07/04/28 00:33:02 X19uGm4P
> 10秒で10回転で斑が起きない 以下なら斑が起きる 件
透明パイプで擬似ナイコール2本タンクを作り、1978年頃にテストした
内容の抜粋です。フイルムは、HR2の定着済みをリールに巻き使用。
条件 タンク内に約50mlの空気がある場合。
2秒で1回の攪拌
転倒攪拌での空気は、転倒回転中で主にタンク壁面を通りほぼ全てが
その時点でのタンクの頂部に集まり、液を攪拌する効果が期待できない。
激しい攪拌(注 1秒で1回が当たると思う)
空気が高速度の転倒でフイルムの隙間に入り込み切断され直径5mm
-1cm程の気泡になり転倒に合わせてリールのフイルムの隙間を上下
に移動するようになる。
転倒攪拌が速度が早い為、その時点でのタンク頂部に空気が殆ど集まら
ない。フイルムの隙間に気泡が入り込み上下運動をしている。
このような事がタンク内で起きているので「激しく攪拌」で気泡化しフ
ィルムの隙間で上下運動をして液を攪拌するので斑が出ない場合がある
と考察しました。
この方法で何度もテスト現像しましたが少しの違いでバランスが
崩れるようで繰り返し精度がある熟練が必要になります。あと1cmタ
ンクが長く作られていたなら、空気が多いので安定し斑も更に少なく、
激しい攪拌が一般化していたかもしれません。