07/03/25 14:10:04
>それともAWの必要性を再検討? >>333
今後の動向と対応。
①戦術機(固定翼)は、無誘導の爆弾等を携えた低空侵入を成る可く避け、誘導兵器を用いたオフ・サイド
攻撃に益々依存するよーになるであろう。
②攻撃ヘリ/対戦車ヘリは、ATGWの射程延伸とファイア&フォアゲット化を推進しているので、最早40mm
以下のクラスの機銃/機関砲では有効射程が充分とは云えなくなった。
③ ①②は戦術機や攻撃ヘリのコスト上昇を伴い、乃至これらのコストが格段に高くなったからこそ、オフ・
サイド攻撃への傾斜が強まっているとも云える。つまり低空侵入がリスキーな任務であるため、高価な
機体を投入したがらない訳だ。で、少なくとも短SAMクラス以上の防空システムでなけりゃ、これらと
交戦する機会さえ持てねぇ状況になりつつあると。
④また、少なくとも攻撃ヘリ/対戦車ヘリに対してリーチで負けないAWを実現するにゃ、50mm以上の口径が
欲しい。つまり10km以上の有効射程が要るんだぁな。
⑤しかし「低空侵入がリスキーな任務」でなくなれば、すなわちAW等の対空火器を放棄しまったならば、
これらはSAMを避けるため再び低空侵入を重視するよーになるだろ。だもんで低空侵入のリスクを及ぼし
続けるためにゃ、たとえ交戦頻度が少なかろーとも若干のAW等を整備し続けなきゃならんと。
・・・以上のよに俺は理解している。だもんで次期AWは要るには要るが、何分、保険みてぇな位置付け
だから、如何程のコストで何の程度の能力を実現させるか?、乃至はコストとパフォーマンスを何の辺りで
バランスさせるか?が悩ましいんだろよ。それで明確な方針が半々打ち出せずにいると。