05/12/09 22:39:46
「王の眼」スレのほうに書くべきか迷ったが…。
ただの読書感想、またはお薦めというか、早い話、チラシ裏でスマソ。
「女教皇ヨハンナ」 上下2巻 ドナ・W・クロス著 草思社刊
URLリンク(www.soshisha.com)
著者は学者。
語学・父娘関係の本を数冊著したあと、7年のリサーチの末、初めての小説(この作品)を上梓。
塩野七生著「愛の年代記」に収められた同主題の短編より禁欲的で、共感は呼びやすい主人公の造形。
貸してくれた友人は「不機嫌なジーン」を連想。
私は、まんま「江森三国志」を連想。かな~り熱くなりマツタ!
訳者あとがきに“ガラスの壁”とあるので友人の読後感の方が正しいのかも…。
進められている映画化では、脚本が「エリザベス」のM.ハーストなのでますます…。
ただ、1スレ目に 孔明をキャリアウーマンに脳内変換しての読み方が云々されていたので、
そんな感じかな…と。