05/11/04 02:56:30
兄晴景を隠居させて越後国主に上り詰めた景虎タン。晴景とは元々不仲だったが、充分な隠居料をあてがい、館を
何不自由なく手配しても不仲は変わらなかった。
晴景が景虎を目の仇にしているからだ。
景虎「兄上、お元気ですか」
晴景「ふん、お虎め、わしが早う死ねば良いと思うて見にきたんじゃろうが」
景虎「…私は、兄上が最近あまりにもお酒を召されると聞きましたので…」
晴景「そのほうが良かろうが。その分お前の評判はあがるだろうにのう。心配するのもそのためか? 」
景虎「兄上…」
晴景「ふん、まあ御主の思いどおりに不健康になるのも癪じゃから、酒は控えることにいたそう」
景虎「兄上(ホッ)」
晴景「勘違いするでないぞお虎。わしはお前の引き立て役なんぞ真っ平じゃ」
景虎「(´;ω;`)」
晴景「ふん、まあ良いわ。お虎よ、酒がダメなら茶をいれて参れ」
小姓「晴景様、それなら拙者が」
晴景「わしはお虎のいれた茶が飲みたいと申しておる! 早くせい」
景虎「は、はい! 」パタパタ
晴景「…」
晴景(お虎よ…わしは冷たいであろう? 甘えたと思ったら憎まれ口を叩く、わけがわからぬであろう…?)
晴景「覚えておくが良い…これぞ ツ ン デ レ の 極 意 じゃ!!」
景虎「兄上、つんでれとはなんですか?」
晴景「ドキーン(;゜Д゜)ヤヴァス聞かれてた」
晴景の部屋は景虎グッズで満載なのは側近達の内緒。