【謎の】師匠シリーズを語るスレ第2夜【失踪】at OCCULT
【謎の】師匠シリーズを語るスレ第2夜【失踪】 - 暇つぶし2ch2:本当にあった怖い名無し
06/09/15 04:12:08 TQtv/QpJ0
アンチのモレが立てましたょ

3:本当にあった怖い名無し
06/09/15 05:03:27 AunpcuHmO
3北

4:本当にあった怖い名無し
06/09/15 05:11:17 EojvAf6XO
死傷シリーズ

5:本当にあった怖い名無し
06/09/15 05:13:03 xrDCvorvO
5臨終

6:本当にあった怖い名無し
06/09/15 05:19:33 swm3ehqa0
6だだあーーー

7:本当にあった怖い名無し
06/09/15 05:19:45 EojvAf6XO
6駄死に

8:本当にあった怖い名無し
06/09/15 11:15:03 QKBvbOJaO
オ8シロさま

9:本当にあった怖い名無し
06/09/15 12:34:48 FKK8QTsh0
9ソスレ

10:本当にあった怖い名無し
06/09/15 17:02:44 R2LfpcKEO
10ーシロが書く糞ラノベ

11:本当にあった怖い名無し
06/09/15 17:05:19 m8Bntn3B0
ウニの書いた「さよなら」が気になって仕方がない。
もう師匠の事は書かないと言いつつ続編でてるし、やっぱ後半は別人が書いたものなのだろうか。

12:本当にあった怖い名無し
06/09/15 21:42:35 OeGbZxY/0
ゴジョウイケトンネル の正式名称はコジョイケトンネル
死傷シリーズの舞台は岡(ry

13:本当にあった怖い名無し
06/09/16 00:24:42 kDXIndP90
  j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;   
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;    師匠シリーズは実話
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙  
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>.  そんなふうに考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f    俺にもありました
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!

14:本当にあった怖い名無し
06/09/16 01:23:03 j8mnajq70
既出>13

15:本当にあった怖い名無し
06/09/16 18:07:20 ZOISPDwN0


1000 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/09/15(金) 23:48:41 ID:NBVhrUOOO
1000だったら京介はツンデレ


16:本当にあった怖い名無し
06/09/17 01:03:23 kkM05B/bO
血の後編とか後日談とか、一通り師匠シリーズある↓
URLリンク(hp10.0zero.jp)

17:本当にあった怖い名無し
06/09/17 21:01:35 mg3+QX6H0
      ___
     /::::::::::::::::::\
    /::::::::/  丶::::::\
   /:::::ノ     \:::::ヽ
   |::::::: \   / :::::|
   |::::| ●   ● |::::|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |::::| ..      .. |::: |   < オマイラやる気あんのか?
   |::::\ [__ ̄] /:::::::|   |       あのチビデブハゲに削除されっぞ!
   |::::::::::\___/:::::::::::::|   \__________________
    |_:::::::::|  |::::::::(⌒)::|
     |::::::::::|-、 ,-/......ノ~ レ-r┐
   /....|::::丿|,,,,,,/.....ノ__ | .| ト 、
  /.........レ...


18:本当にあった怖い名無し
06/09/18 00:19:26 cPJoIn7HO
すまないが、ここに呪術やらの知識がある人がいるなら一つ聞いてもいいだろうか?
師匠シリーズの「血」に出てきた霊視している側が瞬きをするとされている側の視界が一瞬真っ暗になる、というのは本当のことなのか?
もし良かったら教えてほしい

19:本当にあった怖い名無し
06/09/18 01:16:10 WaNUC3XX0
「血」の話のアレは霊視って言えるのかな。
霊視スレはいくつかあるけど
術かけてる側の行動がかけられてる側に分かるっていうのは
今まで見た限りではないような。

20:本当にあった怖い名無し
06/09/18 01:36:35 Vp7DKrkR0
米厨意

師匠シリーズはヒクソンです。実在の(ry

21:本当にあった怖い名無し
06/09/18 03:42:01 N5OLIvyS0
>>18
本当のことではありません。

>>19
霊視とはいえません。

22:本当にあった怖い名無し
06/09/18 03:51:10 YkwrIkye0
>>18
普通の霊視ではなくて、「何らかの術を用いた遠隔透視」である点が
ヒントなのかな、と、思う。
推測だけど。
例えば、箱庭の様に、ある一定の範囲だけを霊的に隔絶して、隔絶された
範囲内だけを覗く方法であれば、隔絶された空間はつまり術者のフィールドだから
瞬きしたのが反映されても不思議ではないような…。
でもこの方法では、覗きたい相手もそういう事ができる人だった場合に
覗いたのが簡単にバレてしまうし、もし隔絶した空間が術者と
霊的オンラインの状態になってしまうのなら反撃される恐れもある。
だからまぁ、素人をビビらせるのには使えるが玄人相手には使えない。

ある黒魔術の一派では、こういう霊的に隔絶された空間を作って
その中で儀式やら術やらを行うので、まず空間作りが基礎になる。
同じ家に同居してる相手にさえ自分が巻き込まれず術を行使できるのは
この空間のたまもの。
しかし「血」における霊視の真相は結局よくわかりませんな。
長文書いておきながらスマソ。

23:本当にあった怖い名無し
06/09/18 10:19:44 cPJoIn7HO
色々参考になったよ
最近「血」の話みたいに視界が一瞬真っ暗になることが何度かあって少し気になったから聞いてみたんだが、少し気が楽になったよ
ありがとう

24:本当にあった怖い名無し
06/09/18 11:07:47 7fDxE19+O
それは、ただの病気
なんでもオカルトに結び付けないで
医者に逝け

25:本当にあった怖い名無し
06/09/18 12:58:24 kdTGBI300
脳に酸素が回ってなさそうやね。
ここで聞いた方がイイオ
病気かも

今すぐに答えを知りたい質問はこちらへ9
スレリンク(body板)

26:本当にあった怖い名無し
06/09/18 13:48:52 Dpz6dS5W0
>>23みたいなオカルト脳のヤツは死んだ方がいいと思う。
割とマジで。
何でもオカルトで片付けてりゃ、勝手に死んでくれると思うけど。

27:本当にあった怖い名無し
06/09/18 16:43:08 qvaNUGRQ0
>>26そりゃ言いすぎだろ
でも>>23はとりあえず医者かかっとけ、な!

28:本当にあった怖い名無し
06/09/18 20:41:12 kdTGBI300
年寄りはそういう傾向があるね。
なんでもオカルト・・・・心霊治療やら、意味のない詐欺療法に騙されやすい。

目の前が暗転するなら脳味噌の欠陥切れてるか、25で言うように酸素が回ってなくて立ちくらみ?

29:22
06/09/19 01:53:14 w0nspjmo0
>>23
>視界が一瞬真っ暗になることが
って、何故それを先に言わんのですかw
他の人も書いてるが、そういう事ならまず身体的な不調を疑った方がいいよ。
視界が暗くなるなら貧血かも。
最近は貧血検査くらいなら在宅診断のサイトから申し込めるし、レッツトライ。

で、医学的な方面から攻めても解決出来なかった場合には、なんとなく程度に
オカルト的な要素を疑ってみる、と。
ちとスレ違い失礼。

30:本当にあった怖い名無し
06/09/19 14:08:35 PesyNAQ40
そういえばまばたきしてるから一瞬暗くなって見えるって
映画・リングにもあったね。
念写されたビデオで何秒かに一回暗くなるのは、術者がまばたきしてるからだ、って。

31:本当にあった怖い名無し
06/09/19 14:56:31 ZjyMOuuI0
それをインスパイアしただけだろ。

32:本当にあった怖い名無し
06/09/19 22:56:01 OXix1XRAO
揚げ

33: ◆1cMsD4KPCE
06/09/19 23:25:42 LDPy0dQ/0
そして、、

34:本当にあった怖い名無し
06/09/20 00:28:19 Zm7Kdo9+0
ウホ!

35:誰でも。投稿者 ◆q1869s8IoQ
06/09/20 23:20:35 kRYEjcJb0
>洒落怖スレ435さん

あそこにあげとけばまとめにはあがるから
本スレが荒れてようが荒れてまいが構わないんですよ。

36:本当にあった怖い名無し
06/09/20 23:49:08 xlzsSbwqO
>>35
スレ違いだからこっちに書けよ。
電波っぷりは見事だが、全然怖くないだろうが。

37:本当にあった怖い名無し
06/09/21 09:04:29 13WZxF8F0
まとめに残したいから洒落コワに書く。
結局それか。

38:本当にあった怖い名無し
06/09/21 11:46:18 afThcnqq0
っていうか久々に洒落怖見たら、なんだあの惨状は

39:本当にあった怖い名無し
06/09/21 12:36:48 m+Ut7HGuO
激とか超とかね。

40:本当にあった怖い名無し
06/09/21 12:56:01 2kOltgyk0
モレの脳内で師匠株が少しの反発もなく暴落していく・・・

41:本当にあった怖い名無し
06/09/21 13:26:46 ZnNaQbjE0

 「人と違う事言う俺カッコいい!!」

・・・とか思っていそうだな師匠もといウニ。
根拠の無い妄言には意味も価値も無いのに。

42:本当にあった怖い名無し
06/09/22 01:27:26 DWwo54JE0
あんまり厳しいこと言うから過疎るじゃん・・・w>41

モレ的には「霊やオカルトはこういうもんだぜ?」話はいらんなぁ・・・
怖くないから。

ネタが尽きた感が出てきたね。

43:本当にあった怖い名無し
06/09/22 12:18:29 wyZAdzG60
最初の数点以外(それさえ今では怪しいが)パクリネタばっかだったけどネ!
さすがにヤバイと思ったのか、最近じゃ既出ネタを電波解釈で語りだしたけどw

44:本当にあった怖い名無し
06/09/22 18:21:28 D0VYoJ5z0
京介さんと師匠の出会いの話を読みたい

45:本当にあった怖い名無し
06/09/22 18:23:09 D0VYoJ5z0
あげ


46:本当にあった怖い名無し
06/09/22 18:46:29 D0VYoJ5z0
てか話が完結してないから続き読みたい><
1話1話が凄く面白くて京介と師匠は何だかんだ言って
認め合っているところもあるのに
「師匠が居なくなった」で話が終わるのは悲しい。
シャーロックホームズも一度作者に殺されて復活している
ファンの期待に答えて復活することは恥じゃない。
魚男で祠壊してきた基地外っぷりは頼りがいがあるし
どんな怪奇現象も科学と心霊分けて考えるし
言うなれば京極夏彦だけども最高に頼りに成る。
今すぐ続きを読みまくりたい
もっともっと沢山の話を聞きたい。
もっともっと登場人物との絡みを読みたい。
やっぱ師匠、京介、主人公の3絡みは最高でしょ
未だに謎なのは師匠は本当に人を殺したのか?
何故居なくなったのか?
京子と京介の関係に終末はあるのか?
京介と師匠はどうやって出会い、またどんな展開で仲が悪くなったのかw
すげー気に成るw、様々な映画様々な小説を読んできたけれど
これほど面白い話は滅多にお目にかかれない。
それと全話読んでるつもりだけれども
まだどこかに話が埋もれてたりしないのかも気に成るw





47:本当にあった怖い名無し
06/09/22 19:01:33 tsHY2Yjb0
シリアスなのにユーモアも感じさせて面白いと思った。
伊藤潤二に漫画化して欲しい。

48:本当にあった怖い名無し
06/09/22 20:00:21 D0VYoJ5z0
師匠死んだのかな?
それとも何とか生きてるのかな?
意外と平然と戻ってきそうだな・・・。
まあ個人的には
師匠復活までもっと話を伸ばして欲しいな。

49:本当にあった怖い名無し
06/09/22 20:10:39 ZYcMO0Sb0
師匠…後の江原正士である

50:本当にあった怖い名無し
06/09/23 03:05:43 IV+8uUTv0
>>49
やめろよ。
次から江原の顔が自然に浮かんできちゃうだろ。

51:本当にあった怖い名無し
06/09/23 17:45:26 lK78lF+8O
支障って力が欲しくて、色々やってるっぽく見えるよね

52:本当にあった怖い名無し
06/09/23 18:30:31 s75ZDGHY0
>>51
たしかに。
だとすると、何故、力が、ほちかったのだろうか。

53:本当にあった怖い名無し
06/09/23 20:37:22 /lokgvyT0
あれだよ、
「この世に不思議なものなんて
何一つとしてないんだよ関口君」がモットーだから
怪奇現象を自分なりに分析したかったんだよ。

54:本当にあった怖い名無し
06/09/23 21:47:44 8dkUOnQA0
そりゃ死相がでてるってあのくだりが原因じゃないかと思うな。
死ぬことに非常に敏感にならざるをえないから、
自ら死やオカルト要素に近づいて克服しようとしたんだろう。

55:本当にあった怖い名無し
06/09/23 22:09:20 AGtSuJ6v0
自分は死にたくないのに何の罪もない幻肢の女の子は殺しちゃったりするんだなw

56:本当にあった怖い名無し
06/09/23 22:12:15 /lokgvyT0
そういや
「見んでもわかるお前のは死相だ」的な事言ってたけど
まるで死ぬ理由まで知ってるって感じだなあのオヤジ。

57:本当にあった怖い名無し
06/09/24 00:15:30 O6RtYWsqO
>56
そうかな?師匠との関係が割と近くの人だからそう言った様に聞こえるが…

師匠シリーズ再開して欲しい

58:本当にあった怖い名無し
06/09/24 00:18:09 i02AMek00
俺はこのまま消えてほしいな。
これ以上晩節を汚さず、引き際をわきまえた方が良い。

59:本当にあった怖い名無し
06/09/24 00:48:55 Nkl+jaUZ0
つまらなかったら
つまらないでかまわない
俺は再開して欲しい消化不良のままが嫌だ。

