07/08/23 12:32:31
>>233
後生の人間が見ればそう思うだろう。ただ、アメリカと中国は全く日本を
信用していなかったし、日本も傍目から見れば信用できない行為
を行っていた。制度上、軍隊と政府が乖離ないしは軍隊に支配さ
れている国家と和平を取りまとめても無駄だと思ったはず。
要するに、ファシズムや軍国主義と手を結ぶよりも、一旦共産主義
と手を結ぶ方が賢明と判断した訳。それにはもちろん共産主義者の
スパイの影響もあったが、ドイツと日本が拡大嗜好を持つ限りはいずれ
抜き差しなら無い状態になったことは確実。
何かの映画の登場人物が「20世紀は資本主義と共産主義の時代。
その狭間で泡のように膨らんで萎んだのがファシズム」と言っていた
が、よくできた喩えだと思う。