07/09/20 01:07:35
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下ほど強度が高いといっても、当然ながら必要な荷重に適当な安全率を加えた程度の
ものだから、それより大きな衝撃が加われば、破壊しても不思議ではない。強度が高い
代わりに、荷重の方も大きいわけだから。
落下部分が下の残っているところにあたって壊れるということは、当然ながら、破壊する
ための衝撃的(ということは、ピークも当然それだけ大きい)な大荷重が下部に作用して
いる。で、最終的にそいつは全部基礎のところにかかるわけだ。
衝撃荷重そのものは、壊れた上階部が衝撃した箇所から基礎まで、建物全体を伝播し
ていき、基礎で反射して戻ってくることになるんで、途中に荷重よりも弱い箇所があれば、
そこが壊れることになる。
衝撃の伝播速度は、当然ながら落下速度よりもはるかに大きいんで、建物の下の方が
先に壊れる可能性は、十分にある。