60:本当にあった怖い名無し
06/09/24 01:16:24 i02AMek00
消化不良?
失踪で終わらせときゃいいものを、ダラダラ続けるから消化不良になるわけだが。

61:本当にあった怖い名無し
06/09/24 01:25:41 MKPktt2s0
最近の投稿(ウニ氏含む)はいらないなぁ。

昔の作品だけでいいんじゃね。

62:本当にあった怖い名無し
06/09/24 01:37:28 yKSV7uSD0
ししょーはB型。ユーレイに殴りかかるヤシはB型。「恐怖とは闘って克服するものだ」てゆー奴はたいがいB型。

63:本当にあった怖い名無し
06/09/24 01:51:49 Nkl+jaUZ0
俺はA型だけど
幽霊みつけたら殴りかかると思うぞw
ちょい怖のまとめサイトの話って2000話くらいあるけど
似たり寄ったりなのが多いんだよね
怖い話なんかこの2000話の中にいくらでもあるだろうけど
師匠系は幽霊?ってところが良いw
怖さなんか求めて無い俺には楽しめる。
まあとにかく続編みたいわ。

64:本当にあった怖い名無し
06/09/24 02:16:27 yKSV7uSD0
幽霊だからって脊椎反射で殴りかかる>>63は血液型以前に人としてどうかと思うぞw

65:本当にあった怖い名無し
06/09/24 15:40:15 wTq8/Xtl0
シリーズものつながりだけど、「幼馴染みシリーズ」って覚えてる人いる?
まとめサイトにも載ってないんだけど、当たり前。無断転載だかららしい。
そのシリーズが138あたりで復活してたんだけど、またも無断転載というレスが。

ちなみに住職シリーズの新作もあった。誰もそれにふれてなかったけど・・・

66:本当にあった怖い名無し
06/09/24 17:53:22 Nkl+jaUZ0
なにそれ・・思いっきし読みたいんですけど。

67:本当にあった怖い名無し
06/09/24 21:23:53 S0xWL76Q0
雰囲気が独特で敬遠されている、同級生にいろいろ助けて貰う話だっけ?
で、友達にいろいろ意見されたけど、件の同級生に「泣き顔が好き」とか
言われて、結局結婚してしまった男。でOK?
幼馴染みは、市役所勤務。

この話なら、まとめサイトに載っていたんじゃないっけ?

68:本当にあった怖い名無し
06/09/24 22:14:29 xkA2CZLp0
ちげーだろ、それはSシリーズ
たぶんお寺の境内を二人でグルグル回った話

69:本当にあった怖い名無し
06/09/24 22:15:31 NxKNmv0y0
女の方が「見える人」で男の方が「聞こえる人」って設定で、ある幽霊遭遇事件をきっかけに
男の方も見えるようになった、と言う話<幼馴染み

その直後ある漫画のぱくりだと指摘されてた。

>>67
それって「S」シリーズじゃなかった?

70:時系列
06/09/25 02:16:54 iUoOHipQ0
間違っていたらごめんなさい。

時期:特になし
「次は多分」(35)
(あなたのうしろに名無しさんが・・・03/04/27 メール欄ウニ)

時期:一回生(一年生)の春
「師事」(35)
(師事 投稿日:03/04/29 メール欄ウニ)

時期:一回生から三回生のうちのいずれかの春
「コジョウイケトンネル」(35)
(コジョウイケトンネル 投稿日:03/04/30 メール欄ウニ)

71:時系列
06/09/25 02:17:56 iUoOHipQ0
時期:一回生
「歩くさん」(36)
(歩くさん 1/4 投稿日:03/05/06 メール欄ウニ)

時期:一回生のゴールデンウィークから梅雨頃
「降霊実験」(37)
(降霊実験 1/9 投稿日:03/05/10 メール欄ウニ)

時期:一回生の時
「魚」(121)
(魚 1/7 2006/02/22 メール欄ウニ)


72:時系列
06/09/25 02:19:18 iUoOHipQ0
時期:一回生の夏頃
「雨」(121)
(雨 1/7 2006/02/22 メール欄ウニ)

時期:一回生の初夏から9月頃そして三回生まで
「水の音」(37)
(ウニ 投稿日:03/05/13 メール欄ウニ)

時期:一回生の夏
「坂」(131)
(坂 2006/06/03 メール欄ウニ)

73:時系列
06/09/25 02:20:41 iUoOHipQ0
時期:一回生から三回生のうちのいずれかの夏
「東山ホテル」(35)
(東山ホテル 1/6 投稿日:03/04/30 メール欄ウニ)

時期:一回生の夏
「そうめん」(35)
(そうめんの話 投稿日:03/04/29 メール欄ウニ)

時期:一回生の夏頃
「麻雀」(121)
(麻雀1/4 2006/02/22 メール欄ウニ)


74:時系列
06/09/25 02:21:28 iUoOHipQ0
時期:一回生の秋
「将棋」(121)
(将棋 1/8 2006/02/22 メール欄ウニ)

時期:一回生の夏から秋にかけて
「血(前編)」(131)(血 前編 2006/06/03 メール欄ウニ)
「血(後編)」(140)(血 後編 2006/08/28 メール欄ウニ)

時期:一回生の初秋
「四隅」(140)
(四隅 2006/08/28 メール欄ウニ)


75:時系列
06/09/25 02:22:23 iUoOHipQ0
時期:一回生の秋頃
「どうして幽霊は鉄塔にのぼるのか」(140)
(どうして幽霊は鉄塔にのぼるのか 2006/08/28 メール欄ウニ)

時期:一回生の秋頃
「魚男」(51)
(1/4 投稿日:03/08/30 メール欄ウニ)

時期:一回生の秋頃
「首をもがれたバッタ」(119)
(1/5 2006/01/21 メール欄ウニ)

76:時系列
06/09/25 02:22:59 iUoOHipQ0
時期:一回生の秋
「壺」(36)
(壷 1/6 投稿日:03/05/06 メール欄ウニ)

時期:一回生の冬
「顔」(131)
(顔 2006/06/03 メール欄ウニ)

時期:二回生の春頃
「写真」(131)
(写真 2006/06/03 メール欄ウニ)




77:時系列
06/09/25 02:23:39 iUoOHipQ0
時期:二回生の春
「人は死ぬとどうなる?」(119)
(1/3 2006/01/21 メール欄ウニ)

時期:二回生の夏
「奇形」(36)
(奇形 1/6 投稿日:03/05/06 メール欄ウニ)

時期:二回生の夏休み
「夢の鍵を求めて」(119)
(1/5 2006/01/21 メール欄ウニ)




78:時系列
06/09/25 02:24:13 iUoOHipQ0
時期:二回生の夏休み
「月の湧く沢」(114)
(本当にあった怖い名無し 2005/11/16 メール欄ウニ)

時期:二回生の夏休み
「葬祭」(131)
(葬祭2006/06/03 メール欄ウニ)

時期:不明
「超能力」(121)
(超能力 1/9 2006/02/22 メール欄ウニ)


79:時系列
06/09/25 02:24:45 iUoOHipQ0
時期:不明
「鍵」(35)
(鍵 投稿日:03/04/29 メール欄ウニ)

時期:三回生の秋
「失踪」(35)
(失踪 1/5 投稿日:03/04/30 メール欄ウニ)

挨拶
「さようなら」(35)
(さようなら 投稿日:03/05/01 メール欄ウニ)




80:時系列
06/09/25 02:27:32 iUoOHipQ0
誰でも(143)
本当にあった怖い名無し(sage) :2006/09/20(水)

81:時系列
06/09/25 02:29:28 iUoOHipQ0
師匠シリーズ外伝

時期:小学生の頃
・「怪談の部屋」(師匠シリーズ外伝?)
(名前: ウニ 投稿日:2001/06/19 メール欄なし)

・「チョコ」(師匠シリーズ外伝?)
(名前: ウニ 投稿日:2001/06/20 メール欄なし)

・「雲」(師匠シリーズ外伝?)
(雲 投稿日:03/05/10 メール欄なし)

82:本当にあった怖い名無し
06/09/25 03:07:44 iHykQRrn0
血の時期が違う
師匠が京介と出会って無いのが「血(本編)」
師匠と京介が既に出会っているのが「坂」

83:本当にあった怖い名無し
06/09/25 09:37:30 wX0wyyuJ0
>>70
>「次は多分」(35)
(あなたのうしろに名無しさんが・・・03/04/27 メール欄ウニ)

これ何?そんな話ないんだけど。

84:本当にあった怖い名無し
06/09/25 16:13:02 iHykQRrn0
えっと
「さようなら」と「誰でも」と
「次は多分」を読んだ事無いのですが
宜しければ誘導できる方教えて下さい。

85:本当にあった怖い名無し
06/09/25 18:08:06 ZRZDvLfw0
「次は多分」と「さようなら」は纏めサイトにある。35スレ目
「誰でも」は現行スレだ。
スレリンク(occult板:428-435番)

86:本当にあった怖い名無し
06/09/25 18:48:13 4EzKC7R6O
誰でも、読んできた
危ないねこの作者、一番危ないオカルトとのかかわり方だよ
その内、オカルトに飲み込まれて、ホンモノになっちゃうよ

87:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:01:34 zYZxyLZ70
次は多分って纏めサイトにある・・・?

88:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:12:00 C+WwH+r00
>>87
無いですねえ

89:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:21:57 iHykQRrn0
おおw読んだ読んだ面白かった。
>>85さんありがと。
てか師匠シリーズはフィクションだよね・・?
話が出来すぎてるし。
何故「さようなら」で親父の箸が割れるんだよ・・・。
「由加山皆殺しの家の話」読みてぇ・・。

90:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:22:23 7d5XeSBH0
>>86

お 前 は 何 を 言 っ て る ん だ ?

91:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:28:56 iHykQRrn0
次は多分はみつからないケド・・。

92:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:31:24 lqdATJKf0
>>82
だよねー。

てか、師匠と京介は血の時点じゃ出会ってないのに、
京介は師匠の言葉遣いが『オレオレ!~…ッシャオラ!』から『僕~だよ』に
変わった事を知っているのがおかしいと思う。

93:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:45:41 iHykQRrn0
つまり
血(本編)>坂、そうめん>血(後日談)
という流れか?

94:本当にあった怖い名無し
06/09/25 19:59:20 4+M6HmRv0
「次は多分」が見つからneeeeeeeeee

95:本当にあった怖い名無し
06/09/25 20:19:02 jVBFQAZf0
「次は多分」が載ってるのは、こっちのサイトな。
URLリンク(sharekowa.obunko.com)

96:本当にあった怖い名無し
06/09/25 20:46:49 iHykQRrn0
ありがと~見つかったw
師匠カッケーなw何でわかったんだ。
しかも5.6人殺してるだって?!!
ちょw捕まれよww

97:本当にあった怖い名無し
06/09/25 21:08:39 WGBRacH60
由加山、ゆがさんと読むようだね?

98:本当にあった怖い名無し
06/09/25 21:44:51 4GujYVRh0
「師事」よりも「次は多分」の方が早いんだね。

「次は多分」が師匠関係の初出かな。

99:本当にあった怖い名無し
06/09/25 22:28:26 YsCekOaMO
携帯からみれない!

100:本当にあった怖い名無し
06/09/25 22:32:55 jOS6yqvN0
洒落強に行ったら凄いことになってた
オカ板に粘着する荒らしって珍しいな

101:↑
06/09/25 22:37:17 4EzKC7R6O
珍しくも無いよ
洒落すれは何度も粘着きてるし
スレ分裂も何度もやってる

102:本当にあった怖い名無し
06/09/25 22:50:07 nqtTFum70
なんの利害関係もないのに他人を叩く奴が多いよな、オカ板って。
子供が多いからだろうね

103:本当にあった怖い名無し
06/09/25 22:52:17 e1YvpT+O0
師匠シリーズではないが、35の猫もウニさんだよね。
ほかにも書いているのかな?

104:本当にあった怖い名無し
06/09/25 23:09:29 4GujYVRh0
35は「猫」「犬」「影」とメル欄ウニだね。

スレ番は忘れたけど、倉庫の泣ける話投票所の「ミケ猫」もウニだった。
メル欄ウニじゃないけど「逆さの樵面」もそうだとか・・・

105:本当にあった怖い名無し
06/09/25 23:11:13 iHykQRrn0
おま、思わず猫読んじゃっただろw
こえ~よw
でかい顔はちと勘弁だって。


106:本当にあった怖い名無し
06/09/25 23:32:16 e5XyG07p0
やっぱ面白いよなあ。
語り口がスパスパしてて好きだ。

107:本当にあった怖い名無し
06/09/25 23:45:36 xaq+scyj0
こないだの誰でもって、ウニ?弟子?は
ああいう結論だったけど
京介さんはどうなんだろ。
京介さんてわりと否定派ぽい部分あるから
間崎みたいな人間は形は人間だけど
人間じゃないって風に
思ってる場合もあるとオモタ。
もれもやっぱり生きてるやつの方がコエー…。

108:本当にあった怖い名無し
06/09/26 08:41:55 han/PlcO0
>>107
ウニ氏でしょう。
師匠が絡まない話は別名義で書くって事だと思ったけど?

109:本当にあった怖い名無し
06/09/26 12:34:53 9SISVKB3O
師匠がらみの話は全部ウニ。
名前、及びメル欄にウニとあるのも全部ウニ。

それは分かるが何で樵面の話がウニ製ってことになるんだ?
樵面作者に失礼ですよ。

110:本当にあった怖い名無し
06/09/26 15:56:56 mDOGPutj0
書き口は師匠シリーズなんかとは違うよね
メイドインウニはとにかくテンポよく読みやすいって事を
考慮しているように思う。
逆さの樵面は話を詳細に説明している為にどうしても
クドさがでてきてしまう、民間伝承みたいで面白かったけどね。
まあ作者を知る術はないだろう。
とにかく!面白いシリーズ物読みてえ。

111:本当にあった怖い名無し
06/09/26 16:08:11 thTVJEYJO
>>99
今更かもしれないけど
URLリンク(p08.fileseek.net)

112:本当にあった怖い名無し
06/09/26 17:07:32 8FFsxA+FO
>>111
ありがとう!

