04/08/09 22:57 ES0pj2LR
>>64
実用一辺倒だがそれなりに美しいでつな。
ただし大きさが足りないので、大震災の備えではそれと一緒にドア破壊用の
大型の消防用斧供えておくべき。
66:名無しの愉しみ
04/08/09 23:40 67AAPTeb
斧とは違いますが
URLリンク(bbs.avi.jp)
67:名無しの愉しみ
04/08/09 23:40
>>65
一応鉄扉をこじ開ける事も想定した作りにはなっているようだけどね。
確かに小さいな。
68:名無しの愉しみ
04/08/10 06:50
>>58
そんなおまいに↓
URLリンク(www.coldsteel.com)
……国内には持ち込めないだろうなぁ。
69:名無しの愉しみ
04/08/13 01:10 gYjH8V+r
十三日の金曜日あげ
70:ムカル
04/08/13 01:42
いつの間にか刃物板のオノマサカリスレがあぼーんになっている。
つまりこの板でやれっていうことか?
71:裕香
04/08/13 09:31
刃物板URLリンク(hobby6.2ch.net)が新設されたから二週間あまり経過しました。
刃物板では日に日に新規にスレが増加しています。
新規に専門板が出来たことにより「趣味一般板」では板違いとなりますので
刃物板の方に新規に継続スレを立てるか、既に立っている類似スレに合流されますようお願いします。
72:名無しの愉しみ
04/08/13 10:59
>>71
あんたが指図したなら、誰も移動したがらんよ。
73:名無しの愉しみ
04/08/13 12:20
>>70
立ててから8つ(?)以上書き込みが無く、最終書き込みから5日(?)だったか経過すると
自動で消えるんですよ、人の多い所だと一日で消える所もあるみたいですが
ま、とりあえず夏休みが終わるまではココで構わないでしょう
別段、管理側から指示がある訳で無し
74:名無しの愉しみ
04/08/14 09:19
knife:刃物[スレッド削除]
1 :★自動立上★ :04/08/02 00:21
掲示板アドレス:URLリンク(hobby6.2ch.net)
削除対象区分:[スレッド削除]
重要削除対象は削除要請板(URLリンク(qb5.2ch.net))へ。
2 :名無しさん :04/08/02 00:21 HOST:202.239.148.13<8080><3128><8000><1080>
削除対象アドレス:
スレリンク(knife板)
削除理由・詳細・その他:
趣味一般板「『斧マニア』2本目」と重複しています。
3 :削除一葉 ★ :04/08/02 07:44 ID:???
>2板が違うものは重複ではありませんです。。
刃物板のオノマサカリは削除依頼スレの立ち上げとともに削除依頼出されて、却下されている。
結局あぼーんになったが。
75:名無しの愉しみ
04/08/16 20:57 UBkHufNT
96 :削除屋@放浪人 ★ :04/08/15 14:20 ID:???
ここまで。
>>85
刃物板に同趣旨のスレが立ち、少し移行期間を
置いてからの処理がいいんじゃないかと思うですが。
>>90
新板の範囲に含まれると思うです。
そのスレで議論になっているジャグリングの定義を見ても。
97 :裕香 :04/08/16 15:00 HOST:bmdi3016.bmobile.ne.jp
>>96 削除屋@放浪人 ★ さま、ご配慮ありがとうございます。
では、移転が決まったものから依頼していきます。
ただ、居座りを決めるところもあるようでしたら一定期間経過したら依頼しますのでご了承ください。
何様のつもりだ!裕香は!
76:名無しの愉しみ
04/08/16 21:34
早く刃物板に新スレ立てたほうがいいみたいだぞ。
ローカルルールで専門板があるものは板違いだって。
向こうに誰かスレ立てして。
77:ムカル
04/08/16 22:28
『斧マニア』 2本目
破壊力に優れた最強の刃物、「斧」を心行くまで語ろう!
前スレ
スレリンク(hobby板)
関連スレ
「ナイフ 鉈 斧を語るスレ 5本目」
スレリンク(out板)l50
じゃあ何だか癪にさわるが、移転用にテンプレだけは用意しておきますわ。
スレタイは『斧マニア 2本目』のままで結構です。ここでは100に達せぬまま移転だろうから。
78:移転反対
04/08/17 00:43
>>76=TACスレの242だろうな。
スレリンク(hobby板:242番)
住民でもない香具師の言うことを聞くことはないぞ>>ムカル氏
79:名無しの愉しみ
04/08/20 02:53
刃物板投票告知(スレ違いお許しください)
刃物板自治&運営スレッド
スレリンク(knife板)
にて、策定されていました、ローカルルール案でありますが、
来る8月22日に投票で決めようと言う話になりました。
現在でている案は四つ有ります。
第一案 URLリンク(homepage.mac.com)
第二案 URLリンク(homepage.mac.com)
第三案 URLリンク(homepage.mac.com)
第四案 URLリンク(homepage.mac.com)
意見や案が有る方は22日(日)の1100時までに自治スレに書き込んでください。
また同時に
この板の名無しを決めるスレ
スレリンク(knife板)
で、出てきた案も一つ下から選んでください。
URLリンク(homepage.mac.com)
投票は、22日(日曜日)1200時から2350時まで、
刃物板自治&運営スレッド
スレリンク(knife板)
にて行います。各自一度だけ投票をお願いします。またその間は自治スレへのレスはご遠慮ください。
80:斧爺
04/08/24 19:45 79pQsYmQ
やっと新しいパソコンが使えるようになりました。
業者も変えたので、時間がかかりました。
皆さん、ここでこのまま話を続けるんですか?
でしたら、これからもここに書き込みしますが。
81:名無しの愉しみ
04/08/24 20:36
とりあえずスレストがかからなければ運営側的にはオケって事ですので
此方でいいと思われます
が、あんまりレスとか付かないようなら移動を考えた方がいいかもしれませんね
一ヶ月で30、40しか書き込みが無い程度なら・・・
82:名無しの愉しみ
04/08/24 21:48
皆が移転に二の足を踏むのは、裕香の存在ゆえ。
このスレ潰したがっていた裕香と利害が一致してしまうので、癪にさわるのですな。
今後も裕香は削除依頼だしまくるだろうし。
自分としては、このスレはまだ百に達していないし、濃い議論もなされていないので
「今のうちに」ちゃんとしたスレを刃物板に建てるのもいいのでは?と思います。
このまま放置しておくとまた厨房が刃物板に立て逃げ臭い斧スレ建ててしまうおそれもあるし。
しかし斧爺さんが帰ってきたのはいいが、今度は私が八月末までパソつかえない状態になってしまうのです。
難しい。一応、他の皆さんでスレのこと話し合ってくだされ。
83:ムカル
04/08/24 23:57 2dbCKyV5
失礼、>>82は私です。
84:斧爺
04/08/25 07:13 j+Fu1vRk
ムカルさんも、ほかの皆さんも、ここでやって、ダメなときは刃物板にスレ建てて、
のーーんびり語りましょう。
住人少ないんだから、あちこち動かされても、身軽だから困らないでしょ?
85:斧爺
04/08/25 07:21 j+Fu1vRk
最近始めたこと。
斧の刃のカバーを、革で自作するようになった。
意外と簡単だから、おすすめ。
刃が剥き出しだと危ないし、新聞紙で包んで、なんて不便でかっこ悪い。
市販の斧は、とくに大きいのはカバーが付いてなく、付いてても粗悪なカバーが多い。
86:ムカル
04/08/25 12:20 tNP1xORf
確かに大抵の大型斧にはカバーが無しですね。
スチールやアクドールの斧には、刃先のみ覆う形のカバーがあるが。
なめし革で自作だと、すごくワイルドな感じでイイだろうに。
(たぶんこれが八月最期のカキコ。続きは後日)
87:斧爺
04/08/25 13:37
適当に書き込みしておきますから、来月レスをどうぞ。
ところで、私とムカルさん以外に誰かいないのか?(和斧マニア氏はどこへ?)
私が作っているカバーは、刃先5-6センチを覆うだけのシンプルなもの。
ヘッド全体が収まる、箱型のは(アクドールの小型みたいな)、斧の出し入れに
時間がかかるし、怪我しそうだし、それに作るのも難しいので、作りません。
市販の、合成皮革製などのカバーは、見た目が悪いだけでなく、粗雑でやわな造りなので、
一時しのぎにしか使えません。すぐ破れます。
ナイフシースに使われているような、厚い革で作ると、丈夫で使いやすい。
また、一つ一つの斧にぴったりに作れるので、カバーの中で刃が動かない。
88:名無しの愉しみ
04/08/25 19:19
手斧はマンドクセーので軍手を被せて終わりでつ
89:名無しの愉しみ
04/08/26 00:36
ほぼ見てるだけの奴ならここにいますが?
皮は靴屋の店先で、はぎれを安く売ってるとこが偶にありますね。
90:斧爺
04/08/26 22:45 IueH60pA
革は、大きな街なら、革工芸材料店があって、いろんな厚さ、色、堅さのはぎれが
置いてあるので、好きなものが選べます。
カバー1個分の材料で、5-600円くらい。
革細工専用の道具も、最少限は揃えたほうが、作業が格段に楽に進められます。
本当に、拍子抜けするくらい、簡単に作れますよ。
91:斧爺
04/08/27 08:20 gbGmebnS
カバーの話はこのくらいにして、>>20の続きでも。
最近知ったのですが、サンドビック斧の鋼材は、炭素量4.5%前後らしい。
予想外に低炭素ですが、他の洋斧もそんなものなのかな?
和斧の刃先に使われる、青紙や白紙の2号で1.0%、3号でさえ0.8%はある。
全鋼だと、かなり低炭素じゃないと、焼き割れとかするのかもしれない。
続く。
92:斧爺
04/08/27 12:27 gbGmebnS
マイナーなブランド(その国ではメジャーだろうけど)の洋斧、続き。
ジャクソン:洋斧としては硬い。中央部が厚く、へりのほうが薄い形にしてある。
(イギリス)プレス鍛造と思われる。ヒツが大きいので、柄が首から折れる心配が少なそう。
ブラックキャット(アメリカ・ニューヨーク)
「ヤンキー型」といわれる形。頭部が厚く、幅広いのが特徴。
硬いほうで、インドネシアのきこりの間では、最も評価が高い。
ヒツが小さいのが残念。
サイクロン(オーストラリア)
サンドビックやスウェーデンのアクドールと同じ程度の硬さ。
特大サイズのしかない(4.5ポンド)のと、ヒツが小さいのが難点。
93:斧爺
04/08/27 12:38 gbGmebnS
今までに使った洋斧を、順位付けすると(あくまでも自分にとっての使い勝手)、
S: ジャクソン>カール・シュリーパー=ブラックキャット
A: サンドビック=コカコ>アクドール
B: サイクロン
C: スチール
D: ダイアモンド(中国製)
といった感じでした。
94:名無しの愉しみ
04/08/27 19:44
斧といえば思い出すのが、映画のシャイニング。
スティーブン・キングのホラー。
あの中で、主人公ジャック・ニコルソンが使った恐ろしい斧は何だろう?
95:名無しの愉しみ
04/08/27 20:38 gbGmebnS
斧が出てくる洋画は無数にあるけど、本来の用途=斧で木を切る、のに使ったのは、
「シェーン」と「ロッキー4」しか知らない。
他にありますか?
「レオン」も、消防斧を壁を破るのに使ったから、正しい使い方ですね?手錠のチェーンを切った「タイタニック」も?
それ以外の映画では、凶器としての使用ばかり。
96:名無しの愉しみ
04/08/28 00:31
>>95
木の伐採は少ないかもしれないが、薪割りシーンは農村の日常生活演出で
定番?かも
「七人の侍」とか
日本の時代劇映画では薪割りシーンは比較的多く見かける、
97:名無しの愉しみ
04/08/28 10:35
>>95
ロード・オブ・ザ・リングでも正しい使い方してるぞ。戦斧だから。
(もっとも、レゴラスのトンデモアクションに隠れてしまってるけど……)
>>96
95は「洋画」って書いてるだろ。洋画の時代劇はラスト・サムライしか知らんぞ。
時代劇の薪割りだと、剣客や武家の若君が鍛錬を兼ねてってのを時々見るな。
98:名無しの愉しみ
04/08/28 15:34
洋画での薪割りも、ないことはないが、少ない。
「ロッキー4」と「荒野の7人」。
もっとも、荒野の7人は、七人の侍の洋画化だけど。
邦画で斧を凶器にしたのは、「野生の証明」と、「犬神家の一族」くらいか?
