03/06/03 00:55 41CsJVCO
>十六
うん、そう言われるだろうと思ってた(w
そうですか、「ユングとタロット」は既読ですか。心理学的アプローチだね。
では、図像学的なアプローチなら、A・T・マンの「タロット」や
鏡リュウジ「タロット こころの図像学」(ともに河出書房新社)
などはいかが? タロットに描かれているシンボリズムを解説してある。
魔術的アプローチなら、A.クロウリーの「トートの書」(国書刊行会)辺り。
まあ、これはかなり異質だけどね。
ウェイト版をウェイト本人が解説した「タロット図解」なんてのもあるが、
これはパラパラっと見れば十分。だって解説になってないからね。
カードによっては、見たまま絵の説明して終わりってのもある。
こりゃあクロウリーに「アイツはバカだ!」って言われるわな。(w
西洋史及び神秘学的なアプローチなら、ルドルフ・ベルヌーリの「錬金術とタロット」(河出文庫)
もお勧め。西洋史を語るには、神秘学は欠かせない要素なワケで、
そういった観点から図像、象徴、体系など、興味深く、奥深い解説で好著。
訳された種村季弘氏のエッセイも掲載されており、そちらも興味深い。
取り敢えず、こんな所で…