113:本当にあった怖い名無し
06/09/26 20:54:25 mDOGPutj0
ウミ関係ないけど従姉妹シリーズ読んだ
てか、これも師匠役の人があぼんしちゃうわけか・・。

114:本当にあった怖い名無し
06/09/26 22:52:37 8TKU3Y4L0
前スレの第一夜、どっかに無いですかね?

115:本当にあった怖い名無し
06/09/26 23:13:15 mDOGPutj0
ん?フツーに>>1にある奴じゃないの?
スレリンク(occult板)


116:本当にあった怖い名無し
06/09/26 23:22:35 2OC/O9R00
>>114
肉池

117:本当にあった怖い名無し
06/09/26 23:34:28 8TKU3Y4L0
URLリンク(www.2chsearch.info)
全部じゃないけどここにありました。あは。
>>116
にくちゃんねる?


118:本当にあった怖い名無し
06/09/27 01:20:17 oP37W6DA0
っとと>>117さん自己解決のおかげで
俺も「住職シリーズ」と「Sシリーズ」発見。
前スレ興味なかったけど読んだ甲斐あったわw
>>117さんありがとん!

119:本当にあった怖い名無し
06/09/27 14:39:13 AE5mJIfv0
>>104
ミケ猫どこにあります・・?

120:シャル
06/09/27 15:06:06 LtPSlHszO
俺ウニ食えない

121:本当にあった怖い名無し
06/09/27 17:03:46 oP37W6DA0
>>119
纏めのPART36じゃないかな?

122:本当にあった怖い名無し
06/09/27 17:16:28 oP37W6DA0
ちょっとスレ違いだけど
SシリーズのSって嫌な奴だな、
こんな奴いたら俺殴ってるかも。
どんな理由があろうとも
人が連れてかれる(死ぬ)のを見捨てるか?
性格が破綻してるのは笑って済ませれるけど
さすがに見捨てるのには引いた。


123:本当にあった怖い名無し
06/09/27 20:23:30 ElJpSlFl0
1000 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/09/15(金) 23:48:41 ID:NBVhrUOOO

1000だったら京介はツンデレ

URLリンク(makimo.to)
第一夜はここ


124:本当にあった怖い名無し
06/09/27 21:58:12 ElJpSlFl0
513 名前: 超深読み 03/04/30 01:48

師匠はそうめんとかいって
ひと食ってんたじゃない?

125:本当にあった怖い名無し
06/09/27 22:41:17 gBxRDUaM0
正直人を食ってんのはウニ氏なんだけどね。

126:本当にあった怖い名無し
06/09/27 22:52:22 k/IMSz0+0
人を食ったようなってか。

127:本当にあった怖い名無し
06/09/27 23:09:57 oP37W6DA0
医学的には栄養失調だったのだから
胃液をそのまま吐いてたんじゃね?
幼馴染シリーズも読んだw
オカルト女って
我儘ってか強引ってか我が強い奴多いね。

128:本当にあった怖い名無し
06/09/28 12:42:22 b1XHzZJy0
女に限らず、師匠も相当強引で我が強いけどね。

129:本当にあった怖い名無し
06/09/28 23:17:56 dfAe+uWc0
やっぱあれだ、師匠シリーズ読むと
京極堂読みたくなってくる
めっさ没頭して読んでた、ホントあの作家の解釈は
参考に成るし目鱗なのが多い。
それが真実かどうかは別としてなw

130:本当にあった怖い名無し
06/09/28 23:40:29 0FSUB0AiO
>>122
スレ違いだが、Sの良さが分からないおまいが
かわいそうだ

131:本当にあった怖い名無し
06/09/29 02:52:07 2L/gosQw0
Sの良さ?
ミステリーマニアの俺には関係ねーぜ!
ってか女より京極堂の方が好きな性質
女性は純和風の人とマッタリ暮らしたいな。
ウブメの夏の映画あるじゃん
借りてみたけど良い感じだよ
何が良いかって小説の雰囲気をきちんと出しくれてる
つまり背景とか目くらまし坂とか凄く良い!
殆ど想像したとおりのセットが純和風に丁寧に作られていた。
内容は小説そのままだから流して見てたけどw
っとスレ違スレ違ごめんあそばせw
でもあのクオリティで魍魎の箱も製作したらまさにホラーだな。
箱の中の少女がやばすぎだろ。

132:本当にあった怖い名無し
06/09/29 07:18:08 i0VzdotAO
>>82 亀で悪いが血〔本編〕→坂→血〔後日談〕
で よい?

133:本当にあった怖い名無し
06/09/29 08:53:04 008OaH36O
Sって明らかに、語り手の事を陥れてるし
ただの池沼
可愛かったから、許してもらえたようなもの
それがいいとかいってるのは、ラノベのヒロインなんかにマジになってるような人
ツンデレとか、あの手のがリアルにいると、普通は殺意がわくよ

134:本当にあった怖い名無し
06/09/29 18:14:06 n+fnAlcC0
陥れてるというか・・・大抵は語り手が自分からトラブル起こしてるような。
それをSが楽しくオチしてるという感じだな。
放っておく事もできるのに、本気でヤバくなったら助けてくれてるし。
まぁSがまともではないのは確かだが。

135:本当にあった怖い名無し
06/09/29 22:00:52 2L/gosQw0
いやいやツンデレは許せるのw
性格悪いだけなら俺は許せるw
でも、どんなに顔が良くても許せないって思ったのは
学友見捨てたからだよ
「好き嫌いで人が死ぬのを見捨てた」から
Sは好きになれないんだよ。

>>132
合ってるはずだよ。

136:本当にあった怖い名無し
06/09/30 01:51:21 rxaoDbIu0
問題はどのくらい嫌ってたかだ。
それは自分にしか量れないもんだよ。

137:本当にあった怖い名無し
06/09/30 03:11:48 FNRt4jM40
洒落怖に新しい話が投下されてたな

もはや師匠シリーズは誰が書いてもいいのか?

138:本当にあった怖い名無し
06/09/30 03:47:49 wEXhWJ0EO
あれは師匠シリーズとは別物じゃない?
師匠車もってないはずだし
名前欄にウニって書いてないし

139:本当にあった怖い名無し
06/09/30 03:47:50 LfE7/AWN0
なんでわざわざ洒落怖に書くかねぇ。
「まとめサイトに載るから」ってアレか?

140:本当にあった怖い名無し
06/09/30 03:56:10 vG7Rl1y70
>>139
もともと洒落こわ期限だからね。
とりあえず「師匠もの」であればこのスレに転載しておいてもいいかなとか思うけど。

141:本当にあった怖い名無し
06/09/30 03:57:59 LfE7/AWN0
起源がどこだろうと、そもそも怖くない話はスレ違いなんだがね。
こっちでやる分には何の文句も言わんよ。

142:本当にあった怖い名無し
06/09/30 04:17:59 8eCaXJFN0
師匠一応車持ってるよ。
ただ題名が「?」なのは怪しいかな?
今までのセンスなら「トンネル近くの神社」や「祓われる者」
「間違ったルート」辺りが適当な題名だと思うけど。
名前欄にもウニ名無いって事は作者違うかなぁとは思う。
後、春夏秋冬時期がかかれてないのがちょっと怪しいかな。
>>141
一応オカルトだし洒落怖もそんなに怖い話乗ってないだろ。

143:本当にあった怖い名無し
06/09/30 06:24:25 CmLZMGiiO
なんか洒落怖荒れてたね(;´Д`)
ところでよくVIP VIPって聞くけど、VIPって言われてる人達ってどこから来てるの??語源とかってなんなの(・ε・?)

無知でごめん…Orz

144:本当にあった怖い名無し
06/09/30 06:33:44 qcngbgzeO
>>143
2ちゃんねるの雑談系2のニュー速VIP
て板から来る人たち。

語源はたしか、せめてここではビップ気分を…
とかそんな話じゃなかったかな…覚えてないや

145:本当にあった怖い名無し
06/09/30 07:05:49 CmLZMGiiO
>>144さん
そぅなんだぁ
(・ε・`)
教えてくれて ありがとぅ☆☆

2チャンっていうとよくVIP VIPって聞くけど、そんなに有名なの(・ε・?)

スレに関係なぃ話しちゃってるけど ごめんなさぃ(≧о≦゛)ノ


146:本当にあった怖い名無し
06/09/30 07:34:41 kNkok/G3O
>>145 うざいなお前

147:本当にあった怖い名無し
06/09/30 07:47:53 8eCaXJFN0
主に悪い意味で有名。
馬鹿騒ぎする中学生っていう印象。
稀にその力がまともに働く事もある。
良い例としては非人道的なHPを炎上させる事かな、
岩手だかどっかで重度の皮膚病患者を盗撮して
HPで晒して「ミイラ男キモイ」やら「臭い」やら
誹謗中傷していた男が居た。
VIPに突撃され敢え無く炎上その後大学に通報され注意勧告
アルバイト先にも通報されバイトは解雇になった事実がある。
新聞にも載ったはず。

148:本当にあった怖い名無し
06/09/30 08:21:14 DLlaXuZsO
基本的にクズの集まり
ドキソ自慢が基本のダニ

149:本当にあった怖い名無し
06/09/30 10:35:18 heL8ftbo0
>>148
最後が『ニダ』に見えた...orz
vipはいじっちゃダメですよ?

150:本当にあった怖い名無し
06/09/30 11:54:12 lDzwC0xmO
VIPからきますたって突撃されっぞw


マジレスするとVIPには真性のキティさんもいるが、大多数は普通の人間な
あとは、リアル厨が多いのが特徴

151:本当にあった怖い名無し
06/09/30 12:14:13 JTESGJ2TO
>133
ツンデレ女に惚れられなかった男の戯言だな。
オマエの目にはツンしか映らない。

152:本当にあった怖い名無し
06/09/30 13:07:12 fYpHRuRZO
一瞬 何スレ読んでるのか分からなくなった・・

153:本当にあった怖い名無し
06/09/30 15:01:52 DLlaXuZsO
>151
リアルでアレな人なんですねw

154:本当にあった怖い名無し
06/09/30 17:05:35 JTESGJ2TO
>153
女が欲しくて仕方ないのかゴミ

155:本当にあった怖い名無し
06/09/30 19:05:05 DLlaXuZsO
ホンモノキターーーーーーー

156:本当にあった怖い名無し
06/09/30 20:34:23 yCwgnaL60
隣のK市=倉敷市

157:本当にあった怖い名無し
06/09/30 20:45:55 JTESGJ2TO
>155
図星かゴミ
否定しろよ

158:本当にあった怖い名無し
06/09/30 21:07:20 d4tffZ1L0
別にインターネットの過疎ってる板のこれまた過疎ってるスレでストレス発散させるのは構わないけど、脱線しすぎじゃないか?

159:本当にあった怖い名無し
06/10/01 06:12:01 x5QXF+YAO
「さようなら」って纏めのどこにあるの?

160:本当にあった怖い名無し
06/10/01 06:19:09 Px/m+u300
纏めの35の師匠シリーズの括りの最後。

161:本当にあった怖い名無し
06/10/01 10:14:14 hjiRgRwzO
>155
ツンデレって言うのは、彼にとって、大切なものなんだよ
普通の人にとって、クダラナイものでもさ
あと、ラノベを軽く評価スルみたいな事を書くのもイクないよ
ラノベにも、名作と言えるのがあるし
この手の人にとっては、とて心の大きな部分をしめる、大切なものなんだから
バカにしたつもりが無くても
逆ギレされちゃいますよ

162:本当にあった怖い名無し
06/10/01 17:36:21 XOthGIxp0
>>161はツンデレ

163:本当にあった怖い名無し
06/10/01 19:33:36 x5QXF+YAO
>>160
携帯で見れるの無いですか?
「失踪」とは違うの?

164:本当にあった怖い名無し
06/10/01 19:48:24 Px/m+u300
あ~携帯では見れないらしいね
短いし転載するわ。

663 名前:さようなら 投稿日:03/05/01 00:30
隠れコテハンのウニです。
以前ちらっと触れた由加山皆殺しの家の話をこれから貼っつけようと
思っていたんですが、さっき親父が言うことには
今朝、親父の箸がテーブルの上で割れていたそうです。
こうしたことはバカにできないので、師匠との話をこれ以上書くのは
やめようと思います。
僕の箸だったら屁でもないんですが、親父になにかあったら凹むので・・・

もっと聞きたいというありがたいレス、感謝でした。
筆を折るのは残念ですが、今にして思うと「失踪」を先に書いておいたは
虫が知らせたのかもしれません。
また名無しにもどります。ではさようなら。

165:本当にあった怖い名無し
06/10/01 20:21:36 oY/DTp98O
……

166:本当にあった怖い名無し
06/10/01 21:15:12 tfO4oRvWO
本文がありませんって言われた

167:本当にあった怖い名無し
06/10/01 23:10:28 Px/m+u300
ほえぇ??
164読めなかった????

168:本当にあった怖い名無し
06/10/02 17:22:25 Byv1RxWQO
携帯からだけど読めたよ

169:本当にあった怖い名無し
06/10/02 17:42:36 JXwm9r2VO
携帯から読めませんでした~

170:本当にあった怖い名無し
06/10/02 18:32:19 qHe3KoYhO
>>161
誰もそこまで言ってないのに、被害妄想が過ぎてキモい。

171:本当にあった怖い名無し
06/10/02 19:08:04 Po9TFXxp0
ラノベ風味は最近の流行りなん?師匠しかり宮大工しかり・・・

172:本当にあった怖い名無し
06/10/02 19:28:29 SIcMM3Cq0
「?」って絶対作者違うよなあ。
師匠の口ぶりが普通すぎる。つまらなすぎ。
なんでウニはトリつけなかったんだろうな。

173:本当にあった怖い名無し
06/10/02 20:34:24 /s/EGmPq0
「由加山皆殺しの家の話」

激しく希望します!

