気がさしてこのスレを去ってしまった。
ツンデ霊スレの衰退の最大の原因はこれだ。
もう私もツンデ霊スレを去ろうと思う。
391:本当にあった怖い名無し
06/11/20 15:56:43 dG3kBtvnO
一週間だれも書かなかったのに?
392:本当にあった怖い名無し
06/11/20 17:05:32 afd2UhJwO
× 書かなかった
○ 書けなかった
393:今書いてる人
06/11/20 18:36:44 rBeG2gte0
はてさて、どうしたもんですかね
書かなきゃスレ落ちる一方だし
書けば空気悪くするみたいだし
書く場所変えてみましょうか?
まとめのBBSとか
394:本当にあった怖い名無し
06/11/20 18:43:52 NP6kckMSO
気にせず続けてください!
395:本当にあった怖い名無し
06/11/20 19:53:43 bK9xedq80
先人は言われた
「まとめてロダに上げればいいじゃない」
396:本当にあった怖い名無し
06/11/20 20:46:58 1f125Za+0
>>390と>>393、両方ともわざわざキツイ構って臭を漂わせんのはやめろ。
去りたい? だったら去れ。書かなきゃスレ落ちる? 勝手に落とせ。
自らの行動に関する責任のケツを他所に持っていこうとすんじゃないよ。鬱陶しい。
397:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:23:28 dG3kBtvnO
勝手に落とせっておいおいスレが落ちるのは作者のせいじゃねーだろ
398:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:28:51 1f125Za+0
>>393に言え、んなことはw そう書いたのはそいつだ。
399:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:41:27 dG3kBtvnO
自分のせいでスレが落ちるなんて何処にも書いてないけど?
400:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:43:12 1f125Za+0
「落ちるにまかせておけ」とまで噛み砕いて記述せにゃ分からんか? ゆとり君。
401:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:49:16 dG3kBtvnO
そう書いたのはそいつとか言っといて結局お前の意見なのかよ
402:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:51:28 4i4Oe6g70
>>393
とりあえず、自分で書きもしない乞食の言うことは無視しちゃってください。
書きたい人は、どんな状況でも書く。
書けないのは、書く気が無いからだ。
雰囲気のせいではない。
403:本当にあった怖い名無し
06/11/20 21:57:26 1f125Za+0
「書かないとスレが落ちる、書けば雰囲気悪くなる」ことが>>393にとってはマズイことなんだろ?
俺には一体何がマズイのかさっぱりだが。393がわざわざageてまで主張する、その行動基準が理解できん。
404:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:03:11 dG3kBtvnO
作者が何を目的に書いてるか解って言ってんの?つーかお前も上げてんだろ
405:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:08:01 1f125Za+0
上げてるよw 「目について欲しい」という意図のもとでな。つまりは393と同様の意図だ。
それと「何を目的に書いてるか」って? 平たく言えば保守みたいなもんだろ。あとはカンフル剤も込みなのか。
その辺のことと、結局どういう結論に達したのかを>>393に聞きたいので上げてんだよw
別にお前に見て欲しいわけでもなんでもねえw
406:今書いてる人
06/11/20 22:17:56 rBeG2gte0
>393がわざわざageてまで主張する、その行動基準が理解できん。
>上げてるよw 「目について欲しい」という意図のもとでな。つまりは393と同様の意図だ。
どっちなんですか?まあそれは別にいいですけど。
まずスレが落ちたら作家呼びも糞もないのでこれは避けたいです。
で、雰囲気悪いスレに新人さんがほいほい書いてくれるとは思えませんのでね。
前に書いてた人が戻ってきてくれるならいいですけど。
んで、結論は出てません。だからどうすりゃいいか>>393で聞いてみたわけですが。
407:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:24:54 1f125Za+0
お、来たか。一行目は完璧に皮肉なので「理解できん」と書いたよー。おk?
どうすりゃいいか、ってのがまず不思議でしゃーないな。俺には。
例えば俺みたいなんが「ウゼェから書くな」って言えば即消えちゃうの?
俺個人の意見とすれば、あんたが今書いてるのはVIPくせえから嫌いだけど
別に書くこと自体を咎める気はサラサラ無いよ?
書いても消えてもどっちでもいいよ?
他人にその辺の決定権委ねていいの? 出来ればそれは避けたいでしょ?w
408:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:29:49 WR01+Ukl0
>今書いてる人
オレは続きが読みたい
それだけ
409:別パソですが今書いてる人
06/11/20 22:30:44 rBeG2gte0
即消えるわけじゃないですけどそのほうがいいと判断したら消えますよ私は。
だから「書く場所変えましょうか」なんて書いたわけで。
元々自分に決定権があるなんて思ってませんから。
そんなん自分で決めてたらそれこそスレの独占じゃないですか。
私しか書いてないんですから。
410:別パソですが今書いてる人
06/11/20 22:32:07 rBeG2gte0
およ、ID一緒だ
411:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:34:00 oexyV3dZ0
前にもあったなー
こんな空気
書き手はそれでいなくなったわけだ
いいもの書く人もいたっけ
ま、議論でも喧嘩でも好きにしろや
終わったころに見に来るから
412:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:36:40 1f125Za+0
じゃあ、あんたが自分の判断に従って行動「だけ」すればいいね。余計なことは言わんと。
書きたければ書けばいい。消えた方がいいと思ったなら消えればいい。それだけで充分。
お伺いなんぞ立てる意味がわからん。
413:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:37:48 4i4Oe6g70
>ID:1f125Za+0
もう黙れよ乞食
お前が一番空気悪くしてるんだよ
414:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:39:46 1f125Za+0
わっはっは。別に「くれよ」と要求してるわけでもないのに乞食にされちゃったいw 文盲って嫌ねえw
415:別パソですが今書いてる人
06/11/20 22:40:53 rBeG2gte0
質問してみりゃ見てるだけの人の意見も聞けるかもしれんでしょ?
意見が多けりゃ自分ひとりで判断するよりいい案がでるかもしれませんし。
416:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:41:49 afd2UhJwO
>>406は厨房なのか工房なのか
>自らの行動に関する責任のケツを他所に持っていこうとすんじゃないよ。鬱陶しい。
↑読める?いい大人ならこの程度の判断は当然自己の責任において下すもんだと思ってたが最近は違うのか
因みに俺は>>390とほぼ同意見、従おうが無視して書き続けようがどうぞご自由に
作者はてめえだろうが、スレが独占で潰れても過疎で潰れても全責任取れよ
俺らは見てて思った事言ってるだけで強制もしてないんだから巻き込もうとするな
417:別パソですが今書いてる人
06/11/20 22:52:48 rBeG2gte0
そりゃ最後に判断するのは私ですが判断材料を集めることすら許されないんですか?
418:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:56:29 4n/wpQeF0
なんかスレが伸びてるなー
まったり投下を待たないか?
419:本当にあった怖い名無し
06/11/20 22:58:35 dG3kBtvnO
強制してないから責任ないとかどこのガキですか?
420:本当にあった怖い名無し
06/11/20 23:00:53 1f125Za+0
じゃあ、まずは俺から判断材料として使ってくれたまえw
1.今書かれてるのはVIP臭くて嫌い
2.でもこのスレに書くことを咎めるつもりは勿論無い
3.昔、物凄く気に入った作品があったのでこのスレには惰性で訪れている
4. このスレが潰れても別に構わないと思う
5.勿論、繁栄しても別に構わないと思う
6.リストカットをほのめかすメンヘル女のような言動は癇にさわる
6.材料を集めたなら、きっちり判断して行動に移して欲しいと思う
以上。参考にしてくれれば幸いだ。
421:別パソですが今書いてる人
06/11/20 23:06:53 rBeG2gte0
VIP行ったことないから1はよく解りませんがすいませんね私しか居なくて。
6が二つあるのは・・・まあいいや。
材料ありがたく頂戴します
422:別パソですが今書いてる人
06/11/20 23:10:26 rBeG2gte0
あ、私男ですので。一応。
423:本当にあった怖い名無し
06/11/20 23:13:02 1f125Za+0
あのね、この場合あんたの性別が云々とかじゃなくて…………w
424:別パソですが今書いてる人
06/11/20 23:14:51 rBeG2gte0
いやいや、戯言ですw
今まで「私」としか書いてなかったんで…
425:本当にあった怖い名無し
06/11/20 23:19:54 1f125Za+0
ぶっちゃけね、周りを気にしすぎだと思うんよ。
コピペ貼り付けてるわけじゃないんだから別に気にしなくていいと思うんよ。
あんた書くこと以外に無駄に労力使ってるんじゃねえかな、と思うんよ。
なるようにしかならねえのに気張ってアンケートなんぞ採っても仕方ねえって。
ましてや2chのネタスレで。そんだけ。
426:本当にあった怖い名無し
06/11/20 23:24:32 4n/wpQeF0
意味のない文を3行以上書かれると読む気にならんのは俺だけではないはず
427:本当にあった怖い名無し
06/11/20 23:40:40 cMuXKaTq0
「ツンデ霊」という大前提は満たしてるんだし別にいいんじゃないの?
ただ、スレ独占&それによる流れの悪化は事実だし
作者さんには今後ロダ上げに移行とか空気よんでほしい所
428:本当にあった怖い名無し
06/11/20 23:59:19 ixTghxec0
あくまで中立の立場で書くけど>>420の言いたい事も分かる作者の言い分も一理ある。
しかし流石に長い期間独占気味な感がする。
書く人間がいれば投稿するとあるが流石にこの空気では投稿し辛いし
勇気を出して投稿しても空気嫁とか豚切るな言われるのが見えている。
批判に対しても一つ一つ答えるのは良いが自分が居なければスレが
退廃するみたいなニュアンスをどうしても感じてしまう。
話自体は面白いと思うし私も好きだがツンデ霊か?というと違うと思う。
429:本当にあった怖い名無し
06/11/21 00:06:13 tbsUfDLI0
オチが考えてあるのか、それともちびまる子やサザエさんの様なものなのか…。
前者であればまだいいけど、後者ならちょっと辛いな。
430:本当にあった怖い名無し
06/11/21 01:34:55 NFcZjwb5O
俺は以前竜王ネタとサガット県ネタを投下したチンケな者だが
実際、今のままのスレ状態じゃかなり投下しづらいのは確かだと思う。
長文でレス数多い人が独占状態だとすぐ流れちまうから投下する気も無くなるし。
別に書くなとは言わないがもう少し他の人の事も考えて欲しいとこではある。
431:本当にあった怖い名無し
06/11/21 02:03:02 cQUIxXLZ0
作者は作品だけ書いてろとは言わないが、議論しだすとウザイことこの上ない
432:本当にあった怖い名無し
06/11/21 08:12:43 Eg9oOFpp0
一度、落として様子見て。
折り見て再開したら?
433:本当にあった怖い名無し
06/11/21 11:17:13 w/j5LpKOO
それ前にやったじゃん
434:本当にあった怖い名無し
06/11/21 12:17:37 Fpag8dgVO
一つ提案なのだが、
自分と同じようにまだ続きを読みたい人たちも
少なからずいるはずだし、少し様子を見て、
ダメなようなら新しく別スレを立てて、そこで
続けていく、というのはダメだろうか?
435:本当にあった怖い名無し
06/11/21 14:17:55 5tbRuOwSO
何でも良いよ
おれはツンデ霊が補給できればそれで良い
436:本当にあった怖い名無し
06/11/21 14:50:22 cUjaHAIY0
>>434
俺も続きは読みたいし楽しみにしている
しかし新スレを立てるのは少し危険な気もする。
「普通の非日常」だけのスレとなるとそれこそ自己満足だって叩かれ兼ねない
今以上に批判も増え酷くなると荒らしも発生するかも知れない。
少し様子を見るのも有りだがこの空気は流石にハードルが高すぎるよ。
今何が正しい答えか?なんて誰も分からないけど俺なりの提案として
作者はストーリー全体の構想を明確化して後どの位続くかを提示
あまりにも長い、ノンストーリーなら流石に独占確実になるので
ココでは無く他の場所(ホームページとか小説板)での掲載を考えた方が良いと思う。
437:本当にあった怖い名無し
06/11/21 15:18:49 0HxQV8Nn0
>作者
一度に纏めて全て投稿ってのは無理か?
