06/07/17 11:04:01 Ve8M6Mo90
>>59
普通にドアにかぎかけておくだけじゃ駄目なのかな?
なにゆえいかにも「塞いでますよ!」ってことするんだろう。
でないとドアあけて出てくるんだろうか。
だとしたら今頃部屋の中の人、「ちょw 出れない!」ってなって
部屋の隅で三角座りしてるんだろか。
63:本当にあった怖い名無し
06/07/17 12:17:27 dtS69VPe0
良いスレですね^^
64:本当にあった怖い名無し
06/07/17 12:31:34 xKOkomIwO
良いスレ・・・。
人はそれを良スレと叫ぶ。
65:本当にあった怖い名無し
06/07/17 13:05:03 Ux8kGG/10
松田聖子。。。
人はそれをモニ子と呼ぶ。
66:本当にあった怖い名無し
06/07/17 14:43:14 Kxgy8IcJ0
>>62
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(´・ω・`)出れない.....
(∩∩)────────
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/
/
そう言われるとそうだよね。
夏休み中に行ったけど辺りに埼玉でも栄えてない所のせいか人が少なかったし
空室もかなりあったから
単純に空室扱いにしてれば気付く人もいないのに....
67:本当にあった怖い名無し
06/07/17 23:27:26 l29NmaXi0
昔住んでたアメリカの家に開かずの間があった。
結構部屋数のある平屋で、かなり広い地下室もあった。30畳くらいの。
地下室自体は家族総出でタイルを明るいのに張り替えたり、
明り取りのための小さい窓が天井付近にあったから外が見えて、陰湿な雰囲気は全然無かった。
で、問題のあかずの間はその地下室の壁の向こうにあった。
なんで判ったかと言うと、その壁にも天井近くに小さい窓があって、覗き込むと壁の向こうの部屋が見えたから。
暗いだけで生活臭のするものも置いてなかったけど、
正方形の部屋の真ん中に毛布を被った何かがあって怖かった。
覗き込んだ窓の反対側にも明り取りの窓があって外が見えたり、
その部屋が俺と妹の部屋の真下にあったから「何かいるんだ!」って言って二人で怖がってた。
空調用の機械があるのかなあと思ってたけど、その割には広かったし今考えてみたら妙なデッドスペースだなあ。
68:本当にあった怖い名無し
06/07/18 00:04:39 4w7+36svO
>>61
残念ながらじいちゃんはすでに昇天してる。でも何となく親父に聞いてみた。
あの部屋にあるのは何かの御神体のような物で、いつからあるのかは不明。
あっさり謎がとけて力が抜けたけど、親父も実際見たことはなく
面倒くさくて扉を開けたこともないらしい。
納屋自体古いものらしくて、江戸末期くらいから継ぎ接ぎしながら
使いつづけてきたらしい。江戸時代とかほんまかいなと思うけどな。
69:本当にあった怖い名無し
06/07/18 00:42:49 DHfkRrzKO
>>68
江戸時代!!?
ってーことは10代近く前から受け継がれてるのか。
いったい何時からそんなものが置かれているのか…。
ケタが違いすぎて恐ろしい。
70:本当にあった怖い名無し
06/07/18 04:39:07 10e+WKNO0
実家の間取り図を描いてみると不可解なスペースを発見したんだ。
居間の奥に部屋があるはずなんだけど、そんな部屋無いって家族は言う。
でも、丁度その部屋につながる壁においてあるデカイタンスの裏はよく見ると引き戸になってる。
あと、物置になってる二階の仕切りに昇って各部屋の天井裏をのぞいたことあったけど
真っ暗な中に一つだけ何か見えた天井裏があった。多分アレはアヒルさん便器だと思う。
これどう思う?
71:本当にあった怖い名無し
06/07/18 07:29:08 GrA/p5S60
良スレですね
72:本当にあった怖い名無し
06/07/18 07:31:14 Mh2Xt0wfO
>>70
浜渡さんが住んでる
73:本当にあった怖い名無し
06/07/18 08:08:56 lXMy4G12O
良スレ記念カキコ
>>70
間取り図か例のタンスの裏をうpしてくれたら嬉しいかも。
あと家自体、築何年位かとか教えてくれたら盛り上がる。
74:本当にあった怖い名無し
06/07/18 08:13:15 DHfkRrzKO
>>70
タンスの裏うp!
あひるのおまる?が気になる…。
75:本当にあった怖い名無し
06/07/18 08:18:57 lXMy4G12O
あと70を含め、家族の中に、小さい頃おまるを使った記憶がある人はいるのか?
質問攻めでスマソ
76:本当にあった怖い名無し
06/07/18 09:03:22 JuRfRcWQ0
>>67
日本のあかずの間ってのもいいが、欧米のもなかなか味わいあるよな。
特にアメリカの田舎とか、日本の田舎と似て非なる陰湿なのがありそう。
偏見かもしれんが、犯罪絡みって意味での生々しい話がありそうだし。
ちょっと違うけど、ジーパーズ・クリーパーズとか、
ブレーキ・ダウンとか、そんな映画をふと思い出しちまったよ。
77:本当にあった怖い名無し
06/07/18 09:29:44 qNvMIDaY0
みんな田舎の旧家が多いのね。
うちは分家だけど、まわりが
あかずの間とか、持ってそう。
78:本当にあった怖い名無し
06/07/18 11:34:50 BbV23a8I0
惜しい
79:本当にあった怖い名無し
06/07/18 11:35:32 BbV23a8I0
>>78
すいません、誤爆です
80:本当にあった怖い名無し
06/07/18 14:34:09 6lFCHKlN0
そういや、ちょっと前に実況スレでやっていた
地下倉庫の話はわくわくして面白かったな。
81:本当にあった怖い名無し
06/07/18 15:45:55 lajDlhq+0
>>80
くわしく
82:本当にあった怖い名無し
06/07/18 16:13:34 7y7CwneqO
屋根裏へ続く扉は有るのに階段や梯子が見当たらない
83:本当にあった怖い名無し
06/07/18 16:34:25 UVxvxr0dO
冷蔵庫とか・・・
84:本当にあった怖い名無し
06/07/18 16:40:52 JLTX2itF0
小学校のとき、同級生の女の子が話してくれた話。
夏休みに田舎に帰ったとき、母屋をつなぐ廊下に、扉があることに
気づいたらしい。
で、聞いてみると「物置だから、見る価値ないよ。」って言われて
その日は「なんだ、物置か。」っておもって、興味なくしたらしい。
で、小学生のときってさ、何もない田舎で何日もお泊りするのって
すげー暇だろ?で、そのこは「物置なら、何か暇つぶしできるもの
あるんじゃないか?」って思って、扉の前の荷物やらなんやらを
どけて、扉を開けてのぞいたら、なんと
85:本当にあった怖い名無し
06/07/18 16:45:16 JLTX2itF0
女の人が、ミシンをかけていたらしい。
ミシンって言っても、あの足ふみのふる~いやつ。
で、怖くなってすぐにそのことを言いに言ったら
実は、過去に雇っていた女性が、不幸にも若くして
亡くなったそうな。
当時、ミシンがある家なんてそうそうなくて、その女性は
興味もあってか、その家の人のためにいろいろ作って
くれてたんだってさ。
死んだ後も、誰も使わなくなったミシンがカタカタ言う音が
聞こえて、「あぁ、あの子がまたミシンで何か作ってるんだねぇ。」
って思った、友達の祖母が、ミシンを捨てずに物置に封印した
そうな。
86:本当にあった怖い名無し
06/07/18 16:48:16 JLTX2itF0
そのあと、その子は祖母と一緒に物置に言って
「もういいんだよ。ありがとね。」って言って、再び扉を閉めたって。
「すごい不思議な感じがしたけど、怖くなかった。
あんまりかまうと、とりつかれるよって言われた。」
って言ってた。
まぁ、小学4年生の話なんで、どこまで本当かは
知らないけど。
87:本当にあった怖い名無し
06/07/18 16:59:04 nX/7tgUR0
>>80
やってたね。確か、洗面脱衣室のマットの下に扉があって、
投稿者は単純に床下収納かと思ってたら実は結構広い地下空間があった。
で、あんまりモノはないけど、でかいゴミ箱と子供用の自転車かなんかあって、
ゴミ箱の中には子供用のおもちゃが・・・
前に住んでた住民のモノらしいんだけど、前の住民に子供はいなかった。
不気味な人形の写真とかうpってたが、
親になぜか妨害され、そのゴミも処分されて終了してたような。うるおぼえスマソ
遅レスだが・・・
>>16
2階の階段をはずしたって話だけど、もともと2階は物置みたいな使い方されてて、
使うことも無くなったし、階段外したら家の中がすっきりして奥様満足!って感じじゃないのか?
2階を封印するために・・・ってはの考えすぎな気がする。
でも、行ってみたら昔のモノとか手付かずに残ってて楽しいかもね。
88:本当にあった怖い名無し
06/07/18 17:14:30 RgA0AJe5O
なにこの良スレ。おもしろい。
どうでもいいけどうちんちの物置用の扉が引っ越した当時からペンキで固まってて開かないw
廊下の地面には四角いくり貫いた跡のような黒い線の跡があるし
トイレと廊下の天井はどう見ても意味をなさない
天井裏にいけるような蓋がしてある。
因みにうちんち府営。
古い家だから意味はないのかもしれんけど…
見えたりはしないけど気配は感じたりする。
89:本当にあった怖い名無し
06/07/18 17:21:54 vlNeAVIx0
地下に入る為の扉(床についてる)があるんだが未だに怖くて開けてない
90:本当にあった怖い名無し
06/07/18 17:28:22 JLTX2itF0
>>89
YOUあけちゃいなよ
91:本当にあった怖い名無し
06/07/18 17:42:31 do441pNR0
友達の家のとある部屋は女が寝てる時しか
幽霊出ない
友達の妹や母が寝た時は入り口にカーテン
着けてんだけどぶわ~っとはためいたと言う
私が寝た時幽霊出るとわかってたからカーテンは開けてた
その夜は無性に寝苦しく何回も寝返りをうった
やっとうとうとしかけた時金縛りになった
心の中で「南無‥」と唱えながらふと気ずくと
70歳位のいやに冷めた目のおじいさんがいた
しばらく必死で「南無‥」と唱えてたら外から
急に酔っぱらいのおじさんの声がして金縛りは解けた
凄い怖くて二階で寝てた友達を呼びに
へっぴり腰で走った
後で聞くと前に隣のおじいさんが死んで多分
その人の幽霊だろうと言う
悪さはしないけど何故か不思議に男が寝たら出なくて
女が寝ると出るという
嘘のようだけどまじ話です
好奇心でその部屋で寝たけどもう二度と嫌です
92:本当にあった怖い名無し
06/07/18 17:44:57 DgE0unsDO
俺の描く漫画はこのスレみたいな話が多いんだが…
マイナーか?
…あと開かずの間には廃虚と通ずるモノがあるな
93:本当にあった怖い名無し
06/07/18 18:10:23 Edh9tns40
コテージに旅行したときに、ドア中に「入るな!」って書いてある部屋があった。
夜になるとなぜか電気がついてた。ガキだったから怖がっていたのをよく覚えている。
94:70
06/07/18 18:13:22 10e+WKNO0
我が家は築50年くらいナリよ
オカ板って画像は何処のアップローダーが宜しいの?
95:本当にあった怖い名無し
06/07/18 18:51:04 lvLQ2nQ6O
>>92
きっと君のためのスレなんだよ!
何か話集めたりしてる?
それとも完全創作?
