07/01/24 00:38:58 y+jRzD5p0
D80のマルチパターンを使った露出を、この4ヶ月で撮った写真を
見ながら一晩考えてみました。
ついでにCAPA2月号にD80の露出補正方法の記事があったので
買って読んでみました。個人的な結論として、これで良い気がしたので
考えを書いてみます(NIKONはD80が初めてなので、従来機種は知りませんが)。
基本的にD80は1/3EV程度は明るめの露出なのに加え
コントラストも高めにしてあり、見栄えもする味付けがされているだけかと。
中央重点でもスポット計測でも、被写体の色に応じて+に補正したり
-に補正したりします。けして一方方向への補正ではなく被写体やAFポイントに
応じて+やーに補正するのが一般的かと思います。(古来から全メーカ共通かと)。
なのでこれはマルチ固有の問題ではないと思います。
ただ、マルチ計測はカメラのお任せモードだから結果が予想しにくいだけかと。
CAPA2月号には、マルチはソコソコ外さない露出を出すが、逆に露出を自分で
調整するにはマルチだと自動露出の経過が不明なので、露出を意図的に
使いこなすにはマルチは向かないと書かれています。自分もこの考えに納得です。
取説(P64)にも、露出補正するならマルチは推奨しないと書いてあります。
例えばコントラスト差の激しい画角の上半分が明るい空、下半分が暗い森だったとして
露出をカメラに任せた場合、カメラは悩みます。答えは撮影者にしか分かりませんから。
上の空の露出に合わせるか?、両方を中途半端にするか?、下の森に合わせるか?
そこでAFポイントが下の森に合っていたら、森の方を重視するのは当然と思いました。
自分は>>496で子供撮りって書いたとおり、マルチだとAFポイント重視してくれるので
逆光でも成功率が上がり、違和感が無かったんだと判明しました。
マルチは、レンズからの距離情報や色、画角全体の情報からAI的に露出を決めてくれますが
逆にクセは理解しにくい。自分なりに結果を予想しながら補正するなら
取説通りに中央重点かスポットを使ったり、AEロックを使ったら良いのかと思いました。
色々な意見があります。他の意見を批判するつもりはありませんので念のため。