いずれにせよ、邦画では薪割り、洋画では武器や凶器、っていうのが多数派。
アニメでは、「トムとジェリー」のトムが、立木や電柱を切り倒すシーンが出る。
99:名無しの愉しみ
04/08/28 18:48
アクションシーンの欠片も無い系統の洋画だけど、
「天使はこの森でバスを降りた」とかも
100:斧爺
04/08/29 13:43 ForsgYbV
「自分にとって、理想の斧」というのを語りませんか?
一本に限定する必要は無く、伐採用ならこんな、薪割なら、大型なら、小型なら・・・と何種類かあってもいい。
ヘッドの形や大きさ、身の厚さや刃付けの仕方、柄の形や長さ、材質などについて。
市販されている製品が分かりやすいけど、こういうのがあったら欲しい・・・というのでもいいでしょう。
101:斧爺
04/08/29 14:42
では、私から。まず、和斧より洋斧。
ヘッドの形は、頭部から全体に幅広く、縦の長さが短か目の、「アメリカタイプ」がいい。
スウェーデンの「アクドール」を、ほんの少し幅広くした形。
身は、厚目がいい。アクドールより少し厚いくらい。それを、ふくらみの弱い蛤刃に砥ぐ。
木に食い込みやすく、それでいて、噛まれて抜けにくくなることもないから。
大きさ(ヘッドの重さ)は、大が3.5-4ポンド、中が2.25-2.5ポンド、小が1.25-1.5ポンド。
柄はいわゆる洋式で、長さは大が85cm、中が55cm、小が37cmくらい。
大と小は、市販品のスタンダードと同じくらいの長さだが、中は市販品の65cmよりかなり短い。
理由は、大だけはパワー最優先だが、中と小には携帯性を重視したいから。
そうなると、中のスタンダード、65cmは長すぎる。
柄の材質は、ヒッコリーの赤身(心材)か、カマツカ。堅くて粘り、弾力があり、折れにくいから。
続く
102:斧爺
04/08/29 14:57
具体的な製品では、
カール・シュリーパー、ブラックキャット、ジャクソン、それに、バーコの肉厚のもの。
(鋳造ではないので、一個一個、肉厚がかなり違う)
これらの中で、現在新品が出回っている製品は、バーコだけで、それも国内で買えるモデルは、
限られていて、アメリカタイプは、小しか手に入らない。
ニッチ・リッチなどで扱っている、アメリカ製のものが、良さげに見えるが、
買って使ってみないことには、なんとも言えない。
以上>>100、>>101が、私の理想(お気に入り)の斧です。
103:斧爺
04/08/29 14:59
上の、最後の行は、>>101、>>102の間違いです。
104:ムカル
04/09/01 01:47 3fEJ7iat
ようやっと書ける様になったのでカキコさせていただきますわ。
>>94
あの斧こそが、「消防用斧」です。あそこで使われていたのは顔が映るほど側面が磨かれた新品、
柄の白木も鮮やかで良かった。
確かに洋画の斧は凶器専門!
自分が知る限りで「正しい使い方した洋画」といえば、「ロッキー」でシベリアの雪原で修行する主人公が
薪割したり大木を倒したりする場面くらい。あと、「アドベンチャーファミリー」なる映画、大自然のなかで生活する一家の
小屋の壁に両刃斧が立てかけてある場面か。「シェーン」は見たことありません。
ホラーはもう斧の独壇場!これは語るとまた長文で大顰蹙なので、
「アメリカン=サイコ」で、主人公のベイトマンがライバルのポールぶっ殺すのに使った斧は
美しかった!ぐらいにしておきます。
最近は邦画や国産ドラマでも、斧を凶器に使う場面が増えた感がします。
105:ムカル
04/09/01 01:57
さてどんな斧が使いよいか、ということですが自分の場合は木をあまり倒したわけではなく
柄の材質まで吟味できるわけではないが、やはり柄は洋式、長さは85から90cmくらい、
刃の足はやはり短め、ということになりましょうか。(長いと横にブレやすくなる)
スゥエーデンのグレンスフォシュの斧のうち、日本でとり扱っていない「アメリカ式伐採斧」がどんな感じなのか知りたい。
106:斧爺
04/09/01 19:11 bFvAQm/y
和斧の難点のひとつは、「刃の足が長い」というところですね。
熟練した職人には使いやすいんだろうけど、私ら素人にはコントロールしにくい。
グレンスフォッシュに限らず、どのメーカーも、日本で取り扱っていないモデルやサイズが多いので困ります。
取り扱ってないものこそが、欲しいモデルなことが多いのに。
107:名無しの愉しみ
04/09/01 22:04
こんなのはどうよ?
URLリンク(www.outdoor-w.com)
108:ムカル
04/09/01 22:38
>>107
以前これと同じのアメ横のマルゴーで見たが、用途は?
109:名無しの愉しみ
04/09/01 22:38
こんのも有りも巣。
URLリンク(www.forest.minokamo.gifu.jp)
親爺が使っていたL字型のヨキがgoogleで出てこないがどっかに有りませんか。
110:ムカル
04/09/02 02:19
>>109
これは明らかに「ハツリ」専門ですね。
ヤフオクでたまに古道具の斧が三千円くらいで売られていたりするんですな。
111:斧爺
04/09/02 09:20 NEKKBwuc
ちょっと、洋斧と和斧(切斧)の形の違いを考えてみませんか?
一言で「文化の違い」で片付けると、話ができないので、それは無しで。
私は、日本と西洋の、伐採方法の違い、及び一般家庭への切斧の普及度の差が、
形の違いを生んだのでは?と思います。
そう考えるようになったきっかけは、18世紀中期までは、足が短く刃幅が広い、
洋斧に似た形の斧が伐採に使われることがあったのに、江戸後期以降の切斧は、
全て刃幅が狭く、足の長い形のものばかりになっているからです。
続く
112:斧爺
04/09/02 09:42
素人には、そして長時間の使用には、足が短く、刃幅の広い斧のほうが使いやすいのは、
経験からも分かるとおりです。
足が短いと手ぶれの影響が少なく、刃幅が広いと、的を外しにくいからです。
素人は、あるいは長時間の作業で疲れると、手ぶれが大きく、的に正確に打ち込むことも
できなくなります。
逆に言うと、手ぶれせず、正確に打ち込めれば、足が長く、刃幅が狭いほうが、深く切り込めます。
さて、西洋には鉈がなかったこともあって、そのぶん切斧(手斧)が普及していました。
日本には鉈があるので、手斧は一般家庭ではあまり使われませんでした。
日本での手斧は林業者が使う、本職の道具だったわけです。
だから、西洋の手斧は素人にも使いやすい形でないと困るし、日本の手斧は
熟練した職人が使って、作業性能がいい方がいいわけです。
続く
113:斧爺
04/09/02 12:31
伐採方法の違いについては、正確な資料がないので、止めておきます。
一般人と斧のかかわりについて補足すると、今日でも西洋の農家では切斧が普通に有り、
切り株を片付けることなどによく使っているようです。
以前にも書いたように、ホームセンターにたくさん置いてあるばかりでなく、
スーパーマーケットや、小さな雑貨屋にも、普通に置いてあります。
一方、日本の農家が切斧を使うことは、戦前でもまずなかったと聞きます。
ホームセンターはおろか、大きな刃物店にも、切斧が置いてあるのは稀です。
今も昔も、一般の日本人は、切斧とは無縁なのです。
西洋の斧が、素人にも使いやすい形をしていて、日本の切斧が、熟練した本職以外の人には
使いにくい形のままなのは、こういう理由もあるのではないでしょうか?
以上、くどい文章、失礼しました。
114:ムカル
04/09/02 20:11 FrZ3gvmw
西洋においても、中世頃は伐採用の斧は脚が長いものが主流だったようですよ。
柄も湾曲しておらず、直線で。
しかし「ナイフマガジン」によれば、北米大陸の開拓時代、まず台地を覆う森林を切り払うために
効率的な斧の改良が進められ、威力を増すために「刃渡りを広く、峰を大きく」そして「柄に曲線を持たせる」形に
進化させた、とのこと。これによって威力は1・5倍になったそうです。
そして開拓者が持ち運びしやすい「ハドソン=ベイ」と呼ばれる軽量な斧も開発されたわけだし。
それによって西洋斧は誰もが扱える道具になったのではないでしょうか。
本職の樵は両刃斧(これも北米の発明)を専門に使っていたはずですし。
北米の伐採方は、日本と同じ受け口を斧で刻み、追い口を鋸で挽き切って倒す方法です。
115:ムカル
04/09/02 20:24
日本では鋸が発展したので、素人は鋸で伐採を行い、それによって斧は専業者の道具になって言ったのではないでしょうか。
ただし、北米と同じような開拓時代を経験した北海道では開墾専門で根も切れる鍬、「島田鍬」や
泥炭をサクッと切れる「窓鍬」が開発されたものの、斧については内地同様でした。
伐採用の脚が20cm、重さ三キロもある斧「さって」はあくまで本職の道具でした。
ただ、「鼎伐り」のような伐採をするときはやはり脚が長いほうが便利なはずです。
なお、西洋にも鉈はあったような気がしますが。
116:嘔吐な名無し
04/09/02 21:36 36cswjPo
2~3t位の重さで50メートル位のスゲェ斧がアルらしいヨ
117:斧爺
04/09/02 21:37
>>114
なるほど、そうでしたか。日本では、斧に関する書物が非常に少ないので、
そのナイフマガジンを見れなかったのは痛いですね。
もう、バックナンバー扱ってなさそうですが、念のため、何年の何号か、教えていただけませんか?
さて、そうすると、日本では早い時期に、斧が伐採の主役から退いたので、アメリカにおけるような
形の改良が起こらなかったのかも知れませんね。
もう一つの可能性は、開墾のために「木を取り除く」のが主目的の、アメリカの伐採と、
資源が少なく、最大限の木材の利用を目的とする、日本の伐採とは、発想が異なるから、
その違いが、道具にも現れることです。
切り易い高さで、大雑把に切ればいいアメリカでは、斧で切る割合が大きく、斧の改良が進んだ。
根元を掘ったり、根を切ったりして、最大限の材を得たい日本では、斧は必要最小限に使って、
大部分は鋸で切ったので、鋸の改良が進み、斧の改良は少なかった。
でも、例え斧の使用頻度が高くても、日本で曲がった柄が考案され、普及したとは思えません。
まして、両刃斧が発明されたとは、とても思えません。
これらはやはり、アングロサクソンならではの発想だと思います。
以上、どう思われますか?
