06/08/15 12:22:29 G+AlCkXg
>>529
適正な熱処理をされた440Cのナイフは良いですよ。
ベンチメイドの#42(440C)をガンガン研いでますが、
よく言われる「440Cは粘るんで研ぎづらい」という感覚は
実感できますが、研ぎ上がりの切れ味は非常によく刃持ちも良いです。
安物鋼材のカテゴリーに分類される鋼材は鋼材至上主義の人からは
嫌遠されがちですが、経験上、名のあるメーカー製で適正な
熱処理をされている物ならそう極端なヘタレに出くわした事はありません。
有名高級ステンレス包丁メーカーが使用している鋼材も、440Cのカスタム
が多いですが、耐摩耗性と耐腐食性を考えるとまさに適材適所です。
あと、スパイダルコのスパイダーフライは鋼材以前にエッジの
グラインドの酷さとハンドルの錆びの問題からの品質の低さが
スパイダルコスレでも散々指摘されていますし、私も実際
一本所有していましたが、あの形状は非常にアクションをし辛いと
思いました。529のような品質順位?をつけるとしたら、最上の製品枠には
マスプロだとベンチメイド(Bali-Song)とマイクロテック(DragonFly)と
COLDSTEEL(ArcAngel)あたりに一票入れたいと思います。