07/09/09 00:47:42 bBFQtFSs0
資産（資金）に余裕がないと冒険はできません。
もちろん開発費も出せません。担保が小さいと銀行屋が貸しませんから出したくても出せないんです。
ヨタも古いエンジンの使い回しをしてますが、あれは開発費を抑えるためでしょう。
残念ながら、世の中は金持ちほど儲かる仕組みになっています。
利鞘の大きい金融商品も小金持ちや庶民では手が出ない価格だったりします。
スバルの規模だと思い切ったことをするには経営陣に相当の勇気がいるでしょう。
もし外したら即倒産ですから。
自動車メーカーはそれぞれ車作りの思想が違いますから、味が違って当たり前。
それが好きで買っている人もいるんです。
思想の違いはいろんなところに出ます。エンジンだったり、足だったり、装備だったり。
たとえば、ヨタやサンだとキーを抜いてもライトは消えませんが、これがスバルやビシだと消えます。
ヨタは動き出すとドアロックされますが、スバルやビシだとロックしません（例外的に初代レガシィの後期はロックしましたが）。
こういうところに考え方の違いが出ます。
ドイツのオペルは日本車みたいな車を作るようになってから売れなくなりました。
スバルがヨタのような車しか作らなくなったら、大多数の人はヨタを買うでしょうからどうなるかは目に見えてます。
自動車というものは趣味性の高い商品ですが、一方道具でもあります。
車の基本性能は、走る、曲がる、止まるですが、道具として考えるなら安い、便利、壊れない、となります。
基本性能にこだわった車作りをしているのがスバル、ツダ、ビシ
道具としての性能を求めているのがヨタ、サン（ただサンは趣味性を捨ててはいない）
ンダはどっちかな？
ただ、シェア的はヨタとサンだけで大半を占めていることを考えると、大多数の人は楽ちん快適を選ぶということですね。
当たり前といえば当たり前ですね。誰でも楽な方を選びたいですから。
この構図が崩れない限り、スバルはシェアで優位に立つことはないでしょう。