118:嘔吐な名無し
04/09/02 21:42 36cswjPo
斧より日本刀の方がずっとマシ
119:ムカル
04/09/02 22:27
>>117
確かそのナイフマガジン、2002年の初夏の発売でしたよ。
連載特集「アメリカ文化とナイフ」の一環として。
あと、やはり白人の方が体格が良いので、体力を最大限に生かせる斧が西洋では発達し、
日本では少ない体力で木を伐れる鋸が発達したともいえますね。
で、「木が豊富だったから斧がアメリカでは鋸が発達しなかった」というのは疑問。
北海道の開拓時代も「木は邪魔者」扱い。それで木を切りまくったために現在の北海道の農村は
屋敷林も何も無いのっぺりした面白みの無い風景なのですが、それでも斧は発達しなかったのですからね。
あと、曲がった柄の斧が日本で出来なかったということですが、北海道では「曲がった柄」を目にする機会はありました。
北海道は開拓の際、アメリカ式の農業、牧畜を採用しましたが、その持ち込まれた西洋式農具の中にあった
「サイス」という牧草刈り用の大鎌の柄は洋斧と同じように湾曲していました。
しかしこの鎌は日本人の体格にはあわず、すぐに廃れたとのこと。
そういえば、日本人は積極的に農具を改良したようなことは歴史上ありませんね。
大陸から伝来した犂も、使いにくいのを無理に使っていたようだし。
120:斧爺
04/09/02 23:16
なるほど。言葉が足りませんでしたが、
アメリカでは斧と鋸の両方が発達、日本では、鋸だけが発達して、斧はしなかった、
と言うべきでしょうね。
曲がった柄は、外来のものはあっても、自前での改良によるものは無かったのは
間違いないんですね。
日本人も道具の改良は色々してますが、マイナーチェンジばかりで、両刃斧のような、
発想の自由な飛躍は少ないですね。その中で、江戸期の包丁の形の変化は目立ちますが。
農具や斧のような、元の形でとりあえず不自由しない道具は、あまりいじっていません。
121:名無しの愉しみ
04/09/03 00:13
>>117
切った木の利用方法もあるかと
日本では建築用として伐採はされても、燃料用としてポンポン切ったりはしなかったので
必要な分だけ切り、数を切らなければ効率化や道具の改良による省力化も
積極的には行われなかったのでは?
122:斧爺
04/09/03 00:23
>>121
燃料用にしても、日本では、まず炭に焼いて、それを使う、という丁寧な利用が多かったですからね。
その、炭用の木は、適当な太さのうちに、鉈で切ったそうですから、ここでも
斧の出番は無かったわけですね。
薪は「柴刈り」という言葉があるくらいで、細い枝や、潅木を使うことが多かったようですし。
いずれにせよ、太い、立派な木を燃やしたりはしなかった(根株などは除く)。
123:斧爺
04/09/03 09:11 7y1AqYiY
和斧の話は、この辺でひと休みして、洋斧のバリエーションの話を。
スチール社などが出している、バイエルン型(ドイツ型?)の斧。
峰が狭く、中ほどに切れ込みがあって、刃先に向かって銀杏の葉型になっている、
薄手で刃幅の広い斧。この型は、アメリカ型が登場する以前からあったのでしょうか?
使ってみた感じでは、枝打ちに向いていて、堅い、太い木を伐採するには、アメリカ型に較べて
パワーが無い感じがしました。
小径木や、柔らか目の針葉樹を切るには問題ないでしょうが。
124:名無しの愉しみ
04/09/03 21:54 Bokz9be8
アクサー?
125:名無しの愉しみ
04/09/03 22:09
>アメリカ型が登場する以前からあったのでしょうか?
日本列島が今の形をしてなかった頃からその辺りじゃ斧は使われていたからね・・・
126:ムカル
04/09/03 22:15
スチールのバイエルン斧はこのリンクに登場する斧ですな。楔と柄を輪状の金具を打ち込んで留める形式の。
URLリンク(www.marutagoya.com)
スチールの「チェンソー用斧」なら持っています。扇型で幅広の刃はなかなか切れ味良いが、作り付けの柄は70cmに足らず、腕がどうもあまってしまって力込め難い。
スチールのバイエルンもチェンソーも、最近は売られているの見たことありません。
この斧がヨーロッパ発明のものかはあいにく存じません。詳しく語れるのが二人きり、というのも辛い。
斧マニアは少数民族。
さて、日本では薪用に雑木林のクヌギや楢を伐り、数10年放置してから再生した幹をまた伐る、
ということを繰り返していましたが。西洋にも似た方式はありました。
オークやブナの木を途中で伐り、数年後そこから芽生えた若枝を柵用や薪用に伐ってつかっておりました。
地上3mあまりで伐る方式を「ポラード」といい、地面すれすれで伐る方法を「コピス」と
いいます。
127:ムカル
04/09/03 22:39
失礼、スチールのバイエルン斧は今でも売られていますね。
URLリンク(www.rakuten.co.jp)
128:斧爺
04/09/03 23:51 7y1AqYiY
来ておられましたか。
スチールやグレンスフォッシュなどの、ヘッドが1kg前後で柄が60cmクラスの斧は、
時々説明書きにもあるように、切り倒した木の枝を払う用途らしいので、伐採には柄が短すぎる
のでしょう。ヘッドが軽いから、パワーも足りないし。
日本でのクヌギの切り方も、地上2-3mで切る地方(関西、関東など)と、
地上0.5m以下で切る地方(四国、九州など)に分かれていますね。
参加者が他に居ないのは寂しいですが、登山板などで大勢の煽りに掻き回されるよりいいでしょう。
まだいくつか、話題もありますので、しばらくは話が続けられますし。
129:名無しの愉しみ
04/09/04 15:40
スレリンク(knife板:81-番)
和式刃物スレで鍛接の話になってるんですが、割り込みの和斧もありましたっけ?
和斧の説明はトヨクニのやつ(全鋼)しか見たことがないもので……。
130:名無しの愉しみ
04/09/04 19:03
とりあえず漏れは全鋼製は写真でしか見た事が無い
手持ちの薪割り斧も手斧も、割り込み
131:斧爺
04/09/05 11:12 U5gvWT/8
和斧で全鋼は例外的ですね。あっても、最近出たもので、昔は全部、割り込みだったはず。
ナイフマガジン2002年6月号と8月号、買いました。アメリカ式斧の解説は、6月号の方でしたね。
「頭を付けた」、というのが大きな改良のように思いました。
典型的なヨーロッパ式斧(知人が持っていた、古いカール・シュリーパー製品)を使ったことがありますが、
パワーが小さいのはともかくとして、重量が刃の方だけにかかっているので、バランスが保つのが難しく、
非常に使いにくかった印象があります。
現代のヨーロッパ製の斧の中には、アメリカ式もたくさんありますが、アメリカで発明されたデザインを
近年になって取り入れた、ということなんでしょうね。
そう考えると、ロビンソン・クルーソーの苦戦も、納得できる気がします。
132:ムカル
04/09/05 12:11
鋼材についての知識は無いので答えられません。失礼。
>>131
さっそく買われましたか。熱心ですなあ。
ロビンソンクルーソーが乗っていた船には、大斧が三丁、手斧が1ダースあったはず。
それらの斧は堅い木を散々伐ったり割ったりしたのでどれも刃こぼれ、そこで彼は工夫して
足踏み式の回転砥石開発したとか。
丸太から板をとるときは、楔を打ち込んで引き割ったりせず、わざわざ一本の木を削って削って薄くして
それで板にしてしまったというからその手間と不便さは恐るべし。
あと、丸木舟作ろうとして杉の巨木を倒したのはいいが、一人の力では到底水際まで運べないことに気がつき、
結局あぼーんしてしまったんですよね。
133:斧爺
04/09/05 16:16
>>132
数少ない資料のひとつですから、押さえておかないと。
以前本屋で立ち読みした、ある薪ストーブの本で、アメリカ斧の地方ごとの型について、3、4種類
紹介されているのがありましたが、あまりに簡潔な、雑な挿絵の記事だったので、それだけのために
その本を買う気にはなれませんでした。
ロビンソンの斧は、彼の苦戦ぶりからも、年代からも、ヨーロッパ式だった可能性が高いだろう、
と思うのですが、どうでしょうかね?
最近、私の方からばかり、話題を振っているようなので、そちらからもお願いします。
134:ムカル
04/09/05 17:56 1S7QBNiM
もしかしてその薪ストーブの本とは、かなり厚い訳された洋書ですか?
洋斧の刃のデッサンがあって、「ヤンキー型」とか「メイン州型」とかいろいろ載ってましたね。
洋斧の曲がった柄のことを「小鹿の脚」と言う、とも書いてあった。
ロビンソンクルーソーの「挿絵の銅版画」では、直線の柄の斧でしたね。
しかし近年映画化された中では舞台が南米からソロモン諸島あたりの島に変わり、
ストーリーも「原住民との友情」に「なっていた。その映画では、いわゆる洋斧そのまんまでした。
では私からネタ振り。斧爺さんは世界何ヶ国ほど回ってますか?
現地では英語を使うのですか?それともある程度現地語覚えてから行くのですか?
日本から斧や鉈持ち込む際、または海外から持ち帰る際、税関ではどう説明していますか?
135:斧爺
04/09/05 19:00
その本だったと思います。こんなわずかな記事のために、こんな重い本を買う気はせん、
と思った記憶があるから。
アジアとオセアニアを主に、今まで14カ国ほど行きました(中継は除く)。
とりあえず、英語でいって、通じなければ仕方ないから現地語、というパターンです。
ものになったのは、インドネシア語だけですが。
日本からの斧の持ち出し、外国からの持ち込みは、全く問題なし。
持ち出しは、サバイバルナイフでも平気です。
蛮刀や長いナイフは、持ち込む際に見つかれば、没収されます。
外国への持ち込みは、見つかっても、キャンプ用と説明して、咎められたことはありません。
外国からの持ち出しは、問題ありません。
実際には、大型斧を持っていったことは3回だけで、全てインドネシアへだけです。
小型斧は、9カ国に持っていって、どこでも問題なしでした。
136:ムカル
04/09/05 23:33 /5Pufxcn
それが空港の税関って、厳しいようで案外ザルなんですな。
以前台湾にいったとき、刃物屋で高砂族が首狩りに使っていたという蕃刀が今でも売られていたので
買っておこうと思いましたが、空港での税関検査で面倒ごとになるの恐れて買うのあきらめました。
しかし帰国時、成田で全く荷物検査されず鞄も開けられず、あっさり通してもらったので唖然。
蕃刀買わなかったこと後悔することしきりでしたな。
大丈夫か日本の税関。
137:名無しの愉しみ
04/09/05 23:43
刃物はさすがに買った事が無いが
定番のムフフアイテムなら色々買い込んでドキドキしながら税関を通ったら
漏れも、全くスルーでした
パック旅行のバッジやステッカーを付けてると、時間の短縮って意味もあるんでしょうが
大抵はノーチェックですな
138:名無しの愉しみ
04/09/06 01:22
>>136
X線検査機は通すはずなので、金属製の大型刃物は鞄開けなくても見つけられるかと。
139:名無しの愉しみ
04/09/06 01:57 PoaV0mGn
エリミネーター
140:斧爺
04/09/06 08:51
確かに、ザルと言えばザルなんですが、数十人に一人、つまり数十回に1回は、鞄を開けられて、中身を全部見られます。
私自身、蛮刀1回、果物数回持ち帰りましたが、運悪く開けられていれば、もちろん没収でしょう。
外国は、全員の荷物を調べる国(空港)から、ほとんど調べない国(空港)まで、さまざまですね。
受け取った預け荷物のX線検査は、する空港と、しない空港があり、日本では、しないんじゃあ、なかった?
預ける前には、日本でも、ほかの国でも、必ずしますが。
141:ムカル
04/09/06 22:52 qi8SBgZW
大型斧持ち出すときはどうやって包んでいますか?
インドネシアといえば、向こうの先住民が使っている斧の柄は太い籐で出来ているそうですね。
142:斧爺
04/09/07 09:09 oMC0q/r7
自作の(以前は注文制作の)革の刃カバーを付けたヘッドをタオルか衣類で包み、
全体をエアガンなどの布製ケースに入れます。
段ボールでぐるぐる巻いて、ガムテープで固めるだけのこともあります。
インドネシアに一般に普及している斧は、欧米や中国から輸入したものと(現在は中国からのみ)、
地元の鍛冶屋が打ったものがありますが、形に変異はあっても、基本的には同じ形式(ヒツに木の柄をはめる)です。
しかし、それ以外に、バチ形で後部が細くなった、板状の変わった斧があり、太い籐の柄の先に、
革紐や細い籐で細い部分を縛って固定します。木の棒の先を裂いて刃の後部を差込み、籐やかずらで縛ることもあります。
柄のバネを効かせて切り込むので、普通の斧より軽快に作業でき、能率もいい、という話ですが、現在廃れて、
ごく一部の地方に残存しているだけなのは、使うのにコツがいるので素人には使えない、など、何らかの問題が
あるのだろうと思います。
ところで、ムカルさんの両刃斧は、>>127の、ニッチ・リッチ・キャッチで売っているものですか?