前者だったら何か書いて保水
96:本当にあった怖い名無し
06/07/18 19:23:57 vlNeAVIx0
>>90
三分の一くらい冷蔵庫が重なってる
しかも重なってる方に取っ手があるから無理
今度大掃除のときにでも開けてみる
97:本当にあった怖い名無し
06/07/18 20:50:09 TJJGBqTJ0
家ではないが中学校に開かずのトイレがあった。男子トイレの入り口がベニヤ板で
塞がれていて、教師が言うには「不良がタバコを吸うのを防ぐ為」だそうだが、先輩から
聞いた話では「幽霊が出るから」だった。ある日の昼休みにクラスの不良達がベニヤ板を
破ってトイレに入ったら洗面台の鏡は取り外してあるが、それ以外は普通のトイレとして
使えたとの事。でも放課後には幽霊が出る騒ぎがあり、次の日の昼休みには工事の業者が
コンクリートで入り口を固める準備をしてました。不良達に幽霊の話を聞こうとしても
話してくれず(学校側から停学にするぞと圧力をかけられたらしい)教師に聞いても
「幽霊ではなく不良がタバコを吸わないように」って話でした。
去年、その中学の文化祭があったので十数年ぶりに行ったら、まだコンクリで入り口が
塞がれたままでした。
98:本当にあった怖い名無し
06/07/18 21:54:24 geUKqtJ80
うちの昔の実家は築100年を越える古い家で、俺は十数年住んだが
解体するその日まで存在に気づかなかった部屋や扉があったよ。
ずーっと物置だと思っていた部屋が、実は廊下だったと知った時には
驚いたというより感心した。
99:本当にあった怖い名無し
06/07/19 10:20:42 7YNGp71C0
>>97
執拗に封印する学校が恐ろしい・・
100:本当にあった怖い名無し
06/07/19 14:09:52 xHeJ9NUg0
たぶんなんで封印したのかその理由を知らないのだろうな。
101:1 of 6
06/07/19 20:06:57 pzZyJuUF0
学校の話が出てきたので、俺も一つ・・・・
俺の通っていた中学校は、いわゆる団塊ジュニア世代が大量入学するのに備えて建てられたため、
かなり大きな校舎だった。そのため俺が通っていた頃は生徒数も減少しているために幾つもの空き教室が
存在した。その中学校は若干丘陵地に建てられているため、校舎入り口が建物の2階部分に存在していた
ため、空き教室は全体的に日当たりのよくない1階部分に多かった。(校庭も2階と同じ高さにあった)
一階の空き教室は5つもあり、使わない卓球台とか大きな地図とか体育祭やら文化祭なんかで使う様々
な用具が無造作に置かれたりしていた。そして普段は部屋は使わないので全て外から鍵で閉ざされていた。
5つあるうちの2つの部屋は、廊下側の窓の鍵が開いていたので、それを知っている一部の生徒が無断で
侵入して隠れてタバコを吸ったり、シンナーをやってたり、中にはそこでセックスをするツワモノもいた。
廊下側も外側も窓には黒いカーテンがかかっており(全ての部屋で)無断侵入してもこれをキチッと閉めて
しまえば外からわからない。(入った後にその窓の鍵も閉めてしまえば後から入って来るヤツもいない、
もっともこんな場所、普段あんまり遊びに行かなかったけどね)
102:2 of 6
06/07/19 20:08:04 pzZyJuUF0
俺もたま~にこの空き部屋に行ったことがある。大概は部活をサボっての暇つぶしで、ちょいとタバコを吸ったり
(時効)エロ本読んだり、ビール持ち込んで菓子食いながらしゃべったりしていた。
一応電気も通っているんだが、外が暗くなってからそれを点けると教師にバレてしまうので日のあるうちはちょっと
カーテンを開けて外の光を取り入れたりしていた。どっちにせよ北向きで暗いし、外の窓の向こうはすぐに木々が生い
茂った丘陵が立ちはだかっており、鬱蒼とした雰囲気。あまり長居したい場所ではなかった。
生徒間では、あのあたりは昔墓地で、今も幽霊が出るとか、ここは戦国時代の古戦場で戦死した武者の怨霊が出るとか
いろいろとあったが、実際は別にそういう曰く憑きの場所ではなかった。(余談だけど、隣町に有名な心霊スポットが
あり、そっちのほうが有名だった)
ところがある日、どうやらあの場所に何かがいるんじゃないかっていう噂が立った。曰くカーテンの位置が前の日から
少し変わってるとか、夜中に学校の傍を通りかかった時に、窓に薄明かりが灯り、ゆらゆら揺れ動く人影が見えたとか、
そういう話だった。
それは、例の「生徒が侵入できる部屋」のことなんじゃないのか?カーテン動いてたのも外光を取り入れるために動かし
てたヤツがいたんだろうし、夜の明かりも、人を脅かすためのデマか、本当だとしても、たぶん夜中に残ってた生徒がいた
んだろう。俺自身、友人と肝試しに夜この部屋に入ったことあるし・・・
103:3 of 6
06/07/19 20:09:24 pzZyJuUF0
ところがその「噂の部屋」は生徒が無断侵入できる2つの部屋ではなく、完全に閉ざされた残りの3つの
部屋だという。まさかね~。
結局、生徒の噂もあるし、ちょうどその時期に1学期も終わりを迎え夏休みを前に大掃除の必要かな、と
いうことで、その「開かずの間」を開け、掃除することになった。
運が良いのか悪いのか、「開かずの間」を掃除することになったのは、俺のクラスだった。たまたまその
「開かずの間」の管理を担当してたのが俺のクラスの担任だったからだ。
放課後、担当することになった班(俺も含まれる)がそこに向かった。クラス全員で行ったわけではなく、
学年全体で学校中のアチコチの掃除をそれぞれ分担していたため、その「開かずの間」に向かったのは、俺
を含めて10人ほどだった。
「開かずの間」でない最初の2つの「開かずの間」には特に異変は無かった。もっとも大量に発見された
タバコの吸殻やビールの空き缶などは先生にとっては大異変であったが(あとで全校集会でこってり絞られる
ことになる)
104:4 of 6
06/07/19 20:10:27 pzZyJuUF0
そして遂に、本当の「開かずの間」である。
3つあるうちの最初2つは別に何とも無かった。様々な用具が雑然と置かれてあり、誰も侵入
した様子がないのは、一様に降り積もったホコリの量からも明らかだった。
そして残る部屋・・・一番奥、一番北の、一番薄暗い部屋。じつは此処こそが例の噂だ立った
曰く憑きの部屋である。先生が扉の鍵をガチャガチャ言わせながら開けた・・・。
元々校舎全体の陰に在って薄暗い場所の上、真っ黒のカーテンで閉ざされていて部屋は闇に包ま
れた様だった。・・・そして鼻に付くすえたような悪臭。なんのニオイだ?!
俺は1番に部屋に入った。なんか好奇心で勢いづいてしまったのだ。先生が部屋の明かりを点けた。
・・・・何だこれは!!・・・・(岡本太郎風に)
そこにはボロボロになった布団らしきモノ。煮しめたように汚れた服らしきモノ。ウイスキーの空き
ボトルや、中の残り物が完全に腐りきった開けられた缶詰、なぜかボロい鍋や汚れ切った皿なんかもそこに
あった・・・・エロ雑誌やらボロボロの歯ブラシやら日用品も散乱していた。壁から壁にボロいロープが
張られ、そこに汚れたタオルや下着らしきものが吊るされていた・・・。
105:5 of 6
06/07/19 20:11:53 pzZyJuUF0
この部屋には生徒は誰も侵入できなかったはず・・・なのにこの有様・・・・。
誰か住んでいる・・・・?!
俺は唖然として立ち尽くしてしまった。普段、気の強い親友のNもいたが「何だよ・・これ・・」と
言ったきり黙ってしまった。女子は皆気味悪がって、部屋に入ろうとしない。
先生もどうしていいのかわからないままボーゼンとしている。一緒にいたYという女子が、「先生、
誰か呼んできた方が良いんじゃないですか・・・」と、消え入るような声で言うと、ハッとしたように
我に返り、「そうだな・・うん・・そうだ!」といって誰かを呼びに駆け出してしまった。
・・・普通、生徒を使うだろ? この状況で生徒だけを此処に残すか?・・・
どうやら今は誰もいないことがわかると、俺やNは部屋の奥へ入っていった。とにかく酷いニオイだ。
脂汗の酢酸臭、他にも垢じみたニオイ、カビくささ、生臭さ・・・・。
床に学校指定のジャージが落ちているのがわかった。えらく汚れていたが、間違いなくそうだ。
何でだろ? そういって、手にした箒の柄でそれを引っ掛けて持ち上げてみた・・・。
106:6 of 6
06/07/19 20:14:41 pzZyJuUF0
何かがこびり付いている・・・カピカピに乾燥したものや、乾燥しきれずにまだ粘度が
残っているのもあった。
「これ、・・・もしかしてザーメンじゃねえ・・・・?」
何時の間にか隣に来ていたNが言った。・・・そして俺もそう思った・・・。
よく見ると床のあちこちに指定のジャージや体育着がある。なんと制服のブレザーまである。
それらは全て、女子のものであった・・・・。
「ウゲッ!!」
俺は急に吐き気がして、手にしていたジャージを箒ごと床に放り投げた・・・。
その後、警察がきた。
部屋中いろいろと調べ回ったみたいだけど、結局その「侵入者」は発見できなかった。
どこから侵入したのかも分からなかったようだ・・。
まもなく夏休みに入ったが、休みを前に学校側から「不審者には注意」と強く勧告があった。
もちろん生徒のほとんどはそれを強く「肝に銘じた」はずだ。
後にあの部屋も含め全ての部屋は、各クラブの部室として開放された。使わないより使った
ほうがいいという学校側の判断だろう。で、例の部屋だが、そこは野球部の用具入れになった。
女子ソフト部の部室って話もあったけど、立ち消えになった。
そりゃろうだろ。ザーメンまみれだったからな、あの部屋・・・。(了)
107:本当にあった怖い名無し
06/07/19 20:16:45 82QQ7kwx0
俺もたま~にこの空き部屋に行ったことがある。大概は部活をサボっての暇つぶしで、ちょいとタバコを吸ったり
(時効)エロ本読んだり、ビール持ち込んで菓子食いながらしゃべったりしていた。
一応電気も通っているんだが、外が暗くなってからそれを点けると教師にバレてしまうので日のあるうちはちょっと
カーテンを開けて外の光を取り入れたりしていた。どっちにせよ北向きで暗いし、外の窓の向こうはすぐに木々が生い
茂った丘陵が立ちはだかっており、鬱蒼とした雰囲気。あまり長居したい場所ではなかった。
生徒間では、あのあたりは昔墓地で、今も幽霊が出るとか、ここは戦国時代の古戦場で戦死した武者の怨霊が出るとか
いろいろとあったが、実際は別にそういう曰く憑きの場所ではなかった。(余談だけど、隣町に有名な心霊スポットが
あり、そっちのほうが有名だった)
ところがある日、どうやらあの場所に何かがいるんじゃないかっていう噂が立った。曰くカーテンの位置が前の日から
少し変わってるとか、夜中に学校の傍を通りかかった時に、窓に薄明かりが灯り、ゆらゆら揺れ動く人影が見えたとか、
そういう話だった。
それは、例の「生徒が侵入できる部屋」のことなんじゃないのか?カーテン動いてたのも外光を取り入れるために動かし
てたヤツがいたんだろうし、夜の明かりも、人を脅かすためのデマか、本当だとしても、たぶん夜中に残ってた生徒がいた
んだろう。俺自身、友人と肝試しに夜この部屋に入ったことあるし・・・
108:本当にあった怖い名無し
06/07/19 21:16:39 xHeJ9NUg0
>>101-106
怖い。
『開かずの間』の怖さは誰もいない、いるはずがないところに『何か』がいるところなんだなと思った。
そんな部屋を女子に貸し出そうとしたのもオカルトだな。
109:本当にあった怖い名無し
06/07/19 23:30:15 1tnWTxqV0
あなたの家じゃないんですけど、私の母の叔父にあたる人のお屋敷に、
開かずの間があったらしいです。
その叔父は東南アジアの方へ行っては儲けてきて、
何をしているかは分からないけどそのお金でしばらく暮らしては、
また東南アジアへ行って儲けて戻って、を繰り返していたらしいです。
その叔父のお屋敷へ母が小さい頃行った時に、地下に一つだけ、
絶対に開かない部屋があったそうです。
好奇心旺盛な母は、黒い漆塗りに金の取っ手が並ぶ中、
一つだ真っ赤なドアがあったので、近づいてみると、
『助けて・・・』
と声が。がっちり閉まったドアの隙間からぬるっと手が出てきたそうです。
数年後、母の姉の結婚式の時、叔父の話が出て、
その時初めて叔父が地下に愛人を監禁していたという話を聞いて、
血の気が引いたとか。
その愛人の女性は発見された時すでにぱさぱさに乾燥してミイラ状態で、
たぶんずっと食料も水も与えられずに監禁されていたせいか、
ドアの内側には爪で引っかいたような跡がたくさん残っていたらしいです…。
110:本当にあった怖い名無し
06/07/19 23:42:45 1FQLuptT0
タイーホ
111:本当にあった怖い名無し
06/07/19 23:55:09 xK4yERJZ0
>>109
立派な犯罪だよね。
おじさんはどないなったの?
112:本当にあった怖い名無し
06/07/20 00:00:33 cQNBSDkd0
開かずの間まではいかないだろうけど・・
男友達の家は5LDKでなかなか立派な貸家だった
しかも家賃は月4万!
1階と2階にトイレがあるんだけど、
2階のトイレは友達も家族も客も使わなかった
友達曰く、出るらしい
そのトイレだけじゃなく、全部の部屋でも出るっぽい
2階のトイレが一番出るっつーんで使わないんだと
そんな話聞かされちゃ行かないわけにはいかん!と思って
中だけ見せてもらった
ダンボールとかゴミとか置いてあったんだけど
トイレの窓に、バッチリ白い手形が・・orz
そのこと話すと「あぁ、あれ?拭いても2~3日したらまたついてるんだよね」・・・
その後その家には行っていません
113:本当にあった怖い名無し
06/07/20 00:34:35 66Bf4XCQ0
>>111
叔父の愛人の死体が発見された時にはもう、
叔父は東南アジアへ旅立ったまま消息を絶っていたので、
逮捕は出来なかったようです。
叔父の話は母の前では姉の結婚式まで出なかったそうです。
私の母方の家系は熱心なクリスチャンの方が多くて、
特に祖母などは、殺人や犯罪を犯した人を見るとすぐに
『悪魔がついている』
などと言うので、たぶん自分の家系から犯罪者が出たことを
母に知られたくなかったんじゃないかと。
消息を絶った叔父や開かずの間より、キリスト教信仰の歪んだ側面
を見てしまった気がして怖いです。
114:本当にあった怖い名無し
06/07/20 00:59:01 Te7h+zFbO
>>109
青髭みたい
115:本当にあった怖い名無し
06/07/20 01:06:28 u95vF1s60
2コ下のいとこが中学の時にイジメにあってしまい、その後5年間引き篭もった。
完全な閉じ篭り型だったようで、親ですら2年くらい顔も見た事がない状態だった。
そういう意味では「あかずの間」かなと・・・ちょっと路線が違う話だけどスマソ。
で、そいつがハタチになる頃、両親は何とかしようと色々な事を試したらしい。
近い年齢の人にも手助けして欲しいと、何年も会ってない俺が呼ばれたわけだ。
そいつは昔わんぱくタイプというか、ちょっとふっくらしてるイメージがあったので、
今となってはおそらく典型的なデブオタ風になっているのだろうと俺は思った。
が、俺の想像とは異なり、ガリガリに痩せて長い髪をキッチリと束ねた風貌。
ある意味ではイケメンというか、ビジュアル系(古)っぽい感じだったので驚いた。
部屋もキレイだったし、話し言葉なども普通というか、むしろ頭良さそうな感じ。
ただ、言ってる事が俺にはイマイチ理解不能な面が多かった。
この世界のシステムがどうだとか、摂理がこうなってるとか、そんな話ぶり。
時々英語ではないどこかの外国語が混じったりして、正直わけわかんなかった。
1週間いとこの家に通い詰めて、なんとか社会復帰してもらう事に成功はした。
とりあえず大検を受けて大学に入り、今はある程度普通に生活してるっぽい。
ただ、やっぱり奇行癖は残っているらしい。ラテン語(?)でわめき散らしたりとか。
116:本当にあった怖い名無し
06/07/20 08:23:33 eDH65j8oO
ラテンの熱い血潮が騒ぐんだな
117:本当にあった怖い名無し
06/07/20 12:20:25 gYK/oRIW0
なんて最高なスレなんだ。
118:本当にあった怖い名無し
06/07/20 13:07:44 OMxyUlGl0
>>112
塩とか線香とか 御払いしないの?