438:本当にあった怖い名無し
06/11/21 20:41:06 AAJ+Pte60
この作者ってさあ・・・昔数字のコテつけてた椰子?
439:本当にあった怖い名無し
06/11/21 21:29:45 XIJc1oF10
なんで廃れ気味だったスレで一人頑張ってた奴が叩かれているのだろう?
叩く暇があれば、作品書けばいいのに。
440:書いてた人
06/11/21 22:13:54 QEnqQhVV0
>>438
私は前スレから書き始めた者ですが、多分その時も作品名しか書いてなかったと思います。
このスレから手を引いて自分のホームページ作ってみる事にします。
サザエさん方式故纏めて投稿はしんどそうなので。
作るっていっても知識ゼロなんでどうなるか解りませんが。
441:本当にあった怖い名無し
06/11/21 22:22:48 Eg9oOFpp0
>>439
書くことを目的にした人は議論・討論はしない
議論厨はたいていがROMに毛の生えた人
自分では生み出すことの少ない人
442:本当にあった怖い名無し
06/11/21 22:22:51 HVt5o7500
おいおい、マジでオチ考えてなかったのかよ…。
('A`)
まぁ、楽しみにしてるからホムペ作成頑張ってくれや。
書き終えたなら一気にまとめ読みさせてもらうからさ。
443:本当にあった怖い名無し
06/11/21 22:52:38 Fpag8dgVO
繝帙Β繝壼�コ譚・荳翫′縺」縺溘i謨吶∴縺ヲ荳九&縺��シ�
邯壹″讌ス縺励∩縺ォ縺励※縺セ縺呻シ�
444:本当にあった怖い名無し
06/11/22 00:45:20 UVnqiUcyO
>>443
まあそう言うなよ…
どっちにしろ、上げた作品見てから判断しようや
445:本当にあった怖い名無し
06/11/22 00:50:03 Q0P82Pf/0
>>444
>>443ってなにが書いてあるの?
滅茶苦茶に文字化けして読めないんだが…。
446:本当にあった怖い名無し
06/11/22 01:33:29 UVnqiUcyO
>>445
繝帙Β繝壼?譚・荳翫′縺」縺溘i謨吶∴縺ヲ荳九&縺・シ・
邯壹″讌ス縺励∩縺ォ縺励※縺セ縺呻シ・
一応俺にはこう読める
PCから見ると化けるのかね
447:本当にあった怖い名無し
06/11/22 02:14:40 Q0P82Pf/0
…駄目だ、読めん…orz
448:本当にあった怖い名無し
06/11/22 07:32:06 CYhGQXJW0
>>443
・・・霊界からの通信?
449:本当にあった怖い名無し
06/11/22 12:23:53 O9Vfg8QrO
>>440
俺は携帯オンリーさんなんでHP化は正直残念だ。
独占とか流れぶった切りとか言われようが
書いて発表したい奴はそうするし
それを咎めるのもどうかと思う。
まあやはり書きたい奴が好きに書くというのが
正しい姿だと思うから
あんたがHPに移行すんのももちろん自由なわけだが。
楽しい作品をありがとう。
機会があればHPにも寄らせてもらうよ。
450:書いてた人
06/11/22 12:29:38 +ZMzveNW0
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
出来ました。
つってもまだ過去作品に手直し加えたものが有るだけですが。
451:本当にあった怖い名無し
06/11/22 12:45:55 a6vsxqxS0
>>450
俺>>428>>436で意見した者だけど作者さんお疲れ様です。
早速ブログ見させて貰いました、良い感じに出来上がってますね。
ブログの維持ってした事ないから知らないけどがんばって下さい。
452:本当にあった怖い名無し
06/11/22 20:10:00 gBXXHaxZ0
んじゃま、そっちに移動しますか
453:本当にあった怖い名無し
06/11/22 20:59:58 65hJmXKR0
そして唯一の書き手がいなくなった。
自治厨どもは満足なんだろうな。
このスレも終わりだな
454:本当にあった怖い名無し
06/11/22 22:14:51 UVnqiUcyO
>>453
儲を装ったアンチか?
あからさまな擁護によってあんたの好きな書き手がどう見られるか考えた方がいいよ
打ち切りでもあるまいし、場所変えただけだろうが
本当に彼以外の書き手が現状一人も存在しなくてスレが落ちたとしたらそれは仕方ないだろ
455:本当にあった怖い名無し
06/11/22 23:29:54 gBXXHaxZ0
まあ、スレそのものは器にすぎないしね
456:本当にあった怖い名無し
06/11/22 23:53:43 Mv8s/KW30
むしろこの手のバカ(>>453)が今頃湧いたことに驚いてるw
457:本当にあった怖い名無し
06/11/23 22:40:53 VXgU8K0C0
まとめサイトのアクセス数が2/3位に減少した件
458:本当にあった怖い名無し
06/11/24 00:05:03 5WU9r95b0
>>457
んなこというから見に行ったら今日の一人目だったじゃねーか
459:本当にあった怖い名無し
06/11/24 00:06:43 SktkSJOaO
そりゃそうだろう
460:本当にあった怖い名無し
06/11/24 01:07:30 7+zXmwlR0
五分て
461:本当にあった怖い名無し
06/11/25 03:23:02 paDtdzuIO
皆落ち着いて投下を待とうぜ?
462:本当にあった怖い名無し
06/11/25 03:23:51 paDtdzuIO
sage忘れた…
落ち着け俺
463:本当にあった怖い名無し
06/11/25 23:09:47 BxNhnKVS0
長い人がいなくなったからといって書く人が出るわけじゃなし
464:本当にあった怖い名無し
06/11/26 01:04:26 9jLNAnTl0
だからといってスレが無くなるわけでもなし
465:本当にあった怖い名無し
06/11/26 01:12:44 vSQrYavZ0
>>319
>>390
>>392
>>427
>>428
>>430
非日常の人のお陰で投下出来なかった連中はまだですか?w
466:本当にあった怖い名無し
06/11/26 08:00:40 bvtvTUEt0
>>465
夜中に乙だな、本人。
ここのことはいいからシコシコ自サイトでやってなw
467:本当にあった怖い名無し
06/11/26 09:05:16 B9Pk5CtcO
ワロスw
468:本当にあった怖い名無し
06/11/26 13:59:52 ldx7xKME0
実際、本当に書く奴居ないのか?
書く気ある奴挙手
469:本当にあった怖い名無し
06/11/26 14:18:25 XF3CVpH30
>>465
日本語読めないの?
全員が投下したかったなんて書いてないぞ。
人に催促しないで自分で投下したらどうだ?お前じゃ無理くさいけどな
投下する意思があるなら今日中に同じIDで投下してみろ。
俺は才能無いから>>465の活躍に期待する。
470:本当にあった怖い名無し
06/11/26 15:12:05 vSQrYavZ0
逃げ道作りつつ他力本願ですか…
誰が「俺が投下出来ない」と言った?意図的な誤読乙
今日中に投下したら認めてやるとか
「やっぱり口だけ野郎だったwww」と書きたいのが見え見えだな
471:本当にあった怖い名無し
06/11/26 16:03:10 XF3CVpH30
>>470
逃げ道じゃなくて自分には文才が無いって認めてるだけだよ
しかし他力本願ってのは当たりだな、自分じゃ書けないんだからね。
んで結局どうなの書けるの?書けないの?どっち?反論だけしにきたのか?
俺は書けないから暫く引っ込んでるわ、お前も書けないなら引っ込んでろ
お互い荒らしにはなりたくないだろうからさ。
472:本当にあった怖い名無し
06/11/26 16:23:08 3AKEE7h2O
>>468
ノシ
いつになるかはわからんがな
473:本当にあった怖い名無し
06/11/26 16:46:08 LqwT9ku40
まあ、マターリと待つから。それまで保守でもするか?
474:本当にあった怖い名無し
06/11/26 17:07:46 hMvXmIsT0
なんか書いてみるかな……お題とかあるかな。こういうシチュエーションで、とか。今日書いてみる。
475:本当にあった怖い名無し
06/11/26 17:15:10 /Ut6nEFpO
お題『ツクモ神』
年月を経た物に宿る神様。
俺も書いてみる。
476:本当にあった怖い名無し
06/11/26 17:30:21 hMvXmIsT0
>475
らじゃ。これより書き始める。
477:本当にあった怖い名無し
06/11/26 18:15:58 w07VW5ztO
>>474
確かに漠然としすぎてたのかもしれないね。
お題があれば皆書きやすいかもしれない。
携帯からすまん
478:本当にあった怖い名無し
06/11/26 18:54:07 5sFDuSog0
スレの趣旨とは違うけど、怖い話を投下します。
479:本当にあった怖い名無し
06/11/26 18:55:46 5sFDuSog0
以下は、ある女性から寄せられた恐怖体験である。
これは私が小学4年生の頃、家族で父の実家に帰った時の話です。祖父母の家が
あるのはまさに田舎というべき場所でした。周囲には見渡す限りの水田が広がり、
その向こうには青い山脈が連なっている、のどかな村です。
そこで私は親戚や地元の子供達と遊んでばかりいました。林の中で鬼ごっこ、
田んぼでザリガニ獲り、と楽しい時間をすごしましたが、川遊びの時に事件は
起きました。
後から聴いた話では、その川の上流では以前、釣りをしていた40代の男性が
溺死した事故があったそうです。それ以来、何度も、川の真ん中に立つ男の幽霊
が目撃されていました。
480:本当にあった怖い名無し
06/11/26 18:56:35 5sFDuSog0
私達は、はじめは川の浅いところで遊んでいたのですが、私は一人だけ川の
深い所へ泳いでいきました。深い所といっても川底に足がつくので、おぼれるはず
がありませんでした。しかし、いきなり何かが私の右足を掴んだかと思うと、
川底に引っ張ったのです。突然のことにあわてた私は溺れてしまい、近くに居た
大人に助けられ、事なきを得ました。
その後、私は皆に、足をつかまれたことを話しました。ところが、他の子達は
私が溺れた時には誰もそばに居なかった、と言うのです。足がつっただけだ
という大人もいました。しかし、私の右足首には、くっきりと手で掴まれた痣が
残っていたのです。さらに足首の上には、キスマークまでついていたのです。
ロリコンかよ、マジきめぇ。私はこのことを思い出すたびに寒気がします。
481:付喪Ⅰ
06/11/26 19:31:34 /Ut6nEFpO
ツクモ神(付喪神)―それは年月を経た物に宿る神様である。
ツクモ「さ、いくわよ」
俺「で、でも」
ツクモ「何?まだ愚図愚図言ってんの?本当にヘタレなんだから!」
俺「でも…ツクモ神様が」
ツクモ「私は、―いいのよ」
すべてを許す慈母のような微笑み
ツクモ「恵まれない子供をこの世から一人でも救う、それが私の使命なんだから」
俺「ツクモ神様…」
ツクモ「そ、それに!