以前、簡単に使った感想を書いておられましたが、造り、硬さや刃もちなどは、いかがですか?
143:名無しの愉しみ
04/09/07 11:57 PjgQU3hr
皆さんの斧を見せていただけませんか?
出来ればどこかに晒してもらえるとありがたいのですが。
144:あぼーん
あぼーん
あぼーん
145:名無しの愉しみ
04/09/07 18:19
コピペもいいけど夏はもう終わりだと思いますよ。
貴方の脳味噌は万年夏なのかもしれませんが。
146:名無しの愉しみ
04/09/07 20:07
だからここは銃刀マニアスレじゃないってば。
147:ムカル
04/09/07 21:53 Ly0M6Fdq
>>143
画像晒しでありますか・・・考えておきます。
>>142
柄に籐や革紐で縛り付けるの、二つ割りした柄に刃を挟むの、古代さながらですな。
縄文時代の石斧は、木の又を利用したL字型の柄の先端に、ソケット状に差し込んでいたそうですが。
そんな石斧の威力は、鉄斧の四分の一だったそうな。
で、私の両刃斧ですが、まさしくニッチキャッチのものであります。
アメリカ製、柄には「RAZORBACK」の文字と作業衣作業帽身につけたイボイノシシの絵のシールが貼られている。
これで木を倒したことが無いのでなんともいえないが、刃の材質はかなり硬め、研ぎにくそう。
切れ味はスタンレーより落ちる感じです。
148:名無しの愉しみ
04/09/07 22:21
荒らしコピペは削除依頼を出しました。皆さん、荒らしは完全無視でお願いします。
反応すると(会話が成立していると見なされ)削除に際して不利になることがあるので。
149:名無しの愉しみ
04/09/07 22:27
>>ムカル様
刃物板の方で、”ナイフ画像うp板”がありました。
連張でなければ無問題だと思うのですが、どうでしょう?
URLリンク(bbs.avi.jp)
↑”ナイフ画像うp板”
150:斧爺
04/09/07 23:11 oMC0q/r7
>>147
沖縄の「ウーヌ」という斧も、古代のソケット斧の変型のような、かなり特殊な形式です。
現在はもう、絶滅しているでしょうが。
ニッチの両刃斧、黒いツヤ消し塗装のですよね?
材質硬いんですか。それなら、さっそく注文したいですね。硬い斧は、砥ぐのに苦労はしますが、
研ぎ上げれば刃もちがよくて、刃がまくれにくいので、私は好みです。
「ボーイズアックス」という中型の斧も、同じメーカーの製品のようですね。
スノーアンドニーリーというメーカーも、各種の魅力的な斧がラインアップされていますが、
アメリカのHPだけで、日本の取り扱い業者がいないので、取り寄せが面倒臭そうです。
>>143
画像UPは、恥ずかしながら、機器が揃ってないので、できません。
このスレが続いていれば、いずれお見せしたいと思います。
151:ムカル
04/09/07 23:41
>>150
そうです、黒いつや消しの。
この斧注文した当時はホームページには赤く塗られた斧が載っていて、赤い斧は嫌いながら
他に国内で両刃斧注文できるとは思えないので渋々ながらも注文したら、黒い斧が届いて多少ホクホクでした。
グレンスフォシュも両刃斧作っているが、これは伐採用か投げ斧競技用か判別しにくいうえ、日本ではたぶん手に入らない。
無塗装でいい感じなんだが。
沖縄のウーヌは風呂鍬のように、木の台の上に刃をかぶせる形ですね。
沖縄は孤島で鉄が貴重品だったので、鉄を節約するためこんな形になったのでありましょうか。
88年ころNHKで放映された「海のシルクロード」、ベトナム山中の伽羅木採りが
こんな木の台に刃をかぶせた斧で木を切っていましたね。
152:斧爺
04/09/08 16:47 v+o5kVbZ
ニッチの両刃斧、問い合わせてみたら、廃番で、再入荷は無いそうな。がっかり。
あそこは、取り扱いを止めた商品をHPに載せっぱなしていることが多いですね。
両刃じゃなくていいから、品質の高いアメリカ斧が欲しいんだけど、日本じゃ、
どこにも売っていないようですね。
面倒だけど、スノーアンドニーリーにメール送って問い合わせてみるかな。
153:名無しの愉しみ
04/09/08 16:59
>>147
レスありがとうございます。
いつでもかまいませんのでご検討願います。
154:名無しの愉しみ
04/09/08 18:35
>沖縄は孤島で鉄が貴重品だったので
ソレ以前に沖縄には鍛冶屋がいたのだろうか?
台湾なんかは、ホンの100年前までは事実上輸入品しか無かったなんて話も聞きますし
鉄や炭、石炭等を輸入して自前で加工するより、すでに加工済みを
中国、東南アジアなり、九州なりから輸入した方が効率がいいような・・・
155:ムカル
04/09/09 00:34 99Elv10e
>>152
そうでしたか。ぬか喜びさせたみたいで申し訳ない。自分が買ったのは二年前でしたが。
しかし斧買うためだけにアメリカ行くのも辛いし。日本なら薪割り斧ならホームセンターにたまに売っているが、
アメリカなら伐採用も薪割り用も全て売っているんでしょうね。
>>154
沖縄は孤島で鉄鉱石も産出しないので、鉄器文化に移行するのはかなり遅れたようですよ。
中国の明の使節が豪華な絹織物を沖縄に持ち込んでも喜ばれず、かえって鉄釜の方を喜んだ、なんていう話もある。
十五世紀に朝鮮の漂流民が与那国島で見た記録では、鉄の刃物はあっても鍋釜が無いので、土鍋で飯を炊く、とか。
英雄の話にも「大和の国から鉄をたくさん持ち帰った」といった逸話が挿入されたり、
子供の名に「松金」(まつんがに)などと名づけたりしたのもひとえに鉄が貴重だったから。
で、沖縄には鍛冶屋や鍋直し職人はいたようです。やはり鉄器がある以上、それを修理する職人は必要だから。
そこでもやはり鉄が貴重だったからか、鍛冶屋や鋳掛屋の仕事の様を表した寸劇ができ、
民俗芸能となって残っています。
しかし台湾には既に漢民族が100年以上前から住んでいたわけですから、鍛冶屋はいたと思いますが。
高砂族の蕃刀は、そんな漢民族から入手したもののはず。
156:斧爺
04/09/09 08:08 q6eq0OKy
>>155
いや、ぬか喜びさせたのは、ニッチですよ。品切れならともかく、廃番で再入荷の見込みもない物くらい、削除してよね。
アメリカのホームセンターの斧の品揃えは大したものらしいです。
ニュージーランドの田舎町の金物屋にさえ、大小各種7,8種類置いてあって、その中にアメリカ製もありました。
オーストラリアは意外にも、特大の伐採斧1,2種しか売っていませんでした。本来の伐採ではなく、主に薪割りに使うようです。
冬にはニュージーランドに旅行するつもりなので、気に入った斧があったら買ってくることにします。
最近、安価な中国製品が幅を利かせて、欧米の斧が姿を消しつつあるのが心配ですが・・・・・
157:名無しの愉しみ
04/09/09 20:15
>>143
斧スレはけーん。
うちで使っている斧を晒します。
左はフルタフォッシュのスレッジ、右はホームセンターで買った鉈。
URLリンク(sakots.pekori.jp)
158:ムカル
04/09/09 23:03 uRk1ApzA
>>156
オーストラリアは北部以外ほとんどの地域が砂漠か草原なので、斧の出番は少ないんでしょうな。
その特大の斧、柄の長さは何センチくらいでしたか?
ニュージーランドといえば、先住民のマオリ族の集会場はものすごく手の込んだ彫刻で飾ってあったはず。
>>157
これは薪割り専用ですな。反対側で楔打ち込むタイプの。
159:斧爺
04/09/09 23:48 q6eq0OKy
4.5ポンドのと、5.5ポンドのとあったんですが、(アクドールの最大が3.5ポンド)
柄の長さは85-87cmくらいで、特別長くはありませんでした。
いくら大きな斧でも、柄の長さは90cm程度が限界なのではないでしょうか。
日本の斧には、1mを少し超えるものもあるようですが。
マオリは非常にていねいに磨き上げ、研ぎ上げた、大小さまざまな長方形の石斧を
作っていたので、それで彫刻をしたんでしょうね。
ニッチから、グレンスフォッシュの両刃斧ならあるが?と言って来ましたが、極端に薄刃で
実作業向きじゃないし、高価なので買う気になれません。
グレンスフォッシュのアメリカ式伐採斧は入荷できないのか、今度聞いてみます。
160:ムカル
04/09/09 23:59
グレンスの両刃斧ってこのリンクの一番下のですか?
URLリンク(www.rakuten.ne.jp)
やはり投げ競技用なので薄刃なんでしょうな。高価というと五万円くらい?
161:斧爺
04/09/10 00:02 8oHZDa0T
ブロードアックスなど、材木の上に立って側面を削るための斧の柄は、1m以上あるようですね。
日本の、1m前後ある柄の斧も、思い出してみれば、はつり斧でした。
やはり、伐採斧の柄の長さは、90cmを超えると使いにくくなるのではないでしょうか。
162:斧爺
04/09/10 00:08 8oHZDa0T
>>160
ああ、それです。
値段は2万円台後半です。早めにニッチに聞いたら、まだあるでしょう。
今日の朝に連絡貰いましたから。
値段ではなく、刃が薄すぎるようなのが気に入らなくて、
注文しませんでしたが、そう極端に高価なもんでもないですね。
在庫はごく少数だそうです。
163:ムカル
04/09/10 00:34
ハツリ斧の柄の中には、1.5mに達するのもあるとか。
大木の上に乗って側面をハツるので、必然的に柄が長くなければならんのでしょう。
その上全体の重さが1貫目近くあるそうだから相当な腕力、持久力が必要となる。
ところで、以前丸木舟の造り方書いた本に、種子島の山中で地元特産のヤクタネ五葉松で丸木舟を造っている写真があり、
そこでも巨大なハツリ斧で船の外側整えていましたね。ちなみにそれによれば、
長袖の服着てハツリ斧を扱うのは厳禁だとか。柄が袖に絡んで思わぬ方向にすっ飛ばし、
人を傷つけでもしたら大変だから。
164:名無しの愉しみ
04/09/10 19:43:01
>>131
カケヤもツルハシも90cm前後でそれ以上の物は見ませんから
両手で持って使う道具はそのくらいの長さがベストなんでしょう
165:ムカル
04/09/10 22:48:48 VfjpsU7W
昭和60年ころにはまだ日向の飫肥あたりにハツリ職人がいたというが、今はどうだか。
ところで、以前「斧より鋸で伐った方が材を無駄にしなくていい」という話があったが、
その種子島の丸木舟造りでは、材は必ず斧で倒したとのこと。
鋸を使って伐ると、裂けて使い物にならなくなることがあるそうです。
166:斧爺
04/09/10 23:36:16
最大体積の材を得るには、鋸の方がいいのは確かでしょうが、裂けないように切り倒すのは、
斧と鋸のどちらがいいか?想像では判断できませんね。
もし、経験豊かな職人を各地から集めてきて議論させても、意見が割れそうです。
長袖の服を着て斧を振るうのは、ハツリ、伐採を問わず、危険な感じがしますね。
なにかに斧の刃や柄が当たって、わずかでも刃の方向や角度がずれると、他人以前に、
自分が怪我します。
167:ムカル
04/09/11 10:52:35 YBweRoEe
ついさっきニッチキャッチのホームページ見てみたら、本当に両刃斧出ていましたよ。
約二万五千円。買うかどうかは考え中。
ところで、斧の資料といえば遠藤ケイさんなんかの本はすでに読んでますよね?
168:名無しの愉しみ
04/09/12 09:52:29
ニッチの両刃斧、かっこうはいいから、飾りには良さそうですね。
遠藤ケイさんの本って、斧の柄の作り方と取り付け方が説明してある本ですか?
