07/03/20 17:25:02 6LJJnOLx0
トヨタの城下町・豊田市はもともと「挙母」という養蚕業しか目立った産業がない農村だった。
トヨタはこのなにもない土地をトヨタ関連産業で覆うことで閉鎖的な社会をつくりあげた。
さらには豊田市政へのトヨタ社員の派遣を行い、トヨタにとって都合のよい地域社会づくりを成し遂げている。
また、市政や県への影響力を使ってトヨタ式的な内容の管理教育を施すことで、トヨタ生産方式へ違和感を持たないようにさせる。
トヨタ自動車では以上なような手段を用いてトヨタ生産方式の生み出す弊害をやり過ごしてきた。
しかし、この手法は問題の棚上げであり、本当の解決とはとても言いがたい。
トヨタ生産方式が労働者迫害の側面を持つことを認識し、その弊害を隠蔽するのではなく起こらないようなシステムづくりをしなければ、その問題は阻却されない。