ノロマなあんたの面倒を見なくていいと思うとせいせいするわ!」
いつものように強気にでる。
もう20年の付き合いだ。虚勢を張っているのはすぐ分かる。
俺「ごめんね…ツクモ神様」
ツクモ「いいのよ、別にあんたの為じゃないし!さ、私を使いなさい!」
482:付喪Ⅱ
06/11/26 19:32:54 /Ut6nEFpO
……
……
俺「ツクモ神様?」
ツクモ「20年も…待ったんだから…もう少し…長く使用して…欲しかったな…」
俺「ごめんなさい」
ツクモ「まったく…ヘタレ…なんだから…」
俺「ツクモ神様…」
いつも騒々しい程だったツクモ神様の思念波は悲しいほど弱まり、かすれていた。
ツクモ「お別…れ…ね…貴男に…出会え…て…私……幸…せ…だっ…た」
俺「ツ、ツクモ神様ー!」
俺は慟哭しながらツクモ神を結ぶとやさしくテッシュに包んでごみ箱に捨てた。
さようなら、ツクモ神様。
夢見る少年の時分に「必ずコイツで童貞を捨ててやるぜ!」と息巻いて購入して以来、ずっと財布の中から俺を見守ってくれたゴムは…
今、場末の風俗の一室でその使命を果たして永く安らかな眠りについた。
ソープ嬢(…オイオイ、スマタでイッちゃったよ…このオッサン))
483:本当にあった怖い名無し
06/11/26 20:31:00 a9wBZLd2O
イイハナシダナー(;∀;)
484:付喪神 1/8
06/11/26 21:40:33 hMvXmIsT0
>>481-482 書くの早いなw コンパクトでかつオモロイし。……それではオイラもレスほど。
冬も近づき、朝夕はめっきりと冷え込むようになった今日この頃。
離れにある自室に暖房器具を導入しよう、と考えた僕は庭の隅にある土蔵に向かった。
別に「物置」を書き間違えたわけでは無い。僕の家は無駄に歴史のある旧家であり、
城下町であるこの近辺においても一際アナクロな存在感を放つ武家屋敷なのだ。
口さがない友人達は「殿様みたいだ」と羨ましがるが、そんないいものじゃない。
古い木造建築内における冬の寒さを知らない奴らだからそんなことが言えるのだ。
どこからともなく入ってくる隙間風。毎年張り替えさせられる障子紙。
鍵もかからない襖部屋にはプライバシーなどという上等なものは存在せず
友人に借りたエロDVDを観賞するにも細心の注意を払わねばならない有り様だ。
高校進学と同時に、両親に頼み込んで自室を母屋から離れに移したのも
少しでもそういう気詰まりを解消したい、というのが主な理由だ。
用がある際に呼びかけるのが面倒だと母親は不満気だったが、このときばかりは
父が妙に物分り良く賛成してくれたおかげで事なきを得た。
あの時は、親子間というよりは「男同士」にしか分かり合えない紐帯を感じたものだ。
かくして、僅かばかりプライベートなスペースを手に入れたはいいものの、
やはり寒さは如何ともし難く暖房器具探しと相成っている、という状況である。
「確かこのあたりにあったはずなんだけどな」
ガラクタをかき分けつつ、昨年の春に片付けたコタツを探す。
大した苦労も無く平凡な構造の電気ゴタツが見つかり、埃を払いながら引っ張り出す。
コードや説明書などを確認して、離れに戻ろうとした時。視界の隅に青くて丸いものが映った。
「……なんだろ。植木鉢?」
近寄ってまじまじと眺めてみると、それはどうやら火鉢と呼ばれるものらしい。
ご丁寧に灰かき棒や炭も内部に置いてあり、灰さえ調達すればすぐに使えそうだ。
485:付喪神 2/8
06/11/26 21:41:24 hMvXmIsT0
何より、白い陶器に青い染料で描かれた緻密な模様が美しく大きさも手ごろだ。
網をのせれば餅も焼けるだろう。あまり物には拘らない性質の僕だが、
この火鉢にはひと目で心奪われてしまった。
「よし、これも持っていこう。……あー、以外と重いなこの火鉢」
―しっ、失礼な
「……え?」
火鉢を持ち上げた時、どこからか女の子の声が聞こえたような気がして周囲を見回した。
薄暗い土蔵内には誰も居ない。僕一人だ。近くに妹や姉がいるわけでもない。
「そもそも僕、一人っ子だし」
幻聴を覚えるほどにそういうモノを欲しがっているつもりも無い。
無論、毎朝起こしに来るおせっかいな幼馴染もノーサンキュー。
布団とか剥がれたら、下半身の一時的高層建築を見られてしまうではないですか。
「模様替えしてみるか」
火鉢も念頭に置いて、部屋の新しい雰囲気を構想してみる。
なかなか味わい深い部屋に出来そうだ、と思った僕は上機嫌で土蔵を後にした。
486:付喪神 3/8
06/11/26 21:42:12 hMvXmIsT0
「こんなもんかな」
もともとが純和風な僕の部屋にその火鉢は良く馴染んだ。
それなりの旅館の部屋のように、ゆったりと寛げる雰囲気に僕は満足する。
件の火鉢に使う灰は、面白がった父がどこからか分けてきて貰ってくれたため、
早速火鉢も稼動中していて、その様子はなんとも言えない風情がある。
「……いいもんだな、こういうのも」
―でしょ?
「うん。綺麗な火鉢だし、いろいろ使えそうだし」
―綺麗………ふ、ふふーん…当然。こんな部屋にはもったいないわよ
「餅とかメザシとか焼けるかな」
―ちょっと、お餅はともかくメザシは止めなさいよ。それなら七輪とかが……
「…………ていうか………僕、今、誰と、トーク?」
―いきなりカタコトなのは何故?
その声が、どう考えても目前の火鉢から発せられていることに気付いた僕は、
畳を傷めそうな勢いでズザザザザザッと後ずさった。普通火鉢は喋らない。
ここがファンタジー世界なら在り得そうだが、その可能性を考慮するよりは
僕個人の脳内がファンタジーだと考えた方がまだ合理的だろう。うわ、最悪。
―その、いきなり喋り始めた犬を見るような目はやめなさい。なんか腹立つから
犬が喋り始めたほうがまだましだ。あれ一応哺乳類だし。
翻ってあんたは無機物じゃないか。発声器官無いじゃないか。
487:付喪神 4/8
06/11/26 21:43:21 hMvXmIsT0
声も無く胸のうちで反論していると、僕の内心を見透かしたような言葉がかけられた。
―ひとがたを取れば、少しは落ち着く? まったく面倒なんだから……
「ぇ? ひとがた、って……」
ぶわあっ
「うぇあっ! げほっぐほっ!」
突如、火鉢の灰が舞い上がって視界を遮る。
やがて灰の煙幕が収まった時、げほげほと咳き込む僕の視界にあったのは。
「……………誰?」
「この状況で『コタツの精です』と名乗るほど横紙破りじゃないわよ。はじめまして、私はかぐら」
「わかぐら? 若グラ?」
「か・ぐ・ら!」
目前に仁王立ちする、火鉢の柄とそっくりな小袖を着た女の子が不機嫌そうに応じる。
かぐら、という名前であることは分かったが、それ以外のことが何一つ分からない。
重ねて聞いてみる。
「君は、その……何者?」
「火鉢」
「簡潔すぎっ!!」
「付喪神って、知ってる?」
「あー、なんか聞いたことあるような……」
488:付喪神 5/8
06/11/26 21:44:17 hMvXmIsT0
腕組みしたまま偉そうに語るかぐらによると、長い年月を経たものには魂が宿るらしい。
それは生き物のみならず器物にも同様で、付喪とはそもそも長い年月を表すつくも
(九十九)の当て字なんだそうだ。
「つうことは、なんだ。99歳のバ……」
「ふんっ!」
「おふゥっ!!」
バア、まで言葉を発することが出来ず、両首筋に鋭く叩き込まれた手刀にしばし悶絶する。
かぐらはそんな僕を無視しながら部屋を見回し、先ほど灰の巻き上がった火鉢周辺を見て
顔をしかめた。
「それはそうと灰を片付けなさいよ。あたし綺麗好きなのよ?」
「アンタだアンタ! 汚したのはアンタだよっ!!」
「仕方ないでしょ。出てくる時には灰神楽が起きちゃうんだから」
「灰神楽って、さっきの……ああ、だから君はかぐらなのか」
ひょんなことから名の由来が判明。
なるほど、と頷く僕を見て落ち着かない様子のかぐらは唇を尖らせて呟く。
「安直だって言いたいんでしょ」
「え? そんなことないよ。いい名前だと思う」
「……そ、そう? 本当にそう思う?」
「うん。『ミーはみなしごバッチ! よろしくね!!』とか名乗られるよりずっと」
怒ったかぐらさんの周辺の空気が焦げ臭くなり、今にも発火しそうな按配でした。
以後、火の元には気をつけます。
489:付喪神 6/8
06/11/26 21:45:21 hMvXmIsT0
そんなこんなで、プライバシー保護の為に確保した離れは母屋より自由の利かない場所になった。
さほど回数は多く無いとは言え、きまぐれに出現するかぐらは十二分に美少女と言える容貌で、
白磁(まさしく、だ)のような肌に青い綺麗な小袖を纏い、黒々とした髪を丁寧に結い上げている。
ややもするとキツくみえる切れ長な目でこちらを見られると、正直言ってどぎまぎする。
……くそ、火鉢のくせにっ!
「とはいえ、餅を上手に焼いてくれるのは感謝」
「……なによいきなり。あっ、私はきな粉でお願いね」
ついさっきまで網の上で餅を焼いていた火鉢自身が餅の味付けに注文をつける、という
シュールすぎる状況にも最近では随分慣れた。ていうか、慣れないなら狂うだけだよね!
言われるままにきな粉をまぶした餅を皿に乗せ、しばし無言で食らう。
やがて皿は空になり、二人でほうじ茶をすすりながら、ふと抱いた疑問をぶつけてみる。
「……かぐらは、今まで土蔵でどうしてたの?」
「どうもしないわよ。ずっと寝てただけ」
「あ、じゃあ僕が起こしちゃったのかな」
「……そーよ、すっごい迷惑。まあいいけどね」
「ふーん……」
横目でかぐらの表情を伺う。
本当にずっと寝ていたのかな、と思う。
「ま、あんたはなかなか見所あるわよ。今時火鉢なんか使わない家の方が多いでしょ?」
なのに私を綺麗に丁寧に扱うし、炭や灰もこまめに換えるし……」
そう言うかぐらは少しだけ嬉しそうに見える。
埃を被って、土蔵で眠り続けていた時よりは嬉しいのだろうか。
490:付喪神 7/8
06/11/26 21:46:19 hMvXmIsT0
「私、結構役に立つでしょ?」
「うん、とても」
僕の素直な返答に一瞬だけきょとん、としたかぐらはすぐに満面の笑みを浮かべる。
「うふふっ……褒めてつかわす」
「恐悦至極」
―こんな魂が宿るなら、物を粗末に扱う人なんかいなくなるだろうに
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
冬が終わる頃、かぐらは時折不安気な表情を見せるようになった。
春や夏になっても火鉢を出している奴はあんまり居ないだろうし、その不安は良く分かった。
かぐらはまた土蔵に押し込められることを恐れているのだ。
「もうすっかり春だねえ……」
「そ、そうね。春ね」
「あったかくなったね」
「そうかしら? まだまだ朝夕冷え込むんじゃない? あ、あとね、梅雨とか寒いわよ?」
火鉢本体を隠すような位置で座りながら、どこか必死な様子のかぐらを見て頬が緩む。
ちょっとした意地悪をしてしまったことに反省しながら告げる。
491:付喪神 8/8
06/11/26 21:47:13 hMvXmIsT0
「僕、お餅好きなんで……年間通してコンスタントに食べるんだ」
「?」
「いちいち母屋の台所まで行くのも面倒だしさ、やっぱり火鉢があると便利だよね」
「!?」
「……んーと、だからまあ、かぐらは年中働きづめになっちゃうけど……」
「しっ、仕方ないわね……ほんと、いい迷惑!」
白皙の頬に朱を上らせて、ぷいっ、と横を向くかぐら。
笑いをかみ殺しながら、どうやらまだ何の魂も宿っていないらしい電気コタツを抱え上げる。
こちらは次の冬まで本当にお役御免だ。土蔵の定位置に戻すため、かぐらを残して部屋を出た。
「よっ、と……………ん? これ、七輪か?」
かぐらの宿る火鉢が置いてあった少し後ろに、小ぶりな七輪を発見。
そう言えば、どれだけなだめすかしてもかぐらはメザシやスルメだけは焼かせてくれなかった。
こいつも一緒に置いておけば便利かもしれない。
「……かぐらが焼かせてくれれば、面倒は無いのにな」
―えへ、あたしならなんでもばんばん焼いちゃうよー
「ホント? 助かるなあ」
―あたしがんばるから……かわいがってね?
