07/02/07 03:46:43
「50歳で社長」認めず算定、ヤマダ電機賠償訴訟 前橋(朝日新聞)
家電量販最大手のヤマダ電機(本社・前橋市)の山田昇社長の長女直美さん
(当時26)が02年12月、前橋市内で乗用車にはねられ死亡した事故をめぐり、
社長夫妻が男性運転者に対し、慰謝料を含めて計7億2691万円の損害賠償を求めた
訴訟の判決が24日、前橋地裁であった。
小林敬子裁判長は男性に6702万円の支払いを命じた。
原告の主張する賠償額は、直美さんが将来、ヤマダ電機の社長を継ぐことを見込んで
算定したが、同地裁はその特別な事情をくむ認定はしなかった。
03年4月に同地裁で言い渡されたこの事故の刑事裁判の判決では、男性が脇見運転を
して赤信号のまま交差点に進入、青信号で歩いて横断していた直美さんをはねるなどして
死亡させた、と認定している。
訴状で原告側は、直美さんが入社3年目で、同社の課長職である社長室長だったことから、
35歳で取締役、50歳で社長に昇進していたと想定し、将来得られるであろう収入「逸失利益」
を5億7215万円と算定。一方、被告側は「全労働者の平均賃金」をもとに計算した4277
万円が妥当と主張していた。
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