07/07/18 23:32:01
自分が所属する自宅グラードは、鉄筋コンクリートに覆われたマンションでありますので
水周りさえ清潔にしておけば、最大勢力のGが発生することは無いという、安全な戦地にずっと配属されておりました。
自分が幼稚園生であったころは、敵軍が押し寄せたことがありましたが
オカン司令官によって根絶され、ここ十数年見たこともありません。
ですからわが自宅グラードには、Gが押し寄せることが出来ない鉄壁の要塞だと思っておりました。
しかし昨日自室グラードにて、なにやら黒い影がいるなと思ったら、なんとそれは入るはずのない敵軍のGでした!
しかも5cm以上はあろう黒Gでありました!どうやら単身で乗り込んできたようです!
ここ十数年K-aしか相手にしてこなかった自分はパニックを起こし、ひとまず数年は使ってなかったル型を取りに行って
自室グラードに戻りましたがすでに逃亡され、あろうことか自室グラードに隠れてしまいました。
翌日自分は自費で待ち伏せ地雷攻撃が評判の、ゴールデンバードの水性コックローチを買い、要所にまいておきました。
数分後敵Gが半死の状態で現れましたが、自分には処理できないのでオカン司令官に救援を求めました。
「Gぐらいでびびってどうする!所詮は虫けらよ!」と言いつつ、ティッシュにくるんで敵Gを掴み去っていってくれました。
そして後唯一の進入経路であろうエアコンのドレーン管保護パイプを塞ぎ
ロングセラー兵器、ホウ酸団子を設置してようやく解決となりました。
その後オカン司令官から「たかが一匹のGでこんなもの(水性コックローチ)を買ってどうする!
Gなんてまったくもって可愛いものだ。G一匹ぐらいスリッパでやっつけんかい!」
との訓戒を受けました。
わがオカン司令官は、Gなどまったく怯まないどころか可愛いとまでいうその神経に
自分はただただ感服するばかりでありました。
長文失礼しました!