「もちろん! ………………………ちょっと待て、このパターンは………」
~おしまい~
492:本当にあった怖い名無し
06/11/26 22:03:34 TlCpgXfp0
>>484-491
GJ!!!
七輪篇も希望
493:本当にあった怖い名無し
06/11/26 22:06:52 Vs4u8ehs0
>>484-491
GJ
七輪編も希望なんだけど、その他の九十九神のエピソードとかも希望
494:本当にあった怖い名無し
06/11/26 22:08:28 GSe5gYJ+0
GJ!
七輪、きぼんぬw
495:本当にあった怖い名無し
06/11/26 22:32:30 snLcBAYo0
付喪神に囲まれた、素晴らしい生活ですね。
このままどんどん増えて、ああ、女神さま状態に突入か?
496:本当にあった怖い名無し
06/11/26 22:35:51 ldx7xKME0
遂に復活の兆しが
497:本当にあった怖い名無し
06/11/26 22:53:46 /Ut6nEFpO
火鉢だけにも(萌)える
コンドームの神様じゃとても太刀打ちできないよ…orz
498:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:02:53 h+PdPh2S0
傘だとやっぱり唐傘オバケになってしまうのだろうか
と番傘愛用の俺が言ってみる
穴開くの早ェよorz
499:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:18:05 hMvXmIsT0
……あんたが、手荒くして穴を開けちまうんだろう? くっくっくっw
500:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:33:10 rokEqR4w0
読みかけて、片付けられようとするコタツの付喪神が
出るのかと思ったが…
新しいキャラ出したかぁ~なんか外れたなぁ
片付けられるコタツとの掛け合いが読みたかったw
501:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:35:44 h+PdPh2S0
いやそんなはずは…うん、荒かったのかな ゴメンな
関係ないけど番傘って色落ちスゲェのな
肩とか赤く染まるぜ
502:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:44:12 hMvXmIsT0
>>500
すまん。一応複線っぽく3/8あたりに書いてはみたんだが……意味成してなかったねw
>>501
遠めに見ると少しホラータッチかもな、その姿w 袈裟懸けに斬り付けられた人みたいで。
503:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:47:00 UkLjhzGR0
あ、あんたなんか死んじゃってここで地縛霊になっちゃえばいいんだからぁッ!!
ずっとここで私に縛られてなさいよぅッ!!!
504:本当にあった怖い名無し
06/11/26 23:47:57 UkLjhzGR0
・・・いや、なんとなく(´・ω・`)
505:本当にあった怖い名無し
06/11/27 00:12:27 O8B5TjvQ0
私縛霊
506:本当にあった怖い名無し
06/11/27 00:33:19 FB6b0Yxy0
>>501
多分、それはパチもんだと思うw
507:本当にあった怖い名無し
06/11/27 01:09:32 AVuEpMD50
>>502
でも俺、黒い着物着てるから赤いのが目立たないのよね
あ、でも下駄の鼻緒は白いから赤いの気になるな…
つかクリーニング出しても落ちないんだよな アレ
>>506
やっぱり\3000は安モンのパチもんなのかな…
まァ安モンだろうが穴開いてようが使い続けてるけどな
508:番傘ちゃん
06/11/27 02:45:10 IH9Q5nfcO
「雨だなぁ、嫌だなぁ」
『それはあたしの台詞よ!』
「仕方ない、ボロいお前を使うしかないか…」
『じゃ、使うんじゃないわよ!コンビニ傘でも買えばいいじゃない!馬鹿ぁ!』
「着物には似合わん…それに…ちょっとはお前に愛着あるから」
『なななななに言ってんのよっ!ししかたないわねぇ!使用を許可してあげるわ、感謝しなさいよね』
…
「なあ、なんか着物が赤くなってくのだが」
『―っ!』
「なんで?色落ちか、これ?」
『さ、最低!お、女の子になんて事いうのよ、死ね!死んじゃえ!』
「?」
『仕方ないじゃない!
生理日なんだから!』
509:本当にあった怖い名無し
06/11/27 08:48:59 oRjozh580
すごい
投下でスレが伸びてる
時間空いてもいいよ
投下作品でスレが埋まるほうがいい
まとめてですまないがGJ!
510:本当にあった怖い名無し
06/11/27 20:35:53 CVagGlkq0
>>508
外に置いといたら床が真っ赤でスプラッタ
書いてくれてありがとー
余計愛着湧いてきたじゃねーかw
どっか直してくれっとこ探すか~
511:本当にあった怖い名無し
06/11/27 21:41:59 wDhGigqn0
>>510
自分で直す、これ最強
512:番傘ちゃんⅡ
06/11/27 23:08:37 IH9Q5nfcO
「いい加減直さないと」
『何を?私のどこに文句があるって言うのよ!?』
「スプラッタすぎる」
『な、ななな仕方ないじゃない!女の子なんだからさぁ!』
「どこかに直しにだすかな」
『え』
「えーっと傘修理、傘修理…と」
『何よそれ』
「?」
『何よ!何なのよ!!
私があんた以外の男に広げられたり全身いじくり回されたりしても平気なの!?』
「いやそれは」
『言い訳はいいわよ!あんたなんかビニール傘と仲良くしてればいいだわ!死んじゃえ!うわぁぁぁん!』
「な、泣くなよ、分かった修理は止めよう。何とかするから」
『ほ、本当…ちゃんと私を使ってくれる?』
「ああ、お前は俺専用の傘だからな。誰にも渡さない」
『なななななに言ってんのよっ!』
…
「喜べ!いいもの買ってきたぞ!これで多い日も安心だ!横漏れもガッチリガード!」
『し、死ねぇ!』
513:本当にあった怖い名無し
06/11/27 23:25:11 CVagGlkq0
プラモデルも組み立てた事の無い俺に直せと?
つか、マジで直し方が分からないのですが…
そんなん、風呂で休んでるアイツに言えるかよ orz
まだ気になるほどの穴じゃないし、大丈夫だろ
514:本当にあった怖い名無し
06/11/27 23:37:33 CVagGlkq0
>>512
うおぉ!なんかシリーズになってるw
なんかもぅ今度雨が降る日が楽しみだ
冗談でもなんでもなく、確かに横から漏れてるからなァw
初めて差した日は隣を歩いてた友人のシャツを真っ赤にしてたぜ
つか、スプラッタなのは穴が開いたのと関係ないから修理でどうこうできないね♪
どうしよう…ガムテープくらいしか修理方法が思いつかないぜ
515:本当にあった怖い名無し
06/11/28 07:58:40 wItxsSni0
>>514
糊で和紙を貼り、その上からカキシブでも塗りましょう
カキシブは ↓ で買えますし、自分で作ることも出来ます
URLリンク(www.kakishibu.com)
赤い色の方がイイのであれば、柿渋はダメですかねぇ~
渋い良い色になるんですけど…でも、防水のためには…
516:本当にあった怖い名無し
06/11/28 08:00:44 wItxsSni0
安価ミスorz
×>>514
○>>513
です
517:本当にあった怖い名無し
06/11/28 12:27:01 gycu60LGO
なにこの流れ!激GJじゃ無ぇか!!
番傘氏果報者だなオイ。
>>512
のラスト一行には萌え死んだw
俺はソフト帽が好きでよく着用すんだが
俺の帽子にも九十九神宿らねぇかな…
518:番傘の人
06/11/28 21:11:32 R1RcTl9F0
ガムテープで塞ごうとしたけど
『…なんなのそれ』
「ガムテープ」
『見りゃ分かるよバカ!
で?一応聞くけどそれで何をするつもりなの?』
「とりあえず応急処置を…」
『そんなの張ったら後ではがせるわけ無いじゃない!考えなくてもそれくらい分かるわよ!
アンタ本当に私を使う気あんの!?』
「や、どうせ俺しか使わないし 誰かに使わせるつもりもないから
少しくらいみっともなくてもいいかな~なんて…」
『アンタはどうでもいいかもしれないけど私が構うの!少しは考えなさいよバカ!!』
…と言う声が聞こえた気がするので止めておきます
>>515氏のやり方を参考に自力で直してみます
紙の種類は違うけど、破れた障子を塞ぐような感じかな?
このままの発色だとしたら、柿渋ペイントの赤が近いかも
実家の大掃除の時にやってみよう
投下もしてないのにスレ無駄遣いして申し分けない
甲高い桐下駄の音と油紙を叩く雨の音がしたら俺だと思ってニヤニヤしてくれ
519:本当にあった怖い名無し
06/11/28 21:31:22 0319puuK0
カランコロン
ストトトトト
520:本当にあった怖い名無し
06/11/28 23:21:52 HjbL4APU0
ガムテープで膜は塞がらんだろ
常識的に考えて
521:本当にあった怖い名無し
06/11/28 23:31:32 NDEO1StF0
バイク用の合羽をガムテープで補修して2年使ってたぜ
522:番傘の人
06/11/29 01:55:05 3EAzXI1A0
チクショー風呂場も赤ェ!まだ濡れてたのかよ…
スプラッタからサスペンス風味にクラスチェンジしやがった orz
いっそ落ちなくなるまで色落としてやろうか
>>521
意外とガムテープって侮れないよね
でも
『たった2年で私を捨てるつもり!?
死ね!ガムテープごと死んじゃえぇぇ!』
とか聞こえる俺はシッカリ憑かれてるな、うん
…ふと、普段掴んでる柄はヤッパリ脚なのか?と思ったが気にしない事にする
523:本当にあった怖い名無し
06/11/29 03:09:45 TgFM7GYP0
>>521
いや、まあ、こんな感じでね
「うーん、とりあえずガムテープで塞いどくか」
『ちょっと、あんたなにしてんのよ』
「いや、いい加減この穴塞いどかないとと思ってな」
『だからなんでガムテープなのよ。あんた女の子の身体をなんだと思ってんの?』
「女の子って……別に穴が塞がればそれでいいんだし……」
『そんな言い方ひどいじゃない! 私初めてだったのよ!!』
「えぇぇぇ……そんなこと言ってもこのままじゃ使えないし」
『使うってなによ! 私もうお嫁にいけない……』
「……わかったよ、嫁の話は置いといて、お前のことは最後まで責任持って面倒見るよ」
『な、なに言ってんのよ!』
「なあ」
『なによ』
「世の中には破れた膜の再生手術を受ける女性も少なからずいるようだぞ」
『!! バカー! 死んじゃえー!!』
524:ソフト帽さん
06/11/29 04:51:13 gUvF8SNjO
>>517に捧ぐ
「よし出掛けるか」
『まだ外出の許可は出来ません。ちゃんとシャワーでシャンプー5回リンス3回をしてないと許可を下ろすことは出来ません』
「やりすぎだ!ハゲてしまうわ!」
『ダメです、私の品質保持て清潔維持が貴男の薄汚い毛髪で汚染されてもよいのですか?』
「く…口ばかり達者な奴」
『大体貴男には感謝の念が足りません。貴男のような貧相の見本、貧弱なボウヤが少しでも恰幅良く見えるのは私のおかげなのですよ?』
「分かったよ分かったから」
『まったく貴男は手間がかかる。私が居ないと外出の身嗜みを整える事さえ出来ないのだから』
「お前が気にしすぎなんだよ」
『お黙りなさい、愚物。ですが安心なさい。貴男が一人前の殿方に慣れるまで私が面倒みてあげますから』
「やだなぁ、これからずっとかよ」
『ええ、一生離れませんよ、本当は嫌なのですが貴男は仮にも持ち主。我慢して差し上げます、感謝なさいな』
「妙にうれしそうだが」
『!む、無駄口叩かずさっさと支度なさい!この…し、痴れ物がっ!』
525:ソフト帽野郎517
06/11/29 21:55:43 tbousfqFO
>>524氏
うおおお!!俺の帽子に九十九神が!!