両刃斧を含む、数本の特注して作らせた斧の写真と、変わった形の握りの自作の柄の写真が出ている。
あの本の中に、「堅い木には柔らい刃、柔らかい木には硬い刃がいい」という記述があって、
最初は???と思ったものですが、和斧の刃は一般に硬いので、その中で硬いものだと、たしかに
堅い木に切り付けたら欠けるだろうな、と、今では納得しています。
本に出ていた遠藤さんの斧は、みんな和式でしたからね。
一方、洋斧の刃は柔らかいのが普通だから、その中で柔らかいものだと、刃がまくれて使い物になりません。
洋斧に関しては、「堅い木にも硬い刃がいい」ということになるでしょう。
169:斧爺
04/09/12 09:57:30 +wMTVfSF
ところで、元祖斧マニアスレって、どんな風だったんですか?
どんな話題で盛り上がっていたのか、その時の参加者はどこへ行ってしまったのか、
など興味があります。
170:ムカル
04/09/12 11:39:27 UmEQhAia
遠藤ケイさんの斧の柄といえば、ガタガタに曲線打ったものとか柄の末端が「結び瘤」になったものとか、
氏のルックスには似合わない「お茶目」さなんですな。刃は農家にあったものを譲ってもらったものとか、
鍛冶屋に打ってもらった両刃斧とか、板バネ製の自作とか。
まず遠藤ケイさんの「道具術」という本をごらんなさい。
まず最初が「斧」の章。遠藤氏が千葉山中の山林を買い取り、そこにあった廃屋を米国製メイン州式の斧でぶっ壊す話から
始まる。続いて洋斧の柄の曲線の効能、米国製の両刃斧や薪割りの話が書かれていましたな。
ラストは「『斧』の字の中には『父』がいる。たくましい父が・・・」見たいな文で締めくくってあり、
相当の斧マニアだと知れます。
『熊を殺せば雨が降る』
これは日本の山に暮らす杣人、木挽き、筏乗り、マタギなどの生活のルポで、
和斧とそれを使った伐採法、樵たちの生活やタブーなどがある。
使いまわしのネタも多いが、読み応えがあります。
171:ムカル
04/09/12 11:58:26
さて斧スレの初代がどんなスレであったか、ということでありますが、現在の濃さとは到底比べ物になりませぬ。
半分近くは私の自己レス、木を伐った人もほとんど居らず、ナイフとは違って場所をとるから気軽に所持できないから
書き手そのものがほとんどいない。まあ、その上メーカがあまり関わらないので刃物スレの常識であった「荒らし」とも無縁。
以前の登山板の「斧荒れ」もメーカ云々ではなく、「話に入れずつまらない。長文ウザイ」でしたからね。
自分自身、斧を使った感想より、映画に登場する斧を語ることが多かったし。
(前スレにあった『シャイニング』の画像は最高だったw)
そして途中から、たしか2002年の初夏からだったが、「あやこ」なる奇妙なネカマが居つくわ、
趣味板の問題児だった「ガンマ」なるコテハンに500を取られるわ、散々でした。
二人とも今頃何しているんだかねえ・・・
もっとも、名無しできちんとしたレスつけてくれる人も多少はおりましたし、
武道板から来てくれた「HOG」氏はなかなか面白い話をしてくれて。彼はアラスカ在住経験があり、
ハドソンベイ式の洋斧を持っているそうな。中部地方で現在は働いているそうだが、
現在は本拠地の武道板でも見当たりませぬ。
もっとも、前スレ見たら多分唖然とするでしょうから、知らぬが仏、かと。
172:斧爺
04/09/12 21:11:13 +wMTVfSF
遠藤ケイさんの「道具術」と「熊を殺せば雨が降る」、見たことあるかも知れませんが、
詳しい内容は覚えていません。
家の壁に30本くらいの斧や鉈が架けてある、という文は、「道具術」の中?
斧は、本体の形状、重さなどはもちろんのこと、柄の形状、長さ、材質などの問題も
奥が深いですね。
自分で柄を作っていてさえ、どういう柄が理想的なのか、使ってみるまで分かりません。
素振りしたときには非常にいい感じなのに、実際に木を切ってみたら、なんとも使いにくい、
ということがよくありますから。
173:ムカル
04/09/12 22:38:50
柄は普通、硬くて粘りのある材を使うはずですが、以前民具の本を読んでいたら
杉の木を柄に使った例があって驚きました。柔らかい針葉樹ではすぐに折れるだろうに。
ところで遠藤さんの本によれば、樵が受け口を刻むとき、下の面を滑らかに水平に切れず、
ガタガタの階段状にしか伐れないと、仲間の樵から下手だとバカにされたとのこと。
斧爺さんは綺麗に水平に切れます?
あと、秩父の辺りでは「切り株にトゲを残すと、山の神が『おべっちょ』を怪我する」といって、
必ず綺麗に削ったとのこと。綺麗に削ってますか?
174:斧爺
04/09/13 09:07:03 o4uJTQ0Z
右側からの打ち込みで、足場が悪くなければ、まあまあ平らには切れますが、
足場が悪すぎたり、左からの打ち込みだと、ガタガタになったり、斜めになったりしますね。
遠藤さんは真っ平らに切るのだろう、と思っていたので、なんだか親近感を持ちました。
切り株のトゲを削り取ったりは、さすがにしませんね。また、削られた切り株を見たことも、
ほとんどありません。あったかな?くらいのものです。
柄の材、上手な職人なら、さほど堅くない木を使っても、そう滅多に柄を折らないのかも知れませんが、
杉、となると、何か特別な意図があったのではないでしょうか。
杉は柔らかい上に脆いので、いくら上手な人でも、わざわざ杉を選ぶとは考えにくい。
柔らかい木もダメですが、極端に硬くて、弾力のない木は柄には最悪です。
胸にまで振動が伝わって痛くなり(もちろん手はすぐ痺れる)、打ち込み損ねると
パキーン、と割れたり折れたりします。
175:名無しの愉しみ
04/09/13 18:54:45
漏れん所だけかもしれんが、ウチの巻き割り斧の柄は、杉
確かに、硬い木は最悪、以前廃材に出たウバメガシを使ったら
すばらく使ったら、パキーン
176:斧爺
04/09/13 20:48:49 o4uJTQ0Z
>>175
実際持っていて、使っている人の証言は貴重です。
杉の柄を、一概に理にかなわない、と決め付けるわけにはいかないようですね。
ウバメガシがそんなに脆い、ということも知りませんでした。
177:ムカル
04/09/15 00:44:35 u/Xo+UDc
ウバメガシといえば備長炭の材料、そして日本産の樹木の中で一番比重が重いものですね。
簡単に水に沈むという。
一番軽いのは桐だとか。
178:斧爺
04/09/15 17:24:23 NQoMtPxx
市販されている斧の柄は、シラカシ、ヒッコリー、ホワイトアッシュの3種がほとんど。
その中では、ヒッコリーが硬さ、粘り、弾力を兼ね備えていて、一番だと思う。
シラカシは硬さと弾力はあるが、やや粘りが無いので割れやすい。
ホワイトアッシュは衝撃をよく吸収して、手に振動があまり伝わらないので、使い心地はいい。
やや弱く、乱暴に使うと比較的簡単に折れるので、大斧の柄にはあまり使われていない。
この3種以外にも、柄に良さそうな木はいくつもあるのに、市販されていないのは、
流通量が少ないか、大木にならないので、製材が難しいかのどちらかが理由でしょう。
179:斧爺
04/09/15 22:31:00 NQoMtPxx
オーストラリアで売っていた、オーストラリア製の斧の柄は、ユーカリでできていました。
これが、やたらに硬くて脆く、1週間使ったらパキーンと折れました。
一緒に置いてあった替え柄もユーカリ製でした。
ニュージーランドでは、自国で斧を製造していないので、全て輸入品でしたが、替え柄は自国産の
ナンキョクブナ製でした。
180:ムカル
04/09/15 23:19:14 RyuAHN14
ホワイトアッシュは国産材では、バットの材料として名高いアオダモに似ているとか。
ユーカリの柄なら、芳香がするでしょうネ。南極ブナといえば、ニュージーランド南島や
パタゴニアに生える木でしたか。
以前国産材のうち、柄の良材として挙げられた木は全て照葉樹でしたが、
落葉樹ではどんな木が柄に向いているんですかね?
181:斧爺
04/09/15 23:55:03 NQoMtPxx
私が住んでいる九州は、高い山以外は照葉樹林なので、照葉樹ばかり出したんですが、
落葉樹にも柄に向いている木がたくさんあるようです。
本から拾ったところでは、アサダ、ミズメ、ハシバミ、クマシデ(以上カバノキ科)、イヌエンジュ、
トネリコ、イタヤカエデ、アキグミ、ナナカマド、ズミ、ウラジロノキ、ヤマボウシなど。
カマツカは、今までに自分が使ってみた中では、材質は最高だと思うのですが、低木なので、
斧の柄がとれるほど大きな木は、めったにありません。
182:ムカル
04/09/16 00:06:27
欧州では、トネリコは粘りがある材としていろいろな道具の柄に使われているそうですね。
しかし柄を自作するにしても近所の材木屋では針葉樹しか売っていない。
洋斧の曲がった柄を形取るにはある程度幅も必要だが、細い角材がほとんど。
特別注文しかないのですかねェ・・・
183:斧爺
04/09/16 00:19:06
ウッドデッキ材を取り扱っている店なら、イペやウリンが、比較的安く買えます。
国産広葉樹は手作り家具屋さんに分けてもらうのがいいかも。
慣れれば、伐採地などで丸太を手に入れて、手斧や鉈で削り出すのが楽しいですよ。
ロビンソンクルーソーになったような気分が味わえるし。
白人圏だと、斧を売っている所は、必ず替え柄も売っているのですが、
日本では売っていませんね。最初に柄付きで売っているだけ、
頭(刃)だけしか売っていない東南アジアよりはましですが。
184:名無しの愉しみ
04/09/16 09:53:34 4UTsvxGr
>>182
ネジキはどうでしょう?
私も和斧の柄として使うつもりです。
いまは鎌や大型補虫網の柄や園芸用支柱に使っていますが、
対候性と強度があり、硬く、緻密で加工性も良好です。
また、皮が剥がれず、それが滑り止めにもなります。
乾燥後の割れも少ないです。
幹は通直なものは少なく、普通、ゆるやかにカーブしていますので、
大径のものでなくても曲がった柄が取れます。
185:名無しの愉しみ
04/09/16 18:32:39
斧(限らんが)の柄は強度よりも曲げに強いか否かが重要だと思われ
個人的にはネジキ、イタヤカエデ、ヤマボウシ辺りはNG
ウチは暖地なので寒冷地で伐採した物ならOKかもしれません
186:名無しの愉しみ
04/09/16 19:04:04 nJHnq66B
カマツカは曲げに非常に強い。
細く裂いた材は、ひものように結べる。もちろん、二つに折り曲げても平気。
グミやガマズミも曲げに強い。
暖地の木は、硬いけども、曲げると折れるものが多い。
熱帯の南洋材は、非常に硬くて脆いものが多い。(黒檀、紫檀など)
187:ムカル
04/09/16 20:02:22
ああ、皆さんありがとうございます。参考で自分でいい木探して柄を自作したいと思います。
曲線用の鉋とか、道具そろえるのが大変だが。
イタヤカエデは薄くはがして細かく裂いて、それで籠を編めるそうですね。
何のかんの言って、結構このスレ見ている人多かったんですね。
188:名無しの愉しみ
04/09/17 00:19:08 azZVNY6H
>>187
確かにすごいですね。
ネジキを使った方がいるとは・・斧では、しなる木の方がいいのかなぁ・・
造林鎌や補虫網なんかではネジキのカチッとした感じが好きですけど。
まあ、ガマズミあたりが出てくると、ほんとに使ったことがあるのか?
