07/03/04 01:25:10 Zs4KzLcp0
彼の病状についての考察。
被験者が記述した、「イライラ」「焦り」「不安感」といったキーワードから
一見、彼は気分障害に分類される「うつ病」の類かと思われがちだが、
実際の病名はうつ病(気分障害)ではないと推察される。
上記の「イライラ」「焦り」「不安感」等は、日常生活で誰しもが
少なからず抱えているものだ。
但し、他の精神疾患―たとえば人格障害―等を発症している場合、
自らに発生している「イライラ」等の気分を誇大視してしまい、うつ症状を
併発することが多い。
同時に、人格障害や神経症性障害と思われることに対する危惧から、
自らをうつ病(気分障害)と思い込む(思い込ませる)ことで社会生活の中で
発生する様々な影響を回避しようとする傾向もある。
つまり、被験者の場合、元々発症していた精神疾患によってうつ症状を併発し、
うつ症状についてしか医師の診察を受けていないため
誤った治療と処方を受けている可能性が高い。
なぜならば、彼の症状は悪化の一途をたどり、
長らく改善されていないことが彼の記述から多分に推察されるためだ。