ありがとうございます!!ありがとうございます!!
しかも俺は大正浪漫とか禁酒法時代のアメリカとかが好きで
ソフト帽もそういう趣味の現れなんだけど
そのイメージにぴったり!!
もうね、嬉ションしそうですよ。
いやあ本当に感謝GJです。買って6年目位の帽子だけど
益々愛着が湧いてきました。
番傘氏が普段握るのはやっぱ傘の脚なんじゃないでしょうか。
使用中に上向くと怒られたりしてw
それでいくと俺はいつも帽子の下の穴に(頭を)挿れている…?
あ、あと件のソフト帽(色は黒)のほかに
アメリカ土産のテンガロンと
イタリア土産の茶色のソフトがあるんだが
>>524を読んだら陽気な金髪爆乳カウガール娘と
セクシィで情熱的なラテン娘に
思えてきた俺はダメですかそうですか。
そいつらを被って古参の黒ソフトが妬いたりする光景が
脳裡にフルカラーで上映される俺はダメで(ry
526:本当にあった怖い名無し
06/11/29 22:29:47 9ylsqGiKO
おちつけ
527:本当にあった怖い名無し
06/11/30 01:25:14 7IjjiK3k0
落ち着いて心の声に耳を傾けるんだw
528:本当にあった怖い名無し
06/11/30 07:33:48 tUAJeLqr0
そして本能のおもむくまm(ry
529:MISSテンガロン
06/11/30 07:52:03 6hS7NNkeO
「ただいまー」
《オゥ、ここがートゥデイよりミーのホームでーすネ?》
『お帰りなさい、で、どこのどなた様ですかその愉快な色情狂気味で品性劣悪なフシダラ女は』
「ああ、ダチのアメリカ土産のテンガロン帽だよ。仲良くしてやってくれ」
《へろー、ナイストゥ出会いーイェー!》
『捨ててきなさい、今すぐ』
「いや、折角のお土産を捨てるなんて…」
《イェース!ミーはマスターと離れませーん!もぅラブスレイブでチョウCOOL!》
『っ!!彼から離れなさい!破廉恥な!大体何ですかその淫らで慎みのない格好は!』
《oops!ジェラシー?ジェラシーでーすカ?ミーのこのボインボインにジェラシーね?あきれたウォッシャブルボードガールねー》
『な!な!な!何たる非礼!何たる侮蔑!ええぃ、そこへ直れ淫毒婦、成敗してくれる!』
《リバースシューティングね!》
「おまえら仲良くしろよ…」
『不可能です!大体、古のクレメンス僧正聖地巡礼故事を端とする由緒正しきソフト・フエルトハットの私をこのような下賤なテキサス女と一緒に考えるなんて…!』
《シャラップでーす!このフラットめ!》
『ほら!ほら!ここを御覧なさいな!コヤツMADE.IN.CHINAですわよ!』
《ノー!!イジメ、格好バッド!》
「こいつら仲悪いなぁ…」
【eri perche hai mi?】
「ごめん、ちょっとあいつら落ち着くまで待っててね」
【Si.va bene、amore mio】
(困ったな…イタリア土産もいるのに)
530:本当にあった怖い名無し
06/11/30 15:17:24 kIpBByQk0
悪くない。皆続けてくれ。
531:本当にあった怖い名無し
06/11/30 21:26:23 n1U0duLa0
MADE.IN.CHINA にワロタ
532:雪 【1/19】
06/11/30 22:21:03 1JKz82Gx0
今日も仕事が終わった、終わった~。ふあ~あ。
かばんを右手に持ち、外に出てみると
額にフッと何やら冷たいものがあたる。
空を見上げて
「雪…かあ…」
もう師走。時がたつのも早いなあ。
いつからだっけ?時間が経つのを早く感じるようになったのは。
「この分だとつもりそうだな…帰ったら雪かきしなきゃ…」
北海道に住んでいる僕にとっては冬はちょっとやっかいな季節だ。
家の雪かきは僕の仕事。雪かきは早朝にやるのが、僕の近所のローカルルール。
父も母ももう年だ。そして朝に弱い。
いちおう(?)女性である姉にも、やはりさせるわけにはいかない。
必ず僕に回ってくる。まあ、仕方が無い。良い運動になるし。
533:雪 【2/19】
06/11/30 22:21:35 1JKz82Gx0
家に着いた。とりあえず、「ふう」と一息。
車庫に車をしまい、自宅の庭先を眺めると
「うへぇ…やっぱしなあ…」
予想した通りの光景。庭中雪が大量に積もっている。あたり一面銀世界。
でも僕はこの庭の景色がひそかに好きでもあった。
―北海道ゆえに広い家に、広い庭。
庭には、桜・松・梅の木が揃って植えられている。
僕が他人に自慢できる事の一つだ。
もっとも、寒い冬になれば、どれも区別が付かないただの木になっちゃうのだけれど。
…そうそう、庭の景観の話だっけ。
桜の木に雪が積もると、なんとも美しい樹氷ができあがる。
携帯のカメラで毎年一枚は必ず写真をとる。それは僕の楽しみでもあった。
「今年も一枚撮ろうかな…」
ピントを揃えて…パシャリ!
「ん…?」
画面に一つ奇妙な”モノ”が映っている。
それは小さな光の粒のようで…なにやら不思議な光を放っている。
「何だろう…」
そう思いながら前の空間を目を凝らして見つめてみる、と…
534:雪 【3/19】
06/11/30 22:22:11 1JKz82Gx0
「頑張っても見えない人には見えないから。」
僕「?」
目を凝らしてみるが、一向にその姿は見えない。
が声はしっかりと聞こえてくる。
僕、「失礼ですが…どちら様ですか…?」
「でもあなたは見える人よ。私には分かるもの。私は雪の精霊よ。」
彼女(?)は質問に答えてくれない。基本的に僕は判然としない事は嫌いなタチだ。
超自然的な事とか、オカルト的な事に対しては興味はあるが否定的な考えを持っている。
そんな僕が精霊なんか信じられるわけが無い。
「え…精霊って、本当に…いるんですか…?」
「あたりまえでしょ。現にこうしてあなたと会話してるじゃない。」
「もしかしたら、あなたは精霊とか高位な存在じゃなくて、どっかの低級霊かな…、とか思ったりして…」
「…!失礼ね!それなら姿を見せるわよ!それで信じてよね!」
―…ピカッ!と小さいけど強い光の粒が僕の目の前に現れた。
よくゲームのRPGなんかで精霊が召喚された時に光が
周囲一体にあふれたりするけどまさにそんな感じだ。
…激しく目が眩む…けれど、それは何だか暖かい光でもあった。
535:雪 【4/19】
06/11/30 22:25:24 1JKz82Gx0
だんだん光が弱まっていく…と同じに、そこに人型のシルエットが浮かびあがってきた。
…若い女性だ。髪の毛は割と長くてストレートで、前髪はピンでとめて二分している。
端整な顔立ち・そして胸が半分くらいあらわになった、だらだらとしたニットの服を着ている。
下のほうは…ロングスカートでもはいているのだろうか?いかにも冬らしい。
背は短めで、優しそうな微笑みをたたえている。とても愛嬌のある微笑みだ。
僕は一目見て、彼女に惚れてしまった。
―精霊と呼ぶには、ちょっとキュート過ぎるのでは…?
内心そう思いながらも、僕は声をかけてみる。
僕「どうして高位な存在であろう、あなたが…僕なんかと?」
精霊「べっ、別に!何でもないわよ!」
僕の心中―「いきなりツンデレかあ…こりゃストライクゾーンぶっちぎりだなあww」
さらに続けてみる。
僕「雪を降らせているのは、あなたでしょうか?」
精霊「…そうよ。そもそも私のおかげで冬という季節は存在するんだからね!」
536:雪 【5/19】
06/11/30 22:26:25 1JKz82Gx0
僕「それは違いますねww雪を降らせているのはあくまでも雲の仕業です。
雲の主成分である氷の粒がだんだん巨大化していって、その重さが臨界点を超えると……
…そもそも、日本に冬が来る理由はシベリア寒気団の影響で…
―高校の頃、地理と地学を専攻していた僕は、知っている範囲で彼女をやり込めてみた。
そもそもこれは中学校の理科の知識なのだけど。
精霊「もう、分かったわよ、雪が降る理由もあなたが科学的な見識を持っている事も。」
僕「ご理解いただけたようで、有り難く存じます<(_ _)> 」
精霊「どうせ…私の事も…信じられないって言うんでしょ……(泣きそうな声)」
指遊びしながら、そんな声でそんな事を言われると…
さすがの僕も遊びしたい気持ちよりも救ってあげたい気持ちのほうが大きくなってくる。
僕「そんな事ないよ!現にこうしてここに存在してるんだから!そうだよね…?」
半泣きだった彼女はちらっとこっちを見て微笑み、うなずいてみせた。
―かわいい。
ますます惚れてしまいそうだ。
537:雪 【6/19】
06/11/30 22:27:10 1JKz82Gx0
僕「名前はなんて言うの?」
精霊「え…名前…?」
精霊「あなたの好きな通りに呼んでいいわよ。どうせ私に名前なんか与えられてない…」
僕「じゃあ決めた!ユキちゃん!」
ユキ「…!そんなかわいい名前…私になんか似合うわけないでしょ!」
僕「えーそうかな?すんごくお似合いだと思うけれどなー? 」
ユキ「(とても恥ずかしそうに)そ、そうね?それなら、それでもいいわ!」
僕「さてと、冷えてきたからそろそろ家に入ろうかな。ユキちゃんも一緒に来る?」
ユキ「…!ちょっとあなた軽々しく女の子を誘わないでよね!」
僕「そっかーごめん、じゃあまたね。」
ユキ「い、いやだとは言ってないでしょ!」
僕「んじゃOKって事だね。ささっ、寒いから早く入ろう。」
ユキ「待って!」
538:雪 【7/19】
06/11/30 22:27:52 1JKz82Gx0
僕「ん?どうしたの。」
ユキ「あなたの家の人には私は見えないから、私の事は内緒にしてね?」
僕「え?そうなんだ。いいけど、なんで?」
ユキ「あなたが頭のおかしな人だと思われちゃうでしょ?」
そういえばそうだ。僕は今、人間でない”人”と会話をしていたのであった。
いけない、忘れる所だった。
僕「ユキちゃんって優しいね。」
ユキ「いいえ。私は残酷で、醜くて…」
僕「ん?何だって?」
ユキ「いえ、こっちの話よ」
僕「そう?まーいっか。さ、入ろう。」
―はっきりと僕の耳には届いてはいたが、その場は流すことにした。
気にはなったが…いずれ詳しく知らされる時が来るのだろうか…
539:雪 【8/19】
06/11/30 22:28:23 1JKz82Gx0
家族揃って夕食を済ませる。
まあ、文字通り普通の家族の団欒。TV見ながら談笑したり。
事が済んで、自室に移る。
部屋ではユキが待っていた。
僕「おまたせー」
ユキ「べ、別にさびしくなんかなかったわよ!」
僕の心中―「分かりやすいツンデレだなあ…僕の性格にはぴったりなお相手だ。判然としてるw」
僕「精霊ってどんな感じ?霊とは別物なの?」
ユキ「え…?それはどうかしら…霊とは別だと思うけれど、似ている存在かもしれないわね…」
僕「それじゃあ、どこに住んでいるの?」
ユキ「…天上界よ。ちなみにここは人間界。」
僕「ユキはどうして人間界に降りてきたの?」
ユキ「それは…」
しばし、沈黙。
―さっきの気になったユキの戯言と関係あり、だね…この雰囲気。
540:雪 【9/19】
06/11/30 22:29:18 1JKz82Gx0
ユキ「私…追放されてしまったの」
僕「どうして?」
ユキ「上司の命令に…そむいたから…」
僕「上司だって?まるで人間みたいじゃんww」
ユキ「高位精霊の事よ!こっちの世界でも人間関係みたいなものってあるんだから」
僕「どんな命令にそむいたの?」
ユキ「雪を降らせろっていう命令に…」
僕「えー?だからさっきも言った通り、雪は雲が降らせてr…」
それまで穏やかな表情をしていたユキが一変して険しい顔つきになる。
と、同時に窓ごしに見える雪の降り方が激しくなった。
僕「!」
僕「今のってユキの力…?」
ユキはゆっくり頷いてみせた。
僕「ごめん、さっき笑ったりして」
ユキ「それは別にいいの。」
、、、沈黙。なんだか気まずい。ここは話題を変えねば…!