と思ったりもしますが。
今度の週末、森を歩きながら、斧の柄によさそうなネジキを探すつもりです。
ネジキの幹は曲がりがあるだけに、あれこれ用途を考えながら探すのは楽しいですよ。
189:ムカル
04/09/17 19:57:00 XASFYVDO
ところで、柄の装着方は、貫通したヒツの穴に柄を差し込み、楔を打って固定するのが一般的。
しかし手持ちの斧のうち、アクドールとハスクバーナのものはヒツが貫通しておらず、
楔を打って止めている様子も無い。
どうやって固定しているのでしょうか。
190:名無しの愉しみ
04/09/17 20:07:55
モノを見た事が無いんでアレだが
手持ちの草鉤のデカイやつは穴が貫通していないが
柄を差し込んでネジで固定している、それ用の穴があけてある
191:斧爺
04/09/17 21:15:12 Ft7ODusT
>>189
解体してみたことありますが、柄を途中まで差し込んで、接着剤を流し込んで固めているだけでした。
洋斧は柄に縦に切れ込みを入れて、縦の幅いっぱいの楔を打ち込んでいますが、
(その上から更に鉄の楔を打ち込んでいることもある)
和斧は柄そのものには楔を打ち込まず、柄の脇(上下)に楔を差していることも多いですね。
緩んできたら、釘などをやたらと打ち込むのは、どこの国でも同じですが。
192:ムカル
04/09/17 21:41:16
そういえばアクドールもハスクバーナーも隙間に接着剤がはみ出してましたね。
鍬でも、和式は柄のわきに楔を打ち込んで固定していますな。
ところで、北米産の柄材のうちヒッコリーもホワイトアッシュも白い肌の木ですが、
赤褐色をした柄材に心当たりはありますか?
1984年製の洋画(長くなるので省略)に登場する両刃斧が、まるで紫檀のような色合いの柄だったので。
PS 名無しで書いている人達が持っている斧のメーカーにも、興味あります。
193:斧爺
04/09/17 21:52:25 Ft7ODusT
ホワイトアッシュは芯まで白いですが、ヒッコリーの心材は赤褐色がかっています。
老木の心材は暗赤褐色になるので、その映画のも、ヒッコリーじゃないでしょうか?
194:ムカル
04/09/19 21:04:59 nUWV3LxA
ところで、巨木を倒す際はやはり根を避ける為、足場組んだりしますか?
195:斧爺
04/09/22 13:17:32 nzAOnzWv
>>194
本職のきこりじゃないんで、足場を組むのは、斜面で踏ん張りにくいときだけ。
特に事情がなければ、時間がかかった方が楽しめるので、根元から切ります。
196:ムカル
04/09/22 19:48:10 vInd5s+r
しかし根元のほうが硬いし、面積も広いから大変でしょうに。
インドネシアの巨木伐採では板根を避けるために若木で足場組んで倒しますが、
北米の樵は木に穴を掘り込み、そこに打ち込んだ板に乗って斧を操作しますね。
ガタイの良い白人が乗っても折れたり落ちたりしなかったのかな。
197:おのじい
04/09/22 21:07:02 nzAOnzWv
根元は硬いというより、繊維がねじれていて、木っ端がはがれないのがやっかいです。
インドネシアで昔の切り株を見ても、板根を避けて高いところで切ったのも、
根元から切ったのも、両方ありますね。
現在のは(斧で切り倒した場合でも)、根元から切ったのが多いです。
オーストラリアで、19世紀のユーカリの切り株に、(ユーカリは非常に腐りにくい)
板を打ち込んだ穴がありましたが、板と言っても厚さ4-5cmはあり、折れることはなかったでしょう。
落ちずに斧を振り回したバランス感覚には感心しますが。
198:ムカル
04/09/22 22:04:30
ユーカリは腐りにくいから、現地の斧の柄に使われるんでしょうかね。
しかしさっきのトリビア、日本刀対機関銃、七発で日本刀あぼーん!
日本刀マニアではないが、折れた刀の凛とした美しさが悲しい・・・
しかし軍用ヘリ撃墜できるようなマシンガン使うとはアメもあんまり。
洋斧好きでもこれだけは言いたい!
(斧VSピストルor機関銃ならどういう結果になったんだか)
199:おのじい
04/09/22 22:21:42 nzAOnzWv
やっぱり見てましたか。
さすがアメリカ人、大人気ないですな。
あれで刀が勝っていたら、次はバズーカ?高射砲?と思っていたけど、終わってしまった。
200:ムカル
04/09/23 23:10:46 GFHYmg68
グレンスの両刃投げ斧、思い切って買っちゃいました。
届いてみたら確かに刃が薄い。斧の刃の厚さそのものは以前の>>147の両刃斧と同じなのだが、
刃付けはかなり鋭角になっているのですね。重さは二キロには達していない。
柄はニスも何も塗らないヒッコリーの白木、手触りはいい。
しかし恐ろしいのは切れ味!顔も映るほどギンギンにとがれた刃、それを脛に当てれば
何の苦も無く脛毛がサクサク剃れる!
剃刀以外の刃物でこんな感触味わったのは初めて、思わずゾッとしました。
201:おのじい
04/09/24 08:12:22 Ji0H+NJQ
おお、ついに買われましたか。実物はさぞかし見栄えがするでしょう。
両刃の上に刃が鋭い、となると、扱いや置き場所に注意しないと危険ですね。
私は、グレンスが再びアメリカ式伐採斧を作るまで、気長に待つことにします。
明日から1週間ほど外出(国内)するので、書き込みを休みます。
202:ムカル
04/09/25 14:45:22
わたくしも、四日ほど外出の為休業します。
203:名無しの愉しみ
04/09/27 11:45:48
アックススラッシャー・メイメイ
URLリンク(cgi.f42.aaacafe.ne.jp)
204:名無しの愉しみ
04/09/29 09:11:04
斧
205:名無しの愉しみ
04/09/29 23:51:25 bex+jZsN
二人とも居ないと、書き込み無いね。
206:名無しの愉しみ
04/09/30 01:58:59
>>205
お前がネタふれ!
207:名無しの愉しみ
04/09/30 20:44:44
斧はハクスバーナ
208:ムカル
04/09/30 22:18:32 Qk/KFxWB
帰ってきたので久々にカキコ。
外出中、立ち木の駆除にかこつけて大っぴらに斧の切れ味確かめて見ました。
使ったのは以前古道具市で買った中古の柄の握り具合が最高の洋斧と、
先日買ったグレンスフォシュの両刃斧。持ち運びにはギターケースを使いました。
さて、早速直径3~40cmの半分朽ちたナナカマドを伐ってみる。
ナナカマドは硬くて燃えにくく、植物名の由来からして「七回竈にくべても燃え残る」とか
「七日間竈に入れて炭に焼く」というぐらい。しかし生木だったせいか、斧の食いつきはなかなかいい。
ところがやはり古い斧の悲しさ、伐り進むにしたがって柄が緩んで抜けそうになって怖い。
周囲には家もあるゆえ、刃がスッポ抜けてガラスでも割ったら一大事。ニ、三回ふり下ろしては石に突き当てて
柄を打ち込み、隙間に木っ端を打ち込んでは騙し騙し伐り進む。そんな感じ。
握り具合は最高なのに残念。それでも朽ちた部分がそのまま追い口になり、
上手い具合にドサッと倒れてくれました。
209:ムカル
04/09/30 22:33:27
伐採作業には古い西洋斧のみを使いましたが、枝打ち、玉切り作業には例のグレンスの両刃斧を使いました。
しかしこれが恐ろしい。恐ろしいほどの切れ味なのですね。生木とはいえ、硬いナナカマドの直径15cmあまりの枝が
面白いようにザクザク切れる。大して筋肉があるわけでもないのに、まるで樵大会の
マッチョの樵が伐った様な滑らかな切り口。さすがに全部始末した後は筋肉痛に苦しみ、
そしてその斧で脛毛剃るのは無理でしたが。
しかしグレンスの両刃斧、マジで凄い、掘り出し物です。
問題は柄が抜けそうな古い洋斧。ナナカマドは柄の適材だそうですから、
持ち帰って換え柄を自作できればいいのですが、持ち帰れなかったのが残念でした。
210:ムカル
04/09/30 22:56:18
>>207
七年ほど前に買ったハスクバーナーの青く塗られた斧持ってます。
刃が厚いので薪割り専用ですね。
211:名無しの愉しみ
04/10/01 03:37:24
このスレは刃物板に行かないのですか?
212:名無しの愉しみ
04/10/01 07:44:00
何で裕香の陰謀に従う必要がある?
213:おのじい
04/10/01 17:06:45 XJUIDN/j
帰ってきました。
ムカルさん、楽しそうなことしてたんですね。買って間もなく、性能を試す機会があるとは、運がいい。
しかも、硬い木ですからね。これが杉などの柔らかい木だと、どんな斧でも研いでさえいれば
そこそこ切れるから、実力判定には使えない。
ナナカマドがそんな大木になるとは知りませんでした。
九州には高山にしかなく、見たことがないので、もっと小さな木かと思っていました。
214:ムカル
04/10/01 20:49:36 YexUh6sM
やはり適地の落葉広葉樹林帯で、しかも畑の境に植えられていたので
肥やしが効いて大木になったようです。年輪の間隔もかなり広かったし。
そのせいか、多少軟かった気がします。
ところで斧爺さんは斧を握るとき、軍手ははめはすか?
自分は初めて木を伐ったとき素手で握り、豆できまくりで辛かったので
以後は必ず軍手つけています。
ニスで塗られてツルツルした柄だと余計に豆が出来やすい。
215:おのじい
04/10/01 23:13:00 XJUIDN/j
試行錯誤の結果、革手袋が一番だと思いました。
もちろん、毎日斧を使って、手の皮が丈夫になれば、素手が一番なんですが。
使い心地では豚革、耐久性では牛革がいい。ホームセンターで売っている千円前後のでいいです。
軍手は、ゴム無しのだと滑るし、ゴム付きのだと手と軍手の間が滑るので、
私はあまり好きではありません。
216:名無しの愉しみ
04/10/01 23:21:20
>>214
燃えにくい木だから、と言って硬い訳では無いです
ナナカマドはかなり軟い木ですよ
217:ムカル
04/10/02 00:03:59 9M9YLhjE
>>215
皮手袋ですか・・・自分は大抵ゴム付き軍手ですが。
なんか革だと蒸れる気がする。
>>216
すると「生木なら柔らかい」ということですかね?乾燥したナナカマドの枝は
ものすごく硬かった気がします。
生木のナナカマドは確かに燃えにくい。かつてアイヌは冬季の狩りで野営する際、
雪の上で火を焚く際はまずナナカマドを何本か伐り、その丸太を踏み固めた雪の上に敷き、
その上で焚き火しました。こうすれば過熱で雪が溶け、火が消えることも無い。
しかしそんなナナカマドでも、乾燥させれば案外火がつく。そればかりか火力も強く、
火持ちも良く、大量の熾火を残すので楢や樫の様に薪材としては優良かもしれません。
218:おのじい
04/10/02 00:20:05 CkkA0bJo
丸一日切り続けて手が傷まなかったのは、革手袋だけです。
汗でぐしょぐしょになるので、蒸れるかどうかは、考えてもみなかったです。
広葉樹は、生木のとき柔らかくて、乾燥すると硬くなるのが多いですね。
生木のとき粘りがあるのに、乾燥すると脆くなる木もあります。
ナナカマド、どんな材質か、一度見てみたいです。
219:ムカル
04/10/02 21:28:53 PzZ58tiP
本日の「タイタニック」、鎖に繋がれたジャックを斧で鎖切って助けるシーンがある。
そこに登場する消防用斧は赤く塗られていたような気がしますが、
実際20世紀初頭からあのように赤くペンキ塗りだったのでしょうか?
