凡将を名将のように説明するスレ 2at WARHIS
凡将を名将のように説明するスレ 2 - 暇つぶし2ch708:705
06/04/06 11:10:54
>>707
>だがそれがいい。

しまった、末尾に付けとくべきだったな。そしたらうまくオチたのにorz

709:無名武将@お腹せっぷく
06/04/07 08:21:33
浅井久政

北近江の戦国大名。悲運の武将。隠れた名政治家。
父亮政の無謀な下克上と領土拡大路線によって混乱した国内を建て直し、
南近江の名将六角定頼と「近江の清洲同盟」とでも言うべき対等同盟を結び、
浅井氏の対外的地位を磐石のものとした。さらに旧主家の京極氏と隣国美濃の斎藤氏
に婚姻同盟を成立させるなど、非凡な外交手腕を内外に示した。
のちに子の長政が勇のみの凡将であることを見抜き、自作自演の隠居劇を演出し、
長政のカリスマ性をでっち上げることで家督相続を円滑に遂行することに成功。
さらに、定頼の死後、六角氏の当主は凡庸な義賢、義治に交代していたため、
もはや不要な足枷となっていた六角氏との同盟を円滑に解消することに成功した。
無論六角氏との合戦に勝利したのは長政の武勇であるが、その勝利のための条件を
お膳立てしたのは久政であることは言うまでもない。

織田信長の台頭を予見した久政は、長政と信長の妹であるお市との婚姻を成功させた。
ここにも久政の非凡な外交手腕が伺われるが、あくまでも長政を立てるため、体外的には
頑迷な守旧派のイメェジを演出することを忘れないしたたかさもあった。

のちに信長が越前朝倉氏に侵攻した際は、知略に欠けた長政は信長を討とうとするが、
久政は時代の流れを読めない長政をかばって憎まれ役を買って出るとともに、お市を通じて信長を救って
恩を売りつける非凡な計略を採用した。しかし、これは信長に久政の正体(浅井の真の司令塔は久政)に
気づかせてしまう結果となる。久政最大の失策であった。このことは信長が小谷城攻めで長政を後回しにして
まず久政の守る京極丸を攻めたことに現れている。久政という頭脳を失った長政は、信長の血筋の妻と子達を
無条件で逃がすという外交オンチぶりを発揮、そのため長政の自刃後、子は信長に無残に処刑され、浅井氏はあえなく断絶する。
亮政という不良債権と長政というお荷物を抱えていなければ、あるいは天下に一番近い武将は久政であったのではないだろうか。

なお、久政のひ孫が後に徳川幕府三代将軍となった徳川家光である。

710:無名武将@お腹せっぷく
06/04/07 08:24:01
あ、そういえば似たような紹介文もうあったかな

711:無名武将@お腹せっぷく
06/04/09 21:51:08
久政の四代がかりの天下獲り、見事なり

712:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 11:21:56
関索

関羽の息子を名乗る詐欺師。
実際には関羽とは何の関係も無い。
関索と言う名も、恐らく偽名であろう。

戦に出て一儲けしようと思い、彼は南蛮征伐へ向かう諸葛亮の下へ走った。
そこで関羽の息子を名乗り、従軍を願い出たのだ。
最初は戸惑った諸葛亮であったが、この詐欺師の弁舌にあっさりと騙され、一軍を任せてしまう。
魏延などは、「ああ、また何か乗せられてるなぁ…」と心の中で呟いた。

この詐欺師の率いる軍は、関羽の息子に率いられている事、そして何より、
「父、関羽が我らを見守っている!」に始まる詐欺師の鼓舞で、やたら士気が高く強かった。
この軍に助けられ、詐欺師はそれなりの手柄を立て、恩賞を貰う。

が、南蛮征伐の後、彼は歴史から姿を消してしまう。
嘘がバレて逃亡したか、打ち首にされたか、はたまたバレる前に逃亡したのか、真相は不明である。

ちなみにこの詐欺師は、有る事2割、無い事8割の自伝を書いている。
この書物がどう言う訳か後世にまで語り継がれ、色々あった結果、『花関索伝』として残ってしまっている。

713:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 11:55:02
小山田 信茂

甲斐の国人で武田の武将、そして石投げの名人である。
自軍に石投げ部隊を編成するくらい、石投げが大好きだった。
この部隊が役に立つと信じて疑わなかったが、
敵味方問わず、他の武将からは半ば呆れられていた。

北条との戦では、北条氏照の部隊に向かって石を投げた。ひたすら投げた。
てっきり矢とか鉄砲とか飛んでくると思っていた氏照は、石しか飛んでこないことに呆れてしまう。
そして、「武田って貧乏だったんだ」等と思い始め、だんだんと可哀想になってきて、とうとう氏照は撤退してしまう。
このことで信茂は「武田随一の憂将」と言われてしまうが、本人は「武田随一の勇将」と勘違いして大喜びした。

三方原の戦いでは石川数正の部隊に石を投げた。これでもかと言うくらい投げた。
相手は馬鹿にされてるんじゃないかと思ってキレる寸前であったが、信茂は大真面目である。
そこに信茂の投げた石が数正の頭に当たり、それでとうとうキレた数正は、信茂に向かって突撃してきた。
敵が近づいてきてもなお、石を投げ続けていたので、結局押されて後退する羽目になる。
上手い事味方が敵軍を追っ払ってくれたので、『敵を誘い出した』と言うことで武将としての面目を保った。

714:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 11:58:18
信茂続き

長篠の戦いでも、敵の鉄砲部隊に対してやっぱり投石で挑んだ。
が、石を投げようと敵に近づいたところ、逆に鉛玉を大量にぶつけられて大敗、
信茂の軍は武田軍で最も多くの犠牲者を出したと言われている。
この時投石部隊は壊滅したらしい。

織田、徳川連合軍が武田を攻めると、圧倒的劣勢の武田勝頼を、信茂を居城に匿おうとした。
道中信茂は援軍を連れて来ると、一足先に居城に戻り、約束通り援軍を連れて戻ってきた。
しかし連れてきたのが、何と全滅したはずの投石部隊。
役に立たないくせに、懲りずに投石部隊を編成し、挙句にそれを自分の護衛に付けようとした信茂に勝頼は呆れ返る。
もうこりゃ駄目だなと諦めた勝頼は天目山へ行って自害してしまった。

その後、変わったモノ好きの織田信長は、信茂の石投げの腕に興味を持ち、信茂を呼び出してその腕を拝見しようとした。
当時の天下人からの呼出しなので、信茂も気合を入れて拝謁し、石を投げた。
ところが緊張からか、うっかり手を滑らせて石を信長の頭にぶつけてしまい、怒った信長に斬られてしまった。
石投げに生き、石投げで死んだ人生であった。

ちなみに、狭い世界で一番強い人の事を言う、『お山の大将』と言う言葉は、
投石部隊が滅茶苦茶強いと信じて疑わなかった信茂を指す『小山田の大将』が語源であることは、あまり知られていない。

715:705
06/04/12 15:31:28
やっぱり分身魔石とか、大回転魔石とかエビ投げハイジャンプ投石とか編み出したんだろうか。

716:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 16:16:32
池や川に石投げて「何回跳ねた」とかって自慢するタイプだったに違いない

717:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 18:59:54
>>713-714


でも、処刑したのは親父じゃなくて信忠でね?

718:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 19:43:17
>>717
おばかφ(・ω・`c⌒っ

719:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 19:55:02
信長に拝謁した後処刑されたって記述は方々にあるな

720:無名武将@お腹せっぷく
06/04/12 21:17:31
信長は富士山見に来てるからな

721:714
06/04/13 10:14:06
>>織田、徳川連合軍が武田を攻めると、圧倒的劣勢の武田勝頼を、信茂を居城に匿おうとした
 織田、徳川連合軍が武田を攻めると、圧倒的劣勢の武田勝頼を、信茂は居城に匿おうとした
で修正よろしくです
ついでにネタ投下