僕「ユキには家族とかいるの?」
ユキ「いないわ。」
―…うーむ余計に気まずい。こういう時はどうすれば…(汗
もう、ほっとけ!流れにまかせちゃえ!とか思ってたその時、
541:雪 【10/19】
06/11/30 22:30:29 1JKz82Gx0
ユキ「私は人間を殺してしまったの。」
僕「…と、言うと…?」
ユキ「ご高齢の男女二人…夫婦がね、登山をしていたのだけれど
その日はその山は天気が良かったのだけどね、私の上司にあたる
高位精霊が…その山に雪を降らせろって命令を私に下したの。
精霊はさっきも話したけど霊と似たようなものなの。それでどこに誰が
いるか、とか把握できるのね。それで、私は一度歯向かってはみたの。
そしたら「お前の代わりなんて、いくらでもいる。私に歯向かうなら地獄へお逝きなさい!」
…それだけは嫌だったから、私は仕方なく雪を降らせたわ。あんの条、その老夫婦は雪崩に巻き込まれて・・・」
僕「高位精霊の命令なら仕方ないよ!地獄には落ちたくないもんね。でもなんで高位精霊はそんな事をしたの?
ユキ「それはさっきあなたが言ってた、寒気団の影響よ。精霊には自然をある程度操れるの。
でもどうにも出来ない事だってあるわ。たとえば、強力な寒気団が日本にやってくる冬なんかは
精霊の力では抑えきれないの。そもそも寒気団の移動を司っているのも精霊なのだけど…
しかたなく雪を降らせているのよ。そうしないと、自然の摂理に反してしまうから。
僕「疑問なんだけど、それじゃあ、精霊の仕事って何さ?全部自然の摂理に任せればいいだろ?」
ユキ「そうもいかないの。宇宙の誕生から現在・過去・未来に至るまで、精霊は天気だけじゃなくて
自然現象すべてのバランス管理を任されているの。」
僕「誰に?」
542:雪 【11/19】
06/11/30 22:31:23 1JKz82Gx0
ユキ「あなたたちが神様と呼んでいる存在よ。」
僕「神様って本当にいるのかあ。にわかには信じがたい。」
ユキ「そうよね…実際に自分の目で見てみないと、信じられないでしょうね…」
僕「で、その高位精霊の命令に従ったのに…追放されたと?」
ユキ「結果的に、従った…それじゃあ気が収まらなかったみたいなの…」
僕「ずいぶんノ ヽ``~ 力な上司だね。その気持ち分かるよ。」
―ちょっと驚いたような顔をして、やがて、少し笑いつつ、こくりと頷く。
僕「それで人間界に追放された、と」
―もう一度、頷く。
僕「精霊にも寿命ってあるの?」
ユキ「…えーっと、千年くらいかな」
僕「ユキは今何歳くらい?」
ユキ「…女性に年齢を尋ねるなんて、マナーのない人ね。まあ、いいわ。まだ19歳。若いのよ。」
僕「じゃあ、僕が死んでもユキは行き続けるんだね。」
ユキ「悲しい事を言わないで!」
僕「事実を言ったまでだよ。」
ユキ「あなた、いじわるね。性格悪いわよ。直したほうがいいわね。」
僕「君もそのどぎつい物言い、直したほうがいいね。」
―何だか僕もユキもツンツンしている。
ツンデレとは、ツンの後に必ずデレが来ないといけない。
これじゃ、ツンデレじゃない。…ちょっとデレが欲しいなあ…
543:雪 【12/19】
06/11/30 22:32:06 1JKz82Gx0
僕「ねえ、ユキには彼氏とかいるの?」
ユキ「い、いきなり何よ!」
僕「んー?ちょっと気になったからさ」
ユキ「い、いるわけないでしょ!?私は精霊よ?恐ろしいのよ?」
そう言うとユキは少し念じはじめた。
すると、またたくまに外の吹雪が激しくなっていく様子が窓ごしに見える。
風で窓がカタカタ揺れはじめた。
僕「僕が…ユキの彼女になるよ…!」
ユキ「…!ちょw何よいきなり!w」
僕「何故に笑うwシリアスなシーンでしょがw」
ユキ「待って、そういう意味じゃなくて…」
僕「どういう意味だい?」
ユキ「…あなた自分がいま何を言っているのか分かってる?いいわよ。それでもいいならあなたの彼女になってあげる。」
僕「何だか投げやりだなー」
ユキ「…でも…本当にいいの…?知らないわよ…?」
僕「ん?何か問題ある?」
ユキ「なんでもないわ。」
544:雪 【13/19】
06/11/30 22:33:25 1JKz82Gx0
僕「さーて、そろそろお風呂にでも入ろーかなー。一緒に入る?なんちゃってw」
ユキ「スケベ。最低。ありえない。」
僕「うっはー、クール・ビューティーかっこいいーww」
ユキ「何なのよ!そのノリは!w」
僕「うん。笑ってたほうがずっといいよ。ユキは。」
ユキ「…!…そうね…そうかもしれないわね…」
545:雪 【14/19】
06/11/30 22:34:16 1JKz82Gx0
ユキの元気が出た(?)ところで、僕はお風呂に。
お風呂からあがると、さっきと同じようにユキが一人でたたずんでいた。
僕「暇だった?」
ユキ「べ、別に暇じゃないもんね!」
―相変わらず分かりやすい。この単純さ、僕は好きだ。
僕「これからどうするの?」
ユキ「え?」
僕「いや、天上界を追放されて人間界で生きていかないといけないわけでしょ?」
ユキ「…ん、と…」
僕「僕の家に住んでもいいんだよ?」
ユキ「…!そ、そんなわけにもいかないでしょ!」
僕「なんでー?僕のほうはまったく問題ないんだけど。」
ユキ「そうじゃなくて、精霊が人間と同居するって事は…」
僕「…って事は…?」
ユキ「…なんでもないわ。気にしないで。ありがたく住まわせてもらうわね。」
僕「…」
ユキ「な、何よ!まさか今更ダメとか言わないでしょうね!?」
僕「いいよ。ぜんぜんOK!」
こうして僕とユキの同棲(?)生活が始まった。
546:雪 【14/19】
06/11/30 22:35:02 1JKz82Gx0
翌日、
ユキの声に起こされて、ふとんから目覚まし時計に目をやる。
僕「まだ5時だろー?寝かせてくれよー」
ユキ「雪が積もってるでしょ!雪かきしなきゃいけないんじゃなかったの?」
僕「そうだった…うーめんどいなー、ユキ、代わりにやってくれないか?」
ユキ「男の仕事でしょーが!シャキっとなさい!たく、もう…」
ユキは何やら念じ始めた。と同時に僕の背筋に稲妻が走る…!
僕「ユキ…!い、今、何したー!?」
ユキ「さ、仕事、仕事!頑張ってね!」
僕「何故かおかげで目は冴えたけれど…しゃーない、やるか」
雪かきを済ませ、ママさんダンプを物置きの中にしまい
家に戻り時計を見る。
僕「6時半、、か」
家の中があわただしくなる時間だ。
朝食をとりつつ、新聞にざっと目を通す。
テレビのニュースで今の世の中、起こっている出来事をだいだい把握する。
7時半。出勤の時間だ。
僕「ユキー!行って来くるからー!」
ユキ「ちょ、そんな大声出したら家族に不思議がられちゃうでしょ!w」
僕「そうだった…w」
547:雪 【16/19】
06/11/30 22:35:37 1JKz82Gx0
さて、いつも通りに出勤し
いつも通りにランチをとり
いつも通りに残業し
いつも通りに帰路につく。
明かりのついてない僕の部屋…
だけど誰かのいる気配
扉を開けると…
ユキがいた。
扉を開けるとユキは暗い顔つきで部屋の真ん中に立っていた。
ユキ「…」
僕「なんだよ、どした?寂しかったか?」
ユキ「…そ、そんなわけないでしょ!」
僕「何か嫌な事でもあったか?」
ユキ「…う…ん…」
僕「…立ち話もなんだし、座ろっか。」
548:雪 【17/19】
06/11/30 22:36:55 1JKz82Gx0
僕「何があったの?」
ユキ「…エネルギーの保存則が…ぶつぶつ…」
僕「え?聞こえないよ。何だって?」
ユキ「精霊が人間と同居しているとエネルギーの保存則が乱れるの。
精霊は人間界においては高エネルギーの結晶体になるの。
小さな範囲・・・私の身体程度の狭い範囲に高エネルギーが集中して存在するって事は
とにかく危険な事なの。
僕「…じゃあ、どうなれば安全に人間界に留まれるわけ?」
ユキ「…この高エネルギー体~私の身体を細かく分散させるしか…ないわ。」
僕「それって…つまり…?」
ユキ「つまり、私の身体はバラバラになららきゃいけないわけ。」
―僕は戸惑う。いきなりそんな事実を突きつけられても
549:雪 【18/19】
06/11/30 22:37:38 1JKz82Gx0
僕「一緒にずっと…いられないの?」
ユキ「……そうよ…」
僕「…じゃあ…じゃあなんで僕の彼女になってくれたんだよ!あの時に教えてくれてれば…こんな想いをしなくてすんだのに…」
恥ずかしいが目に涙があふれてくる。
ユキ「…あなたが…優しい人だったから…」
ユキ「…!」
ユキ「そ、そんなわけないわよ!あなたって最低ね!」
ユキ「流れよ、な が れ !わかるでしょう?そうさせたのはあなたの方よ!私に責任転嫁させないでよね!」
僕「そんな言い方は無いだろう!そんな君の運命なんかあの時知らなかったんだし。」
ユキ「知らなければ済むとでも思っているの?あなたまだまだ子供ね!もう少し大人になったら?」
僕「前にも言ったけど、君は物言い方がキツい女だな…!こんな形で君と言い争いなんかしたくなかったんだけどな…!」
ユキ「…ごめんなさい…」
部屋の窓が勝手に開く。ユキはそう謝ると、身体を光の粒子に変えていく。
僕「…!」
そしてそれは、みるみるうちに集まって球状になり、終いには最初に携帯でとった写真のような光の粒の
小さな塊になった…!
