07/04/26 01:39:04
>>747 >装輪戦闘車両に対する接地圧の要求
今更な譚だが、
(最遠軸距ないし接地長が等しい前提で)タイヤ履かせりゃ履帯と同じ接地面積の実現は絶対ぇ無理。
思っ切しタイヤ圧を下げても、履帯の接地長の半分に漸く届くか否かつぅ辺り、もっとも過度に圧を
下げりゃ、タイヤが加熱して危ばいんだが(w
って事ぁ同じペイロードを実現するとして、装甲を含む車体の空虚重量じゃ、装輪は装軌の半分より
更に軽く造らにゃ同じ接地圧を実現できねぇんだと。さもなきゃ装軌よりも高い接地圧に甘んじ、
路外じゃタイヤを潜らせんよにオッカナ吃驚ソロ2と走らせにゃならんし、極端に堅くねぇ地べたの
場合、装輪の不整地走破なんてこんなもん。これじゃあ、例えばATGM回避のために急発進,急加速,
急制動,急転舵するなんざ無理で、慌ててコレやってスタックしたところを討ち取られるのがヲチ。
仮にアクティブ・サスで車輪を各個に上げ下げし、さらにホイール・イン・モーター等により各輪を
個別にトラクション・コントロールしたにせよ、路外走破性が画期的に改善される訳じゃねぇ。そら
そーだ、元々接地圧が高ぇんだから、装軌じゃ大丈夫な地盤でも下手すりゃタイヤが潜っちまって
下っ腹を地べたに着けちまう。てか、以上が装輪の装輪たる所以なんだぁな。
だもんで装輪は、
似たよーなペイロードの装軌と較べ、薄い装甲で妥協しつつ尚かつ遥かに劣る路外走破性で妥協せ
にゃならねぇんだと。その代わり、路上機動に限れば経済的なんだと。