01/08/15 20:43
>>44
個人的には丈夫さは
ファンド>>ラドール>>>フォルモ
だと感じました。
個人的な経験なので他の感想を持つ人もいると思いますが、
フォルモ…作ったとき愕然としました。彫刻刀を入れると周辺が剥落します。
一撃で諦めてごみ箱行きです。作り方からいって、刃物が使いにくい粘土はパスです。
ラドール…最初フォルモと同じ感想を持ったのですが、実際に作ってみるとそんなに悪くないです。
ただやっぱり弱い感じがします。多少薄くなるとヒビが入りやすくなるので、使う場所を考えます。
ファンド…これも難物です。とにかく腰が強くて練るのに一苦労しました。
粘土同士の接合も難しく、形を作るのも大変です。
ただ刃物の通りは良く、相当細かい細工もできます。
ソフトファンド…今はもっぱらこれ使ってます。
ファンドとラドールの間みたいな性質です。
盛るときは柔らかく、乾燥すると硬くなります。
刃物も奇麗に通りますし、光が透けるくらい薄くなっても
簡単には崩壊しません。外皮が頑張ってくれるので
内側から補強できます。
粘土同士の結合はラドールよりも簡単です。
ただし、とてもベタ付くので、作業をしてるうちに
指の方に粘土がこびりついて整形しにくくなるのが欠点です。
そうは言っても天野可淡さんはフォルモを使われていたとのことですから
弘法筆を選ばずというか、やり方しだいでは十分使える粘土なのかもしれませんね。