04/03/30 10:02 Q+otQns1
マンティーニャは、神学者がダンテやトマスアクィナスの世界を描いたもので、
これをタロットの起源や基本の1つとして捉えてしまうとややこしくなりますよ。
ミンキアテも賭博のゲームの名前で、そのゲームに使用されたカード。
これらに登場する「時間」とか星座のカードなどの特殊なカードは、「地方札」と呼ばれ、
一部の地域で後から加えられたもの。エレメントのカードなどもありますね。
なので、これらはおそらくカードの基本ではないと思われます。
日本のカルタでも、地方札っあるので、そういったものだと解釈すれば良いと思います。
もちろんそれにもモチーフがあり、加えた理由もあるのでしょうけど、
少なくともそこまで考えると、構成から「タロットはなぜあたるかを知る」
というような目的からはどんどん遠ざかっていくのでは?
要は、タロットの構成や枚数からなにを知ろうとするかということ。
例えばライダー版を使っているのであれば、GDの生命の木との対応を学ぶことが
全てだと思うし。
どこからどこまでをタロットと呼ぶか、ということにも絡んで複雑になってきますね。
意味というより、定義の問題になってきてしまう。
節制はやっぱり四徳ですかね。そうすると智慧をどうするか、ということになってくるので、
もっと単純なモチーフは…などと考えていたのですが。
智慧をやっぱ隠者にしてって感じでしょうか。
あと、WIZさん、100枚以上あるタロットってなんというタロットですか?
とても興味があるので、ぜひ具体的に教えてください。