07/04/25 03:26:46
>>739 >10輪装甲車は、車内容積、積載能力、超壕幅、安定性では6輪及び8輪装甲車より優れている
以下は>>740の部分的な補足だが、
「車内容積、積載能力、超壕幅、安定性」を増すために3軸6輪ないし4軸8輪だった物を5軸10輪に
するのか?と、そら違う!と。超堤高はタイヤ径で決まるし、超壕幅は前後の重心がホイール・ベース
の何処に位置するか?や最も前の車軸と重心までの長さで決まるが、路上機動主体が前提な以上、んな
もん余り重要じゃねぇと。安定性(ってな火器プラットフォームとしての安定性かえ?)については、
装軌に較べてグニャ2した足回り(ストローク長が大きなサスとゴム・タイヤの組み合わせ)が必須な
以上、根本的に適性に劣らぁな。こら3軸-4軸を5軸に増やしたところで改善される訳じゃねぇと。
車内容積ないし積載重量にせよ、5軸に増やさにゃならん決定的な理由にならず、何なら2軸でも20-
30tの全備重量を支える事ぁ可能(w
んじゃ何のためか?、そら申し訳程度に過ぎん路外走破性を(or だけでも(w)確保してぇから、接地
圧が最低限を割り込まねぇよにタイヤの数を増やす必要があったためなのだと。つまり「全備重量を
増やしたい要求」が先にあって、それでもなお装輪装甲車として使用に堪える接地圧を保つために、高
コストとトレード・オフに5軸化するんだぁな。因みにピラーニャⅢの10輪型は、車格が一段上のピラー
ニャⅣの登場と共にカタログ落ちした。つまり同等以上の全備重量を実現できるならば、5軸よりも4
軸以下の方が得つか現実的なんだと。
しかも接地圧の要求が緩いならば、南アのラーテルやライノに見られる通り、3軸6輪であってさえ差し
支えねぇんだし。要するに、何処で何を何の程度させる所存か?に因る訳なんだぁな(w