119:本当にあった怖い名無し
06/07/20 13:14:50 hMmhzuub0
もっと体験談読みたいのでage
120:本当にあった怖い名無し
06/07/20 15:02:02 eAUVFl4HO
空かずの間とヒキコモリで先々週にヒキコモリんちに突入したの思い出した。
ヒキコモリとは中学から一緒で高校受験失敗からヒキコモリになった奴。
親父さんとは今でも仲良くさせてもらっていたがあれから10年以上あってない。
親父さんが俺にヘルプしてきた。で、話し合った結果、突入することになった。会社からデカイ鉄のハンマーで扉を、ぶち破って突入計画。
扉ごしに話し掛けても返事はない。で扉をぶち破って突入した。
ヒキコモリが居ない…鍵は全部かかってる。
親父さんと二人で新しい扉をつけて、謎のまま帰った。
三日位して夜通りかかったら、ヒキコモリの部屋に電気が着いてる。親父さんに電話して外から侵入してみた…奴の部屋に別人?が…
121:本当にあった怖い名無し
06/07/20 15:06:48 EpaYGGH20
>>120
もうちょっとわかりやすく書いて下ちゃい。
122:本当にあった怖い名無し
06/07/20 15:51:06 yOvzoMDJ0
おかずの間かと思った。俺のエロ本書庫になってる部屋がある。
123:120
06/07/20 17:33:57 eAUVFl4HO
スマン。
扉、破ってヒキコモリを強制的に引きずり出そうとして、ヒキコモリが居なかった。
ヒキコモリの部屋に、外から再突入したら…別人?が居たって話です。続きはあるけど、そんなに面白くない。
124:本当にあった怖い名無し
06/07/20 17:41:32 pOywvsyOO
気になるから続ききぼん
125:本当にあった怖い名無し
06/07/20 17:59:08 a7VpFoex0
>>120
ここまで書いてそれはないだろう。
是非書いてくれ。
126:本当にあった怖い名無し
06/07/20 18:15:53 u8uTlPeX0
>>96
その扉を開けると、階段があって
壁に槍で磔にされた化け物がいるよ。
127:本当にあった怖い名無し
06/07/20 18:19:31 pOywvsyOO
それなんてうしおととら?
128:本当にあった怖い名無し
06/07/20 18:32:20 QPEhw/Rc0
マンガじゃん
129:本当にあった怖い名無し
06/07/20 19:18:15 b0zGqPnG0
ひきこもりが女でも連れ込んでいたんだろ
せっかくの良スレをネタスレにして欲しくないよ
130:本当にあった怖い名無し
06/07/20 19:37:52 cQNBSDkd0
>>118
そいつのマミーがかなり強い人らしくて必要ないっぽい
例①洗濯中にヌッと顔が出てきた⇒かなりはっきりしてる⇒すばやく右ストレート
例②カメラのシャッターが降りない⇒しばらくして「もう大丈夫」⇒理由を聞いたら
「周りの幽霊取り込んだww」
今度引っ越すらしいから、大丈夫なんじゃないかな・・たぶん
131:本当にあった怖い名無し
06/07/20 21:56:00 pOywvsyOO
130
マミーつえぇwww
132:本当にあった怖い名無し
06/07/22 00:12:43 rVbS//hQ0
良スレage
133:本当にあった怖い名無し
06/07/22 12:11:34 JGioBxiBO
そろそろ次スレいっとく?
134:本当にあった怖い名無し
06/07/22 15:27:31 V61Mku2uO
スレを無駄遣いするんじゃないの!
135:本当にあった怖い名無し
06/07/23 16:24:46 UD92PWup0
曽祖父が建てた家を壊した時、屋根裏から「わけのわからないもの」?が
ゴロゴロ出てきたそうだ。私は見に行かず、いとこの話を聞いただけ。
何があったんだかすごく気になる…。
縁の下からは猫の死骸がうじゃうじゃ出てきたらしい。「猫の墓場」だったのか?
猫を飼った事は無いのだが…。わざわざ人ん家来て死ぬなよ、と思った。
136:本当にあった怖い名無し
06/07/24 07:27:39 w2zETtCR0
>>135
猫が自分でそこへ来て死んでるんじゃないのかもな?
137:本当にあった怖い名無し
06/07/24 10:26:58 ouZxVLt00
>>39
怖くないけど不思議な話だね
138:本当にあった怖い名無し
06/07/24 12:15:45 n0f6xHdB0
>>135
本当は猫じゃなかったのをそういうことにしたとか。
139:本当にあった怖い名無し
06/07/24 12:24:07 sXdK3C8L0
ウチにも動物の死骸や、その破片とか、
植物の死骸が詰まったスペースがあるよ。
あかずの箱にしないように注意してるけど、
ときどき見たくない惨状になることも・・・
140:本当にあった怖い名無し
06/07/24 21:35:41 AFj1IQpg0
>>136
とりあえず私は殺ってないが…。内部の者のしわざだとすると、容疑者が
20人以上になってしまう。(分家も同じ敷地にあったので)
横溝ワールドな家だったから、ありうるかも…。猫の死骸の上で25年以上
生活してたかと思うと…鬱。
141:本当にあった怖い名無し
06/07/26 01:46:19 nVn6ccKv0
オガ板至上最高スレあげ。
142:本当にあった怖い名無し
06/07/26 07:30:59 RzqcaoSHO
sugeあげ
143:本当にあった怖い名無し
06/07/27 07:49:10 AJeCRTgHO
投下期待あげ
144:本当にあった怖い名無し
06/07/27 11:16:52 fAbO6f1V0
うちにも「あかずの間」ではないが、行くのが困難な空間ならある。
屋根裏を物置代わりに使っているものの、ハシゴや階段がついているわけでもなく
そこへ行くには下の棚をよじ登っていくしかない。
置いてあるのは使わなくなった家具類や食器といった大して面白くないものだけど、
それらに被せてある古新聞の日付が昭和30年代だったりするのが興味深かった。
ただ、不思議なのはどうやって重いタンスを運び上げたかということだ。
145:本当にあった怖い名無し
06/07/27 15:14:18 FzyttyJ/0
やべ、このスレ面白いww
てか、前もこんなスレあったよね?
誰か前の読ませておくれ~。
146:本当にあった怖い名無し
06/07/28 01:54:09 02rEdEhB0
面白age
147:本当にあった怖い名無し
06/07/28 07:56:03 I+Ja2wvh0
最近保守ageになってるな。俺の家にもあったけどもう行けない場所だしな・・・
148:本当にあった怖い名無し
06/07/28 08:16:55 Sg2D/TBoO
今日朝からあげますよー
149:本当にあった怖い名無し
06/07/28 19:42:52 crzuuVNE0
最初に断っておく。これは作り話だ。あくまでも。其処の所宜しく。
俺の家系はとても古くからの血筋で、とあるド田舎の山の中の集落の長だ。
この現代でも、その集落では家の関係者に逆らう事なんて出来ないし、
逆らった家は住めなくなり出て行くしかなくなる。出て行けなければ、
村八分で苛め抜かれる。そんな土地はまだまだこの日本に多く存在している。
俺の家は本家から分かれ、とある地方都市に居を構えている。
お陰で、俺はそのドロドロした地方の呪縛からは逃れられ、
子供の頃は親に連れられて田舎に行くと蝶よ花よと可愛がられて田舎が好きだった。
今でも、日本の原風景を絵に描いたような本家の有る田舎は嫌いではない。
そんな家だから、本家は驚くほど広い。建坪で優に400坪はある。土塀で囲まれた家自体の敷地は1000坪ほどか。
もちろん、立派な土蔵も三軒有る。庭には小川と池もあり、
そこにはヤマメ・岩魚等が棲んでおり、ちょっとしたプールくらいある池に小川は流れ込み、
秋口には岩魚やヤマメが池に下って産卵する姿も見られた。
子供の頃遊びに行くと、本家の従兄弟たちと野原や家の敷地内を転げまわって遊んだものだ。
150:本当にあった怖い名無し
06/07/28 19:43:30 crzuuVNE0
さて、本題。
夏休みの短い田舎の小学校が始業式を迎え、俺は独りで従兄弟たちが帰ってくるまで遊んでいた。
まだファミコンなど無い頃だから、家の中の探検をした。すると、長い廊下のドン詰まりの壁に立て掛けてある
ちゃぶ台をどかしたら普通の半分の高さの扉があることを発見!
俺は開けようとしたがカギが掛かっていて開かない。なんだろうと思って使用人頭のばあやに尋ねると、
「あそこは物置ですじゃ。汚いもんが一杯あるから入っちゃ駄目ですぞえ」と何故か怖い顔で言われた。
そうこうするうちに従兄弟たちが帰ってきて遊び始め、俺は扉の事なんか忘れていた。
その夜、夜中にふと目が覚め、トイレに行こうと台所の前を通るとばあやが食事をお膳の上に乗せているのを見かけ、
とっさに紋陰に隠れて様子を見ているとお盆を持ってどこかへ向かっている。
始めは大旦那(俺のひい爺ちゃん)が腹減ったから持ってこいとでも言ったのかと思ったが、
なんか様子がおかしいので探偵ごっこよろしく後をつけて見ることにした。
すると、件の扉を開けて中に入っていくではないか。扉は開けたままになっていたので、
俺もばあやに続いてそっと入って行った。
すると、驚く事にそこは地下へと続く階段があり、怪談を降りるとそこに長い廊下がある。
そして、その廊下の左右には広さ八畳ほどの畳を敷いた部屋があり、扉の替わりに鉄柵が!
そう、そこは地下牢がずらっと並んでいた。廊下は幅3mは有る広いもので、
所々にたんすや机が置いてあるのでばあやに見つからずに移動するのは可能だった。
ばあやは一番奥にある牢部屋の中に向かって何か話をしている。
俺はそこに一番近い位置にある机の下まで近付き、潜り込んで耳を欹てた。
151:本当にあった怖い名無し
06/07/28 19:44:25 crzuuVNE0
「・・・ひいさま、ばあやはいつまでもひいさまのお世話をさせて頂きますじゃ・・・」
「~~~~~~~~」
ばあやの声はかろうじて聞こえるが、話し相手の声は聞き取れない。
辛うじて、女の子ではないかと思われるか細い声が聞こえてくる。
小一時間もそうしていただろうか、ばあやがお膳を持って立ち上がった。
「ひいさま、それではまた明日の朝来ますじゃ。お休みなさいませ」
ばあやはそう言うと俺隠れている机の前を通り過ぎていった。
閉じ込められるかとは思ったが、ばあやは朝また来ると言っていたし、
それよりも誰が閉じ込められているか好奇心が先にたってじっと隠れたままばあやが扉を閉めるのを待った。
薄明かりの中、俺は机の下から這い出して一番奥の座敷牢へと近付いた。
そして、そっと柵から覗き込んでみた。
152:本当にあった怖い名無し
06/07/28 19:45:37 crzuuVNE0
すると、そこには大量のぬいぐるみやお人形が溢れている。人間は見えない。
また、薄明かりの中を覗き込むようにしているのでなおさら見えない。
俺は覚悟を決めてつ、と鉄柵の前に立って目を凝らしてみた。
すると、部屋の中の大きなクマのぬいぐるみにもたれていた大きな女の子の人形が動き出し、こちらに顔を向けた。
「だれ...?」か細い声が人形の口から漏れる。それは人形ではなく、本物の女の子だった。
あまりの綺麗さに俺はぼうっと見惚れてしまった。細い眉、切れ長の目、小さく高い鼻、薄い唇。
そして、目を奪われたのは銀に近い白髪。しらが、では無くキラキラと薄明かりに輝いている。
何分ほど見惚れていたろうか。「だれ...?」不安げな声が彼女の唇からもう一度漏れた。
俺はハッと我に返り、「ご、ごめん。俺は○○のところの子供で、Nっていうんだ。キミはだれ?」
「私は姫っていうの。」「なんでこんな所にいるの?」「ここから出たら私は直ぐに死んじゃうの」「ハァ?(゛д゛)」
彼女が鉄柵まで寄って来た。「あ...」彼女の瞳を近くから見ると、左右で色が違う。片方は黒緑、片方は薄い金。
そして、寄ってくる時に這いずって来たので足を見ると、右足の膝から下が以上に小さい。
無い訳ではなく、指まで全部有るのだがまるで赤ん坊の足の様に小さかった。
153:本当にあった怖い名無し
06/07/28 19:47:08 crzuuVNE0
スマン、ちょっ急用で出掛ける。
全部書いてあるが急ぎなのでまた今夜~明朝位に投下する。
もしイラネ!っていうならそう書いといてくれ。
154:本当にあった怖い名無し
06/07/28 20:43:26 9mg2RmYk0
ちょwwwwいいトコでwwwwww
期待しとります。
155:本当にあった怖い名無し
06/07/28 20:51:05 02gJpq7G0
>>153
このスレに作り話などいらんわと言いたいが
途中で止められるとこの上なく歯切れが悪いから
責任持って完結させぃよ。
156:本当にあった怖い名無し
06/07/28 21:11:58 hhE7P2PAO
>>153
う~ん、創作って最初に断言ちゃうと萎えるかも…
内容的に>>39の翻案っぽい感じするけど
とにかく、待ってますんで最後まで書いて下さいな
157:本当にあった怖い名無し
06/07/29 03:50:42 etF7czNu0
最初に作り話って言うことで逃げ場を作ってるとか・・
ホントに作り話かコレ?確かに小説のような話ではあるが
158:本当にあった怖い名無し
06/07/29 04:55:13 eFwM0UWY0
ちょっと小説的表現を多用し過ぎな感じもするな。
洒落怖スレだったらいろいろと物議になりそうだ。
でも先は読みたい。続き投下してくれるのかな?
