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□伊丹空港“格下げ”是か非か 22日に2年ぶり議論
大阪国際(伊丹)空港の“格下げ”問題が、22日に開かれる国の交
通政策審議会航空分科会で約2年ぶりに議論される。国土交通省は、関
西国際空港の第2滑走路の運用開始条件として、「1種」である伊丹に
ついて「2種A」に変更を検討すると約束しているからだ。格下げとな
れば、伊丹は名称から「国際」がはずれ名実ともに国内線空港となる
が、滑走路の整備費に地元負担が発生するため反発も根強く、先行きは
不透明だ。(松岡達郎)
☆関空を優先
「関空の第2滑走路がそれほど必要なら、地元にとって伊丹より関空
が重要だと示すべきだ」
平成16年の年末、財務省関係者は、繰り返しこう指摘した。
当時、関空の第2滑走路を19年度に使用開始することは、関西の悲
願だった。財政厳しき折、巨費を投じてきた関空2期は批判にさらさ
れ、また、神戸空港が18年前半に開港することも決まっていた。「関
西に3つも空港があるのはけしからん」という声もあった。
だから16年12月、財務・国交両大臣は、関空の第2滑走路の使用
開始条件を決めた。関空の航空機発着回数を19年度には年13万回で
あることと、伊丹は現在の1種から2種Aに変更を検討することなど
だった。