07/08/22 23:26:27 B5dl4nXs
もともと剣術というモノは、すぐれた体格と筋肉により「剣の速さ」が殆ど決まってしまう。
そして剣の勝負というのは剣の速さの勝負である。
剣の心だとか精神だとか屁理屈をこねても、しょせんは先に斬ったものが勝つ。
うまれつき素質のあるものしか一流の術者になれない
各流派の当主は弟子の中で一番強い男に自分の娘にめあわせて、婿にして剣術を伝承させた。
一刀流は江戸時代隆盛を極め、分派が多いので一刀流・総勢百八派といわれたが
剣道の源流である北辰一刀流の創始者・千葉周作も、新撰組局長であり天然理念流の近藤も
ことごとく婿養子である。
遺伝的・肉体的な優秀性なき者は、すべての剣術流派において使い物にならないのである。
ぎゃくに体格や筋力など素質に恵まれたものは、短期間学ぶだけで一流になれるのだ。
これが剣の本質だ。