159:149
06/07/29 06:08:30 xE3X9JZC0
お待たせ。ちょっと妻が具合悪くて病院行ってきた。以下、続きです。
俺がビックリしたように見ていると彼女が「私は歩けないし、目も良く見えないの。だから、父様も母様も私を嫌うの...」
「キミの父さんと母さんは誰?」「よくわからない。私が誰なのかも。なんで生まれたのかも。」
姫の目から大粒の涙がこぼれた。俺はそれを見た途端に胸が締め付けられるように痛み、彼女を守ってあげたくなった。
「じゃあ、俺が友達になるよ!姫ちゃん...が寂しくないように!」「とも...だち?」「うん、友達!」
「先生じゃなくて?」「先生?」
俺はその夜、彼女とずっと話をした。彼女には二日に一度勉強を教えに来る女の先生(家庭教師?)が居る事、歳は13歳だと言う事、
食事や風呂と言った世話はばあやがしてくれている事。母親はたまに来るらしいが、父親は今までに二回しか会っていない事。
そんな事を夢中で話しているウチに二人で眠ってしまった。
「Nちゃま!なんでココにいるのですじゃ!」ばあやの金切り声で目が覚めた。
しまった!と思ったがもう遅い。食膳を取り落として真っ青な顔でワナワナと震えているばあやが俺の前に立っている。
しかも、その後ろには叔母さん(俺の親父の妹)が目を見開いて立っている。
俺は直感で叔母さんが姫の母親だと感じた。その直感は直ぐに証明された。
「母様...」目を覚ました姫が呻くように声を出した。叔母は当時20台中ばで、一族の中でも屈指の美人だった。
俺も憧れてはいたが、とても勝気でおっかなく、甘えられるような存在では無かった。
しかし、俺も当時小学5年生とはいえ、明らかに叔母の歳と姫の歳が近すぎるのは理解した。
引き算すれば、11~13歳で姫を産んだことになる。
160:149
06/07/29 06:09:07 xE3X9JZC0
Nちゃん、どうやってここに入ったの?」ばあやを押しのけ、叔母が微笑みながら尋ねてくる。
しかしその目は全く笑っておらず、俺の背中は冷たい汗で一気に濡れた。俺が答えずにいると叔母は俺の前にしゃがみ込み、
俺の目の前に顔をピタッと止め、俺の頬を両手で挟んで
「ね え 、 だ れ か に ひ め の こ と を は な し た ら」
両手に力がこもる。こめかみに親指が突き入れられそうな程の痛みを感じた。
「N ちゃ ん も こ こ に し ぬ ま で と じ こ め る わ よ ?」
俺の中で何かが弾けた。生まれて初めて、理不尽な暴力に対する納得の行かない怒りと凶暴な衝動が俺の中に巻き起こった。
「うるせえ!」俺は叔母の両手を掴み、乱暴に引き剥がした。
思いも寄らぬ反撃にたじろいだ叔母の横っ面を力任せに張り飛ばした。
「姫は叔母さんの娘だろ!なんでこんな所に閉じ込めるんだ!ふざけんじゃねえ!」
叔母さんもばあやも驚いて放心していた。しかし、勝気な叔母はすくっと立ち上がると俺の腹に蹴りを入れた。
モロに入ってしまったので俺は悶絶し、腹を抑えて蹲った。間髪いれずに叔母は蹲った俺の顔を蹴り上げた。
もんどりうって倒れた俺に馬乗りになり、叔母は俺のほっぺたに往復ビンタを叩きこみ始めた。
姫とばあやが何かを叫んでいるが叔母の手は止まらない。夜叉のような顔をして俺を叩き続けている。
しかし、地声のでかい俺が全身の力を振りしぼって叫んださっきの声が地上にも聞こえたらしい。
ひい爺ちゃん、親父、叔父、その他の何人かの親類が地下に降りてきた。
「S、何をやっている!」ひい爺ちゃんが叔母を一喝すると、さすがの叔母も正気を取り戻し手を止めた。
そのチャンスを逃さず、俺は叔母を跳ね除け、拳を叔母の鼻っ面に叩き込んだ。
「N!やめんか!」再びひい爺ちゃんの声が響く。しかし俺は更に数発拳を叔母に喰らわした。
「Nちゃん!やめて!母様を打たないで!」姫の声に我に返る。叔母は鼻と口から鮮血を噴出し、倒れこんでいた。
161:149
06/07/29 06:12:33 xE3X9JZC0
姫の存在は一部の主要親族意外には秘密であり、彼女は叔母が12歳の時に近しい親族の男に強姦されて出来た子供である事、
先天的に異常な体質や肉体状況で、とても外に出せないと判断したひい爺ちゃんが一生地下牢で育てようとした事、
当然役所にも届けず、姫はこの世にいない人間として扱われていた事など、当時の俺にはワケ解らない事では有ったが、
ひい爺ちゃんは親族の集まった席でコンコンと俺に対して説明してくれた。
「Nよ。お前は姫をどうしたいのだ?」俺の目をまっすぐに見つめ、ひい爺ちゃんが問うてきた。
「あんな所に閉じ込めちゃ可哀想だよ。普通に暮らせるようにしてあげてよ」「では、お前が面倒を見る事が出来るか?」
俺は迷った。しかし、可哀想な姫を何とかしてあげたかった。そして、間違いなく姫に恋をしている自分に気付いていた。
「うん!俺が面倒見る。姫の事は、全部俺が責任持つ」当時の俺はそれがどれほどの意味を持つか、思いも寄らなかった。
「そうか...解った。M(俺の親父)、姫はお前の家に連れて行け。戸籍は明日にでも何とかする。養育費の心配は要らぬ。良いな」
「・・・解りました。N、お前が責任を持つんだぞ。」「うん。」
姫はとても戸惑っていたが、俺が姫の手を握って「俺が姫を守るから。一緒に行こう」と言うと「・・・うん」と承諾してくれた。
そして親父と俺に連れられて、姫は生まれて一度も出た事の無かった本家から俺の住む地方都市へと移り住んだ。
とりあえず、以上。長文失礼。
162:本当にあった怖い名無し
06/07/29 17:48:19 Xu8G6o7CO
↑
続きが気になる…。
そのあと、どうなったんでしょうか。
創作、という逃げ道を使った実話なら面白いのですが…
163:本当にあった怖い名無し
06/07/29 19:32:19 yDFSxQae0
最初から創作は言わないでほしかったお
164:149
06/07/29 20:28:35 xE3X9JZC0
ご希望が多ければ続きも書きます。
また、あくまでも創作、です...。
165:本当にあった怖い名無し
06/07/29 20:36:21 Bw/MJoB50
>>164
悪い事は言わないから創作文芸板等で書いたらいかがでしょう。
書いたらここで告知してくれれば創作ものが好きな人は見に行くでしょうし。
166:本当にあった怖い名無し
06/07/29 21:48:18 aex0EsMm0
続き、気になるな(´・ω・`)
167:本当にあった怖い名無し
06/07/29 22:59:52 sxYaj+DoO
続きは気になるが荒れるのはいやなんので>>165に賛成
誘導してくれれば行きます!
そしてGJ
168:本当にあった怖い名無し
06/07/30 07:50:39 5cOZQyO50
あげ万
169:本当にあった怖い名無し
06/07/30 10:12:04 vA+p6H0e0
>>164
ていうかいっぺんにかいて投下してよ。他の人がしにくくなるでしょうが。
あと少しで終わるんならここでかいて欲しい。
170:1/2
06/07/30 10:53:22 bEbC0g0PO
開かずの間じゃないけど、実家の裏庭に井戸小屋がある。
今の実家が建つ前からあるはずだから少なくとも50年は経ってるんだが、
親父が物心ついた時にはもう小屋自体封鎖されていたとのこと。
というのも祖父の妹だか姉だかが、気狂いになり、排泄物を投げ込んだらしい。
何度言い聞かせてもその大叔母は井戸での排泄をやめず、
しまいには井戸小屋で生活し始め、周りには異臭が漂うようになった。
最後は、満月の晩に井戸に身を投げ自殺したのだという。
生前の祖父曰わく、水回りには必ず水を好む「憑き物」がおり、
大叔母は「持って行かれた、水に還られた」のだそうだ。
そんな曰く付きなのに取り壊されないのは、当の祖父こそ、
何かに取り憑かれたように井戸小屋撤去を頑なに拒否したからだ。
以来、父の代になっても入り口に板と御札を貼ったまま、
今でもうちの裏庭にその井戸は鎮座している。
171:本当にあった怖い名無し
06/07/30 10:58:34 1ssWRy3FO
某都内オフィス街に、映画などの撮影用に貸し出してた廃ビルがあったのだが、
廊下の突き当たりに『立ち入り禁止』のテープで封印された部屋があり、凸してみると女性が暮らしていた形跡が。
家財や服などが丸々ホコリをかぶって散乱してた。
なにがあったんだろ(・・?)
172:本当にあった怖い名無し
06/07/30 11:00:21 sSqb9jHh0
なるほど・・・で149氏はそのあと数々の試練を乗り越え、
姫と結婚しめでたしめでたし・・・と。
あ~~さっきの妻が具合悪くてうんぬんってのはここに繋がるのねぇ。
173:2/2
06/07/30 11:03:49 bEbC0g0PO
俺は好奇心から幼い頃一度だけ、板を無理矢理はがし侵入したことがある。
床は土間になっていて、中央に井戸があり左右に木で作られた棚があった。
棚の上には黒ずんだサンダルのような物と錆びきったいくつかの金ダライ。
言いしれない腐臭と淀んだ空気で満ちていて、
井戸の中には謎のコケがびっしり生えていた。
水は黒く濁って底が知れず、今にも大叔母が出てきそうだった。
腐臭の正体は今思えば木棚が朽ちたのと、カビや水が腐ったせいだろうけど、
当時の俺にはまさしく大叔母の死臭に思えて、恐怖で10分もいられなかった。
霊体験はなかったけど、井戸の穴の共鳴か、
おおおおーという風音が響いていたことも
死者の泣き声のようでとても不気味だった。
174:本当にあった怖い名無し
06/07/30 12:41:45 oIlOYDFl0
このスレおもろいな。
俺の祖母の家にも開かずの蔵があるけど
汚いだけで何もなさそう。残念。でも
婆さんが死んであの家に住む人が居なくなったら
いつか誰かが開けるんだろうなぁと思う。
このスレ見てたら、その時には是非とも立ち会いたく
なってきた。
175:本当にあった怖い名無し
06/07/30 12:59:38 bntrlyvG0
私の田舎の祖母の家は古い家で、中二階って言うのかな?収納式の階段で行ける
屋根裏みたいな物置スペースがある
去年のお盆に祖母の家を訪ねた時、そこの掃除をしてたら古新聞が出てきた
見出しを見たら、あさま山荘実行犯云々・・・・・・・(゚д゚)
これこそまさにオカルト
176:本当にあった怖い名無し
06/07/30 13:03:24 YjjBuRfeO
あかずの間は開けると災いが…
パンドラの箱と同じね。
177:本当にあった怖い名無し
06/07/30 13:59:51 TWhI6E/MO
鍵がなくて開けられなかった金庫が実家の床下にあったから
鍵屋呼んで開けてもらったら、戦争に行った人の名簿(?)と
ヒモで束ねてある曾祖父の日記が出てきた。
何か歴史を感じたけど、別にオカルトでも開かずの間でもないな。スマソ
178:本当にあった怖い名無し
06/07/30 14:59:33 BwW5E+Ue0
>>177
もしかして>>37?
金庫開けたんだ?
179:本当にあった怖い名無し
06/07/30 16:01:58 X5+7PAIH0
日記の内容が気になる。
「8月二日、きょおは、うみえ、みんなでいきました」とかだったら問題だ。
180:本当にあった怖い名無し
06/07/30 16:04:39 rVwL8jd90
>>179
「8月4日 よくやくお粥が食べられるようになる。粥がうまい。かゆ・・・うま・・・」
とかならいいわけ?
181:本当にあった怖い名無し
06/07/30 16:35:48 QNWwOR950
ウチの親戚のところには、一族代々語り草になってる開かずの間があったそうな。
なんでも昼間からいろいろな現象が起こっていて、当時のえらい大学の先生なんか
もお忍びで調べに来ては、腰を抜かして帰っていくような部屋だったそうな。
そんなオカ板的にはパラダイスのような部屋だが、強烈な呪いだか怨念だかも、B
-29から落っことされた爆弾で消し飛んだそうだ。
182:1/4
06/07/30 17:11:43 vktdi8qQ0
開かずの「間」ではないが、開かずの仏壇の話。
友人の祖父が亡くなり、諸事情から仏壇を買い替えることに。
事情といっても別にオカルトな理由ではなく、
非常に古くアチコチガタが来ていて扉とかも外れかかってたから。
コレを機に立派なものにしてやろうよ、ということだった。
俺の友人が一応掃除してから仏壇屋に処分
(よく知らないが魂を抜いたりとか何とかするんだよね?)してもらおうと
各部を弄っていたら、仏壇下部の小さな引き出しが開かない。
何か引っかかってるとかでもないようで、全くびくともしない。
どうやら内部で固定してあるようだ・・・
些か不振に思った友人は父(亡くなった祖父の息子)や母に聞いてみたが、
その仏壇はじいちゃんが管理してたので何も知らないという。
家族は線香をあげたりする以外に、手を触れたことが無い。
爺さんは毎日お供えを欠かさず、丁寧に拝んでいたらしい。
数年前祖母さんが他界してから尚更に熱心に拝んでいた。
よく覚えてないけど、じいちゃんが戦後間も無く
買って来た筈だな・・・という父(ちなみに一応戦中生まれ)。
息子(友人の父)の臍の緒でも入れてたんじゃないの、という母。
183:2/4
06/07/30 17:12:13 vktdi8qQ0
どの道処分するつもりだったし、何となく気になるから壊して
開けてみよう、と父が言うので、友人は工具箱を持ってきて
バールのようなものにて破壊活動開始。
相手が仏壇なので多少後ろめたいような感覚もあり、
大胆な壊し方もできない。
中に何か入っててそれを壊したら困る、ということもあり
慎重に、且つ躊躇いつつ作業したのでかなり時間が掛かったが、
何とか表の板をぶっ壊して中を見ることが出来た。
引き出しは釘で打たれてる訳でも接着されてる訳でもなく、
特に固定してあるような細工も見られなかったそうだが、
その時点でも全く引っ張り出すことはできなかったとのこと。
何故開けられなかったのか、結局よく判らなかったそうだ。
ちなみに友人の爺さんは、戦前から戦中に掛け、職業軍人であったそうだ。
憲兵さんだったそうで、厳格で立派な人物だったようだが
それだけでなく商才というか、苦境を巧妙に生き抜く
才覚を持つ人物だったので、復員後さるビジネスを始めて
(特定されちゃうから内緒。事実上は既存業者を乗っ取ってかなり強引に始めたらしい)
大当たりし、土地でも有名な実業家として財を成した。
友人も父もその家業を次ぎ、安泰な生活を送ってる。
爺さんは開戦前から満州に居たようだが、どういう活動をしていたかは
祖母さんも知らなかった。
友人の話では、映画ラストエンペラーをテレビで観て、
甘粕さんはこんな人ではなかった・・・と呟くのを聞いたことがあるそうだ。
そのことなどからも、隠密な任務を担って大陸に赴いたのでは、と
友人は想像していた。
184:3/4
06/07/30 17:14:05 vktdi8qQ0
さて、仏壇の引き出しには、油紙に厳重に包まれた小さな
塊が入っていた。
友人とその父がドキドキ・少しわくわくしながら封を解いてみると、
古めかしい金の腕時計が出てきた。時計は、パテック・フィリップ。
時計好きには説明不要なメーカーだが、車で云えばロールスロイスのような
会社で、名品中の名品を作る名門会社だ。
まあ、兎に角ダイヤとか宝石とか付いてるわけでもないのに
凄い値段の、高級品だと思って欲しい。
友人は自他共に認めるアンティーク時計マニアなので驚きもし
喜びもし、かぶりついて仔細を検分したが、手持ちの図鑑などで調べると
1930年代の代物のようだ。戦前の製造の筈。
何故こんなものをじいちゃんが・・・
戦後に手に入れた可能性はあるが、こんな時計を嵌めている爺さんを
みたものは居ない。では戦前に?