220:おのじい
04/10/04 16:48:50 1H+KowpK
形も塗装の色も、時代的には、あっても不自然ではないものですが、
消防専用斧、というより、典型的な普通のアメリカ式伐採斧に見えます。
剣付き消防斧は、あの時代にはまだ考案されていなかったかもしれませんね。
石斧に関しては、詳しい解説をした書物があるのに、鉄の斧に関しては、
断片的な情報しか得ることができないのが残念です。
アメリカ式が発明された後、ヨーロッパにも普及したのは確かですが、
バイエルン型とか、スカンジナビア型が元からあったのか、アメリカ式の影響を受けて
新たにデザインされたのか、など分かりません。
日本でも、金太郎型まさかり(アメリカ斧を大きくしたような形)が、どういう経緯で現れ、
いつ、なぜ忽然と姿を消したのか、納得のいく解説を見たことがありません。
221:おのじい
04/10/04 16:51:25 1H+KowpK
「荒野の7人」で、チャールズブロンソンが使っていた斧も、変わった形でしたが、
あれもアメリカで考案された形でしょうか?
222:ムカル
04/10/04 21:49:23 FaVI1F7w
金太郎型の鉞は道具というより、武器じゃありませんか?
ただ刀や鑓ならまだしも鉞はよほどの豪傑でなくては扱えないから廃れた、とか。
しかし近世の版画や絵画では、明らかに脚の長い和斧じゃなくて金太郎型の鉞で木を伐っている場面があるし。
もっとも絵師は樵の仕事風景を見たことが無く、想像で描いたのかもしれない。
ちなみに和斧の側面には片側に三本。もう片方には四本の筋が刻まれている。
これは「山の神と鉄の神に仕事の安全を祈る」意味であるといいます。
中には「斧が木に吸い付かないための空気抜き」という解説があるが、これは正しいとはいえない。
筋の無い洋斧でも充分使えるし。
西部劇はあまり見ないのでよくわかりません。今度見てみます。
遠藤さんの本の中の一文に「西部劇の中で、大男が両刃斧で薪割りしている場面がある」とあったが、
両刃斧は薪割には不便ですね。反対側で楔打てないし。
そういえば伐採のとき、受けは斧で刻み、追いは鋸で挽き伐る。最後に楔を打って倒す。
しかし両刃斧は楔打ちには使えない。楔打ち専用の片刃斧持っていったのかな?
223:名無しの愉しみ
04/10/04 22:14:01
>筋の無い洋斧でも充分使えるし。
ツルツルの鏡面に仕上げてある包丁も多いが、空気抜きの槌目や穴開き包丁も多い
どっちも問題無く使えるが、ドチラが正しいかってのとは論点が違うと思われ
>楔打ち専用の片刃斧持っていったのかな?
倒す位置を決める必要が無いなら(何処へ倒れても構わないなら)
別に楔を使う必要性は少ないと思われ
224:ムカル
04/10/04 22:27:31 FaVI1F7w
>>223
直径30cm位の木は楔を打ち込まなくても倒れるが、ある程度の巨木になると
鋸で挽いている内に木そのものの重さで鋸が締め付けられて動かなくなるため、
どうしても切り口に楔を打つことが必要、と聞いた事があります。
225:おのじい
04/10/04 23:02:56 1H+KowpK
ニュージーランドのカウリの巨木を斧と鋸で伐っている写真を見ると、
必ず大きな楔を何本も使っていたようだ。
倒した木を玉切りするのにも、楔は必ず使っていた。
木の内部には、引っ張り、圧縮、ねじりなど、多くの力が複雑にかかっていて、
大木になると、それらの力が切り口を締めて、鋸を挟みつけるから、楔は絶対必要。
斧の腹の溝に、空気抜きの効果がある可能性は否定しないが、最初からそれが目的ではないことは、
和斧の溝の方向、深さ、幅などがまちまちで、ごく細い筋しか入れていないものも多いことからも推察される。
儀式的意味合いから付け始められた、と見る方が自然だと思う。
摩擦軽減を図ったものとしては、腹(側面)を肉抜きし、ホローグラインドのようにした枝打ち斧などがある。
226:名無しの愉しみ
04/10/05 11:20:42
二人がかりでバッサリやられたねw
227:名無しの愉しみ
04/10/05 11:52:43
昔見たTVで、カナダのきこり達が比較的小さな手投げ斧(全長5~60㎝くらいか)を
年輪の真ん中に当てるゲームをしてて、その斧で髭そってる人もいた。
ムカルさんの購入した両刃斧も随分と斬れ味が鋭いと書いてありましたが。
手投げ斧とは、そんなに鋭いんものなんでしょうかね?
228:おのじい
04/10/05 17:23:58 jqx9oeRA
>>222
またまたカウリの話ですみませんが、楔はとても大きく、斧の頭よりも巨大で、
打ち込むのには、大きなカケヤ(木槌)を使っていました。
アメリカでも、大木を伐採するときには、大きな楔を、木槌で打ち込んでいた可能性があります。
229:ムカル
04/10/05 20:41:08 mNxw+rb4
>>227
投げ斧全般が鋭いか、は寡黙にして存じませぬ。
ちなみに、グレンスの斧のうち職人が「我ながら良い出来栄えだ!」と自負したものは
職人のイニシアルを入れるとのこと。(それ以外の作品には入れていない、という証拠は無いが)
例の両刃斧には「UN」のイニシアル入り。ユーリク=ニルソン氏の製作でしょう。
確かに切れ味は保証モノです。
しかしグレンスの斧には「斧の本」が付いているはずなのに、付いていない!
問い合わせてみたら「両刃斧にはついていない」とのこと。残念至極です。
>>228
カウリは、節が無く長大な材が取れ、軽くて加工しやすいので材として最適。
そのせいで伐られまくったそうですね。
日本の杉や檜のように、植林することは無かったのでしょうか。
230:おのじい
04/10/05 21:22:42 jqx9oeRA
カウリの植林は、少しはしていますが、成長が極めて遅いので、
(私が買った土産物で見ると、年輪幅1mm以下)
商業ベースの用材としての育成は難しそうです。
斧の本、付いてなかったですか。あそこは対応がいい加減ですから、さもありなん。
手斧でも買ったらいいかも。品質はいいのなら、小さいのも役に立つでしょうから。
231:名無しの愉しみ
04/10/06 15:54:17 7dwuS9q1
>>229
「斧の本」は以前カタログ請求したら、ただでついてきましたよ。
232:名無しの愉しみ
04/10/06 16:05:16
>>229
レスどうも、あ~ますます両刃斧欲しくなってしまった(笑)
233:ムカル
04/10/06 22:31:48 8I0vo7n2
新宿や渋谷のハンズで売られていたグレンスの斧にはちゃんと斧の本ついていましたがね。
一番高い両刃斧買ったのに・・・。薪割りが必要な生活ではなく、手斧買うよりは鉈を選ぶ嗜好なので
当面はあきらめます。
ちなみに両刃斧は、柄の長さ90cmがあと一本、75cmはあと二本しかないとか。
買うなら今のうち。
>>230
カウリはそんなに成長が遅いのですか。昔あったような幹周り22m、樹高70mのような大木になるには
どれだけの年月がかかるのやら。
しかしニュージーランドに北米加州から移植したレッドウッド、あの樹齢二千年で樹高100mになる木は、
わずか百年で樹高60mにもなったとか。この差はいかに。
234:ムカル
04/10/09 15:56:21 MTF7ihWt
カナダの木こり競技
URLリンク(www.fujiwaragakuen.com)
235:おのじい
04/10/09 22:15:18 SaX0cwvs
>>234
昔は日本のテレビでも、北欧あたりの木こり競技をよく放映していたのですが、
もう長いこと見ていません。
たまに映像が出ることがあっても、数十秒か、せいぜい数分しか見せない。
236:ムカル
04/10/09 22:24:11 jZCYzzt4
あと、スペインのバスクでも、斧で丸太切る競技がありましたね。
北海道の道東置戸町なんかでも「木こり大会」やってますが、
あそこでは鋸で丸太を輪切りにする早さ競うものですね。斧は使わない。
斧は白人の競技か。
237:おのじい
04/10/09 22:45:01 SaX0cwvs
そうですね。前にも書きましたが、
日本では、伐採の主道具として斧を使う習慣は、例外を除き
江戸時代の中期までにはほとんど消えてしまったようなので、
斧で切る、という行為が一般には親しみが無いからでしょうね。
鋸を使う競技でも、日本のは鋸も小さく丸太も細いことが多いので、
西洋の競技に較べると迫力が無い。
238:ムカル
04/10/11 00:55:29 uPGxPnGB
以前「斧の左打ち込み」書いておられましたが、どの程度正確に打ち込めます?
239:227
04/10/12 14:52:08
>>234
ありがとうございました。最近はCATVで見たような・・・。
240:おのじい
04/10/14 15:58:37 YWrpK+DU
>>238
なんとか左からでも打ち込めるようになった、というくらいのものです。
雑で不正確でも、左打ちができると体の左右が均等に疲れて、持続力が大幅に上がるので、
少なくともその点は得ですね。
241:ムカル
04/10/14 20:09:55 OTV6gAZZ
左から打ち込むと、どうしても力が入らず深く伐り込めませんね。
外しやすくもあるし。
大木に受けを入れるとき、二人がかりで向かい合って斧を入れている写真をみたことがあるが、
実に器用なものです。
242:ムカル
04/10/16 20:04:05 LBQ08kg4
今まで伐採の話ばかりでしたので、今度は薪割りのことも語ってください。
これなら話に入れる人も多そうなので。
自分自身は、満足に薪割りしたことありません。せいぜいキャンプ場の杉の背板薪を
鉈で割ったぐらい。
あとは、実家に有った廃材を、北海道の家庭には一家に一本ある「氷割り用のつるはし」の片側、
斧型に削られたほうで割ったくらい。刃が薄く、しかもナマクラだったので超わりにくかった。
243:おのじい
04/10/17 18:52:43 /1RboZED
薪割り、ですか。
私の家は、私が10歳ころまで薪風呂だったので、薪割りはずいぶんしました。
直径20cm以下の松の玉切りを小さなアメリカ斧で割るだけでしたが。
その後、薪風呂から灯油風呂になったので、次に薪割りをしたのは大人になってからでした。
インドネシアに行くようになって、薪割りにも色々あり、短く玉切りにした丸太を上(木口)から
割る、という以外にも、薪を作るやりかたがいくつもあることを知りました。
続く
244:ムカル
04/10/19 20:18:53 o056U0Qp
薪割りの方法といえば、良くある台の上に薪を立ててバサッとやるもの以外に、
切り口が水平じゃなくて立たない薪を丸太に立てかけて割ったりするのがありますね。
あと、薪を立ててやるものでも、斧を食い込ませてから半回転させて持ち上げ、
斧の峰を台に打ち付けてその衝撃で割る、という変わった方式がある。
以前NHKの「名曲アルバム」みていたら、オーストリアはチロル地方の村人がこの方式で、
直径40cmもあるような丸太を軽々わっている場面があって驚いた。
ただ、西洋式の曲線の柄はこのような「反対からの衝撃」に弱く、これで薪割すると
折れる危険もあるとか。
245:おのじい
04/10/19 20:54:22 U+E0jgkU
曲線の柄が反対からの打撃に弱いのは見た目からもそう思いますが、
それ以前に、逆に持つと非常に振りにくい形ですね。
西洋の斧でも、反対側も使う設計になっている、両刃斧や薪割槌の柄が直線なのは、
両方の理由からでしょう。
それでも、柄の端にノブを付けて、すっぽ抜けが予防する配慮がしてあるのは、
洋式ならではですが。
246:名無しの愉しみ
04/10/19 21:42:33 T5IXBls5
だれか、通販でショートハルバード買った人いないかな?
