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【★【毎日経済】三星電子、R&D以外は投資ストップ】2007/05/28
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実績悪化により、経費節減を推進している三星電子が、研究開発(R&D)以外の分野への投資を
事実上打ち切ったと伝えられた。三星電子の関係者は、27日、”R&Dを除いて、すべての投資が
ストップされた状況。グローバルな半導体業界の再編が成立しない時には、三星電子の半導体事業は、
当分、苦戦をまぬがれない。"と話した。
これは、DRAM価格下落によるグローバルな半導体業界の経営難の中で、後発業者が淘汰されると言う
シナリオが現実化しない場合、三星の半導体事業が過去のような高収益状態を早期に回復するのは
難しいという意味である。
三星電子は、今年第1四半期、4年ぶりに最も低い実績を記録した。営業利益が1兆1800億ウォンで、
2003年第2四半期以後、最も低い水準だった。三星電子の営業利益は、2003年第2四半期以後、
一度も1兆3000億ウォンを下回ったことがない。第2四半期には、実績がさらに悪化するだろうという分析も出ている。
主力事業の半導体市況が良くないためである。
一方では、第2四半期の営業黒字が1兆ウォンにも達しないだろうという展望も出ている。業界はもちろん、
証券街でもこのような展望が優勢になりつつある。実際に証券街は、第2四半期の三星電子営業利益が、
8000億~9000億ウォンに留まると推定する。
三星電子の四半期営業利益が、1兆ウォンに達しないのは、2001年第4四半期以後一度もなかった。
その時も、今のようにDRAM価格の暴落が主要因だった。
三星電子の他の関係者は、"半導体だけでなく、LCDなど他の主力事業も、相変らず強い回復傾向が見られない
状況にある。"と語った。一部系列会社の低調な実績のために、グループ次元の構造調整の話が
一部からは出てきている。三星SDIなど、赤字を出している系列会社ほど、構造調整への不安感がより一層大きい様相にある。