06/07/17 23:27:26 l29NmaXi0
昔住んでたアメリカの家に開かずの間があった。
結構部屋数のある平屋で、かなり広い地下室もあった。30畳くらいの。
地下室自体は家族総出でタイルを明るいのに張り替えたり、
明り取りのための小さい窓が天井付近にあったから外が見えて、陰湿な雰囲気は全然無かった。
で、問題のあかずの間はその地下室の壁の向こうにあった。
なんで判ったかと言うと、その壁にも天井近くに小さい窓があって、覗き込むと壁の向こうの部屋が見えたから。
暗いだけで生活臭のするものも置いてなかったけど、
正方形の部屋の真ん中に毛布を被った何かがあって怖かった。
覗き込んだ窓の反対側にも明り取りの窓があって外が見えたり、
その部屋が俺と妹の部屋の真下にあったから「何かいるんだ!」って言って二人で怖がってた。
空調用の機械があるのかなあと思ってたけど、その割には広かったし今考えてみたら妙なデッドスペースだなあ。