07/04/15 08:23:18 W7iTFB980
>>671
油膜潤滑だけでは厳しい高速回転のカムやタペットに金属(二硫化モリブデンとか)コーティングをしたくても、
D用の洗浄剤がそれをスラッジと同様に剥がしてしまうみたい。
あとカムの本数は関係なく回転数(極圧部の摺動速度)。
最高回転数で設定されるバルブスプリングはそれなりに強いので低回転時でも極圧そのものがGは高い。
いくら摺動スピードが高くてもピストンやタービン軸は極圧(線)接触してない面接触だから関係ナシ。
”問題”もすぐ壊れるんじゃなく徐々に減るだけ。
安い兼用油はそれぞれの相反する特性を最低限で妥協してるからそれなり。
高い兼用油は特殊な添加剤で両立してそうだから大丈夫なんだろうけど
洗い油として使うにはもったいない。
だから油膜が衰えるベース油の熱分解が進む前にD専用でしっかり洗浄し、G専用に戻すのが吉と思われ。
当然、洗浄したあとはまた金属コーティング(油中の有機モリが極圧熱で二硫化モリになり付着)が終わるまでプチナラシ運転。
これは例えばカーボン系のパッドを使ったブレーキローターを綺麗に掃除してコーティングを剥がすと
その後しばらくナラシをしなとまるで効かないのと似てるかもね。
ってのはどう?オレ専門家じゃないから間違いかも知れんけど。