爺さんはもっと新しいパテックを幾つか持っていたし、
友人も、爺さんが存命の時点でそのうちの一つを譲り受けていた。
もしこんな古いパテを持っているなら、時計好きの孫(友人)に自慢しないワケが無い。
何故隠していたのか。
185:4/4
06/07/30 17:16:09 vktdi8qQ0
当時の日本には当然代理店も無いし、仮に商社が輸入したとしても、
当時の貨幣価値を考えると庶民の家一軒よりも遙に高額な筈だ。
今ではちょっとした乗用車程度の値段で買えるので大したことは無いが、
戦前なら人の命が買えそうな値段だろう。
資産家でもない、ただの軍人である爺さんには絶対に
買える筈も無いし、くれる人だって居ないだろう。
どこで手に入れたのか?何故使用もせず金にも換えず
死蔵していたのか?何故仏壇に入っているのか?
それとなく親類にも聞いてみたが(はっきり詳細を語ると
形見によこせ、と云われそうなのでボカしつつ聞いたらしい)
全く判らない。
父は、大陸で戦前か、戦中に入手したと考えたらしい。
ということは、満州国のやんごとなき方々から出た物なのか・・・
形見に貰っておきたい友人。気持ち悪いから捨てちゃえという母。
お寺に預けようという父。
三人で相談した結果、悩みに悩んだが、父の言うとおり
お寺に預けることにしたそうな。時計がしまってるということを
知らなかった割に、父は時計を見た瞬間から強くお寺へ持って行くことを
望んだそうだ。理由は判らない。
その後おかしなことも何も無い。仏壇は綺麗で豪華な新品になり、
俺も拝んだことがあるが、爺さんは満面の笑みで祀られてる。
ただ、その二年後に父も亡くなり、友人は出張先で3回ほど、
無言で自分を見つめる父に会ったそうだ。
186:本当にあった怖い名無し
06/07/30 18:31:04 UtVfmNv+0
なんだ創作か
187:本当にあった怖い名無し
06/07/30 18:43:01 OR64jCrMO
おかずの間
188:本当にあった怖い名無し
06/07/30 21:29:06 cnN8sakk0
油断してたら>>187でお茶吹いた
189:本当にあった怖い名無し
06/07/31 02:14:22 beqXXtKb0
小学生の頃のお話。
教室にあった教卓の引き出しが開かなくなっていた。
中に色んな物を詰め過ぎて、引き出しが何かに引っ掛かったらしい。
ある日のことである。
授業中、この引き出しが開かなくなっていることに気づいた担任のM先生が
この引き出しを何とか開けようとした。
「あら? なんで開かないのよ? この引き出し」
そういって引き出しの取手を掴み、一生懸命に引っ張った。
だが、なかなか開かない。
「もう~、誰? こんなイタズラしたの~」
そういってさらに力を入れて引っ張った。
ようやく引き出しがガタガタ音を立てて開いた。
「こんなに色々詰まってたのね。ちゃんと掃除しないから・・・」
そう言いながら引き出しの中に手を突っ込んだ。
引き出しを掃除しないのは先生の責任では?
「んっ? 何かしら? これは?」
先生は差し入れた腕を外の出した。何やら長いモノが腕に巻きついている。
「!」
先生の腕には、1メートル近くのアオダイショウが絡み付いていた・・・。
先生はそれを目にし、その体勢のままゆっくりと床に卒倒した。
どうやらそのアオダイショウは教卓の引き出しの中に入り込み、冬眠をしていたらしい。
授業は中断。
隣のクラスのO先生を呼びに行き、その後、M先生は担架で運ばれた。
M先生は、大のヘビ嫌いだったのだ。
人が失神する瞬間を目の前で見たのは、後にも先にもこの時だけ。
190:本当にあった怖い名無し
06/07/31 04:04:22 TQIIMpU10
あかずの間に「した」空間の話。
実家は古くからの豪農、養蚕業をしていて、当時は相当な土地と資産をもっていたらしい。
母屋のすぐそばにトタンのでかい養蚕小屋があったんだが、20年以上物置となっていた。
整理のために物品処分し、内部を整理していたところ、分厚い鉄板が地面を覆っている部分がでてきた。
たたいてみると、反響音。空洞があるらしい。
ミニショベルカーを持ってきて親父がそれをはずしてみた。
直径1m、深さは、光が届かなくてよくわからないが20mくらいはあったとおもう竪穴があった。
薄くコンクリート?石膏のようなもので補強された長く深い真っ暗闇の竪穴。
さすがに降りることは出来ず、後日危険だということで鉄板を元に戻し、コンクリートで固めた。
ばっちゃんの話では、防空壕じゃないかという話だが、工場もなく、農村地帯。
こんなに深く、空気の循環も光もささない竪穴のおくに何が存在するのか。
いまもって謎のままだ。
191:本当にあった怖い名無し
06/07/31 11:25:15 jdkBqyRf0
ばっちゃんって何か良いね。俺もこれからばっちゃんって呼ぼ!
192:本当にあった怖い名無し
06/07/31 12:28:20 7Dd8lg/4O
じゃ、私も一つ。
私の父の実家も母の実家もいわゆる旧家、両方ともにあかずの間がありました。
私は一時期父の実家に住んでまして、与えられた私の部屋。2階、6畳で家具や寝具もあってなかなかの場所。
移り住んですぐに掃除をし始めたら家具裏から扉であろう隙間と蝶番、そして把手をはずしたであろうネジ穴。
壁の向こうは1階の屋根裏、その下は私の祖父であった家長の書斎です。
その存在は気になりましたが、ほどなくゴキブリの発生源がその隙間である事が解り確かめる事は避けて生活。
実は私、ゴキブリ嫌いなもので。知らなかった事にして見ない振りです。
やがて祖父が亡くなり、老朽化からその家を建て替える話が持ち上がり取り壊す事になりました。
取り壊しの日、私は解体屋さんの重機の爪先を眺めてました。ひどく悲しい光景だったのを覚えてます。
解体の手が件の部分に差し掛かり、気になってた部分も崩れ落ち、やがて全て廃材に。
解体の人が廃材の仕分けをしてると急に呼び掛けられました。「ちょっとここん家の人でしょ、来て来て」
大体あのあかずの屋根裏があった地点。屋根瓦や廃材の中から十数本の銃らしきものが。
どれも錆まくってて使える状態ではないよう、ただ銃にしては若干細身でした。しかしズシっと重い。
「これ、どうなってるの」と解体屋さん。「さぁ…私にも」「あー、じゃコレも持ってきますね」「はぁ…」
その銃は解体屋さんのトラックの座席へ、特に手続きとか面倒な事になりそうもないので「まーいいか」と。
それに素人にもあれからどうこう出来るとは思えない程、錆ていたもので。10年20年の錆じゃない。
しかし何だったか、どういう言われの物か。今となっては知る由もございません。
母の実家のあかずの間は確かめる事ないまま、その家と縁遠くなってしまいました。
かの家のあかずの間は昔、使用人が使ってた場所だったそう。
きな臭い話はこちらの方が多いのできっと何かあると睨んでます。
193:本当にあった怖い名無し
06/07/31 13:08:30 SedmOtYS0
>>185 >>192
開かずの間に「人」が居たんですよ、とか言われるとつい
おいおい本当かよ、と疑いたくなったりするが
由来や来歴の判らない、なんでこんなものがあるんだろと
首をかしげるような「物」がポロンと出てくる話は面白い。
しかも因縁がありそうな物なのに全く謎解きが出来なかったり、
不気味なのに別に不吉なことが起きたりもしない、
怪談話として不完全な終わり方をしてくれると尚更に興味深い。
へんにおっかないオチとかが無い話のほうが
ボンヤリとした不安な後味が残る。
194:177
06/07/31 22:40:19 dMBgCeinO
>>178違う。でも同じような人いるんだなぁ
195:本当にあった怖い名無し
06/07/31 23:27:59 C8igwrc10
>>193
服毒自殺するなよ
196:本当にあった怖い名無し
06/07/31 23:44:11 hxsxes1o0
婆さんの家の納屋にあったな。
開かずの間かどうかはしらんがとりあえず襖があって、一応その奥にはなんらかの空間は存在してるはず。
でも昔の卓袱台と古いタンスが前に置いてあって開かないようになってた。
今度行ったら開けてみようかと思うんだけど、なんだかああいう古いものって蟲が大量に湧いてそうで触れないんだよなあ
197:本当にあった怖い名無し
06/08/01 00:02:29 Bz2wzP1k0
父の実家の寺はかなり古く、建立は鎌倉末期くらいだそうで
蔵も三つくらいあって、本堂には落ちてきた武士を匿っていたといわれる
隠し部屋もあり、本堂改築する時には鑓だとか刀だとか古銭がボロボロ出てきた。
でもお庫裏さんがあまり古い物に関心ない人で面倒だからと一度に解体業者に
頼んで処分してしまった。
そこはイワクありの部屋だった(禁句で話題にするのもタブーだった)らしく
そこのものを残すのも忌まわしいというのもあったかもしれないが
小さい頃、従兄弟と忍者ごっこしてて、本堂裏の物置の中に階段を発見し、こっそり
その部屋に入ったことがある。そこには木箱や虫食いだらけのかなり古い漢文の本
貴人が乗る為の御簾がついた駕籠のようなものもあった。
そこで記憶が途切れているのだが、気がついたら物置の中で寝ていた。
ほんのりと良い香のする女の人と毬をついて遊んでいた夢をみていたが
寝ている所を大御婆ちゃんに見つかって「何ともないか?」といわれ
そのまま本堂でお経読まされた。
出てくるときに一緒に転がり出てきた毬はそっと隠したが、今はどこに隠したか
忘れてしまった。
198:本当にあった怖い名無し
06/08/01 03:26:22 J17cL1F00
>>195
兄さん、教養がおありじゃないかい。
199:本当にあった怖い名無し
06/08/01 09:29:38 piVVeDK00
>>198
>>195だが
教養のうちに入らないよ
普通に知ってることじゃないの?芥川の自殺の原因なんて。
しかも姉さんだい
200:本当にあった怖い名無し
06/08/01 11:27:40 4iEnCmwA0
素直にありがとうって言っときゃいいのに
201:本当にあった怖い名無し
06/08/01 12:42:54 +xCElOnL0
>>193
芥川ワロス。
俺も落ちの無い話を。
父の実家に開かずの間、というほどでもないけど
開かずの納戸、のような部屋があった。
実家と言っても、本家から駆け落ちした俺の祖父母(母の両親)が、
戦後に時代が落ち着いてから建てた家なので
極端に古くも無く、歴史も無い家。
フツウに納戸として使用していたので衣替えのときなどは
出入りしていたし、絶対に入っちゃイケナイ訳ではなかったが、
何故か神棚を祀ってあり、我々子供は入っちゃいけなかった。
納戸に神棚がある理由は誰も説明してくれなかったが、不思議にも
思ってなかった。
代が変わり伯父が家督を継いでリフォームするとなった際、
その神棚を下ろしてみたら、中から遺影のような写真が出てきた。
きちんとした背広を着た、知らない青年だった。
裏には撮影した日付なのか、昭和20年代の日付と、名前があった。
字は、達筆で有名だった祖母の字に間違いない。
苗字も名前も一切心当たりの無いもの。
20年代にその年恰好だとすると、父の弟くらいかな・・・と
漠然と思ったが口には出さなかった。
親戚全員に聞いてみたが、誰も何にも知らなかった。
ぼんやりとした不安を味わった。
202:本当にあった怖い名無し
06/08/01 12:44:15 +xCElOnL0
↑
あ、訂正
× >>実家と言っても、本家から駆け落ちした俺の祖父母(母の両親)が、
○ >>実家と言っても、本家から駆け落ちした俺の祖父母(父の両親)が、
203:本当にあった怖い名無し
06/08/01 13:02:58 /VweLj8b0
>>200
スマソ 自分程度が知ってることなど誰もが知ってると素直に思ったのだ。
204:本当にあった怖い名無し
06/08/01 22:57:49 x8hIEsi2O
保守あげ
205:本当にあった怖い名無し
06/08/01 23:23:51 eMoRUo9j0
ウチじゃないんだけどさ。
近所の何代も続いてるお屋敷のお家におひなさまに行ったのよ。
2コ下の女の子のすごい広い家。
新興住宅の自分家とはえらい格が違ったのは、小学生だった私にもわかった。
時代劇や田舎の家みたいに、たくさんのふすまで部屋が仕切られてた。
田舎って行ったら田舎だけど(名古屋のはずれ)
で、おひなさまが飾られてる部屋に通された。
大きな段飾りのおひなさまが、広い部屋に何セット?もあったのは、
招待された私や友達も圧倒された。
「この部屋は、おひなさまを飾る時にしか使わないの。他の日は開けちゃいけないの」
そんな事、その家の子が言ってた。
なんで?とか深追いしなかった当時の私。
広いお屋敷だったから、おひなさまの時にしか使われなかったのか、
おひなさまの時意外に使ってはいけない決まりが何のためにあるのか今も謎。
206:本町 ◆qfrwxYdRGQ
06/08/02 00:38:51 MdNR+sJE0
あれは中学2年のときの夏休みのこと。
あのあかずの間で体験した真夏の白昼夢を俺は今から書こうと思う。
207:本町 ◆qfrwxYdRGQ
06/08/02 00:39:35 MdNR+sJE0
中学2年の夏休み。その年の夏はとても暑かった。
クラブの朝練を終えて家に帰ると、じいちゃんから声をかけられた。
畑の草むしりをしてくれんかとのことだった。
俺の家の庭にはちょっとした家庭菜園の畑と、その畑を耕すための道具類を
入れている小屋があった。畑の草は、夏の暖かい気候に恵まれて、ぐんぐん成長していた。
俺はじいちゃん大好きで尊敬しているから、じいちゃんからの頼まれ事は何でも答えてきた。
俺は、夏の炎天下の中、草むしりをはじめた。その日は雲一つない晴天の上、炎にときどき
