秀吉による朝鮮役の軍事分析4【日本・明・朝鮮】at ARMY
秀吉による朝鮮役の軍事分析4【日本・明・朝鮮】 - 暇つぶし2ch85:名無し三等兵
07/06/16 16:27:38
その中身 

フロイスは、朝鮮に出兵した日本軍に二つの困難な問題が生じていたと報告している。

> その一つは、彼ら(日本軍)は、おのおの非常に遠隔の異なった地方に配置され、海岸から遠く離れているために、日本から海路輸送されて
> くる食糧を各地へ補給するのに、大多数の者がその運送にあたる必要があった。ところでその人手は不足していた
> 
>  中略
> 
>  日本軍が遭遇した第二の敷難辛苦は、朝鮮軍が、窮余の策として団結し、連合軍を編成し、多数の優秀な船に乗りこんで襲来したことであった。
> それらの船は堅固であり、堂々としており、彼らはそれに武器、弾薬、食糧を満載し、海賊となって洋上を彷捜しつつ、日本船を見つけると
> ただちに襲撃し掠奪した。
> 
> 朝鮮軍は日本軍よりも海戦に長じ馴れてもいたので、彼らに多大の損害を加え、この日本軍の災難はいつまでも継続した。
> 
>  中略
> 
> 多くの出来事(日本が海戦で苦戦した様子)については割愛するが、日本軍は海戦の知識に乏しく、敵を撃退するための火器が不足し、
> 海上ではつねに不利な状況に立たされていた。
> 
> ルイスフロイス 「日本史 5」中公文庫 P231-232


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