07/03/23 00:46:08 PbTAttJb0
ディーゼルエンジン(サバテサイクル)が効率が良いとされるのは
圧縮比(正確には膨張比)が、ガソリンエンジン(オットーサイクル)より
高いのと、スロットリングロスがないためであって、同じ膨張比の双方の
エンジンを作り、スロットリングロスの発生しないスロットル全開領域で
効率を計測すると、オットーサイクルのほうが効率が良いのです。
真に高効率を求めるのならばディーゼル(サバテサイクル)の研究開発
よりも、ストイキ燃焼を実現したうえでガソリンエンジン(オットーサイクル)
での高膨張比化と様々な走行モードでのスロットリングロスの解消に
こそ取り組むべきであり、今日の欧州かぶれによる「ディーゼルマンセー」
の日本の自動車工業界の風潮が残念でならない。
このままでは“サル真似”のそしりは免れず、ますます世界に於ける日本
車の技術ポリシーとしての存在感をおとしめるだけだよ。
ハイブリッドなどの小手先技術に血道を上げることよりも、まずは内燃
機関の本質を追究して貰いたい。ハイブリット等はその後で良い。
こんな状況を続けていたら日本車が世界から尊敬される日など絶対
来っこないよ…マジで…(TДT)