包まれたような錯覚を起こすくらいとてもとても暑かった。
すぐに俺は、汗をだらだらにたらしながら息切れもしていた。
そのときだった。
「暑そうやねぇ」と声をかけられた。T子の声だった。
T子は、俺の家から50mくらいの近距離に住む親戚の姉ちゃんだ。
1歳年上の中学3年で、まだまだ俺と同じく童顔のガキと言える。
姉ちゃんと俺は、家も近いからよく一緒に遊ぶことが多かったが、
姉ちゃんが中学に上がってからは一緒に遊ぶことはもうなくなっていた。
208:本町 ◆qfrwxYdRGQ
06/08/02 00:40:05 MdNR+sJE0
俺は「おう。暑いわぁ。どうよ。受験勉強してるかぁ?」と返した。
姉ちゃんは「暑いから勉強しても頭にはいらんよ。スイカとりに来たんよ。」と言った。
俺の家の家庭菜園ではスイカが毎年夏に育ち、よく近所に配っていた。
そのスイカを姉ちゃんはとりに来たのだ。
俺は「スイカならその小屋にあるから、好きなだけ持って行けばええよ」と声をかけた。
姉ちゃんは「うん」と軽く声をだして小屋へ入っていった。
ふと、何の思惑もなく俺も、少し遅れて小屋へ入った。
小屋に入ると、すごい熱気に襲われた。足元ににスイカが5個ほどあった。
俺は、そのスイカのひとつを持ち上げビニル袋に入れて、姉ちゃんに渡そうとした。
そのときだった。俺の目にある映像が飛び込んできた。それは姉ちゃんの首筋の汗だった。
俺は汗だらだらの状態だが、姉ちゃんも軽く汗をかいていて首筋がきらりと汗で光っていた。
何とも言えない感情がわいてきた。
でも俺はなんとか平静を装い、「ほらよ」とスイカを姉ちゃんに渡した。
俺のちょっとした緊張が姉ちゃんに伝わったのか、なんだか姉ちゃんもソワソワしながら
スイカを受け取った。俺はその姉ちゃんのソワソワ感にさらに緊張してしまい、つい目を
そらそうと視線を斜め横上へ向けた。それにつられて姉ちゃんもそちらの方向を見た。
その方向には、2階のあかずの間へ蓋があった。
209:本町 ◆qfrwxYdRGQ
06/08/02 00:40:35 MdNR+sJE0
俺と姉ちゃんは、昔、小屋のまわりでよく遊んだ。小屋は2階だてになっているのだが、
2階には行ったことがなかった。小屋の中に階段があるがすぐに蓋に行き止まる。2階から蓋が
されていて、その蓋を外さなければ2階には行けないのだ。
昔から、じいちゃんとかから危ないから小屋の2階には絶対いったら駄目だからときつく言われてきた。
俺は、昔からいつか小屋の2階に何があるのか見てやると意気込んでいたが、いつの間にかその野望を
忘れてしまっていた。昔はよく2階に通じる蓋を開けようと姉ちゃんと2人で悪戦苦闘してるところを
じいちゃんに見つかってものすごく怒られたこともある。
すっかり忘れ去られていたその蓋が、今、俺と姉ちゃんの視線の先にあった。
俺は蓋を見ながら姉ちゃんに声をかけた。
「まだ、行ったことないよな。行って見んか?」
姉ちゃんは即答した。
「行って見たい。」
210:本町 ◆qfrwxYdRGQ
06/08/02 00:41:52 MdNR+sJE0
俺が先頭にたち階段を登り、その蓋に手の平を合わせて軽く押してみた。
蓋は軽く動くものの何かがひっかかって開きそうにはなかった。
俺は、最大限の力で蓋を押したが、蓋は1cmほど浮くだけで開かなかった。
姉ちゃんが「やっぱりだめ?」と言ったので、「何かひっかかって開きそうにない」と返した。
そのときだった。
この暑さを忘れるような爽快なアイデアが浮かんだ。まるで、じいちゃんが耳元で
”押してダメなら引いてみろ”とささやいたようだった。
俺は、蓋に再び手の平を合わせて横に引くように動かそうとしてみた。
蓋はゆっくり横に移動しながら開いてくれた。
そうだったんだ。横移動式だったんだ。昔、あれほど姉ちゃんと頑張って開けようとして
開かなかった蓋が、今ようやくゆっくりと開いてくれた。
姉ちゃんも「すごい・・開いたね」と思わす声を出していた。
蓋が開いても、2階は窓がないためか暗くてどうなってるのか下から見上げただけではさっぱり
理解できなかった。俺は、2階へと足を踏み入れた。
to be continued...
211:本当にあった怖い名無し
06/08/02 01:11:55 95wvfrIr0
君の心の開かずの間を
両手でノックしていいかい?
212:本当にあった怖い名無し
06/08/02 01:14:12 KH49pdI5O
続きは?!
213:本当にあった怖い名無し
06/08/02 02:04:52 SYvcPMb10
そこで禁断の愛が生まれ終了か?
214:本当にあった怖い名無し
06/08/02 02:08:09 +QpCKnaS0
家の実家の台所兼ダイニングの天井に一畳ほどの他の天井板とは
色の違う部分がある。押すと上に上がるような構造をしていたので
帰省したときダイニングで茶を飲みながら、上を見上げなにげに
婆さんに問うたところ「今は使っとらん。」「屋根裏に登るための?」
「違うほこりまるけやろもう」「何??部屋があんの!」
ということで30年間気づかなかった、自分の家の開かずの間に気づいたとさ
話によると、小作の人が寝泊まりする場所だったらしい、もう一つの入り口は2階の
昔自分が使っていた部屋からとのこと、そういえば物心ついた頃から
その部屋に置いてあった本棚の後ろに扉があったっけ??
うかつ、うかつ、何度模様替えしたか、その時本棚も動かしたけどその扉がじゃまで
「やっぱり本棚はここがいい。」と扉も開けずにいたな、、、。
何でこの先に部屋があるって想像できなかったのか、、、、オレって本当に抜けている。
その部屋の捜索はせず、、、紫檀の本棚めちゃくちゃ重たいんだって。
215:本当にあった怖い名無し
06/08/02 04:36:00 g7e1DsSC0
現時点、世界で最も危険な開かずの間といえば、
ウクライナのチェルノブイリにあるコンクリート棺桶「サルコファグ」
216:本当にあった怖い名無し
06/08/02 06:11:20 DwHNesyjO
>>210
2階にはじいちゃんのエロコレクションがうなっていたというオチ。
217:本当にあった怖い名無し
06/08/02 06:19:01 JTFw1agw0
暗くてよくわかんなかったがなんかスイカが並んでるっぽい
っておもたら全部生首だったってオチだとおもふ
218:本当にあった怖い名無し
06/08/02 07:09:08 kqOxmRWN0
>>215
こないだ石棺のなかにはいって撮影した調査の動画があがってたキガス
219:本当にあった怖い名無し
06/08/02 09:02:53 njPTR5J80
>>215
取り残されて回収できない死体があるってホンマかいな
220:本当にあった怖い名無し
06/08/02 09:47:30 TuDpVVaA0
>>215
リアルで怖すぎるな
221:本当にあった怖い名無し
06/08/02 10:09:48 wjc5uaKW0
しかも最近結構開きそうになってるから怖い
222:本当にあった怖い名無し
06/08/02 11:37:48 uki0YHHE0
さほど怖くないのですが、小ネタを。
私は幼児の頃、父方の実家で、両親と父方の祖母と暮らしていました。
その家には、田舎にしては珍しく洋室がありました。そこに応接セットが
置いてありました。
二階には上がってはいけないと言われていましたが、上がってもさほど
怒られることはありませんでした。幼児が急な階段を昇り降りするのが
危ないから、程度の理由です。
二階には祖母のお茶室、当時下宿して不在の叔父の部屋がありました。
ある日、応接セットの置いてある部屋に、ドアがあることに気付きました。
その前にソファがまるで塞ぐように置いてあるので気付かなかったのです。
私はソファを無理矢理ずらし、ドアを少し開けました。
中は真っ暗。窓さえもありません。
広さは、当時の私には広く思えましたが、おそらく三帖程度でしょう。
ドアの隙間から見えたのは、人です。たくさんの人。
生首みたいなものもあります。
みんな土気色の肌をして、生気がありません。
その後、成長に伴って体力がつき、部屋の中に入ることができました。
部屋の向こう側にドアがあり、そこから祖母の寝室に繋がっていることも
判りました。
ところで、部屋の中にあった人の正体は…
当時叔父は某大学で美術を学び、専門は彫刻。
作品を下宿に置くと寝るところがなくなるので、実家に送っていたそうです。
223:本当にあった怖い名無し
06/08/02 13:26:38 DwHNesyjO
>>222こんなつまんない実話書くくらいならネタ話でも書け。
224:本当にあった怖い名無し
06/08/02 13:51:43 0LIhBkE40
>>210
そんな事よりワッフルワッフル
225:本当にあった怖い名無し
06/08/02 14:28:25 JSpfd3P6O
オカルトもリア厨の食いつきいいからなぁ・・・そりゃ223みたいのも湧くか
226:本当にあった怖い名無し
06/08/02 15:20:01 wjc5uaKW0
そろそろ携帯からの書き込み禁止にするべきだよね
227:本当にあった怖い名無し
06/08/02 18:23:45 DwHNesyjO
>>225勝手にほざいてろw
228:本町 ◆qfrwxYdRGQ
06/08/02 20:34:00 MdNR+sJE0
すんません
もう少ししたら続き書いてアップします。
229:本当にあった怖い名無し
06/08/02 20:44:30 tmSN1h1/0
>>228
続くのいいけど、どうせなら1回でまとめて欲しいんですが...
230:本当にあった怖い名無し
06/08/02 21:24:38 0LIhBkE40
>>228
>>229にクソ同意。そんな宣言イランから黙っていっぺんにアップしとけや。
231:本当にあった怖い名無し
06/08/02 22:06:59 +etFcCr+0
>>229-230を~嫁に~もらう前に~言っておきたい~事がある~
232:本当にあった怖い名無し
06/08/02 22:08:10 /+VLr+aO0
最初にテキストでじっくり全文作ってサクッと出せばいいものを
「続きます」とか「今忙しくて後で来ます」とかウダウダやって結局
まとめられなくてトンズラってパターンは典型的な同人屋のクセだよ。
ちょっと良スレになると必ずカサコソやって来る。
233:229
06/08/02 22:12:18 tmSN1h1/0
あ、ごめん。
俺は批判したいわけじゃなくて、要望のつもりだったんだけど...
物の言い方が多少キツかったかな?そうだとしたら謝ります。
234:本当にあった怖い名無し
06/08/03 02:02:08 1QFDnbr+O
姉ちゃんも「すごい・・開いたね」
ズギュゥゥウン!!
235:本当にあった怖い名無し
06/08/03 17:00:02 +DDLlzSr0
良スレあげ
創作の人の続きはどうなったんだ・・・。
236:本当にあった怖い名無し
06/08/03 21:01:01 Ht9W66z20
せっかく途中まで書いてるんだから、続き読みたい気もするけどね。
でもいきなりコテトリだし、勝手に段取り作ってるし、なんだかなぁ…。
237:本当にあった怖い名無し
06/08/03 21:36:12 G99Zgbzv0
創作は別にいいんだけどB級小説はきついわ
普通の体験談だとまあおもしろそうなのになんであんな小説風にしちゃうんだろ
238:本当にあった怖い名無し
06/08/03 21:43:02 51qvufBKO
とりあえず保守あげ
239:本当にあった怖い名無し
06/08/03 22:18:46 2b4kRHHA0
なんか勢い止まってるっぽいんで、つなぎとして体験談をば。
実家の小屋が長い間あかず状態になってたんだけど、4年前にあけた時の話。
そこは元々、味噌を造る小屋だったのを適当に改造して物置にしたのだが、
それほど大きくもないし、そもそも物置としての需要も乏しかった。
さらに、中身は農具関係なので農業をやめてしまって以降全く使う事もなく、
母屋を移転するため取り壊すまでの10年ほど、あかずの間になっていた。
小屋をあける際、何かお宝でも発見できないかと考えて俺も立ち合った。
鍵を外し、固くなった小屋の戸を開くと、昼間にも関わらず中は真っ暗。
完全な闇と言って良い状態。この中に光が入る事すらもう10年ぶりなのだ。
ひんやりした独特の空気が外に出て来た瞬間、ゾワッ・・・という異様な気配。
ネズミがいるだとか、そんなレベルではなかった。建物全体が動いたというか。
そして考える間もなく、俺は生まれて初めてというほどの恐怖を体験した。
奇妙なざわめきを発しながら、小屋の「闇」が襲いかかって来る。
いや・・・その正体は大量の「G」だった。何百、何千匹もいそうなGの大群。
頭から足の先まであふれ出るGの激流にもまれ、もう身動きすらできない・・・。
時間にして1分弱程度だろうが、あれほど怖かった事はいまだもってない。
ホント、一瞬にして総白髪になるような体験だった。(なってないけど)
240:本当にあった怖い名無し
06/08/04 01:56:45 RPUbvc2f0
>>239
考えただけでうぶげゾワっとする
乙
241:本当にあった怖い名無し
06/08/04 01:58:01 f8LT30kA0
((((((;TДT))))))ガクガクブルブル
幽霊よりよっぽど嫌だ
242:本当にあった怖い名無し
06/08/04 04:41:49 OHQJ+wtEO
幽霊にあったことがないやつはみんなそう言う
243:本当にあった怖い名無し
06/08/04 04:44:26 CJR1oAWs0
>>242
会わせてほしい。
244:本当にあった怖い名無し
06/08/04 10:30:04 PNIcmjbJ0
ゴキブリがそんなに発生?
