07/06/11 09:15:22 LiNtUNjc
■繁殖について
Q:卵は何日くらいで孵化しますか?
A:水温18℃で14日~水温30℃で8日くらい、250/水温(℃)が目安らしいです。
Q:メダカが産卵しないのですが?
A:メダカが産卵する条件として水温が20~30℃程度であること、十分明るい光が
12時間程度は当たっていること、栄養を十分とっていること、卵を産みつけたくなる
水草などがあること、オスとメスがいることがあります。卵を産みつけたくなる水草
としてはホテイアオイやマツモなど浮いているものか、オオカナダモ(アナカリス)
やハゴロモモ(カボンバ)などの「金魚藻」として売られている細く短い葉がたくさん
あるものが向いていますが、用意できない場合には毛糸などでも代用できます。
過密飼育の場合、繁殖しづらいかもしれません。
Q:メスが卵もってる時点で受精していますか?
A:体外で受精しますが、無精卵も多々あります。
Q:卵は親から外してわけた方がいいですよね?
A:たくさん増やしたい場合はわけた方がいいですが、親を追い回すと弱らせてしまうことがあるので、
卵を産みつけた水草などを取り出す方がいいと思います。ちなみに稚魚を見つけたら分けるだけでも
それなりに増やせますよ。
Q:卵が無精卵かどうかわかりません。
A:白っぽいのは無精卵かカビがはえているので捨てるか、万が一を考え別の環境に隔離しましょう。
Q:卵のカビを防止する方法はありませんか?
A:すぐに水道水に入れる、0.5~1%程度の食塩水(普通の食塩を水1Lに対して5~10gを溶かしたものでいいです)
に入れる、市販の魚用の薬品(メチレンブルー)を使うなどすればかなり防止できます。
Q:色の違うメダカのペアで繁殖させるとどうなりますか?
A:メンデルの法則に従う場合がほとんどです。
【メンデルの法則の説明】
BRW→クロメダカ bRW→ヒメダカ BrW→アオメダカ BRw→ハイメダカ
brW→シロメダカ Brw→パールブルーメダカ bRw→クリームメダカ
brw→白ミルキー B→黒 R→黄 W→白
大文字は優性 小文字は劣性 アルビノ、ヒカリは劣性
・ヒメダカの遺伝子は、bRWですので、ヒメダカの遺伝子の組み合わせは
bbRRWW bbRrWW bbRRWw bbRrWw
これだけあります。
・BとRとWを別々に考えます。
まず、黒のBは、両親がbbとbbなので、子は確実にbbとなり、bが現れます。
次に黄のRは、RRとRrがあります。
RRとRRの組み合わせの場合、子は確実にRRとなります。
RRとRrの場合、RRとRrが出るだけで、現れる遺伝子はRとなります。
しかし、RrとRrの場合、子はRR、Rr、rrが出ます。
rrは、rの遺伝子として現れるので、一部の子の黄色遺伝子はrとなります。
同様に、白のWも黄色のRと同じ理由で、一部の子はwが出ます。
・つまり、ヒメダカだけを飼っていても、
その中にbbRrWwのオスとメスのヒメダカがいた場合、その両親の子は、
bbRRWW→ヒメダカ(1) bbRrWW→ヒメダカ(2)
bbRRWw→ヒメダカ(2) bbRrWw→ヒメダカ(4)
bbrrWW→シロメダカ(1) bbrrWw→シロメダカ(2)
bbRRww→クリームメダカ(1) bbRrww→クリームメダカ(2)
bbrrww→白ミルキー(1) (カッコ内は割合)
となり、理論的にはヒメダカからは白ミルキーが出る可能性があります。