07/02/09 23:09:32 kn+WgruQ0
ん~皆の意見はよく分かる。
確かに顧客第一主義ではある。
しかし諸外国(欧州・米国)に比べ日本が一番整備費用の支出が少ない国なのは
ご存知か?
ユーザーの管理能力やメンテの自己意識はかなり低い事は車のプロから見れば
かなりの差がある。
ただ、最近の車のライフサイクルの長期化に伴って5年まででは壊れにくいが
それ以上では当然、メンテしなければならない所を怠るユーザーが数多くいる
のもまた事実ではある。
しかし、日本人には「車は10年10万キロまでは壊れない」という変な神話が
あり、実際にノーメンテ又はメンテ不良での故障であっても激怒したり
普段、点検に入らないのに不動車の引き取りを無償で高飛車に要求なんてのは
ある意味、茶飯事だ。
そこで融通が生まれてくる。普段から良く付き合いさせてもらっているお客であれば
無料引取りなんかも出来ようが、自分の車にもかかわらずまるで「お前の車に乗ってやってる」
的な態度の人にはいくらサービス業でも人の子だ、差が出て当然だろう。
また、相応の対価があれば車で直せない所はない。
しかし、お客の中には「修理費に納得できず、払いたくないが直せ!」という
人もまた多い。大幅な値引きや工賃レスなんかも要求してくる。
彼等のほとんどが自分の車ではなく「お宅の製品なんだから、無償で直して当然」
という態度だ。
慈善事業でないとはここの所である。
製品を販売した責任は保障期間までは持てるが、それ以降はユーザーの自己出費で
すという概念が日本で最近希薄になったのではないか?