どんな環境なんだ?
245:本当にあった怖い名無し
06/08/04 11:38:15 grQmZtie0
霊は年に何度か見るけど、数千匹のゴキブリの方が俺は嫌だな…
246:本当にあった怖い名無し
06/08/04 15:50:34 O5SECja20
ていうか周りの家々に多大な迷惑が…
247:本当にあった怖い名無し
06/08/04 16:45:17 RPUbvc2f0
>>246ドアとかガッチリ閉めて丸ごと燃やせば良さげ
>>244お味噌仕舞ってた倉だからじゃないの?
248:本当にあった怖い名無し
06/08/04 16:55:11 Sh0Z0nt4O
その後大量のG達はいずこへ・・・
249:本当にあった怖い名無し
06/08/04 17:23:09 COJWgskG0
>>39-45の話がガチ面白い
250:本当にあった怖い名無し
06/08/04 20:12:58 YDAxuRgaO
>>239Gスポット
251:本当にあった怖い名無し
06/08/04 21:49:35 PqwIaZ2A0
うわあ...あんたには失望したよ...
252:本当にあった怖い名無し
06/08/05 02:18:10 W4bT7ILz0
話は変わるが、俺の部屋に「開けられずの押入れ」がある。
中には稼動可能なPC‐9801vmが・・・・
253:本当にあった怖い名無し
06/08/05 03:30:22 cGGQuLprO
>>252ちゃんと稼働するPC98・・・まさにオカルトw
254:本当にあった怖い名無し
06/08/05 10:52:50 W+KIXUSB0
あの時代のは部品はしっかりしてるので動くよ。フロッピードライブとかは駄目な事が多いけど。
あと、動いた後の「で?」という、そこはかとない侘びしさがなんともいえない。
255:本当にあった怖い名無し
06/08/05 11:17:01 NmT9hmDa0
スレチだが
収納ボックスに入れてあるPC9801Fは今でも現役で動いてる。
箱自体は震災の時にタンスの下敷きになって潰れたので収納ボックスが箱代わりだがな。
256:本当にあった怖い名無し
06/08/06 14:32:39 vrBWv1nM0
Gの話で思い出した。
うち、賃貸なんだけど、1階に専用の物置きがついてるのね。
めったに開け閉めせずに5~6年放置してて、久しぶりに中のものを取り出そうと開けたら
1匹の猫の死骸が・・・。
自分はダンナの後ろにいたんで「猫が死んでる!」って声で泡食って
実物は見てないんだけど、もう中身なんかなくなってて毛皮だけだったらしい。
まわりには蛆の卵の後か、ねずみの糞みたいな丸い物が大量に散乱してた。
屋根と壁の隙間から入り込んだっぽいけど、なんでそこで死んでたかな・・・。
257:本当にあった怖い名無し
06/08/06 14:37:27 49PH1li9O
猫はアホだから、忍び込んでから出られないことに気付いたりする
そのまま誰にも気付かれないと・・・(つд`)
木に登って降りられなくなるやつの重症版だな
258:本当にあった怖い名無し
06/08/06 22:00:28 AcApwAdc0
大学時代、聞いた話。
とある研究室には開かずの棚があった。
何でも先代教授の時代から開けてはいけないことになっていたらしい。
ところが、組織改変に伴う研究室の移転でついに開かずの棚が開けられた。
その中には何と……放射性物質が保管してあったそうな……
259:本当にあった怖い名無し
06/08/06 22:02:46 VZXkUdeE0
サルコファグキター
260:本当にあった怖い名無し
06/08/07 03:06:51 Fq2RRsOyO
放射性物質って、そんな棚なんかに収めるだけでいいの?
ガクブル
261:258
06/08/07 12:11:13 eOwrGMWd0
あくまで噂なので、真偽は不明です。
もう一つ。
小さい頃、2階建ての家に住んでいたのだが、
家族はみんな普段1階で生活し、2階は主に物置として使っていた。
当然子供は「危ないから」という理由で勝手に2階には上がらせてくれなかった。
しかし、大掃除のときとか物を取りに行くときにたまに大人についてのぼっていったんだが、
2階にある扉で1つだけ、1度も入ったことが無い部屋があった。
さて、そのうちその家は建替えをすることになり、我が家も一時的に他の部屋を借りることになった。
そして2階のものも引越屋さんと家族でバンバン運び出していったんだけど、あの扉は手付かずだった。
あの部屋には何も無いのか疑問に思った私は父に聞いた。そしたら……
壊れた扉を壁に立てかけてあるだけだったという……
考えてみると、その壁の方に部屋を作るスペースは無かったのだが、
我ながら何と言う馬鹿なガキだったんだろう……
262:本当にあった怖い名無し
06/08/07 14:08:57 aZCySMxW0
>>261ビクビクしながら読んだら…オチになんか和んだ。
263:本当にあった怖い名無し
06/08/07 16:58:33 wh0oBtU10
なんてもったいない!
それはどこでもドアだったのに
264:名称未設定
06/08/08 00:03:26 ozffhCiR0
そんなのに、偽の記憶なんかが紛れて「子供にしか行けない部屋」が出来上がるんだろうな。
265:本当にあった怖い名無し
06/08/08 00:04:25 g5KuLwmM0
押入れの中
数々のエロ本やビデオ、DVDなどがある
エロゲももちろんだ
オナホールだって揃ってる
オカズの間
266:本当にあった怖い名無し
06/08/08 00:19:18 DpYsuArFO
ダメだ、このスレタイが、何度みても
『あなたの家のおかずの間』
にしか見えない('A`;)
267:本当にあった怖い名無し
06/08/08 00:31:40 QqA6HrqcO
実家に中にある物が多すぎて開けられない物置がある。
ガキの頃はそんなに気にしてなかったんだが、
先日その物置を改装することになって掃除したんだ。
子供の着なくなった服とかが乱雑に置かれてたんだが
まぁ兄弟多いから思った通り玩具ばっかり。
つまんねぇなーとか思ってたらふと、壁に古ぼけた紙が張ってあった。
『私はもう子供を叩いたりしません
〇〇〇〇(母の名前)』
怖くなって捨ててしまったんだが、
やはり子供四人は辛かったんだろうなぁと泣きたくなった。
藻前ら親孝行しろよ!
268:本当にあった怖い名無し
06/08/08 06:55:25 m+4rf1M20
カアチャン・・・
269:本当にあった怖い名無し
06/08/08 16:03:47 b+3aR7Jb0
このスレオモしれー。
これの学校版もあったらいいね。歴史のある学校にまつわる話がごまんとある気がする
270:本当にあった怖い名無し
06/08/08 16:44:04 f6n+u8zK0
学校といえば階段の下とかに扉があって
そこを秘密基地にするとか異世界につながってるとか
そういう話にあこがれたもんだった。
実際あってもただの物入れなんだよな。
271:本当にあった怖い名無し
06/08/08 18:36:49 wO0oo3Go0
親衛隊から逃げ隠れるためのスペースだよ
272:本当にあった怖い名無し
06/08/08 18:39:02 Vt6b+aHc0
女生徒連れ込むためのスペースだろ
273:本当にあった怖い名無し
06/08/08 19:09:31 m+4rf1M20
プールが左右に開いたりとかね
274:本当にあった怖い名無し
06/08/08 21:17:49 mJW4GN8+0
いやそれはない
275:本当にあった怖い名無し
06/08/09 02:22:06 GaVQEKb3O
>>273
校庭も開いて、体育館の床は回転したりするのか。
276:過去ログからサルベージ
06/08/09 03:32:41 wajo0xIo0
228 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/04/17(火) 23:31
阿倍野区にある市立工芸高校の時計台の下にあるあかずの間がコワかった。
隣の部屋の壁の隙間から中が見えるんやけど、壁になにか詩みたいなもんが
一面に書いてあって、お札が貼られていたのを覚えている。
あと、現デザイン研究所がある所は昔、部室になってたんやけど
その辺りも幽霊がでるって当時から噂やったなぁ。
277:過去ログからサルベージ
06/08/09 03:33:43 wajo0xIo0
229 名前: 工芸高校OB 投稿日: 2001/04/18(水) 00:02
>>228
ぐはあ!!ここでも新たな情報が!
それって「関西の心霊スポット~」で書いた妖精の絵と同じかな?
あーでもあっこで教えてもらったのは、壁じゃなくて絵が描かれてたキャンパスに
なにか文が書かれてたってあったしお札も聞いたことないし・・・。また違う部屋なんかな?
デ研の噂は・・・聞いたことないっす。
228さん、旧グラウンド近くの暗室の噂で何か知ってはる?
278:過去ログからサルベージ
06/08/09 03:34:45 wajo0xIo0
234 名前: 228 投稿日: 2001/04/18(水) 19:36
>>>229
おお、こんなところに工芸OBが!(ビックリ)
妖精の絵?僕の記憶には無いですねぇ。
なんせ、チョットの隙間から見える範囲が限られてましたから…。
強烈に印象に残っていたのが、なにかの文章とお札らしき
赤い張紙が数枚ってとこです。
10年以上前の事なんで正直鮮明には覚えていません。スンマセン。
旧グラウンドの暗室の話は聞いた事ないです。
でも、あの学校もいろんな噂がいっぱいあって、結構真実味のあるものも
多いですから。
おそるべし工芸高校!ですな。
279:過去ログからサルベージ
06/08/09 03:35:47 wajo0xIo0
240 名前: 工芸高校OB 投稿日: 2001/04/19(木) 01:07
>>234=228さん
時計台の下っつーことは旧校舎ですね。その妖精の絵も旧校舎の開かずの間にあって、
スキマから覗いてみれるって聞いたよ。でもお札貼ってたっていうのは初耳。
その妖精(天使)の絵は友達が見てんけど、当時は生徒の作品が置いてあるだけやろ
とか思ったりやっぱりちょっとコワヒんで、結局私は見に行かないままでした。
ずーっと気になってたけど、その友達は外国に引っ越してしまって聞けなかったんだけど、
他に見た人がいるということは開かずの間のスキマの噂は本当やったんか・・・・
旧グラウンドの近くの暗室というか製版室?は、確か4つくらい部屋があって、そのうちの
一つの暗室に生徒が夏休み中閉じ込められて餓死した、とかそんな話を聞いたんですが、
別に大きな噂にもなってなかったんで、たぶん作り話でしょう。ただ、大きな撮影機が置いてあった
部屋が私は気持ち悪かったです。そこで実習してたんですが、壁の上のほうに黒い手形みたいなんがあった。
他に時計台で自殺があったとかも噂あったけど、大抵真実味のない
三流怪奇話ばっかり…前庭の銅像が動くとか。
>>237
肘かけババアって肘ついて走ってくる下半身のない婆さんのこと?
280:本当にあった怖い名無し
06/08/09 08:59:35 +IvTPQyMO
保守あげ
281:本当にあった怖い名無し
06/08/09 16:44:48 9AX6/5tI0
訂正
282:本当にあった怖い名無し
06/08/09 16:51:12 gNTFHQSbO
解んね
283:本当にあった怖い名無し
06/08/09 17:47:52 YIsSXjUkO
ほす
284: ◆W/6iUUJuRY
06/08/10 17:21:28 mQs1WDM3O
>>1から一気に読んだ
いいねぇ良スレ良スレ
面白い(・∀・)
285:本当にあった怖い名無し
06/08/10 18:23:31 zI5C3zIr0
新しい家に育った若年層には厳しいスレだと思う。
快適でも今の家には神秘とか不気味さは無いから、可哀想と言えば可哀想。
286:本当にあった怖い名無し
06/08/10 18:34:54 tWUKs9XF0
まさに陰翳礼賛、だねえ。
287:本当にあった怖い名無し
06/08/10 22:44:02 CIMZAKh40
その新しい家も、若年層が歳をとっていっていつかは古くて不気味な廃家になるんだよ。
>>285
288:本当にあった怖い名無し
06/08/10 23:23:03 zI5C3zIr0
ただ、>>39のような、日本家屋にあったような神秘を期待するのは難しいだろうね。
289:本当にあった怖い名無し
06/08/10 23:25:29 PjpZ4JuIO
あなたの家のおかずの間
290:本当にあった怖い名無し
06/08/10 23:45:35 1q1Rwb870
やっぱ家には、ちょっと怖いというか不安な場所があった方がいい気がする。
現代であかずの間は難しいけど、「空けてはいけない引き出し」くらいなら設定できるんじゃないかな。
291:本当にあった怖い名無し
06/08/10 23:56:00 tWUKs9XF0
築20年もたってない、普通の団地なんだが・・・
部屋の、電話のマークが付いた壁の引込み線が気になって気になって。
台所に、普通の電話用モジュラージャックがあって、使われていないんだけどさ。
だから、電源コンセントみたいな板に、丸い穴が開いてるだけ。
ふと思い立って、ドライバーであけてみたのさ。
そしたら、壁の中には電話線ないのよね。
というか、コンクリの凹みに、電話線を引っ張ってきた形跡がない。何のためにわざわざへこませて、電話線のふたで養生してあるんだろう。
最初から壁と同じコンクリートで均してしまえばいいのに。
で、黒くマジックで塗られたダンボール辺が突っ込んであった。
お札とかだともっと怖いけど、黒く塗られたダンボールってのも意味がわからなくて不審。
292:本当にあった怖い名無し
06/08/11 00:12:45 1he1oD5W0
>>291
その部屋、前に住んでた人いた?
うち、ネットを光にしようとして業者呼んだんだけど、業者がケーブル通す壁の隙間読み間違って、
変な場所に意味のない穴を空けてしまった。
それを電話用じゃないけど、あの手のプラスチックの板で塞いでる。
この部屋に次に住む人は、「この穴なんだろう?」って思うだろう。
もし前に住んでた人がいるなら、そういういきさつがあったんじゃないかな?
