05/10/24 21:50:24 QOKczjsM
言いたいことは分かりますが、比較が無意味とは思いませんな。
斧の比較研究の成果が現代において経済的に有意義な効果をもたらすか、と言う意味ならもちろん
無意味な実験ですが。
偏った比較が無意味なのは分かります。だから公平に検証するためにツンドラから熱帯地方までの
各地の色々な樹種の、生木と枯木で実験して比較したらいい。
用途に適しているか否かでそのような形になったのか、たまたまその地方ではその形が
伝承されただけなのか、など色々なことが分かる。
ある地方に伝承している道具がその地方での用途において最も効率が言い形、と決め付けるのは早計。
よそから入ってきた違う形の道具がより良いとして歓迎され、元の形が徐々に廃れるのはよくある話。
(鉄斧が石斧を淘汰した、などという極端な話ではない)
地方によって用途の差がほとんど無い出刃包丁に片刃の地方(日本では主流)と両刃のものがあるのも
「地域や用途に適して分化」した結果と言い切れるのか?
たまたまその地方ではそういう形が伝承していた、と考えるのが自然では?