174:本当にあった怖い名無し
06/10/02 22:33:29 Pp2Qd4HJ0
?は文体からして全然違うし、あれは無いわ
ヘタすぎ

175:本当にあった怖い名無し
06/10/02 23:21:45 /s/EGmPq0
URLリンク(piza.2ch.net)
発掘してみた

176:本当にあった怖い名無し
06/10/03 00:17:05 wENsSUjUO
>>175  乙!

177:本当にあった怖い名無し
06/10/03 11:11:50 y6gjXaTAO
>>175 見れなかった(´・ω・`)

178:本当にあった怖い名無し
06/10/03 11:37:23 iSBYlylR0
●買ってる奇特なネラーじゃないと見れない。
まともな一般人は諦めろ。

179:本当にあった怖い名無し
06/10/03 11:41:35 wZUJc0370
>>177-178
見れるよ、何回かトライしてみな


180:本当にあった怖い名無し
06/10/03 12:07:41 Qch1DByNO
今回も携帯からでも見れるわけだが


>170
本人乙

181:本当にあった怖い名無し
06/10/03 13:23:41 S/PA2bXk0
>>178
うまい棒ピザ味時代を知らない子なのね?
最近来たの?www

182:本当にあった怖い名無し
06/10/04 00:41:48 PmlS0AWg0
さぁ、皆の大好きな罵り合いが始まりましたよ・・

専ブラなら見れるんだけどね

183:本当にあった怖い名無し
06/10/04 01:08:45 ok0+aemM0
IEでも見れちゃうのは気のせいかな・・・

184:本当にあった怖い名無し
06/10/04 09:36:47 fpddn26k0
ちょwww
うまい棒なら俺に語らせろ。
まず「めんたいこ味」これに尽きるでしょう
王道!定石!庶民の味!だろ?

続いて「納豆味」これも又良い!
かる~く納豆のねばねば感があるわけよw
これがお菓子と納豆の共同作業って感じ?

んで最後は「チーズ味」サイコーでしょ?!
文句無いだろ?チーズは万人に好かれるだろうが
あえて明太子と納豆を上位にして於いた。
これはアレな、俺の好みを優先した。

あ、ちなみにピザ最下位な。

185:本当にあった怖い名無し
06/10/04 13:48:14 jT2pUd7oO
うまい棒なんかどうでもいいんだけど

186:本当にあった怖い名無し
06/10/04 14:25:19 fpddn26k0
うん、俺もそう思う。

187:本当にあった怖い名無し
06/10/04 18:52:04 d0s4Zwv60
うまい棒はソース味が最高だろ。
なあ、脳みそせんべいって知ってる?

188:本当にあった怖い名無し
06/10/04 21:24:48 D+tphAGz0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

189:本当にあった怖い名無し
06/10/04 22:41:15 1kTB+88c0
Sシリーズにまとめってない?
てか、Sシリーズのタイトル全部教えて

190:本当にあった怖い名無し
06/10/05 00:26:26 uJJdDxtH0
>>185 >>186
馬鹿。>>175のアドレス見ると、/piza.2ch.net/occult/ ってなってるだろ?
これはひろゆきが細々と2chやってた初期の時代のデータなんだ。
ひろゆきは当時サーバーにうまい棒の味の名前をつけてたから見りゃすぐ分かる。
ピザとか納豆とかめんたいとかな。
で、その当時のデータはdatがHTML化されてるから、●が無くても全然読めるって訳。
>>178は相当馬鹿なんだけど、おまいらも分からん事はスルーするか調べろ。
つまらんあおりいれると寂しいぞw

191:本当にあった怖い名無し
06/10/05 02:49:21 kfyPmS6f0
>>189
「Sシリーズ」これしかシラネ
「サイレントリベンジ」
URLリンク(syarecowa.moo.jp)
「エピソード2」
URLリンク(syarecowa.moo.jp)
「すさまじいこっくりさん」
URLリンク(syarecowa.moo.jp)
「にせもの」
URLリンク(syarecowa.moo.jp)

>>190
ちょwそんなトリビア知るかよww
てか2チャン暦長いのって誇れる事じゃないだろw
恥じる事でも無いだろうけど・・w



192:本当にあった怖い名無し
06/10/05 03:50:24 JS7mscT20
うまい棒最近食ってねーな
股間にくさい棒はついてるけどよ
ごめんなさい

193:本当にあった怖い名無し
06/10/05 04:15:29 qaG/5RW10
2ちゃん歴長いのは実生活では恥かもしれんが、2ちゃんねるというコミュニティ内ではなくてはならない存在。
うまい事言って情報引き出せたらおさらばしたらいいんだよ。

194:本当にあった怖い名無し
06/10/05 04:29:17 Je38p6CMO
(゚A゚)ノ元気にトッピー♪
ノ( ヘヘ   

 ヽ(゚A゚)ノ 今日も
  ( ) ゛元気に
 ゛/ω\ トッピー♪

(゚A゚)カケピー (゚A゚)ヤキピー
 ∨)    (∨
 ((     ))


    (゚A゚ )フリカケピー
   (⊃⌒*⌒⊂)
    /_ノωヽゝ

 __[警]
  ( ) (゚A゚)…
  ( )Vノ )
   ||  ω|

195:本当にあった怖い名無し
06/10/05 11:16:53 bNU3EEr00
2ちゃん歴長いのはリアルでは負け組み。2ちゃんでは勝ちってことか?

196:本当にあった怖い名無し
06/10/05 16:17:44 APBYu2rUO
つまり>190は上手く踊らされてしまったと

197:本当にあった怖い名無し
06/10/05 18:31:46 eufiA2Zk0
いいじゃん。>>190、知らなかった。有難う。

198:191
06/10/06 00:29:18 A3iLvFwV0
ちょ、190を叩く気なんてない
むしろ教えてくれて感謝している。

199:本当にあった怖い名無し
06/10/06 22:13:29 CX0bmRk/0
現実世界で負け犬でも構わない!!
2ちゃんで勝ってればそれでいい。
それがオカ板くおりぃちー♥

200:本当にあった怖い名無し
06/10/06 23:27:12 ynul3ayxO













201:本当にあった怖い名無し
06/10/07 05:15:37 oDRHC+0HO
そんな>>190の2ちゃん歴はどれくらいなんだろう… 俺は4、5年くらいだけど

202:本当にあった怖い名無し
06/10/07 08:17:32 mNlkC6rf0
まとめサイトの1位は、シリーズでの得票だから参考記録程度だよな。
1作あたり10票くらいか。


しかし実際はどれが一番票集めてるんだろうな。
初期だと奇形、後期だと将棋とか?

203:本当にあった怖い名無し
06/10/07 08:53:06 9q/bH4MhO
洒落怖part144の「?」ていう話はウニさん作じゃないの?

204:本当にあった怖い名無し
06/10/07 09:25:50 9q/bH4MhO
↑まとめね

205:本当にあった怖い名無し
06/10/07 18:54:25 Nwwkg5FKO
>203
ウニさんや第二期ウニさんに比べて明らかに文章が稚拙だと思わなかった?

206:本当にあった怖い名無し
06/10/08 09:07:23 r1y39yn2O
違和感は感じたね…
師匠シリーズに分類されてなかったから、偽者だろって先入観もあったけど

207:本当にあった怖い名無し
06/10/09 02:05:56 ZBtFTGz30
URLリンク(live.ladio.livedoor.com)

このページから、アクセスしてみて下さい。
まだ未完成ですが、師匠シリーズのインターネットラジオをしています。
番組名に、師匠シリーズという文字が入っています。
環境によっては聞くことが出来ません。その場合はごめんなさい。
原作の自分のイメージを大切にする人は、聞かない方が良いと思います。
今回のテスト放送は月曜の朝まで成り行き終わりで。

208:本当にあった怖い名無し
06/10/09 04:12:56 pW1v5BNu0
全く祭りが起ってないが・・・

209:本当にあった怖い名無し
06/10/09 04:22:01 pW1v5BNu0
尊氏みたいなボイス・・・GJ!

210:本当にあった怖い名無し
06/10/09 04:55:31 e4mSghJ60
ちょ、尊師・・・・・・

211:本当にあった怖い名無し
06/10/09 05:16:26 pW1v5BNu0
い、いや、
野太くていい声で・・・・正直スマンカッタ・・

212:207
06/10/09 09:45:43 ISOYC0Yn0
今回の放送です。
テスト放送 しゃれこわ 師匠シリーズ 原作 ウニ様、 演者 本郷弥生
 リスナー様数 終了時8/延べ30/瞬間最大13  ビットレート48kbps

御試聴ありがとう御座います。
そのうち過去の録音のものはリニューアル予定です。
いろんなアプリケーションを立ち上げていたら、順番が変わったりして、
ちょっと変でした。
また後日、お会いしたいと思います。

213:本当にあった怖い名無し
06/10/09 21:12:42 e4mSghJ60
ラジオ乙。
もっと聞きたいけど、どっかで聞けるの?
放送聴くしかない?

214:本当にあった怖い名無し
06/10/09 21:40:45 7hif3PpR0
てかね、主人公と師匠は何サークルに入ってたの?

215:207
06/10/10 00:03:45 1A4hCccT0
>>213
いずれ、師匠シリーズの音声化をコンプリートしたいと思っております。
放送の際は、また予告したいと思います。
基本的には、放送中に聞くしかないのですが、
ラジーというアプリケーションを使用すれば自動録音できますよ。
録音すれば違う時間に何度でも聞けます。
上で紹介したURLでは、オカルトラジオをやっている人たちもいます。

216:本当にあった怖い名無し
06/10/10 00:23:35 /gV41R/B0
稲川ジューンも廃業だな・・・

217:コピペ
06/10/10 20:37:03 5tF5s1iM0
151 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/05/30(火) 02:44:19 ID:mpmhyUFoO

俺の地元の後輩、消防の頃お稲荷さんの社にションベンしたら夢遊病になって、深夜、墓地で遊んでた。w

霊能者から視て貰ったら、『お稲荷さん、すげー怒ってる。一ヵ月、社の掃除しなさい。』だと。

真面目に掃除して治った。w

URLリンク(makimo.to)

師匠、何処かの祠(ほこら)を壊したことあったよね?
失踪と何か関係あるかも?


218:本当にあった怖い名無し
06/10/10 21:07:19 cnIThsKz0
今更だけどラジオ聞き逃したorz

219:本当にあった怖い名無し
06/10/11 00:24:33 /IDuJ5gj0
今サラダよ・・・・w

220:本当にあった怖い名無し
06/10/11 01:16:26 sHOB8CwwO
師匠シリーズの「次は多分」が見つからないんだけど、どこの纏めサイトにあるかURL貼ってください。

221:220
06/10/11 01:25:48 sHOB8CwwO
ごめん。
「次は多分」って
>>111さんが貼ってくれ てたやつだね。

222:本当にあった怖い名無し
06/10/11 09:12:13 x76DF+OJO
師匠シリーズ他色々怖い話載せてたサイトの人どおしちゃったの?長いこと更新されてないし…もしかして失踪?

223:本当にあった怖い名無し
06/10/11 13:53:32 9N5waz660
>>222
洒落怖まとめサイトのこと?
最近管理人復活して更新されてるよ。いままで忙しかったみたい。

224:本当にあった怖い名無し
06/10/11 18:16:03 x76DF+OJO
いや…このサイトなんだけど…
URLリンク(kowa-i.com)
同じ人がやってるのかな?


225:本当にあった怖い名無し
06/10/12 09:28:09 urN0RF7BO
失踪してるらしいな。
人に聞いただけだけど

226:本当にあった怖い名無し
06/10/12 19:30:27 bRzNukWSO
ひろゆきもだけど最近失踪多いな

227:本当にあった怖い名無し
06/10/13 04:03:22 70xGdNaP0
かくれんぼがしたくなったんだろう。

228:本当にあった怖い名無し
06/10/13 19:36:17 tijr1r9pO
僕10日が誕生日だったんだよ
これでまたYUKIタソに1歳近づいた

229:本当にあった怖い名無し
06/10/13 21:36:28 LvaoRJmUO
>>228
おめでとう

230:本当にあった怖い名無し
06/10/15 17:27:43 E1ORJ7Ny0
あげげげげげっげ

231:本当にあった怖い名無し
06/10/15 18:29:49 N8VV9Vtk0
  ☆ チン
                          
        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  ラジオまだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/

232:本当にあった怖い名無し
06/10/15 18:44:32 hHiKOVvQ0
魚(121)の京介さん、男になっているんだけどw
この作品は、別の人が書いたんだな...。

233:232
06/10/15 18:47:48 hHiKOVvQ0
>背が高くやたら男前だった。

これで間違えたw
ちゃんと女と書いてあるw

234:本当にあった怖い名無し
06/10/15 20:41:06 JHpA2ryE0
ウニ降臨!しかもトリ付き!こりゃ偽物だ・・・あのウニが取り付けるとは思えない。

235:本当にあった怖い名無し
06/10/15 21:06:06 6soCNfLh0
>>234
まーまー。
これからはトリ付きウニが本物ってことでいいジャマイカ。
一応中の人は最初から同じなのか聞いてみましょうかね。

236:本当にあった怖い名無し
06/10/15 21:18:05 JHpA2ryE0
逆に考えると、本物で、偽物防止のためかもな。ちょっと前の「?」と言う話はひどかったから。

237:本当にあった怖い名無し
06/10/15 21:25:26 sm18TkfEO
師匠がお払いグッズみたいな物出して来るなんて
新しい展開ね

238:本当にあった怖い名無し
06/10/15 21:28:43 6soCNfLh0
今回師匠関係ない話かと思ってたら、しっかり師匠が絡んできてがっかりしてる俺ガイル・・・
師匠が絡むと途端に全部が嘘くさくなるんだよなぁ。

239:本当にあった怖い名無し
06/10/15 22:04:58 PBLTf7gOO
これは初代のウニ?それとも別人?

