07/09/17 23:46:38
途中、米軍の検問所で止められ、私と同乗していた孫は車から降りるよう言われた。
一人の兵士が、トマトの箱が積んである荷台に上がり、検査を初め、別の兵士も上がり先の男を手
伝っていた。私たちが降車してから10分も経たぬうちに検査は終了し、馬鹿に丁寧な口調で出発す
るよう言われた。
発車してから1分もしないうちに11歳の孫のアリーが、「荷台に上がった米兵の一人が、トマト
の箱の間に鉛色をしたスイカのようなものを置いたよ」と私に告げたのだ。米兵たちから離れたとこ
ろで停車し、荷台に上がり、箱の間を探したら、なんと中型の爆弾があるではないか。その脇には1
0.9.8、、、、と数字が打たれた表示盤が付いていた。私は軍隊経験があるので爆弾の形状には
精通している。
極度の恐怖で蒼白になった私は、孫にすぐ車から降りるように叫び、車から離れて300メートルほ
ど走らせた。私自身も逃げようとしたが、生活の糧である車のことが心配になり、思い直した。
恐怖に震え、神様のご加護を祈りながら、そっと爆弾を掴み荷台から降りた。運の良いことに、深
い穴を見つけたのでそこに投げ込み大急ぎでその場から立ち去った。帰路にその場所に立ち寄ったら、
爆弾は既に爆発していた。聞けば、件の穴に近寄った羊飼いが頭に傷を負い、雌羊3頭が吹き飛んだ
という。
あのまま爆弾を発見しないでバグダードに向かっていれば、雑踏の野菜市場か、交差点かどこかで
爆発し、抵抗勢力の名声を陥れるために、「テロリストによる自爆攻撃」だと言われたことだろう。
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こんなやり方は日常茶飯事なのかも。