293:本当にあった怖い名無し
06/08/11 01:42:51 JPhaLEF3O
>>161の続きが気になる
294:本当にあった怖い名無し
06/08/12 18:37:40 efOuzryh0
『あかずの間』ってのは、やっぱり幼少時代にあった謎の存在みたいな感じが良いのかな。
開けちゃったら特別何もなかったりとか、常識で考えれば理解できる物だったりとか。
でも、『あかず』の内はそれがわからないから何となく惹かれるのかもね。
オレにも小学校の頃、そんな存在があったな。
当時は良く遊んでた地元にある公園の隣、果樹園の中に南京錠がかけられた変な小屋。
小学生の頃、オレらはそこを『水戸黄門部屋』って呼んでた。
妙な呼び名の理由は、中を覗くと青い大きな家紋みたいなのが描かれた掛け軸が見えたから。
たぶん違うんだろうけど、当時は水戸黄門の『葵の御紋』だと思ってたんだな。
ま・・・単なる物置か何かだったんだろうけど。何となく興味そそられて度々偵察に行ってたりしたっけ。
地元に帰ったら久々に見てこようかな。もう今じゃなくなってるかもしれないけど。
295:本当にあった怖い名無し
06/08/12 18:39:29 ODsnwt+p0
>>294
変わらず存在していたら、それこそオカルト。
そんときはレポよろ。
296:本当にあった怖い名無し
06/08/13 03:34:30 IdGHj5ogO
あげ
297:本当にあった怖い名無し
06/08/13 03:53:17 V32W0ZeT0
伊集院光オリジナルの創作話だけど「青いクレヨン」の話は怖かった
298:本当にあった怖い名無し
06/08/13 03:54:19 x0KUK5jn0
>>297
kwsk
299:本当にあった怖い名無し
06/08/13 04:36:57 JiQP/drl0
うーん開けたわけではないし、自分の部屋でもないんですが
当時大阪で住んでいて、年は中3だったと思います。
離婚もあって、引っ越すために市内の不動産屋を親と共にまわりました。四・五件回った後に
大きな倉庫の一角に作られた部屋を案内されました。つまり倉庫内に特別につくられた感じで変わってる
間取りは外に短い階段があり、中にはいると右側が壁で、突き当たりの部屋にキッチン、左側に一部屋といった間取りでした。
真ん中のスペースはリビング用。でもそれほど広くなく、突き当たりのキッチンはすぐそこだった。
鍵を開けるとき、私はドアの真ん前にいたのですが、開けた瞬間風がブワーーと私に向かってきたので目をつぶり
グッとガマンしたのを覚えてます。
まっさきに部屋に入り靴をぬぎ踏み出すと、何かをふみつけ(痛かった)たので見ると赤いミニカーでした。
「うわーきもちわる」と思いました。ぐるりとみてまわると右側の壁紙がちょっと違和感というか
途中で切れ目が入っていたのに気がつきます。
一通り部屋を見て回り、気になっていたことを聞きました。
すると、「ああ、そこあかずなんすよ。要望あれば開けますよー」とのこと、気持ちが悪かったのでそこは契約しませんでした。
蛇足ですが、結局大阪は止めて生まれ故郷の東京に帰りました。大阪は今でも嫌いです。
300:本当にあった怖い名無し
06/08/13 08:39:45 egGsm1vd0
>>297パパ助けてみたいな話だったっけ?
301:本当にあった怖い名無し
06/08/13 09:44:05 DiY9Jq0t0
>>299は開けないで不完全燃焼という新パターンだな
302:本当にあった怖い名無し
06/08/13 11:06:10 qZ2xbz7LO
結婚して旦那の実家(というかじいさん家 にすんでいる
ウチの押し入れに物が入れっぱなしだったのでかたずけていたら、押し入れの中に扉がついていた
なんなんだろこれorz
303:本当にあった怖い名無し
06/08/13 11:26:49 x0KUK5jn0
>>302
やはりそこは開けてみなければ。
304:本当にあった怖い名無し
06/08/13 14:38:51 qNLqCgiVO
期待保守あげ
305:本当にあった怖い名無し
06/08/13 14:59:20 t9pzcs4DO
ぬるぽ
306:本当にあった怖い名無し
06/08/13 15:03:02 Dqc09TOGO
ガッ
307:本当にあった怖い名無し
06/08/13 15:06:48 9r1t2ELoO
うちの家は築70年くらいのoldハウスで、台所にある食器棚の後ろに何故か、ドアがあるんだ…
いまだにどこに繋がってるのか分からない(゚V゚)
308:本当にあった怖い名無し
06/08/13 15:08:07 DiY9Jq0t0
YOU達、どんどん開けちゃいなよ!
309:本当にあった怖い名無し
06/08/13 15:15:19 zdPNCDjoO
自分の家の話じゃなくて大変恐縮なんだけど…
私が通ってた高校は、生徒数の多い学校として有名な私立の女子校だった。
校舎は、同じ敷地内に中学部と高校部それぞれが独立して建っており、
あかずの間は高校校舎の6階(と思われる場所)にあった。
5階までは普通に教室があるんだけど、何故か6階へ続く階段が塞がれていた。
まるで5階の天井に向けて階段を差し込んだような、そんな感じ。
その部分だけがコンクリで乱雑に固められていて、不気味だったのを覚えてる。
何年か前に校舎を全部取り壊して、今は綺麗な校舎が建ってるけど
うちの学校は内部事情の暴露本が出版されるくらい(今は売っていない。
当時の校長が回収したとか何とか)のオカルト校で、そのあかずの間でも何か
あったんじゃないかって噂。
310:本当にあった怖い名無し
06/08/13 17:06:16 dWbqwN8WO
>>307
うちもそんなんで、台所の扉は風呂場に繋がってる
食器棚置いてあって、あかずの間ではないがあかずの扉
トイレの扉が前後あったりするし古い家はなんか変だと思うが、住んでる人間には普通なんだよね
311:本当にあった怖い名無し
06/08/13 17:18:20 a5AYcdVM0
あかずの間ならぬあかずの扉なら・・・
|
|
|
ドア→∥□←仏壇
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑障子
祖母の家の居間に、上記のような廊下に面した障子とドアがある。
隣り合った角っこに障子とドアなんていらないと思うんだけど、
どんな使い方しようとしてたのか不思議。
ドアは仏壇でつぶして全く使用してない。
312:本当にあった怖い名無し
06/08/14 00:01:14 hLXo5by+0
うーん・・・・最近なんか物足りないと思ったら、開けた話が無い!
開けた話プリーズ!!!
313:本当にあった怖い名無し
06/08/14 00:52:26 ed/wrbFa0
そんじゃ、あけた話で。
もう建て替えたけど、前に住んでた家は階段の下がちょっとした物置になってた。
そこが「あかずの間」になる発端は、母が作ったポリ樽5つほどの漬物を置いた事。
しかもその半月後くらいに母はケガをしてしまって、しばらく入院するハメになった。
うちは母以外が全員男なもんで、漬物なんか全くいじらないままで放置。
そのうち異臭がし始めたが、退院した母も含め不精な我が一家は無視し続けた。
しばらくして異臭も収まったが、物置をあけられないまま結局6年の歳月が流れた。
だが建て替えの際に、必要に迫られて渋々あける事になったわけだ。
約2000日ぶりに封印を解かれた物置は、もう床が抜け落ちるほど腐敗していた。
一面に広がる菌世界。その光景を見てふと「風の谷のナウシカ」を思い出した。
314:本当にあった怖い名無し
06/08/14 03:24:43 +3Iutsiy0
テラコワス
315:本当にあった怖い名無し
06/08/14 03:50:40 OBe0Wz7oO
くっ!少し肺に入った…
316:本当にあった怖い名無し
06/08/14 06:28:12 BWmJNs5o0
♪ハイホー肺胞 蝕め菌・・・
317:本当にあった怖い名無し
06/08/14 07:49:32 NOCNu1M80
Gの大群の話の次にこぇぇええ
318:本当にあった怖い名無し
06/08/14 13:55:56 wf4o4uQ3O
空かずの間ではないけど、本家の納骨で墓を開けたら、中に
動物の骨が何体分か入ってたことがあった。伯父によると猿の骨
だったらしい。何だかよくわからないけど、気味が悪かった。
319:本当にあった怖い名無し
06/08/14 19:21:15 XEOheNo30
余所の人が勝手に骨壷を入れてたってことはあったみたい。
墓のない人?
320:318
06/08/15 10:17:22 n+odoOCJO
>>319
普通の墓なんだけど、本家のある所がド田舎だからすごい山の中だよ。
他人の骨壺とか困るよね。ご先祖も迷惑してそう。
321:本当にあった怖い名無し
06/08/15 12:13:33 fxoaMV9pO
スレ違いだけど…
屋根裏って気になるんだよねえ。
特に木造築うん十年とかのボロ屋のとか。
俺が住んでたアパートの屋根裏の蓋を開けたら
前の住人たちのいろんなものが大量に押し込められてた。
気持ち悪かったけど真冬だったんで
古びた電気アンカを拝借しました。
屋根裏に歴史あり。
322:本当にあった怖い名無し
06/08/15 12:42:29 KZC9pEMP0
かまいたちの夜とか、密室殺人事件とか連想させるよね。
323:本当にあった怖い名無し
06/08/15 12:43:30 JSUKPZoY0
最近の家は屋根裏とか納戸とか倉とか無いからね。
あっても本当の狭い只の物入れ。ロマンもへったくれも有りゃしない。
こういう些細なところで少しずつ、子供の想像力は減退していくんだろうな。
324:本当にあった怖い名無し
06/08/15 14:19:57 4plgud4iO
俺の家の話。
俺の部屋は四畳半なんだけど、高校時代に夜中かなり変な現象が多発したのに家族は誰も信じてくれなかった。
(金縛り、押し入れから声がしたり、2階なのに外から窓を誰か叩く)
やがて俺が進学して実家を離れ、母親がその部屋を使う事になった。
数か月後に帰省すると、玄関を開けた瞬間に家の異変に気がついた。
家のあちこちに御札がはってある!
俺が使っていた部屋はあかずの間になり、絶対に入ってはいけないと言われた。
俺がいなくなってからその部屋を使っていた母親も、かなりの事を体験したらしく「お前はこれを聴くと怖がるから言えない」と言い、教えてくれない。
それからもう5年くらいたち、いま盆で帰省している。
部屋はあかずの間のまま、何があったかをそろそろ教えてもらおうと思っている。
325:本当にあった怖い名無し
06/08/15 14:27:01 iiJnRheVO
ネタ臭いがwktk
326:本当にあった怖い名無し
06/08/15 14:33:04 fxoaMV9pO
是非おかんに聞いてくれ。
327:324
06/08/15 14:55:17 4plgud4iO
324です。
今は親戚などが来ているので、みんな帰った夜以降に聞いてみます。
ちなみに御札は玄関、階段、2階のトイレに貼ってある。
まあ確かにネタって思われてしまいそうな話だけど偶然ココを見つけたから書き込んだまでです。
328:本当にあった怖い名無し
06/08/15 14:55:40 sXltgCac0
>>324
wktk
329:本当にあった怖い名無し
06/08/15 14:59:38 giMA86GMO
頑張れ!
330:本当にあった怖い名無し
06/08/15 15:04:24 V3K5niAAO
携帯からスマソorz
うちは鉄筋コンクリート造の小ビルで1Fはオヤジの建築設計事務所になってる(2~4Fは生活スペース
地下一階は物置で、かなり陰湿な雰囲気な為に設計者自身であるオヤジも寄り付かないw
で、最近になって地下に鉄の扉がある事が判明…
地下に投げ込んだ本やらwin98やらを整理してる時に母が発見したらしいw
俺も見に行ったんだが、鍵がかかってるっぽくノブ回しても開かない(´・ω・`)
気になったのでオヤジ(現在タイ住まい)に電話してみたら、「え~そんな扉作ったっけなぁ…いっつも下まで降りんから解らんわ~」との事…
(オヤジは1Fから地下へ続く階段を降りずにそのまま下へ不要物を投げ込む癖がある)
最初は地下二階に続く扉かな?ってwktkしたが、よく考えたら壁にただ扉が付いてる事になるから、階段スペースが無い。つまり扉が開いたとしてもそこに部屋は無くモロに土。
意味の無い扉をつけた事、設計した本人が忘れてる事、そしてこの家で暮らして20年以上経つのに初めて扉の存在に気付いた事がオカルト(´・ω・`)
オチなくてゴメ
331:本当にあった怖い名無し
06/08/15 15:36:06 aZRS1DQs0
ぬるぽ
332:本当にあった怖い名無し
06/08/15 15:44:36 Dj0b1QvGO
ガッ
333:本当にあった怖い名無し
06/08/15 17:01:21 4UWn/+gPO
俺が小学校2年生まで住んでた家の話を聞いてください─。
大正の始めに建てられた2階建ての2軒家で土壁、風呂場に土間ありと古い造りの借家でした。
土間の梁から蛇の抜け殻がぶら下がっていたり、オカンと風呂に入っていると裏口から大家さんがイキナリ入って来たり(大家の奥さんに告げ口済)今考えると怖い家でした。
そんな家に1ヶ所、不思議な扉が。階段の脇に不自然に設けられた戸板。
勿論鍵付き─。
オヤジに聞いても「開けるなよ。」とだけ…詳しく教えてはくれませんでした。
まさに開かずの間です。
その扉の事も気にならなくなったある日、お隣で父子喧嘩が始まりました。
我が家では家族がちゃぶ台を囲んでの団欒時─。
ガチャン!バリン!ドカーン!「ふざけんな馬鹿野郎!!」
メリ…バリバリバリバリ……バーン!!!
「た、助けてくださいっ!」
と、お隣の大学生になる息子さんがウチの食卓に逃げ込んできました。
顔面蒼白、眼鏡は割れて髪はグチャグチャ─。
文字通り暴行されたてホヤホヤの出で立ちで─。
そうです。俺が開かずの間だと思い込んでた扉はお隣さんとを繋ぐ非常扉でした。
でもね、本当に怖かったんですよ。あの時は─。