240:本当にあった怖い名無し
06/10/15 22:28:30 R2wjDY5p0
ホモネタってどこにあるのだろう

241:本当にあった怖い名無し
06/10/15 22:32:48 6soCNfLh0
謎は解けた!
中の人は最初から同じだって。

242:本当にあった怖い名無し
06/10/15 22:39:31 E1ORJ7Ny0
>>234
どこに降臨したんだ?

243:本当にあった怖い名無し
06/10/16 00:32:10 cfUuQdog0
しかし、なんで急に質問に答えだしたんだろう?個人的にはクールに流してほしかった。

244:本当にあった怖い名無し
06/10/16 01:58:38 ytNj7TWq0
>>242
洒落怖にGO

245:本当にあった怖い名無し
06/10/16 02:13:03 JI0JstS+0
>>240
どこかの同人サイトに師匠×俺のホモネタがあるらしいという
噂を聞いたことならある

しっかし・・・あれ本当にウニかぁ?
なんか文体が全然違う気がするんだけど・・・

246:本当にあった怖い名無し
06/10/16 08:28:51 +N9/OZYKO
劣化したな(´・ω・`)

247:本当にあった怖い名無し
06/10/16 11:43:33 7dHa68uHO
いくらトリップつけたって最初に付けた奴が偽なら意味ないわけだしな。

248:本当にあった怖い名無し
06/10/16 13:45:36 wFJJmnRy0
>>245
ウニ氏はレベルアップしてるんだよ。
ライトノベルの方向にorz
創作だったか・・・orz

249:本当にあった怖い名無し
06/10/17 09:56:02 THE+h6pm0
見てきた。
とうとう乗っ取り始めたんだな。ありゃ贋物だ。
大体、長分になると分かっているなら、こっちに書けば良いのに
まとめサイトに載せてもらいたいだけってのは丸分かり。

250:本当にあった怖い名無し
06/10/17 14:51:41 dpBB3JZ70
ウニはただの馬鹿だ
調子に乗ったニートと言うか・・・なんか救いようの無い感じ?

251:本当にあった怖い名無し
06/10/17 16:32:21 j74hgmyz0
別にこっちに書いてもまとめに載るだろ
あそこは洒落コワのみまとめてるわけでもないし
その批判は筋違い

252:本当にあった怖い名無し
06/10/17 16:51:11 3Nm3Nr//0
>>249
ウニ氏はこのスレの存在を知ってるの?

253:本当にあった怖い名無し
06/10/17 20:23:42 dJCC2gZN0
まだこっちに書けよと言ってる奴いるな。こんな過疎スレに投下してもねえ・・・・。
それに洒落こわ発祥なんだからさあ、勝手にスレ立てて何勝手なことほざいてるんだよ。

254:本当にあった怖い名無し
06/10/17 20:25:09 dJCC2gZN0
しかも、まとめに乗せてもらいたいだけ、って・・・・。信者はすごいねえ

255:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:46:01 XaNdTh7X0
69 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:30:55 ID:lY9MF+tv0
大学1回生の秋。
オカルト系ネット仲間の京介さんの部屋に、借りていた魔除けのタリス
マンを返しに行ったことがあった。
京介さんは女性で、俺より少し年上のフリーターだった。黒魔術などが
好きな人だったが少しも陰鬱なところがなく、無愛想な面もあったがそ
の清潔感のある性格は、一緒にいて気持ちが良かった。
その日は、買ったばかりの愛車をガードレールに引っ掛けたという間抜
けぶりを冷やかしたりしていたのだが、これから風呂に入ってバイトに
行くからという理由であっさりと追い払われた。このところオフ会でも
会わないし、なんだか寂しかったが仕方がない。
目の前でドアを閉められる時、何度かお邪魔したこともある部屋の中に
わずかな違和感を感じたのは、気のせいではなかったと思う。
なにか忘れているような。
そんなぼんやりとした不安があった。

それから1週間はなにごともなかった。
自堕落な生活で、すっかり曜日の感覚がなくなっていた俺が、めずらしく
朝イチから大学の授業に出ようと思い、家を出た日のこと。
講義棟の前に鈴なりのはずの自転車が、数えるほどしかなかったあたりか
ら予感はされていたことだが、掲示板の前で角南さんという友達に会い
「今日は祝日だぞ」とバカにされた。だったらそっちもなんで来てるんだ
よ、と突っ込むと笑っていたが、急に耳に顔を寄せて「昨日歩いてたのだれ?
 やるじゃん」と囁いてきた。
なんのことかわからなかったので、「どこで?」と言ってみると「うわー
こいつ」と肘うちを喰らい、意味のわからないまま彼女は去っていった。
俺は首を捻りながら講義棟を出た。


256:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:47:36 XaNdTh7X0
71 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:33:54 ID:lY9MF+tv0
昨日はたしか、駅の地下街を歩いたはずだ。角南さんはそのあたりの店で
バイトしているはずなので、そこで見られたようだ。
しかし昨日俺は一人だった。だれかと歩いていたはずなんてない。
たまたま同じ方向に進んでいた人を、連れだと思われたのか。
なぜか急に背筋が寒くなってきて振り返ったが、閑散としたキャンパスが
広がっているだけだった。
俺は自転車をとばして、逃げるようにアパートへ引き返した。
そのあいだ後ろからだれかがついて来ているような気がして、ときどき振
り向きながらペダルをこいだ。
なぜかだれともすれ違わなかった。
俺のアパートは学校から近いとはいえ、その途中に通行人の一人もいない
なんて、なんだか薄気味が悪い。
駐輪場に自転車を止め、階段を登り、アパートの部屋のドアを開ける。
学生向けのたいして広くもない部屋は、玄関からリビングの奥まで見通せる
つくりになっていた。
はずだった。
のに。
キッチンに俺がいた。
俺は無表情で、こちらに目も向けずトイレのドアを開けるとスッと中に消えた。
パタンとドアが閉まる。
現実感がない。
玄関で俺は靴も脱がず立ち尽くしていた。そして今見たものを反芻する。
鏡ではもちろんない。生きて動いている俺が、トイレのドアを開けて中に入っ
た。という、それだけのことだ。それを俺自身が見ているという異常な事態で
さえなければ。


257:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:49:06 XaNdTh7X0
72 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:37:14 ID:lY9MF+tv0
怖い。
この怖さをわかってもらえるだろうか。
思わず時計を見た。まだ朝のうちだ。部屋の窓のカーテン越しに射す太陽の
光が眩しいくらいだ。
だからこそ、この逃げようのない圧迫感があるのだろう。
夜の怖さは、明かりをつけることで。あるいは夜が明けることで克服されるか
も知れない。
しかし朝の部屋が怖ければ、どこに救いがあるというのか。
部屋にはなんの音もない。
トイレからもなんの気配も感じられない。
おそらく俺は10分くらい同じ格好で動けなかった。そして今のはなんだろう
今のはなんだろうと、呪文のように頭の中で繰り返し続けた。
見なかったことにして、とりあえずコンビニでも行こうかと、どれほど思ったか。
でも逃げないほうがいい。なぜかそう決めた。
たぶん、幻覚だからだ。
というか、幻覚じゃないと困る。
俺はオラァと大きな声を出すと、ズカズカと部屋の中へ進み躊躇なくトイレの
ドアを開け放った。
開ける瞬間にもオラァとわけのわからない掛け声をあげた。
中にはだれもいなかった。
ほっとした、というよりオッシャア、と思った。
念のためにトイレの中に入ろうとしたとき、視線の端で何かが動いた気がした。
閉めたはずの玄関のドアが開いていて、その隙間から俺の顔が覗いていた。

再び自転車を駆って、休日の道を急ぐ。
今日は朝イチで大学の講義に出て、清清しい気持ちになっているはずだったの
に、なんでこんな目にあっているのだろう。


258:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:50:17 XaNdTh7X0
74 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:39:56 ID:lY9MF+tv0
俺はさっきまで自分の部屋のトイレに立てこもっていた。中から鍵を掛けて、
ノブをしっかり握っていた。俺が玄関から入ってきたら、どうしよう。オラァ
とかいう声が外から聞こえたら、失神していたかも知れない。
どれほど中にいたのかわからないが、とにかく俺はついにトイレからビクビク
と出てきて、電話をした。
こういう時にはやたら頼りになるオカルト道の師匠にだ。
しかし出ない。携帯にもつながらない。
焦った俺は次に京介さんへ電話をした。
「はい」
という声が聞こえたときは、心底嬉しかった。
そしてつい1週間まえにも通った道を、数倍の速度で飛ばした。
京介さんは、住んでいるマンションのそばにある喫茶店にいるということだ
った。
店のガラス越し、窓際の席にその姿を見つけたときには、俺は生まれたばか
りの小動物のような気持ちになっていた。
ガランガランという喫茶店のドアの音に振り向いた京介さんが、「ヨオ」と
手をあげる席に走って行き、俺は今日あったことをとにかく捲くし立てた。
「ドッペルゲンガーだな」
あっさりと京介さんは言った。
「自分とそっくりな人間を見る現象だ。まあほとんどは勘違いのレベルだろ
 うが、本物に会うと死期が近いとか言われるな」
ドッペルゲンガー。
もちろん聞いたことがある。そうか。そう言われれば、ドッペルゲンガー
じゃん。
不思議なもので、正体不明のモノでも名前を知っただけで奇妙な安心感が生
まれる。むしろ、そのために人間は怪異に名前をつけるのではないだろうか。

259:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:51:45 XaNdTh7X0
76 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:41:55 ID:lY9MF+tv0
「おまえのはどうだろうな。白昼夢でも見たんじゃないのか」
そうであってほしい。
あんなものにうろちょろされたら、心臓に悪すぎる。
「しかし気になるのは、その女友達が見たというおまえだ。おまえとドッペ
 ルゲンガーの二人を見たような感じでもない。話しぶりからするとおまえ
 と一緒に歩いていたのは女だな。本当に心あたりがないのか」
頷く。
「じゃあ、ドッペルガンガーがだれか女と歩いていたのか。おまえの知らな
 いところで」
「こんど聞いておきます。角南さんがどこで俺を見たのか」
俺は注文したオレンジジュースを飲みながらそう言った。そう言いながら、
京介さんの様子がいつもと違うのを訝しく思っていた。
あの、飄々とした感じがない。
逼迫感とでもいうのか、声がうわずるような気配さえある。
ドッペルゲンガーだな、と言ったその言葉からしてそうだった。
「どうしたんですか」
とうとう口にした。
京介さんは「うん?」と言って目を少し伏せた。
そして溜息をついて、「らしくないな」と話し始めた。

260:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:53:08 XaNdTh7X0
77 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:44:31 ID:lY9MF+tv0
京介さんがもう一人の自分に気づいたのは小学生のときだった。
はじめは、ふとした拍子に視線の端に映る人間の顔を見てオバケだと思った
という。
視界のいちばん隅。そこを意識して見ようとしても見えない。なにかいる、
と思ったのはあるいはもっと昔からだったかも知れない。
でも視線の端の白っぽいそれが人の顔だとわかり、オバケだと思ったすぐあと、
「あ、自分の顔だ」と気づいてしまった。
それは無表情だった。
立体感もなかった。
そこにいるような存在感もなかった。顔をそちらに向けると、自然とそれも
視線に合わせて移動した。まるで逃げるように。
いつもいるわけではなかった。
けれど疲れたときや、なにか不安を抱えているときにはよく見えた。
怖くはなかった。
中学生のとき、ドッペルゲンガーという名前を知った。
その本には、ドッペルゲンガーを見た人は死ぬと書いてあった。
そんなのは嘘っぱちだと思った。
そのころには、それは顔だけではなかった。トルソーのように上半身まで見
えた。ただその日着ている自分の服と同じではなかったように思う。どうし
てそんなものが見えるのか、不思議に思ったけれどだれかに話そうとは思
わなかった。自分と、自分だけの秘密。
高校生のとき、自己像幻視という病気を知った。精神の病気らしい。
嘘っぱちだとは思わなかった。ドッペルゲンガーにしても、自己像幻視に
しても、結局自分にしか見えないなら同じことだ。そういう病気だとしても、
同じことなのだった。


261:本当にあった怖い名無し
06/10/17 21:54:08 XaNdTh7X0
78 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:47:06 ID:lY9MF+tv0
そのころには、全身が見えていた。
視線の隅にひっそりと立つ自分。
表情はなく、固まっているように動かない。そして、それがいる場所をだ
れか他の人が通ると、まるでホログラムのように透過してしまい揺らぎも
なくまたそのままそこに立っているのだった。
全身が見えるようになると、それからは特に変化はないようだった。
相変わらず疲れたときや、精神的にピンチのときにはよく見えた。だからと
いって、どうとも思わない。ただそういうものなのだと思うだけだった。
それが、である。
最近になって変化があらわれた。
ある日を境に、それの「そこにいる感じ」が強くなった。ともすればモノク
ロにも見えたそれが、急に鮮やかな色を持つようになった。そしてその立体
感も増した。だれかがそこを通ると「あ。ぶつかる」と一瞬思ってしまうほ
どだった。ただやはり他の人には触れないし、見えないのであった。
ところが、ある日部屋でジーンズを履こうとしたとき、それが動いた。
ジーンズを履こうとする仕草ではなく、意味不明の動きではあったが確かに
それの手が動いていた。
それから、それはしばしば動作を見せるようになった。けっして自分自身と
同じ動きをするわけではないが、なにかこう、もう一人の自分として完全な
ものなろうとしているような、そんな意思のようなものを感じて気味が悪く
なった。
相変わらず無表情で、自分にしか認識できなくて、自分ではあるけれど少し
若いようにも見えるそれが、はじめて怖くなったという。

262:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:33:24 XaNdTh7X0
79 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:52:31 ID:lY9MF+tv0
京介さんの独白を聞き終えて、俺はなんとも言えない追い詰められたような
気分になっていた。
逃げてきた先が、行き止まりだったような。そんな気分。
「ある日を境にって、いつですか」
なにげなく聞いたつもりだった。
「あの日だ」
「あの日っていつですか」
京介さんはグーで俺の頭を殴り、「またそれを言わせるのかこいつ」と言った。
俺はそれですべてを理解し、すみませんと言ったあとガクガクと震えた。
「どう考えても、無関係じゃないな」
おまえのも含めて。
京介さんは最後のトーストを口に放り込みコーヒーで流し込んだ。
俺はそのときには、京介さんの部屋へタリスマンを返しに行った時の違和感
の正体に気がついてしまっていた。
「部屋の四隅にあった置物はどうしたんです」
あの日、結界だと言った4つの鉄製の物体。
それが1週間前には部屋の中に見当たらなかった。
「壊れた」
その一言で、俺の蚤の心臓はどうにかなりそうだった。
「それって、」
しゃくり上げるように、俺が口走ろうとしたその言葉を京介さんが手で無理
やり塞いだ。
「こんなところでその名前を出すな」
俺は震えながら頷く。
「ドッペルゲンガーっていうのは、大きくわけて2種類ある。自分にしか見
 えないものと、他人にも見えるもの。前者は精神疾患によるものがほと
 んどだ。あるいは一過性の幻視か。そして後者はただの似てる人物か、あ
 るいは生霊のような超常現象か。どちらにしても、異常な現象にしては合
 理的な逃げ道がある。私が前者でおまえが後者だが、それが同じ出来事に
 触れた二人に現れたというのは、しかし偶然にしては出来すぎだ」


263:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:34:49 XaNdTh7X0
80 :ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:55:20 ID:lY9MF+tv0
つまり、あの人なわけですね。
俺は頭の中でさえ、その名前を想起しないように意識を上手く散らした。
「甘く見ていたわけじゃないんだが、まずいなこれは」
京介さんは眉間に皺を寄せてテーブルを指でトントンと叩いた。
俺は生きた心地もせず、ようやくぼそりと呟いた。
「こんなことならタリスマン、返すんじゃなかった」
その瞬間、京介さんが俺の胸倉を掴んだ。
「今なんて言った」
「だ、だからあの魔除けのなんとかいうタリスマンを返したのは失敗だった
 って言ったんですよ。また貸してくれませんか」
なぜか京介さんは珍しく険しい形相で強く言った。
「なに言ってるんだ、おまえはタリスマンを返してないぞ」
俺はなにを言われているのかわからず、うろたえながら答える。
「先週返しにいったじゃないですか、ほら風呂入るから帰れって言われた
 日ですよ」
「まだ持ってろって言ったろ?! あれをどうしたんだ」
「だから返したじゃないですか。だから今はないですよ」
京介さんは俺の胸元を触って確かめた。
「どこで無くした」
「返しましたって。受け取ったじゃないですか」
「どうしたっていうんだ。おまえは返してない」
会話が噛み合わなかった。
俺は返したと言い、京介さんは返してないと言う。
嘘なんか言ってない。俺の記憶では間違いなく京介さんにタリスマンを返し
ている。
そして少なくとも、いま俺が魔除けの類をなにも持っていないのは確かだった。


264:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:36:05 XaNdTh7X0
81 :ドッペルゲンガー ラスト  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 21:57:56 ID:lY9MF+tv0
京介さんはいきなり自分のシャツの胸元に手を突っ込むと、三角形が絡み合っ
た図案のペンダントを取り出した。
「これを持っていろ」
それはたしか、京介さん以外の人が触ると力が失せるとか言っていたものでは
なかったか。
「よく見ろ。あれは六芒星で、これは五芒星」
そう言われればそうだ。
「とりあえずはこれで、もう一人のおまえにどうこうされることはないだろう。
 だがなにが起こるかわからない。しばらく慎重に行動しろ。なにかあったら、
 私か・・・・・・」
そこで京介さんは言葉を切り、真剣な表情で続けた。
「あの変態に連絡しろ」
あの変態とは、俺のオカルト道の師匠のことだ。京介さんは師匠とやたら反目
している。はずだった。
「まったく」と言って、京介さんは喫茶店の椅子に深く沈んだ。
そして「ドッペルゲンガーは」と繋いだ。
「死期が近づいた人間の前に現れるっていうのはさ、嘘っぱちだと思ってた。
 ずっと前から見えてたのに、今まで生きてたわけだし。でも、違うのかも
 知れない。ただの幻が、いまドッペルゲンガーになろうとしているのかも
 知れない」
俺は死にたくない。まだ彼女もいない。童貞のまま死ぬなんて、生き物として
失格な気がする。
「その、もう一人の京介さんは今もいますか」
うつむき加減にそう聞くと、京介さんは頷いて長い指でスーッと側方の一点を
指し示した。
そこにはなにも見えなかった。
京介さんの指先は店内の一つの席をはっきり指していたのに、そこにはだれも
座っていなかった。
店内はランチタイムで混み始め、ほとんどの席が埋まってしまっているという
のに、そこにはだれも座っていないのだった。


265:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:37:17 XaNdTh7X0
43 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:35:54 ID:lY9MF+tv0
大学2回生時、9単位。3回生時0単位。
すべて優良可の良。
俺の成績だ。
そのころ子猫をアパートで飼っていたのであるが、いわゆる部屋飼いで一切
外には出さずに育てていて、こんなことを語りかけていた。
「おまえはデカなるで。この部屋の半分くらい。食わんでや、俺」
しかしそんな教育の甲斐なく子猫はぴったり猫サイズで成長を止めた。
そのころ、まったく正しく猫は猫になり。
犬は犬になり。
春は夏になった。
しかしながら俺の大学生活は迷走を続けて、いったい何になるのやら向かう
先が見えないのだった。

その夏である。大学2回生だった。
俺の迷走の原因となっている先輩の紹介で、俺は病院でバイトをしていた。
その先輩とは、俺をオカルト道へ引きずり込んだ元凶のお方だ。
いや、そのお方は端緒にすぎず結局は自分の本能のままに俺は俺になったの
かもしれない。
「師匠、なんかいいバイトないですかね」
その一言が、その夏もオカルト一色に染め上げる元になったのは確かだ。


266:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:38:01 XaNdTh7X0
44 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:37:10 ID:lY9MF+tv0
病院のバイトとは言っても、正確にいうと「訪問看護ステーション」という
医療機関の事務だ。
訪問看護ステーションとは、在宅療養する人間の看護やリハビリのために、
看護師(ナース)や理学療法士(PT)、作業療法士(OT)が出向いてその
行為をする小さな機関だ。
ナース3人にPT・OT1人ずつ。そして事務1人の計6人。
この6人がいる職場が病院の中にあった。
もちろん経営母体は同一だったから、ナースやPTなどもその病院の出身で、
独立した医療機関とはいえ、ただの病院の一部署みたいな感覚だった。
その事務担当の職員が病欠で休んでしまって、復帰するまでの間にレセプト
請求の処理をするにはどうしても人手が足りないということで、俺にお声が
かかったのだった。
ナースの一人が所長を兼ねていて、彼女が師匠とは知り合いらしい。
60近かったがキビキビした人で、もともとこの病院の婦長(今は師長とい
うらしい)をしていたという。
その所長が言う。
「夜は早くかえりなさいね」
あたりまえだ。大体シフトからして17時30分までのバイトなんだから。
なんでも、ステーションのある4階はもともと入院のための病床が並んでい
たが、経営縮小期のおりに廃床され、その後ほかの使い道もないまま放置さ
れてきたのだという。今はナースステーションがあったという一室を改良し
て事務所として使っていた。そのためその階ではステーションの事務所以外
は一切使われておらず、一歩外に出ると昼間でも暗い廊下が人気もなくずーっ
と続いているという、なんとも薄気味悪い雰囲気を醸し出しているのだった。
それだけではない。ナースたちが囁くことには、この病棟は末期の患者の
ベッドが多く、昔からおかしなことがよく起こったというのだ。だからナース
たちも夜は残りたくないという。勤務経験のある人のその怖がり様は、ある種
の説得力を持っていた。


267:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:38:36 XaNdTh7X0
45 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:38:44 ID:lY9MF+tv0
絶対早く帰るぞ。
そう心に決めた。
が、これが甘かった。
元凶は毎月の頭にあるレセプト請求である。一応の引継ぎ書はあるにはあるが、
医療事務の資格もなにもない素人には難しすぎた。特に訪問看護を受けるよう
な人は、ややこしい制度の対象になっている場合が多く、いったい何割をどこ
に請求して残りをどこに請求すればいいのやら、さっぱりわからなかった。
頭を抱えながらなんとか頑張ってはいたが、3日目あたりから残業しないと
無理だということに気づき、締め切りである10日までには仕上がるようにと、
毎日の帰宅時間が延びていった。
「大変ねえ」
と言いながら仕事を終えて帰るナースたちに愛想笑いで応えたあと、誰もい
ない事務所には俺だけが残される。
とっくに陽は暮れて、窓からは涼しげな夜風が入り込んでくる。
静かな部屋で、電卓を叩く音だけが響く。
ああ。いやだ。いやだ。
昔はこの部屋で夜中、ナースコールがよく鳴ったそうだ。
すぐにすぐにかけつけると、先日亡くなったばかりの患者の部屋だったり
したとか・・・・・・
そんな話を昼間に聞かされた。
一時期完全に無人になっていたはずの4階で、真夜中に呼び出し音が鳴ったこ
ともあるとか。ナースコールの機器なんてとっくに外されていたにもかかわらず。
確かに病院は怪談話の宝庫だ。でも現場で聞くのはいやだ。
俺はやっつけ仕事でなんとかその日のノルマを終えて、事務所を出ようとする。
恐る恐るドアを開くと、しーんと静まり返った廊下がどこまでも伸びている。

268:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:39:08 XaNdTh7X0
46 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:39:57 ID:lY9MF+tv0
事務所のすぐ前の電灯が点いているだけで、それもやたらに光量が少ない。
どけちめ。だから病院はきらいだ。
廊下を少し進んで、階段を降りる。
1階までつくと人心地つくのだが、裏口から出ようとすると最後の関門がある。
途中で霊安室の前を通るのだ。
もっとこう、地下室とか廊下の一番奥とかそんなところにあることをイメージ
していた俺には意外だったが、あるものは仕方がない。
『霊安室』とだけ書かれたプレートのドアの前を通り過ぎていると、どうして
も摺りガラスの向こうに目をやってしまう。
中を見せたいのか見せたくないのか、どっちなんだと突っ込みたくなる。
中は暗がりなので、もちろんなにも見えない。なにかが蠢いていてもきっと外
からはわからないだろう。
そんな自分の発想自体に怯えて、俺は足早に通り過ぎるのだった。

そんなある日、レセプト請求も追い込みに入った頃に、夕方の訪問を終えた
ナースの一人が事務所に帰ってきた。
ドアを開けた瞬間、俺は思わず目を瞑った。なぜかわからないが、見ないほう
がいい気がしたのだ。
そのまま俯いて生唾を飲む俺の前をナースは通り過ぎ、所長の席まで行くと
沈んだ声で「××さんが亡くなりました」と言った。
所長は「そう」と言うと、落ち着いた声でナースを労った。そしてその人の
最期の様子を聞き、手を合わせる気配のあとで「お疲れさまでした」と一言いった。
PTやOTというリハビリ中心の訪問業務と違い、ナースは末期の患者を訪問
することが多い。病院での死よりも、自分の家での死を家族が、あるいは自分
が選択した人たちだ。多ければ年に10件以上の死に立ち会うこともある。
そんなことがあると、今更ながら病院は人の死を扱う場所なのだと気づく。
複数回訪問の多さから薄々予感されたことではあったが、ついさっきまでその
人のレセプトを仕上げていたばかりの俺にはショックが大きかった。


269:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:39:40 XaNdTh7X0
47 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:40:46 ID:lY9MF+tv0
そして、いま目が開けられないのは、そこにその人がいるからだった。
その頃は異様に霊感が高まっていた時期で、けっして望んでいるわけでもない
のに、死んだ人が見えてしまうことがよくあった。高校時代まではそれほど
でもなかったのに、大学に入ってから霊感の強い人に近づきすぎたせいだろうか。
「じゃあ、これで失礼します。お疲れ様でした」
ナースが帰り支度をするのを音だけで聞いていた。そして蝿が唸っている
ような耳鳴りが去るのをじっと待った。
二つの気配がドアを抜けて廊下へ消えていった。
俺はようやく深い息を吐くと、汗を拭った。
たぶんさっきのは、とり憑いたというわけでもないのだろう。ただ「残って
いる」だけだ。
明日にはもう連れて来ることはないだろう。
俺は、ここに「残らなかった」ことを心底安堵していた。その日も夜遅くまで
残業しなければならなかったから。
その次の日。
もう終業間近という頃。
不謹慎な気がして、死んだ人のことをあれこれ聞けないでいると、所長の方
から話しかけてきた。
「あなた見えるんでしょう」
ドキっとした。事務所には俺と所長しかいなかった。
「私はね、見えるわけじゃないけど、そこにいるってことは感じる」
所長は優しい声で言った。
そういえば、この人はあの師匠の知り合いなのだった。
「じゃあ、昨日手を合わせていたのは」
「ええ。でもあれはいつでもする私の癖ね」
そう言ってそっと手を合わせる仕草をした。

270:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:40:11 XaNdTh7X0
48 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:43:11 ID:lY9MF+tv0
俺は不味いかなと思いつつも、どうしても聞きたかったことを口にした。
「あの、夜中に人のいないベッドからナースコールが鳴るって、本当にあった
 んですか」
所長は溜息をついたあと、答えてくれた。
「あった。仲間からも聞いたし。私自身も何度もあるわ。でもそのすべてが
 おかしいわけでもないと思う。計器の接触不良で鳴ってしまうことも確かに
 あったから。でもすべてが故障というわけでもないのも確かね」
「じゃ、じゃあこれは?」
と所長の口が閉じてしまわないうちに俺は今までに聞いた噂話をあげていった。
所長は苦笑しながらも、一々「それは違うわね」「それはあると思う」と丁寧
に答えてくれた。
今考えれば、こんな興味本位なだけの下世話で失礼な質問をよく並べられた
ものだと思う。しかしたぶん所長は、師匠から俺を紹介された時、なにか師匠
に含められていたのではないだろうか。
ところが、ある質問をしたときに所長の声色が変わった。
「それは誰から聞いたの?」
俺は驚いて思わず「済みません」と謝ってしまった。
「謝ることはないけど、誰がそんなことを言ったの」
所長に強い口調でそう言われたけれど、俺は答えられなかった。
どんな質問だったのか、はっきり思い出せないのだが、この病棟に関する怪奇
じみた噂話だったことは確かだ。
不思議なことに、その訪問看護ステーションのバイトを止めてすぐに、この噂
についての記憶が定かでなくなった。
だがその時ははっきり覚えていたはずなのだ。ついさっき自分でした質問なの
だから当たり前であるが。しかし誰からその噂を聞いたのかはその時も思い
出せなかった。ナースの誰かだったか。それともPTか、OTか。病院の
職員か・・・・・・


271:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:42:12 f94rBNggO
自演支援

272:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:42:23 XaNdTh7X0
49 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:44:16 ID:lY9MF+tv0
所長は、穏やかではあるが強い口調で「忘れなさい」と言うと帰り支度を
始めた。
俺は一人残された事務所で、いよいよ切羽詰ったレセプト請求の仕上げと格闘
しなければならなかった。やたらと浮き足立ってしまった心のままで。
泣きそうになりながら、減らない書類の山に向かってひたすら手を動かす。
夜蝉も鳴き止んだ静けさの中で一人、なにかとても恐ろしい幻想がやってくる
のを必死で振り払っていた。
よりによって、次の日は10日の締め切りだった。どんなに遅くなってもレセ
プトを終わらせなくてはならない。
チッチッチッ
という時計の音だけが部屋に満ちて、俺はその短針の位置を確認するのが怖
かった。多分日付変わってるなぁ、と思いながら段々脳みその働きが鈍くなって
いくのを感じていた。
いつのまにウトウトしていたのか、俺はガクンという衝撃で目を覚ました。
意識が鮮明になり、そして部屋には張り詰めたような空気があった。
なぜかわからないが、とっさに窓を見た。
その向こうには闇と、遠くに見える民家の明かりがぽつりぽつりと偏在して
いるだけだった。
次にドアを見た。なにかが去っていく気配があった気がした。
そして俺の頭の中には、今日所長に質問した中にはなかった、奇怪な噂が新た
に入り込んでいた。
遠くから蝿の呻くような音がする。
「誰に聞いたのか」
とは、そういうことなのか。
『誰も言うはずがない話』
あるいは、『所長以外、誰も知っているはずがない話』
たとえば、所長が最期を看取った人の話・・・・・・


273:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:42:56 XaNdTh7X0
50 :病院  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:45:27 ID:lY9MF+tv0
そんな話を俺がしたら、今日のような態度になるだろうか。
そんな噂話を俺にしたのは誰だろう。今、闇に消えたような気配の主だろうか。
生々しい、そしてついさっきまでは知らなかったはずの奇怪な噂が頭の中で渦
を巻いている。
俺はここから去りたかった。
でも絶対無理だ。
今あのドアを開けて、暗い廊下に出て、人の居ない病室を通り、狭い階段を
降り、霊安室の前を行くのは。
俺はブルブルと震えながら、このバイトを引き受けたことを後悔していた。
廊下の闇の中に、なにかを囁きあうような気配の残滓が漂っているような気がする。
それからどれくらい経ったのか。
ふいに静寂を切り裂くような電話のベルが鳴った。
心臓に悪い音だった。
でも、生きている人間側の音だという、そんな意味不明の確信にすがりつくよ
うに受話器をとった。
「もしもし」
「よかったー。まだいた。ねえ、そこに○○さんのカルテない?」
聞き覚えのある声がした。ステーションのナースの一人だった。
「すっごく悪いんだけど、今○○さんの家から連絡があって、危篤らしいから、
 ほんと悪いんだけど今すぐカルテ持って○○さんの家に来てくれない? 
 私もすぐ行くけど、そっち寄ってたら時間かかりそうだから」
俺は「はい」と言って、すぐにカルテを持って駆け出した。
ドアを開けて、廊下を抜けて、階段を降りて、霊安室の前を通って、生暖かい
夜風の吹く空の下へ飛び出した。


274:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:43:34 XaNdTh7X0
51 :病院 ラスト  ◆oJUBn2VTGE :2006/10/15(日) 20:47:05 ID:lY9MF+tv0
所詮は臨時の事務職だ。
でもその日、人の命に関わる仕事をしたという確かな感触があった。
鬱々と、下を向いてばかりでなくてよかった。
人の死を、興味本位で語るばかりじゃなくてよかった。
こんな、夜の緊急訪問はよくあることらしい。でも俺にとって、特別な意味
がある気がした。
だから、カルテを届けたあとまた事務所に帰ってレセプト請求をすべて完成
させるのに、全精力を傾けられたのだろう。

次の日、あまり寝てない瞼をこすりながら出勤すると、所長が「お疲れ様。
昨日は大変だったわね」と話かけて来た。
俺は、「いえ、このくらい」と答えたが、所長は首を振って「やっぱりあなた
には向いてない職場かもね」と優しい声で言うのだった。
俺はそのあと、2週間くらいでそのバイトを止めた。
いい経験になったとは思う。
でも、人の死をあれほど受け止めなければならない職場は、やはり俺には向
いてないのだろう。
俺があの夜、カルテを届けた人はその日の朝に亡くなった。
そしてその死を看取ったナースは、すぐに次の訪問先へ向かった。また、その
肩に死者の一部を残したままで。


275:本当にあった怖い名無し
06/10/17 22:44:43 XaNdTh7X0
「黒い手」、誰か避難頼む

276:本当にあった怖い名無し
06/10/18 05:54:39 Gh+JZnGL0
53 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 20:49:55 ID:lY9MF+tv0
その噂をはじめに聞いたのは、ネット上だったと思う。
地元系のフォーラムに出入りしていると、虚々実々の噂話をたくさん頭に
叩きこまれる。どれもこれもくだらない。
その中に埋もれて、「黒い手」の噂はあった。

黒い手に出会えたら願いがかなう
そのためには黒い手を1週間持っていないといけない
たとえどんなことがあっても

「バッカじゃないの」
上記の噂を話したところの、ある人の評である。
オカルト道の師匠にそんなあっさり言われると、がっかりする。
「まあ不幸の手紙の亜種だな。どんなことがあっても、って念押ししてる
 ってことは、1週間のあいだになにか起こりますよってことだろ」
チェーンメールが流行りはじめた頃だったが、「××しないと不幸になる」
というテンプレートなものとは少し毛色が違う気がして僕の印象に残ってい
たのだが、師匠はこういうのはあまり好きではないようだった。
しかし、しばらくのあいだ僕の頭の片隅に「黒い手」という単語がこびり
ついていた。
ありがちなチェーンメールと一線を画すのは、そのスタート契機だ。
「このメールを読んだら」
ではなく、
「黒い手に出会えたら」
つまり、話を聞いた時点で強制的にルールの遵守を求められるのではなく、
契機が別に設定されているのだ。
怖がろうにも、その契機に会えない。
「黒い手に出会えたら」
僕は出会いたかった。

277:本当にあった怖い名無し
06/10/18 05:55:12 Gh+JZnGL0
54 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 20:53:18 ID:lY9MF+tv0
黒い手を手に入れた。
という一文をあるスレッドで見たとき、僕の心は逸った。
普段はいかない部屋に出入りしていたのは、「地元の噂」を語る場所だった
から。「黒い手」の噂を聞けるかも知れないという可能性のためだ。
マニアックなオカルト系フォーラムにどっぷり浸っていた僕には、少し程度
が低すぎる気がして敬遠していたのだが・・・・・・
「見せて見せて」
というレスがつき、しばらくして「いーよ」という返事があった。
その音響というハンドルネームの人物は、何度かオフ会を仕切ってるような
行動派らしく、「じゃ、明日の土曜日にいつものトコで」という書き込みで
「黒い手オフ」が決定した。
新参者の僕は慌てて過去ログを読み返し、いつものトコが市内のファミレス
であることを確認すると「初めてですけど行ってもいいですか」と書き込んだ。
当日は、まだこういうオフ会というものにあまり慣れていないせいもあって
緊張した。
遅れてしまってダッシュで店内に入ると、目印だという黒系の帽子で統一
された一団が奥のスペースに陣取っていた。
「ちーす」という挨拶に「すみません」と返して席につくと、テーブルの周囲
に居並ぶ面々に対して妙な気まずさを感じた。
ネット上の書き込みを見ていた時から想像はついていたが、やはり若い。
たぶん全員中学生から高校生くらいだろう。僕もついこのあいだまで高校生
だったとはいえ、1コ下2コ下となると別の生き物のような気がする。
先輩風を吹かしたりというのは苦手なので、ここでは年上だとバレないように
しようと心に決めた。
「で、これなんだけど」
そう言って全身黒でキメた16,7と思しき女の子が、足元から箱のような
ものを出してきてテーブルに乗せた

278:本当にあった怖い名無し
06/10/18 05:55:57 Gh+JZnGL0
55 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 20:55:00 ID:lY9MF+tv0
おおー。
という声があがる。
音響というHNのその子は、もったいぶりもせずテーブルの真ん中まで箱を
押し出した。
「ガッコの先輩にもらったんだけど、なんか、持ってるだけで願いがかなう
 ってさ。誰かいらない?」
え? くれるのかよ。
他の連中も顔を見回している。
「黒い手って、ほんとに黒いの? ミイラとか?」
軽い調子で中の一人が箱の蓋を取ろうとした。
その瞬間、僕の右隣に座っていた面長の三つ編み女がその手を凄い勢いで掴んだ。
「やめて。これヤバイよ」
真剣な目で首を振っている。
「ッたいわね、なにマジになってんの」
掴まれた手を振りほどいて睨みつけると、乗り出した体を引っ込める。
それからなんとなく、沈黙が訪れた。
霊が通った。
誰かが呟いて、「えー、天使が通ったって言わない?」という反応があり、
しばらく箱から目をそむけるように「霊VS天使」論争が続いたあと、音響が
言った。
「で、誰かいらない?」
またシーンとする。
こんなのが大好きな連中が集まっているはずなのに、なんだこの体たらくは。

279:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:02:32 Gh+JZnGL0
56 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 20:56:52 ID:lY9MF+tv0
黒い手に出会えたら願いがかなう
そのためには黒い手を1週間持っていないといけない
たとえどんなことがあっても

この噂の意味がわからないほどバカではないということか。
ただそれも、この噂が本物でかつこの箱の中身が本物だったらという前提条件
つきだ。
根性なしどもめ。僕は違う。
なぜ山に登るのかといえば、当然そこに山があるからだった。
「僕がもらっていいですか」
全員がこっちを見て、それから音響を見る。
「いいよ。かっくいー。ちなみに箱ごとね。開けたら駄目らしいから」
音響は僕の方に箱を押し出し、ニッと笑った。
「1週間持ってないといけないんだって。でも結婚指輪でも買ってやれば
 そんなにかかんないかもよ」
その後は普通のオフ会らしく、くだらなくて怠惰で無意味な時間をファミ
レスで過ごした。
誰も箱のことには触れなかった。それが目的で来た連中のはずなのに。
解散になったとき、箱を抱えて店を出ようとした僕に、さっきの三つ編み女
がすり寄ってきた。
「ねえ、やめたほうがいいよ。それほんとやばいよ」
なんだこの女。霊感少女きどりなのか。
引き気味の僕の耳元に強引に耳を寄せてささやく。
「わたし、人に指差されたらわかるんだよね。たとえ見えてない後ろからでも。
 そんな感覚たまにない? わたしの場合嫌な人に指差されたらそれだけ嫌な
 感じがする。そんでさっき箱が出てきたとき半端なくゾワゾワ来た。こんな感じ、
 今までもなかった」

280:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:03:07 Gh+JZnGL0
57 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 20:58:49 ID:lY9MF+tv0
そういえば、縦長の箱が置かれたときその片方の端がこの女の方を向いていた。
箱の中で、黒い手が指を差しているというのだろうか。
そう思っていると、女の妙に冷たい息が耳に流れ込んできた。
「それがね、指差されてるのは箱からじゃないのよ。背中から、誰かに」
そこまで言うと三つ編み女は息を詰まらせて、逃げるように去っていた。
店の中で一人残された僕は、箱を抱えたまま棒立ちになっていた。
コト
という乾いた音がして、箱の中身の位置がずれた。
僕は生唾を飲み込んだ。
なにこの空気。もしかして、あとで後悔したりする?
ふと視線を感じると、店の外からガラス越しに黒のワンピース姿の音響がこっち
を見ていた。

アパートの部屋に帰りつき、箱をあらためて見ていると気味の悪い感覚に襲
われる。
黒い手の噂はつい最近始まったはずなのに、この箱は古い。古すぎる。
煤けたような木の箱で、裏に銘が彫ってあってもおかしくないた佇まいである。
この中に本当に黒い手が入っているのだろうか。
だいたい噂には、箱に入ってるなんて話はなかった。
音響と名乗るあの少女に担がれたような気もする。でも可愛かったなぁ。と、
思わず顔がにやける。たぶん今日はオカルト好きが集まったのではなくて、
少なくとも男どもは音響めあてで参加したのではないかという勘繰りをしてしまう。
そうでなければ、開けろコールくらい起きるだろう。黒い手が見たくて集まった
はずならば。
僕は箱の蓋に手をかけた。
その瞬間に、さまざまな思いやら感情やらが交錯する。
まあ、今でなくてもいいんじゃない。
1週間あるんだし。
僕は、つまり、逃げたのだった。
そして箱を本棚の上に置くと、読みかけの漫画を開いた。

281:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:04:52 Gh+JZnGL0
58 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:03:01 ID:lY9MF+tv0
それから2日間はなにごともなく過ぎた。
3日目、師匠と心霊スポットに行って、またゲンナリするような怖い目に
あって帰って来た時、部屋の扉を開けるとテーブルの上に箱が乗っていた。
これは反則だ。
部屋は安全地帯。このルールを守ってもらわないと、心霊スポット巡りなんて
できない。
ドキドキしながら、昨日本棚からテーブルの上に箱を移したかどうか思い出
そうとする。
無意識にやったならともかく、そんな記憶はない。
平静を装いながら僕は箱を本棚の上に戻した。深く考えない方がいいような気
がした。
4日目の夜。
ちょっと熱っぽくて、早々に布団に入って寝ていると不思議な感覚に襲われた。
極大のイメージと極小のイメージが交互にやってくるような、凄く遠くて凄く
近いような、それでいて主体と客体がなんなのかわからないような。
子供の頃、熱が出るたび感じていたあの奇妙な感覚だった。
そんなトリップ中に、顔の一部がひんやりする感じがして、現実に引き戻された。
目を開けて天井を見ながら右の頬を撫でてみる。
そこだけアイスクリームを当てられたように、温度が低い気がした。冷え性
だが、頬が冷えるというのはあまり経験がない。
痒いような気がして、しきりにそこを撫でていると、その温度の低い部分が
ある特徴的な形をしていることに気づいた。
いびつな5角形に、棒状のものが5本。
僕は布団を跳ね飛ばして、起き上がった。
キョロキョロと周囲を見回し、箱の位置を確認する。

282:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:08:55 Gh+JZnGL0
59 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:05:16 ID:lY9MF+tv0
箱の位置を確認するのに、どうして見回さなければならないのか、その時は
おかしいと思わなかった。
本棚の上にあった。置いた時のままの状態で。
けれど、僕の頬に触ったのは手だった。それもひどく冷たい手の平だった。
思わず箱の蓋に手をかける。そしてそのままの姿勢で固まった。
昔から「開けてはいけない」と言われたものを開けてしまう子供ではなかった。
触らぬ神に祟りなしとは、至言だと思う。でも、そんな殻を破りたくて、師匠
の後ろをついていってるのじゃないか。
そうだ。それに箱を開けたらダメだとか、そんなことは噂にはなかった。音響
が言っているだけじゃないか。
そんなことを考えていると、ある言葉が脳裏に浮かんだ。
僕はそれを思い出したとたんに、躊躇なく箱の蓋を取り払った。
中にはガサガサした紙があり、それにつつまれるように黒い手が1本横たわっ
ている。
マネキンの手だった。
ハハハハと思わず笑いがこみ上げてくる。こんなものを有難がっていたなんて。
手にとって、かざしてみる。
なんの変哲もない黒いマネキンの手だ。左手で、それも指の爪が長めに作られ
ているところを見ると、女性用だ。案の定だった。
あの時、音響は確かに言った。「結婚指輪でも買ってやれば・・・・・・」
つまり、左手で、女性なのだった。
「開けるな」と言っておきながら、音響自身は箱を開けて中を見ている。そう
確信したから僕も開けられた。
なんだこのインチキは。

283:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:09:26 Gh+JZnGL0
61 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:06:53 ID:lY9MF+tv0
僕はマネキンの手を放り出して、パソコンを立ち上げた。
今頃あのスレッドでは担がれた僕を笑っているだろうか。
ムカムカしながらスレッド名をクリックすると、予想外にも黒い手の話は全然
出てきてなかった。
すでに彼らの興味は次の噂に移っていた。音響はなんと言っているだろうと
思って探しても、書き込みはない。過去ログを見ても、あれから一度も書き込ん
でないようだ。
逃げたのか、とも思ったがなにも彼女に逃げる理由はない。俺に追及されても
「バーカバーカ」とでも書けばいいだけのことだ。
それにもともと音響は、常連の中でも出現頻度が高くない。
週に1回か多くても2回程度の書き込みペースなのだ。あれから4日しかたって
いないので、現れてなくても当然といえば当然なのだった。
ふいに、マウスを持つ手が固まった。
週に1回か2回の書き込み。
心臓がドキドキしてきた。
去っていった恐怖がもう一度戻ってくるような、そんな悪寒がする。
気のせいか、耳鳴りがするような錯覚さえある。
過去ログをめくる。
『黒い手を手に入れた』日曜日
僕が目に留めた音響の書き込みだ。
そしてその次の音響の書き込みは・・・・・・
『いーよ』金曜日
5日開いている。
ちょうどそんなペースなのだ。だから、おかしい。
その翌日の土曜日に音響は黒い手を僕にくれた。
だから、おかしい。
音響が黒い手を手に入れてから、その土曜日で6日目なのだ。

284:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:10:03 Gh+JZnGL0
62 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:12:27 ID:lY9MF+tv0
黒い手に出会えたら願いがかなう
そのためには黒い手を1週間持っていないといけない
たとえどんなことがあっても

信じてないなら、持っていてもいいはずだ。あとたった1日なんだから。
それでなにも起きなければ、「やっぱあれ、ただの噂だった」と言えるのだから。
信じているなら、持っていなければならないはずだ。あとたった1日なんだから。
それで願いがかなうなら。
どうしてあとたったの1日、持っていられなかったんだろう。
頭の中に、箱を持った僕をファミレスのガラス越しにじっと見ていた音響の姿
が浮かぶ。当時そんなジャンルの存在すら知らなかったゴシックロリータ調の
格好で、確かにこっちを見ていた。その人形のような顔が、不安げに。
ただのマネキンの腕なのに。
僕は知らず知らずのうちに触っていた右頬に、ギクリとする。忘れそうになって
いたが、さっきの冷たい手の感覚はなんなのだ。
振り返ると、箱はテーブルの上にあった。黒い手は箱の中に、そして蓋の下に。
一瞬びくっとする。
僕はゾクゾクしながら思い出そうとする。「放り出した」というのはもちろん
レトリックで、適当に置いたというのが正しいのだが、僕は果たして黒い手を
箱に戻したのだったか。
箱はぴっちりと蓋がされて、当たり前のようにテーブルに横たわっている。
思い出せない。無意識に、蓋をしたのかも知れない。
でも確かなことは、僕にはもうあの蓋を開けられないということだ。
徐々に冷たさが薄れかけている頬を撫でながら生唾を飲んだ。5角形と5本の棒。
1本だけ太くて5角形の辺1つに丸々面している。親指の位置が分かればどっち
かくらいは分かる。
その頬の冷たい部分は右手の形をしていた。

285:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:23:36 Gh+JZnGL0
63 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:14:58 ID:lY9MF+tv0
次の日、つまり5日目。
僕は師匠の家へ向かった。
音響は5日目までは持っていた。正確には6日目までだが、少なくとも5日目
までは持っていられた。
僕はこれから起こることが恐ろしかった。
多分、箱の位置が変わったり、頬を撫でられたりといったことは文字通り触り
に過ぎないのではないかという予感がする。
こんなものはあの人に押し付けるに限る。
師匠の下宿のドアをノックすると、「開いてるよ」という間の抜けた声がし
たので「知ってますよ」と言いながら箱を持って中に入る。
胡坐を組んでひげを抜いていた師匠が、こちらを振り向いた。
「かえせよ」
え?
何を言われたかよくわからなくて聞き返すと、師匠は「俺いまなにか言ったか?」
と逆に聞いてくる。
よくわからないが、とりあえず黒い手の入った箱を師匠の前に置く。
なにも言わないでいると、師匠は「はは~ん」とわざとらしく呟いた。
「これかぁ」
さすが師匠。勘が鋭い。
しかし続けて予想外のことを言う。
「俺の彼女が、『逃げろ』って言ってたんだが、このことか」
その時はなんのことかわからなかったが、後に知る師匠の彼女は異常に勘が
鋭い変な人だった。
「で、なにこれ」
と言うので、一から説明をした。なにも隠さずに。
普通は隠すからこそ次の人に渡せるのだろう。しかしこの人だけは隠さない
ほうが、受け取ってくれる可能性が高いのだった。

286:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:24:07 Gh+JZnGL0
64 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:19:14 ID:lY9MF+tv0
ところがここまでのことを全部話し終えると、師匠は言った。
「俺、逃げていい?」
そして腰を浮かしかけた。
僕は焦って「ちょっと、ちょっと待ってください」と止めに入る。この人に
まで見捨てられたら、僕はどうなってしまうのか。
「だけどさぁ、これはやばすぎるぜ」
「お払いでもなんでもして、なんとかしてくださいよ」
「俺は坊さんじゃないんだから・・・・・・」
そんな問答の末、師匠はようやく「わかった」と言った。
そして「もったいないなあ」と言いながら押入れに首をつっこんでゴソゴソ
と探る。
「お払いなんてご大層なことはできんから、効果があるかどうかは保障しな
いし、荒療治だからなにか起こっても知らんぞ」
そんなもったいぶったことを言いながら、手には朽ちた縄が握られていた。
「それ、神社とかで結界につかう注連縄ですか」と問いかけるが、首を振ら
れた。
「むしろ逆」
そう言いながら師匠は、黒い手のおさまった箱をその縄でぐるぐると縛り始めた。
「富士山の麓にはさぁ。樹海っていう、自殺スポットていうかゾーンがある
 だろ。そこでどうやって死ぬかっていったら、まあ大方は首吊りだ。何年も、
 へたしたら何十年も経って死体が首吊り縄から落ちて、野ざらしになってると
 そのまま風化して遺骨もコナゴナになってどっかいっちまうことがある。
 でも縄だけは、ぶらぶら揺れてんだよ。いつまで経っても。これから首を吊
 ろうって人間が、しっかりした木のしっかりした枝を選ぶからだろうな」

287:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:34:03 Gh+JZnGL0
65 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:22:05 ID:lY9MF+tv0
聞きながら、僕は膝が笑い始めた。
なに言ってるの、この人。
「一本じゃ足りないなあ」
また押入れから同じような縄を出してくる。
キーンという耳鳴りがした。
「どうやって手に入れたかは、聞くなよ」
こちらを見てニヤっと笑いながら、師匠は箱を見事なまでにぐるぐる巻きに
していった。
そのあいだ中、師匠の部屋の窓ガラスをコンコンと叩く音がしていた。
絶対に生身の人間じゃないというのは、師匠に聞くまでもなくわかる。
わーんわーんという羽虫の群れるような音も、天井のあたりからしていた。
師匠はなにも言わず、黙々と作業を続ける。
そのうちドアをドンドンと叩く音が加わり、電話まで鳴り始めた。
僕は一歩も動けず、信じられない出来事に気を失いそうになっていた。
師匠が今しようとしていることに触発されて、騒々しいものたちが集まって
きているような、そんな気がする。
耳を塞いでも無駄だった。
ギィギィというドアが開いたり閉まったりするような音が加わったが、恐る
恐る見てもドアは開いてはいない。
「うるせぇな」
師匠がボソリと言った。
「おい、なにか喋ってろ。なんでもいいから。こんなのは静かにしてるから
うるせぇんだ。静寂が耳に痛いって、あるだろう。あれと同じだ」
それを聞いて、僕は「そうですね」と答えたあと何故か九九を暗唱した。
とっさに出たのだがそれだったわけだが、いんいちがいちいんにがに・・・・・・
と口に出していると、不思議なことにさっきまであんなに存在感のあった
異音たちが、一瞬で世界を隔てて遠のいていくようだった。

288:本当にあった怖い名無し
06/10/18 06:34:39 Gh+JZnGL0
66 名前:黒い手  ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2006/10/15(日) 21:24:23 ID:lY9MF+tv0
しかしその中で何故か電話は甲高く鳴り響き続けていた。
「これは本物じゃないですか」
と言って俺が慌てて取ろうとすると、師匠が「出るな」と強い口調で制した。
その瞬間に、電話は鳴り止んだ。
俺は受話器を上げようとした格好のままで固まり、冷や汗が額から流れ落ちた。
「さあ、できたぞ。どこに捨てるかな」
箱は縄で完全にがんじがらめにされ、ところどころに珍しい形の結び目が
できている。
思案した結果、師匠の軽四で近くの池まで行くことにした。
僕が助手席で箱を抱えて、ガタガタと揺られながら「南無阿弥陀仏」やら
「南無妙法蓮華経」やら、知っているお経をでたらめに唱えていると、
あっという間に池についた。
そこで不快な色をした濁った水の中に二人してせぇの、と勢いをつけて投げ
入れた。ボチャンと、一番深そうな所へ。
石を巻きつけていたので箱はゴボゴボと空気を吐き出しながら沈んでいった。
その石も耳を塞ぎたくなるような逸話を持っていたらしいが、僕はあえて聞
かなかった。
すべてを終えてパンパンと手を払いながら師匠が言った。
「問題はもう1本の手だけど、まあ本体はやっつけた方みたいだから、大丈
 夫だろう」
自動車のエンジンをかけながら、「それにしても」と続ける。
「都市伝説が、実体を持ってたら反則だよなぁ。正体がわからないから怖い
 んじゃないか」
僕にはあの箱の意味も黒い手の意味もわからなかったので、なにも言えなかった。
「まあこれで都市伝説としては完成だ。実存が止揚してメタレベルへ至った
 わけだ。黒い手に出会えたら、か。確かにちょっとクールだな。ところで」


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