07/08/11 10:39:30 UfTH/BCr0
10・15モード”等価慣性重量”の表
URLリンク(www.eccj.or.jp)
表において各々の”車両重量”の範囲に入るクルマは、全て同じ負荷をかけてテストする。
1016kg と 1265kg のクルマは、どちらも 110kg追加 (大人二人が乗った)という前提の下で
1250kg の走行負荷をかけてテスト。
1265kgのクルマは 110kg を足すと 1375kg なわけだが、走行負荷は 1250kg 相当。125kg軽い。
当然実燃費よりも良くなるし、メーカとしてはオイシイ。ここにユーザから見ると落とし穴がある。
メーカとしては 1266kg になると 1500kgの負荷をかけられてしまうから、あと少しなら頑張る。
逆に頑張っても目処がないような場合は、あっさり軽量化を諦めたりも。
プリウスを見てみよう。 35.5km/L の10・15モード燃費をたたき出すのはグレード Sだ。
グレードSの車両重量は、1260kg。必死に 1265kg 以下になるように頑張ったのは間違いない。
S-VSCを標準装備から外したり、HIDをやめたり、ナビを外したり・・・以前は燃料タンクまで小さかった。
グレードGは1280kg、当然のようにモード燃費が一段落ちている。
グレードSでも”ツーリングセレクション”を選ぶと、アウト。
ここまで読めば、どうして下のような但し書きが出てくるのかを理解できるようになるだろう。
> *2. ツーリングセレクション・レザーパッケージ”と“ツーリングセレクション”は、それぞれ+20kg増加します。
> *3. JBLプレミアムサウンドシステム装着時は+10kg増加します。
> *4. “ツーリングセレクション・レザーパッケージ”と“ツーリングセレクション”は、30.0km/Lとなります。
> *5. “ツーリングセレクション・レザーパッケージ”と“ツーリングセレクション”は、27.0km/Lとなります。
J08モードの変更概要
・冷機状態でのスタート (これまでは暖機済みでスタート)
・定位置固定ではないスロットル操作 (踏み増し)
・より高い加速度、より上の最高速
・重量区分の細分化 250kg単位→110kg単位