06/07/28 11:40:23
形骸化しているのが原因なんでしょうね。
私は子供の時から中元歳暮の時は母が稽古事についてきて
挨拶をしてお渡ししているのを見ているから
なんとなくそんなものだと思ってましたが
実際の由来は何かとくぐって調べてみると
先祖への感謝に由来する贈答の習慣だとか・・・
一度「お祝いのお返し、面倒だし無しにしようよ」と言って
祖母にしかられたことがあります。
あれはお返しではなくって、内祝の意味なんだとか。
人様からお祝をしていただくようなことがあって
それはとてもおめでたいことだから、その有難さを感謝して
周囲の人とシェアしようという意味合いのものだと言われました。
慶びを独り占めしてはいけないんですよね。
お礼にしても許状をいただけるまで勉強できて
「ここまで育てていただいて、先生ありがとう」
ということなんでしょう。
不思議に思う人は知らないだけのことだから
そういう事を説明してあげる先輩でないといけないのだけど
先生も普段からそういう指導をしてないと・・・
それでも納得できない人は仕方ないのでは
月謝を払って習いに来ているわけだから
そんなものは不要という考え方なんでしょう。
なんか殺伐としてますけどね。物みたいで。
それやったら稽古もせんでええやろうみたいな