05/08/09 15:10:34 yGhhHPJ9
M3Pはたしかに生産数は少ないが法執行機関へは試験的に少数納入されただけである。
ちょうど日本の自動車で言えば寄贈車のようなものである。メーカの宣伝にも一役買ってるわけだ。
米軍CAWトライアルにも参加したがボックスマグ特有の排莢トラブルを抱えていた為
あえなく却下。泥に漬けたり水中で射撃したりと何ヶ月にも及ぶ軍用のトライアルテストは
非常に過酷である。実戦中万が一、トラブれば命に関わるからだ。
その後、他国にも売り出したのだがやはりM3Pの排莢トラブルは致命的だった。
結局、どの国も採用は見送ったという曰く付きのショットガンだ。
当時、日本で封切られた第一作のターミネーターの映画が好評でそれにあやかって
KTWという日本のエアガンメーカーが初のSPAS12のエアガン(7万円)のを発売、話題となった。
そんな中、実銃のSPAS12が某代理店から発売され予約のみで即日完売した事から
2匹目のドジョウ狙いを目論見、ベレ社正規代理店JGTのが交渉を開始した。
ベレ社としても法執行機関に納入する目論見でいたのだが採用が見送られ
製造中止で不良在庫となり困り果てていた。まさに捨てる神あれば拾う神である。
「欠陥銃だが日本の物好きなら間違いなく売れる!」
「SPASの様に軍用銃というフレーズでどうだ。」
「限定生産という事にしよう!」
ここでお互いの利害が一致しJGTは格安にてM3Pを手にする事ができた。