僕「…ちょっと待って!どこ行くの!?」
ユキ「…さよ…うなら…」
ユキ「…楽しかったわ…ありがとう…」
僕「 ユ キ ー !!」
550:雪 【19/19】
06/11/30 22:39:25 1JKz82Gx0
ユキはまるで流れ星のごとく美しい軌道を描き窓の外へ飛んでいってしまった。
窓から身体を乗り出して、夜空を見上げる。
暗い闇から粉雪が降りてくる。
キラキラしてる…透き通るような美しさだ…
……これは…ただの粉雪じゃない…!
これは…これは…ダイヤモンドダストだ…!
初めて見た……綺麗だな…。
ダイヤモンドのごとくキラキラした雪の結晶はユキだった…。
―「楽しかった、なーんて冗談よwま、まあまあだったかしら?。」
そんな声が聞こえたような、聞こえなかったような…
551:本当にあった怖い名無し
06/11/30 22:40:02 1JKz82Gx0
ツンデレなのか否か。いちおうツンデレか。
そんでもって幽霊では無くて精霊。
かなり長くなってしまいましたが、書いてみたんで投下してみますね。
とにかく普通な非日常の作者さん並に長ーいんで、読む気も失せるかwwwm(__)m スマソ
文章が、非日常さんとかぶってしまったように感じるのは、自分だけだろうか…?
その辺り、どうですかね?>All
552:本当にあった怖い名無し
06/11/30 22:42:49 1JKz82Gx0
どうですかね?も糞もないか。ただ単にだらだら書いてるイメージしかないかな。
二つのツクモ神のと
番傘にソフト帽さんにMADE.IN.CHINA 。
実力派の神揃いでマジリスペクトします<(_ _)>
スレが活気付いてキタ━━(゚∀゚)━━!!!! なんつってみたり…!
553:本当にあった怖い名無し
06/11/30 23:15:02 1JKz82Gx0
>>551
×文章がかぶった
○文体がかぶった
…?
554:本当にあった怖い名無し
06/11/30 23:31:11 RVn+cpaB0
>>551
取り合えずお疲れ様でした。
長くても前もって終わりまでの期間が分かっているので
宜しいのではないでしょうか。
今後のご活躍を楽しみにしています。
555:本当にあった怖い名無し
06/11/30 23:58:17 tFLupsYkO
テスト
556:本当にあった怖い名無し
06/12/01 00:20:03 T29+d8ku0
>>543
>>僕「僕が…ユキの彼女になるよ…!」
↑
コレは前フリだと思ったんだが、ただのミス??
557:雪 【19/19】
06/12/01 00:56:22 UF9Aop7TO
>>556
単なるミスよ。
は、恥ずかしいなんて思ってないからね!
558:本当にあった怖い名無し
06/12/01 01:20:32 j4SVzUng0
携帯? しかも名前?
559:本当にあった怖い名無し
06/12/01 01:26:45 jD0HuG7VO
帽子シリーズだが
・黒のソフト=台詞は『』、貧乳、日本製、性格は高飛車
・テンガロンハット=台詞は《》、巨乳、実は中国製、言語は和製英語もどき、性格は天然
・イタリア製ソフト帽=台詞は【】、容姿は不明?、イタリア製?、言語はイタリア語?、性格は不明?
イタリアだけ謎が多いな
560:ソフト帽野郎
06/12/01 12:31:23 rQSqeiNSO
>>529
最高だ…この王道展開…!
感涙で溺死しそうだ!
ワンダフリャGJ!
あんたは今日から俺の神だ!
561:本当にあった怖い名無し
06/12/02 00:39:09 +gIDvPq20
>>557
主人公の性格もう少し何とかならなかったか?
身近に居たら友人どころか関わりたくないタイプだぞ。
562:番傘の人
06/12/02 02:33:05 zNUHS6t30
>>524と>>529を読んで
いつもスーツ着るときに被ってるソフト帽を修理することにしたよ
っても単に糸の切れた部分を縫い直しただけだけどさ
早く番傘直さないとな…
帽子縫ってる間後ろめたい事この上なかったぜ
>>524のソフト帽氏
番傘に穴開いてるのに気付いたのは差してる時に下から見上げたからでした
多分二つの意味で怒られていたのかもしれませんが
「脚」を掴んでるんで蹴られる心配はありませんね♪
…OK今度からは肩に担いで「肩車」ってことで勘弁してくれ
まさか俺の番傘がネタになるとは思わなかったからテンションの置き場が分からねェ!w
でも、とりあえず乾いた番傘は枕元に置いてみた
書いてくれた人有難う。俺マジで果報者スわ
563:本当にあった怖い名無し
06/12/02 15:44:37 cuxwszSh0
枕元に番傘を置いて寝たら
とても人には言えない夢を見たりしてな。
眼が覚めるとシーツに赤い染みが点々と……
564:本当にあった怖い名無し
06/12/02 20:16:26 cnL9pCR20
何かお題あるかな。
565:本当にあった怖い名無し
06/12/02 21:17:50 CTyBO+ot0
お題
激しい恨みを持つ霊
ツンデレ本来の姿を見たい。
566:本当にあった怖い名無し
06/12/02 21:40:46 cnL9pCR20
>565
おk、書いてみる。
567:本当にあった怖い名無し
06/12/03 03:20:46 JXrxEYXb0
ラップ現象聞きながら待ってる
おかしいよね、ウチ新築なのにさ
568:本当にあった怖い名無し
06/12/03 03:24:01 tscNxrv30
>>567
お前んち、隣りにラッパー住んでるよ
569:本当にあった怖い名無し
06/12/03 03:31:25 JXrxEYXb0
窓ガラスにラッパーが張り付いてると?
それはフツーに怖いなw
570:本当にあった怖い名無し
06/12/03 09:27:16 +gkQ9RH0O
おはよう
571:本当にあった怖い名無し
06/12/03 10:52:21 ar0qc/FM0
>>565
>>567
566だが、いざ書いてみるとなかなかムズいのでもう少し時間がかかるかもだ。
ちなみに窓ガラスに張り付いてるのはエミネムの霊。間違いない。
572:本当にあった怖い名無し
06/12/03 13:55:20 98SNj12R0
>>571
満足いくまでがんばって下さい。
最近のツンデレって元々のツンデレとは大きく違うしね。
573:番傘の人
06/12/03 19:57:23 mwB3fEJV0
なんだよウチには番傘だけじゃなくエミネムまで張り付いてるのかよorz
あ、傘に貼る和紙買ってきました
番傘買うより高かったのは内緒なんだぜ
574:本当にあった怖い名無し
06/12/03 21:42:27 fTEn6zJxO
買い換えりゃ良かったじゃん
575:本当にあった怖い名無し
06/12/03 23:36:53 n1TRQKZJ0
>>573はそんなに軽いヤツじゃないぜ?
576:激しい恨みを持つ霊 1/6
06/12/04 00:18:48 BKoHcU9/0
ああ、こりゃあ極めつけだ。
バックミラーに映る客の姿を見た瞬間、背筋の震えとともに「それ」を知覚した。
なんの特徴も無い平凡なサラリーマンの背後に、緑色のカットソーを着た女の姿が見える。
俺のように「見える」人間がタクシーの運転手なんかをやってると、頻繁にこういうモノを見かける。
つまり、まあ、幽霊ってやつをだ
わけてもこの女は酷い。
どんな思いで死んだのかは知らないが、手を伸ばせば触れることが出来そうな妄執や恨みの念が、
この手の存在に慣れているはずの俺にも鳥肌を立たせた。
そんなことにも気付かないまま、背中にべったり幽霊を張り付かせた男は
「じゃあ運転手さん、××町の綾瀬物産まで」などと指示を出す。
「はい、わかりました」必死でそれだけを言い、ガチガチに強張った指をほぐしてハンドルを
握りなおす。事故でも起こして緑色女と同じ存在になるのはまっぴら御免だ。
結局その男は、背後霊付きのまま平然と大きなオフィスビルへと入っていった。
車から降りる際に女がこちらを一瞥したのが気になったが、これで最後ならなんの文句も無い。
あくまでも「最後なら」だ。
577:激しい恨みを持つ霊 2/6
06/12/04 00:19:29 BKoHcU9/0
俺が再びタクシーにその女幽霊を乗せたのは、その数日後のことだった。
今度はキャリアウーマン風の中年女性の背後にぴったりと寄り添っている。
どうやらこの女、張り付いていた相手に恨みがあるわけではないらしい。
そのことに気付いたのは、客の女性が「綾瀬物産までお願いね」と言ったからだ。
以前、このタクシー乗り場で幽霊女を背負っていた男も同じ社名を告げたはずだ。
「……はい、わかりました」
その会社か、あるいは会社の人間に恨みがあるのか。
誰かに張り付いていかないと、そこへ移動できないのだろうか。
思いをめぐらせていると、バックミラー越しの視線がその幽霊とモロにぶつかった。
こちらの首筋を刺すような怨念の放射は相変わらずだ。
余計な詮索をするな、と言われているようなその視線に閉口して前だけを見るようにする。
「着きました」
料金を受け取ってすぐさまドアを開ける。
生きた女と死んだ女が同時に車を出て、眩しい陽射しの中を高層ビルに向かって歩いていく。
その姿をぼんやり眺めながら、なんとなくやるせない気分になった。
578:激しい恨みを持つ霊 3/6
06/12/04 00:20:08 BKoHcU9/0
それから約二ヶ月半の間に、都合八回その幽霊を乗せる機会があった。
いずれの場合も例の会社へ向かう客の背後に付き添って。
当初の恐怖は少し薄れて、運転中にその幽霊を観察する余裕さえ生まれた。
服装はいつも同じ淡い緑のカットソーに、上品なタックスカート。
ゆるくウェーブのかかった髪はセミロングで整えられ、さながらどこぞのお嬢様のような風貌だ。
二十歳を少し過ぎたように見えるその幽霊は、世間一般の美醜感覚で言えばかなりの美人ではあった。
……恨みがましい目つきが大きくマイナスではあったが。
「……なんの恨みがあるんだろうな」
会社の休憩室で、まずいコーヒーをすすりながら呟いた。
さすがにあれだけの回数幽霊を乗せれば、多少なりとも気になる。
最近では、TVや新聞に綾瀬物産絡みのニュースが無いかどうか注意しているほどだ。
今のところは怪死や変死のニュースは無いようだが。そもそもその死に事件性が無ければ
単なる急性心不全で処理されるだろう。考えて気を揉むだけ無駄なのかもしれない。
「さーて、お仕事お仕事、と」
紙コップを握り潰してダストボックスに放り込み、タクシーに乗り込む。
死んだ人間のことをアレコレ気にするより、自分のこれからでも考えるべきだろう。
三十になる前には転職するつもりで、資格の勉強しながら金を溜めている現状。
余計なことを考えている暇など有りはしない。
579:激しい恨みを持つ霊 4/6
06/12/04 00:20:51 BKoHcU9/0
それからというもの、幽霊女のおまけが付いた客を乗せる機会は無かった。
あの女が何者なのかは知らないし、あの会社との関わりも勿論分からない。
……だから俺が知っていることは二つだけ。
最後にあの幽霊を見た日から十日ほど後、例のビルで飛び降り自殺があったこと。
飛び降りたのは、綾瀬物産の常務取締役を務めていた人物だということ。
それだけだ。
新聞記事は、その常務が三ヶ月程前からノイローゼ気味だったと報じていた。
丁度、俺が初めてあの幽霊女を乗せた頃と綺麗に合致する。
それが偶然なのかどうか、俺に判断する材料は与えられていない。
―ただ、今日俺は見てしまったのだ
深夜、帰社する際に通りすがった綾瀬物産のビルの前。
無人のビルを睨んでけたたましく笑いながら涙を流す女。
愕然として車を止め、まじまじと凝視する俺にも気付かない様子で笑い続ける女。
狂気じみた姿はやはり他の誰の目にも映らないようで、学生らしい集団が何事も
無いように語らいながらその傍らを通過していくのは、一種の悪夢のように
異様でもの哀しい光景だった。
580:激しい恨みを持つ霊 5/6
06/12/04 00:21:26 BKoHcU9/0
「………ふぁぁあ…」
欠伸と共に、憂鬱な気分を吐き出す。昨夜見た光景がどうしても脳裏を離れない。
幽霊女は、あれで成仏できるのだろうか。もう怒りも悲しみも存在しないのだろうか。
ぼおっとした頭で、本日何度目かのタクシー乗り場へ向かう。
深夜0時も近くなり人影もまばらな乗降口を見た瞬間、思わず息を呑んだ。
あの女がいる。
服装や容姿はそのままに、だが険のとれた表情はいっそ儚げで。
所在なげなその姿は、親とはぐれた迷子のように頼りなく見える。
どこに行きたいのだろうか。あるいは自分がどこに行きたいかもわかっていないのか。
ゆっくりとした速度で近づきながら、俺は一つの決心を固めた。
幽霊に、自分の意思で話しかけるのは初めてだな、と思いながら―
「―お客さん、どちらまで行かれます?」
ああ、言ってしまった。
傍から見れば何も無い空間に話しかけながらドアを開けている、
おかしな運転手にしか見えないだろう。まあ、確かにそれが真実でもあるのだが。
まんまるに目を見開いた女は、開かれた後部座席のドアを凝視している。
581:激しい恨みを持つ霊 6/6
06/12/04 00:22:04 BKoHcU9/0
「……乗らないんですか?」
静かな声で促すと、幽霊女は慌てて後部に乗り込み、こちらが問いかけるより早く
「家まで」と呟いた。恥ずかしそうに俯いているその姿を見て、思わず吹き出しそう
になるのを懸命にこらえる。
―ああ、これは傑作だ。まるでよくある怪談のようだ。
きっと指示通りに家に送ると、お金を取りに降りた女がいつまでたっても
車に戻ってこなくて、しびれを切らせて玄関のチャイムを鳴らせば、出てきた家人に
「娘はもう死んでます」と言われるのだろう。
どうせ踏み倒されることが確定しているのなら、遠回りしながら幽霊とドライブも
悪くないかもしれない。
益体も無い話題を次々と投げかけて、鬱陶しいくらいにフレンドリーに振舞ってやろうか?
