07/09/22 19:54:52
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同じように、燃料を満載した飛行機が突っ込んで、爆発と火災が発生するようなことがあればね。
「過去に火災で崩壊した高層ビルの例がない」というのが、陰謀屋が一つ覚えで繰り返している
フレーズの一つだけど、過去にWTCと同じような形態の損傷を受けた高層ビルの事例がない以
上、なんの証明にもならない。海外のデパートで、鉄骨のドーム部分が崩壊した事例など、耐
火処置が不十分な箇所が火災で崩壊した事例はあるし。
上にもあるけど、通常の構造用鋼材は600度で強度が半分になるといわれている。設計時にあ
る程度の余裕は見ていても、飛行機が突っ込んで一部が破壊されているような状況では、十分
な強度があるとはとても期待できない。しかも、高温になると部材が膨張するため、当初の想定
にない余分な荷重が発生する点も問題になってくる。
鋼構造ってのは基本的に火には弱いんで、過去の教訓を踏まえ、鋼材が高熱にさらされないよ
うに耐火被覆をすることになっている。(耐火被覆されていな鋼構造建築は、耐火建築とはみな
されないはず。)
WTCの場合、そういう「装甲」をはぎとられた状態で、大量の燃料の燃焼にさらされたわけで、
普通のビル火災と同列に比較するのは誤りでしょう。