07/08/31 12:18:28
HOPガバについて面白いところを見つけた
この新ガバ、何故かハンマーはハーフコック位置くらいまでしか落ちない。
何故ならばファイアリングピンが実銃以上に出っ張っているからだ。
このファイアリングピンはピストンスプリング受けを兼ねていて、
ハンマーを押すとレストポジションまで前進させることが出来る。
URLリンク(nary2002.hp.infoseek.co.jp)
なんでこんな事になっているかと言うと、このガバのハンマーはブリーチではなく
4cm程有るスライドのストロークの最後の1cm程でピストン後端の突起によってコックされる。
なのでハンマーが常に少し起きていないとスパー部分上部がスライドに引っかかってしまう。
そのため少しファイアリングピンを突き出す事によってハンマーを最初から少し起こしてある。
(この構造のために本来ワイドスパーのはずのハンマーをスライドに引っかからない程度に左右を詰めてある。)
ここで二つの疑問が生まれる。
なんでブリーチではなくピストン後端の突起でコックされるかと言うと、
このハンマーはピストンをロックするシアを兼ねている。
そのため確実にハンマーがコック位置まで起きるようにピストンでコックされるようになっていると思われる。
そして、ハンマーのスパー上部とスライドが干渉するのであれば何故スライドの干渉する部分を削りこまないのかというと
この位置には金属製の補強が入っている。そのためこれ以上スライドを削る事が出来ないのだ。