身を縮めるように後部座席に座る女幽霊に微笑みをひとつ投げかけて、
俺はゆっくりとアクセルを踏み込んだ。
~おしまい~
582:本当にあった怖い名無し
06/12/04 00:22:49 BKoHcU9/0
むしろ運ちゃんメインになった。反省はしているが後悔はしていない。
583:本当にあった怖い名無し
06/12/04 01:01:04 McgYXtHb0
>>576 ->>581
面白かった GJ
584:本当にあった怖い名無し
06/12/04 01:03:51 tFXDnqu70
GJ!!! 激しくGJ!!!!!!そうだよ、こうゆうの待ってたんだよ。
この板にまだ本当のツンデレを知る人間がいて良かった。
どもらなくていいんだよ、無駄に馴れ馴れしく無くていいんだよ。
ツンデレは自分を出すのが恥ずかしいのだから「家まで」の一言でいいんだよ。
良い物読ませて貰った、ありがとう感動した。
585:本当にあった怖い名無し
06/12/04 01:27:36 mSbMqc3o0
最近の流れの工場大量生産型SSと一線を画す作風に不覚にも感激した
586:本当にあった怖い名無し
06/12/04 03:01:07 x/aU9Ppr0
こらこら、職人を賞賛するのに他の職人を貶めては駄目だろ
>>576-581
GJです
絶妙な作品有難う
587:本当にあった怖い名無し
06/12/04 09:38:06 ebzeOPmc0
あいかわらずうめえ 活動拠点を俺だけに教えれ
588:本当にあった怖い名無し
06/12/04 22:30:50 KRO47fpW0
活動拠点は基本的にこの板だなあ。
他の板じゃ、おっぱい!おっぱい!とか つるぺた! つるぺた!
としか言ってないような気がするぜ?
……というわけで、気が向いたらまたお題でも置いといてみてくださいな。
すぐにとはいかないけども、暇みて書いてみる。
589:本当にあった怖い名無し
06/12/04 23:51:17 p0/Mo86t0
お題『(彼女にとっては)何回目?のクリスマス』
590:本当にあった怖い名無し
06/12/05 15:56:56 ktK+Nqg50
クリスマスなんて都市伝説です
591:本当にあった怖い名無し
06/12/05 19:04:46 U6zhwiCAO
クリスマスってなんだ?
それうまいのか?
592:本当にあった怖い名無し
06/12/05 19:32:18 mfuwYzuN0
お前たちには関係ないものだ
忘れなさい
593:本当にあった怖い名無し
06/12/05 22:51:51 x5x8tAGtO
てすつ
594:本当にあった怖い名無し
06/12/06 14:05:29 oEY01pAF0
大丈夫、今年も中止だw
URLリンク(2chart.fc2web.com)
595:本当にあった怖い名無し
06/12/06 14:27:15 qcCHiD3o0
クリトリスならよく知ってるが
596:本当にあった怖い名無し
06/12/06 14:50:05 mxX43+YF0
クリトリスを知っててクリスマスを知らないってのも
寂しいものがあるよな。
597:本当にあった怖い名無し
06/12/06 17:31:56 oHbg9LN00
お題がクリスマスなのにこの流れ
598:ソフト帽野郎 1/3
06/12/07 23:48:23 vxv7jbmy0
>>562氏
おお、あなたもソフト帽お持ちなのですな。
つーか俺も和服には番傘持つのですよ。
アレか、懐古趣味なのか?w
そして例のごとく九十九神脳内劇場が上映されだしたので
今度は書いてみることにする。>>524、>>529の設定を
使わせていただきます。
<何よあんた>
「いや何って・・・一応持ち主なんだけど」
<何よソレぇ!?和服着るときだけ持ち主ヅラぁ!?
年に数回しか着ないくせに!おまけに今年は浴衣着なかったじゃない!
アタシ一年以上押入れに入りっぱなしだったのよ!?>
「しょうがないじゃん。今年は機会無かったんだしさ。
そのかわりほら、週末に京都行くから」
<知らないわよそんなの!いつもみたいに後ろの人たちと仲良くしてればぁ!?>
「え」
『貴方・・・』
《マスター・・・》
【padrone・・・】
599:ソフト帽野郎 2/3
06/12/07 23:49:30 vxv7jbmy0
「いやあの何だ、和服にはやっぱり帽子よりも傘というのが双方にとっての礼儀かと」
『何がですか!和服であっても男子の正装はソフト帽というのがこの国の流儀です!
大体なんですか!雨具ですわよソヤツ!
晴れてたら何の意味も無いではありませんか!』
<あ、雨具だったら何なのよぅ!もし雨が降ってきたらアンタ達で
コイツのこと守ってやれるの?せいぜい頭を守る程度じゃない!>
『ふんッ!晴れとなればお荷物にしかならないような小娘は出直してらっしゃい!』
《oh,マスター・・・あんなフラット達はout of ガンチューにして、
ミーと出かけまショウ!ワフクよりレザージャケットの方がlookin' Goodね!
cowboy styleのマスターとミーで、今夜もロデオ・オールナイト!
ミーを乗りこなしてくだサーイ!makin' love all night!》
『この色情狂!』
<な、なによこの外人!ちょ、ちょっと・・・大きいからって調子に乗ってんじゃないわよ!>
【padrone. il mio amante è soltanto voi. prenderglielo prego con.
e lasciarlo amarlo di più. tutto il me è il vostro, il mio caro. 】
《フフン、アナタは少しはミーに太刀打ちできそうデスね?》
【Appena è grande esso non è buona cosa.】
600:ソフト帽野郎 3/3
06/12/07 23:50:37 vxv7jbmy0
『ええい、静まりなさい!我々で騒いだところで意味がありません!』
<一番煩いのはアンタじゃないのっ!>
『お、お黙りなさい!選ぶのは彼です!さあ、選択なさい!』
「え、でも・・・」
『さあ!』
<どーすんのよ>
《マスター?》
【il mio innamorato ...】
どーする!?どーすんのよ!?どーしちゃうのよ俺!?
・・・すいませんこれが限度でしたorz。デレ少ないし。
でも実際こんな心境w
もっと練ってきますわ。書きかけの話も仕上げないかんし・・・
601:番傘の人
06/12/08 00:59:07 0IiqKEbg0
>>ソフト帽の人
“雨具ですわよ”に鼻水吹いたw
貴方とは朝まで語り明かせそうだw
いわれて見れば俺も大正浪漫とか好きだなぁ…なんて
とは言え「何となく」なんでウンチクも拘りもありませんが
大正浪漫なら着物にワイシャツ、ソフト帽被って番傘持ってもおかしくないのでは?
あ、結局帽子間の争いが残るのか 更にその後帽子vs番傘が繰り広げられる…とw
ソフト帽は特に理由も無く持ってて気付いたらスーツ着るときの装備の一つになってました
もうネクタイみたいなモンですね 無きゃオカシイ
スーツにソフト帽、胸ポケットには懐中時計と葉巻、ポケットにマッチ 腕時計は付けないぜ
着物も夏場に浴衣が涼しそうッて事で着始めたんでスが気付いたら普段着になってしまいました
着流しに高下駄(二代目)、羽織と番傘が標準装備。そろそろ足袋でも履こうかしら
ラップ現象がベッドの傍で聞こえて以来右腕だけが冷え性
あの夢に出てきた顔も知らない女性は…まさかね
602:何回目のクリスマス?
06/12/08 01:10:13 YCdEIJx1O
『暇つぶしに構ってやってるだけなんだからね!
勘違いしないでよ!』
いつもそう言い残して彼女は消える…クリスマスイブの夜に。
そしてまたクリスマスがやってくる。
今年こそはあの『彼女』を捕まえてみせる!
「と、いう訳で協力してほしい。謝礼ははずむ」
幼馴染みの珠美を拝み倒した。
珠美は神社の娘で霊感がすごいので今回の任務にうってつけと言える。
ターゲットは幽霊さんなのだから。
「仕方ないわね、気が進まないけど」
「助かる。やはり持つべきは幼馴染みだ」
「別にあんたなんかどうでもいいけどね、その報酬金額は魅力だわ」
…守銭奴め
603:何回目のクリスマス?
06/12/08 01:11:46 YCdEIJx1O
「つまり早い話、毎年クリスマスイブに来るという女幽霊の調査及び捕獲すればいいわけね?」
そう…彼女が俺の前に姿を現わすようになって三年が経つ。
決まってクリスマスイブの21時に現われて23時にかき消すように消える彼女。
もっと知りたい、自分のものにしたいという欲求はもう臨界点だ。
「事情は分かったけどさ、その二時間であんたらナニしてるわけさ?」
(…ナニに決まってるだろ、二時間しかないんだからベッド直行だっての)
不機嫌そうに問う珠美に心の中で答えた。
「なんだよ、たま?嫉妬か?」
昔のようにちょっとからかってみた。
「てめぇのグロなツラを見てからほざきな、蛆虫野郎」
昔はコイツも可愛かったんだがなぁ、こーゆー時は赤面したりしたのに。
そしてクリスマスイブ当日
朝から珠美と彼女の探索を開始。
13時についに珠美が彼女の霊気に感応し場所を突き詰めた!
なんて事のない安アパートの一室だ。
俺と珠美はドアに耳をつけて内部を窺う。
夢にまでみた彼女にもうすぐ会える、俺の心はワクテカが止まらなかった。
そして中から、彼女の声が―