07/05/25 08:22:00 vHAXmER20
【マレーシア】エア・アジアX、10年までに日本9都市に就航へ
長距離格安航空サービス「エア・アジアX」を手掛けるフライ・アジアン・エクスプレス(FAX)は、
2010年までに日本国内8~9都市への就航を目指している。FAXの創業者で取締役を務める
エア・アジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)がこのほど、NNAの取材に対し明らかにした。
同社は2008年末までに日本路線に就航したい考え。その後、先月エアバスと購入契約を結んだ
中・長距離路線向けのA330―300型機の納入状況に合わせ、就航先を拡大する計画だ。
最終的には日本国内8~9都市に就航し、「日本全域をカバーする」(同CEO)としている。
就航先の選択について同CEOは、「まず福岡から始めるのが現時点では最有力」と説明。
理由として「地元自治体の手厚い支援と熱意」を挙げた上で、「われわれは招致、
歓迎してくれる人々を大切にする企業だ」と述べた。クアラルンプール~福岡路線については
経営再建を進めるマレーシア航空(MAS)が昨年 9月に運航を休止して以来、直行便が途絶えたままとなっている。
また、成田空港就航については、利用料の高さや都心からの交通の不便さを理由に「避ける」と明言した。
首都圏の利用者を獲得するため、「都心から自動車で2時間以内の距離」を対象に代替就航先を検討している段階という。
このほかの就航先としては、名古屋、大阪の名前を列挙。
また、「観光地へのフライトには特に重点を置いている」とし、沖縄への就航も検討していることを明らかにした。