徳川家康

戦国時代に現れたマッドサイエンティストで、主に改造人間の研究を行っていた。
戦国と言う時代を利用して、多くの人体実験を行った。

徳川軍の兵たちには家康による洗脳が施されており、三河武士の強さ、狂気染みた命知らずの行動は、洗脳の賜物である。

改造人間第一号は、他の誰でもなく家康本人で、男数人がかりで持ち上げることが出来なかった鉄砲を軽々と持ち上げた挙句、射撃までやってのけたと言う。

徳川家臣団は、多くが改造人間で構成されおり、誰もが人間とは思えぬ働きを示した。
恐怖の軍団の中核を為した武将達を、ごく一部ではあるが挙げてみよう。

本多正信は脳改造を施され、優れた頭脳を手に入れるが、精神を支配される前に脱出。
三河の一向一揆に参加して家康の首を狙うが、あえなく敗退。
正信は捕らわれ、完全に洗脳されて、家康の右腕となってしまう。

井伊直正は、家康の傍に仕えていた時期があり、より多くの改造を受け、その結果精神は崩壊し、戦闘マシーンとなってしまった。
戦場では多くの傷を受けつつも怯まず先陣を切り、血塗れとなったその姿、
また、軍律を僅かでも乱した兵を、眉一つ動かさずに斬り捨てる様は、正に赤鬼であったと言う。

服部半蔵は、改造により人間では到底考えられぬ走力や跳躍力を身に付けた。
戦場においては鬼神の如く敵を屠り、常時においては単身で諜報活動にも当たった。
また、伊賀越えの際は、その能力で伊賀の豪族に見せつけ脅迫、家康の警備に当たらせた。
半蔵忍者説はまさに、改造人間服部半蔵の活躍なのである。

722:714
06/04/13 10:14:41
その伊賀越えの後、家康は明智光秀の死体を密かに回収し、改造人間として生き返らせた。
これが、南光坊天海である。
彼の驚異的な寿命は、その肉体改造が影響しているものと思われる。

本多忠勝は家康の最高傑作で、改造を施された彼の肉体には、傷ひとつつかなかった。
しかし、定期的に家康のメンテナンスが必要であったようで、大名となって家康の傍を
離れた数年後、些細な事で身体に傷がつき、これが原因で死亡してしまう。

家康は、敵に対しても改造、洗脳を施し、徳川家を有利に導いた。

武田の臣、穴山信君は秘密裏に家康に捕らえられ、洗脳を施されて開放される。
そして、重要な場面で武田を裏切らさせられるなど、良い様に利用される。
最期は伊賀越えの際、囮として残され、土民に殺される。

関ヶ原の前には、東軍の武将多くに脳改造を施し、良いように利用した。
可児才蔵には肉体改造まで施したらしく、彼は笹を象った兵器で西軍の首級を次々と上げた。
西軍の将にも被害者はおり、半身不随で不治の病を患っていた大谷吉継は、実は家康の失敗作であると言われる。
脳改造された東軍諸将の、その多くは用済みとばかりに後年、改易されるのであった。

大坂落城後、自らの肉体の寿命を感じた家康は、日光東照宮を建立し、内部に御神体を設置。
そして自分の脳を、その御神体に移植したのだ。
日光東照宮は、家康を奉った神社であると同時に、家康そのものなのである。

戦国を支配した狂気の科学者は、今尚東照宮で生き続けているのだ……。

723:714
06/04/13 10:21:42
他にも、息子の信康を失敗作として処分したとか、
そんな家康に恐怖して逃げ出した石川数正とか、
クローンの研究もやってて、影武者とか土井利勝はクローンだったとか
色々入れたかったけど上手くまとまりませんでした

あと武田騎馬軍団に惨敗した理由とか思いつかなかった…

724:無名武将@お腹せっぷく
06/04/13 22:40:04
できればマッドサイエンティストの科学者の劉備も見たいな。
田予が改造される前に魏に逃亡したとか。

725:無名武将@お腹せっぷく
06/04/13 22:43:42
そういえば本多忠勝が本当にロボットになってるゲームがあったな

726:無名武将@お腹せっぷく
06/04/14 06:26:34
つーかこの本多正信の行動って仮面ライダーそのものだな

727:705
06/04/14 14:14:57
>>723
>あと武田騎馬軍団に惨敗した理由とか思いつかなかった…

改造人間は仮面ライダーに敗れるのがお約束だからな。
武田ライダー部隊に負けたに決まってるじゃないか。

728:無名武将@お腹せっぷく
06/04/15 16:21:52
信長作成のの制御プログラムエラーで、待機中もアイドリングを
続けていたものだから合戦が始まったとたんにガス欠になったんだよ


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