247:名無しの愉しみ
04/10/19 22:20:58
>>246
こっちの西洋武具スレで聞いたらいいかと。
スレリンク(hobby板)l50
248:名無しの愉しみ
04/10/22 19:44:22 MDwkdbhM
age
249:ムカル
04/10/23 01:31:12 dsr/Uwmk
ホームセンターで売られている、薪割り用の和斧はどうして頑固に直線の柄をまもっているんでしょうかねェ
曲線のほうが使いやすいのは知れたことなのに
250:名無しの愉しみ
04/10/23 17:58:59
伝統です(w
加工コストがかかるし、曲線分材料も余分に必要
結果的に製品自体の価格を上げてしまう
ホムセンで斧や鉈を買う人の大半がそうだとは言わないが
同程度の物なら、安い方がイイってコトさ
曲線と直線を納得いくまで使い込んでから購入を考える人も皆無でしょうしね
251:名無しの愉しみ
04/10/23 21:30:10 5H94yK9T
そういえば、グレンスフォッシュの斧、替え柄もけっこういい値段してますね
曲線柄はやはり高くつくんでしょうね
鉈の柄は、やはり片手使い用だからか、すっぽ抜けないようにコブが付けてあるようですが
252:名無しの愉しみ
04/10/23 21:34:35
おい!!>>251が防犯専門家名乗ってスレ立てたぞ
サバイバルスレだって
斧の知識貸してやれ
スレリンク(hobby板)
253:先祖返りしてきこり
04/10/23 22:35:17 Ew3VLIo7
斧はいまや、ヤー(クサビ)を打ち込むハンマーや、木に食われたチェンソー救出用具にしか使わないなあ…枝はつりもチェンソー、枝打ちも鋸しか許さない所が多いし…
ああ、ジイサンの青銅鋼尾鷲斧をつかう機会はあるのか…
254:きこり
04/10/23 22:48:01 Ew3VLIo7
STILLの枝打ち斧やバイエルン斧が欲しいが、使うところがない。普通の土佐鉈で十分だったりする…枝木払いなら、昇り鎌やウナギ鉈、あるいはマシェトが便利そうだしな…薪割りも、大量なら薪割り機やチェンソー、少量ならおたふく刃の鉈が便利だし…
きこりの象徴、斧よ!お前はどこへいくのか!(まあ元々古い林業地域では、木を叩ききるタイプの刃物は「ヨキ」と呼んで、区別していないわけだが)
255:ムカル
04/10/23 22:57:15 uI8bRnPP
>253
>青銅鋼尾鷲斧
なんだか凄い名前ですな。それどんなモノですか?
斧の立場はどんどん狭まっておりますが、やはり災害に備えて脱出用の斧は持っておくべきですな。
マジで地震怖い・・・
256:きこり
04/10/24 13:04:23 4ij9nJCm
>225
尾鷲斧や久万型斧(むしろこっちだな)は、普通のハの字型の刃の斧(吉野型・バイエルン型)ではなく、刃頭が柄の延長まである枝打ち用の片手斧です。私のものは(有)西山商会の『枝打斧B型」とほぼ同じ形です。
太い、特に固いヒノキの枝を落とす場合、普通の斧では刃先の重心が軽く、またブレードの長さが足りないので、そんな形になっています。
257:きこり
04/10/24 13:12:50 4ij9nJCm
(続き)安来青銅、あるいはS35青銅入り鋼でつくられているのは、普通の鋼鉄だと、重量のある刃で固く太いものを斬ると刃こぼれしやすく、また硬い鋼は研ぐのに時間がかかるため、あえて柔らかい青銅にしているとのことです。
258:きこり
04/10/24 13:33:07 4ij9nJCm
現代のきこりが斧を使う「公式」の場合は、「労働安全衛生法」で「チェーンソ等の振動機械を使うのは一日2時間まで」となっているので、伐採木を枝払いして丸太にする作業で、その時間を越えた場合だけですな…まあ、ほとんど守られていない(仕事が終らん)けど。
259:きこり
04/10/24 14:34:15 4ij9nJCm
勉強になるスレだなあ…まあ、田舎の本職よりも都会の趣味人の方が道具に詳しくなる事はよくあることだが。コストを考えると、「道具より技術と経験・体力で乗りきろう」になってしまう→結果、技術と経験のない若手が消え、体力を失ったじいさんが事故であぼーん…
260:ムカル
04/10/24 21:18:29 QBx4Dlg0
本職さんのカキコでありますか。
ここに和式刃物の類の画像いろいろあります。
URLリンク(tosahamono.com)
直径30cmくらいの杉を倒すのに斧と鋸では20分から30分かかるというから、
やはり本職の世界ではそんな悠長なことはできずにチェンソー使うんでしょうね。
チェンソー使用時間に規定があるのはやはり白蝋病予防ですか?
あと、書くとき「改行」すれば思う存分書けますよ。
261:チョベルグ
04/10/25 00:00:21 gQ3qImna
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´∀` )< URLリンク(www.skystone.jp)
⊂┯⊂ ) \_______
ヽヽ ヽ ヽ≡=- (´⌒(´
( ヽ(__)≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
Σ(( ̄(◎) (´⌒(´⌒;; キキーッ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
見て納得、買って納得、着けて納得⇒激安ナウイ!
262:おのじい
04/10/25 16:34:26 2vkrdpzN
あれれ、しばらく見ないうちに面白くなってますね。
現代流通している斧の大部分は、職人の道具というより、趣味人のアイテムとして
使われているでしょうが、それはそれでいいと思います。
趣味人のアイテム、と言っても、カスタムナイフなどと違うところは、ほとんどの人が実際に
使用するために買い求めることでしょう。
カスタムナイフを実用のために買う人もいますが、鑑賞用に集める人の割合が大きいようです。
日本刀だと、ほとんどの所有者は観賞用に買います。
現代の斧の扱われ方、けっこういいと思います。
趣味で使う人がいなくなると、生産量や流通量が極端に少なくなるし、観賞用ばかりになると、
いかにも飾り、といったデザインの、実用には不向きなものばかり出回るかもしれない。
263:きこり
04/10/25 18:46:06 Q+EbS3Hl
>260
BB環境不能村在住のため、PCでネトをやる気が起きず、携帯でたま~に繋ぐ程度に。携帯で改行を多くすると、すぐにバイトオーバーしまつ…
この中途半端山村め!奥地の「僻地・秘境レベル」村なら逆に光や衛星でBBなんだが…
264:名無しの愉しみ
04/10/25 18:46:50
>誤字脱字を嘲り笑って、それで人生なりたつのだから
>御立派まあ君の人生だから好きにしな
コラコラw いつ誰が誤字脱字嘲り笑ったの?w
被害妄想もいい加減にしろやw
俺は馬鹿と言われた位で発狂してんじゃねえよガキっていっただけだぞw
んで馬鹿と書いたの俺だと勘違いしてるようだから違う事を証明しただけw
まあ、チミみたいな痛い奴なら、
他の板でも散々誤字脱字その他諸々で、
煽られ馬鹿にされまくったのは容易に察しが付くけどww
もちろん現実社会でも馬鹿にされてんだろーなww
>別に死ぬ訳でもリストラされた訳でもないからね。
何かこう、窓際の中高年の哀愁のようなものが感じられますなァw
まあ頑張れよ、オッサンw
ちなみに私は役人なのでリストラなんてないから。
平日の昼間からネットでピコピコ遊びながら給料貰える特権階級だぜw イヒヒヒw
おまえら民間のジジイは俺の為に汗水流して税金払えよ っぷw
265:名無しの愉しみ
04/10/25 19:01:25
何処の誤爆だ?
266:きこり
04/10/25 19:02:32 Q+EbS3Hl
学生時代にネパールからなんとか誤魔化しきって持ち込んだクックリ、山で無くしたんだが
東京・大阪にいたころは、すぐに買えたんだがなあ…ハンズなどで買える道具がフル回転使用できる環境に住めば、そんなものは手に入らない(住環境+経済的に)と…
高価な刃物を眺めていた自分→安刃物を使いまくる自分。思えば遠くに来たものよ…
267:きこり
04/10/25 19:18:19 Q+EbS3Hl
本日、村内放送スピーカーから
「熊が○○地区山中に出没しました云々」
一週間後、その山中で仕事をする予定の男は、それを聞き、以前鹿の解体の時に首を飛ばした年代物のボロ片手斧を、今夜念入りに研ぐ自分の姿に萌えたのであった…
268:おのじい
04/10/25 19:31:38 2vkrdpzN
きこりさん、どこにお住まいですか?
斧を研ぐ男って、きこりさんのことでしょう?
269:きこり
04/10/26 12:25:49
紀州でつ。
今度、上富田というところで「間伐体験」というのを、県の林業センターが一般参加でやる(7000円は高いな…)そうでつが、どこでも行政やらNPOなどが同じような事をしていまつので、都市部の人が、愛『斧』をブンブン振るうには良い機会かと…
270:きこり
04/10/26 12:36:20 R49Iu8ov
まあ、個人で山主の了解を得ることができれば、最も良いのでつが…
私も、奈良なら親父と伯父が持っているミニ山林がいくつかありまつ。そこでよろしければ『愛斧』を振るって頂けまつが…
このあたりなら、行政に予算がなく放置されている登山道、森林公園などをボランティアで整備すると村役場に言えば、おお喜びで伐採させてくれまつ。
271:名無しの愉しみ
04/10/26 13:06:43 R49Iu8ov
首都圏でも、県町村有林レベルで、予算消化のために森林公園・遊歩道をつくってしまった田舎町村は、行政の担当者が維持予算不足でヒイヒイ。テキトーにNPO申請を県担当部署に提出しておき、『ボランティア団体○○ NPO認可申請中』の肩書きで、町村役場の担当者を訪ねれば…
伐り放題
272:ムカル
04/10/26 19:39:02 3HKMOyeQ
うちの近所は公園の整備は行き届きすぎているので、さすがにそれは微妙ですな。
雑木林が宅地開発であぼーんされるとき、前もって土地所有者に頼んでおけばよかったのかもしれない。
273:おのじい
04/10/26 21:26:06 5AxYY0OZ
消えていく雑木林はいくらでも目に付くんですが、所有者が誰で、どこに住んでいるのかが分かることは
ほとんどありませんね。
地主のほとんどが、遠い所に住んでいるから、探しにくいんですが、残念なことです。
それに、宅地造成が目的の場合、頼んでもまず切らせてはくれないでしょう。
相手は短期間に終わらせたがっているから、悠長に斧で切らせるはずがないし、こちらも切った木を片付けるのは
難しい。
まして土地を削って整地するところまでやれ、と言われたらもうお手上げ。
274:ムカル
04/10/27 21:12:47 Tkk1xoI2
切り倒すにしても、伐採後搬出しやすい方向に倒せと言われたら大変ですなあ。
275:名無しの愉しみ
04/10/28 00:18:02
ゲッターロボを飽きずに何度も見ていたら斧の魅力に憑り付かれてしまった。
本当に斧良いよなぁ。小ぶりでぶん投げられるいい斧はないもんだろうか
276:ムカル
04/10/28 02:00:07 FXfaIAfg
とりあえず、アメ横の「マルゴー」にはトマホークがいくつか売られていましたよ。
値段は知らないが。
277:きこり
04/10/29 19:42:05 fwWTtrrc
>272>273
私は元都市住民(生まれ育ちは大阪・大学就職は東京)なので、その感覚は分かります。
しかし、大阪や東京でも車で2時間ていどのところ(東京なら奥多摩―あきるの市あたりから)で
「搬出しなくていいから伐ってくれ!」「町のパンフレットに『登山遊歩道』とは載せたものの…」
我が過疎村などは、年々雑木林が拡大…本来村の有志で整備するはずの「竹林公園」に手が回らず、竹、木、草でジャングル化→低賃金きこりの私達が今やっていたりします…
278:きこり
04/10/29 20:09:41 fwWTtrrc
高さ7~8mほどの道路法面からつき出た木を伐るときに
「木に手足をかけてよじ登り、自分が足を置いている木自体とその周りの木を伐る→さらに登って伐ってゆく」
という、危険な作業?をしましたが、そんな場合は、重い上キックバックや引き込まれたりする(下はアスファルトなので、落ちたら死にかねないし…)チェンソーより、ベルトに差したり背中に縛りつけられる『斧』や手鋸が便利ですね。
279:おのじい
04/10/29 20:38:58 rF2URFCJ
>>278
木に登って切る、という状況だと、さすがの斧好きの私でも鋸を使いますね。
斧だと、体を支えながら切ると力が入らないし、体も揺れて怖い。
テレビで見た職人は、立ち枯れの杉の大木を切るのに、命綱や安全装置で体を支えて、
チェーンソーで上から切りながら降りていました。
280:名無しの愉しみ
04/10/29 22:36:59
立ち木を切る時は下の枝を落としながら登って行く
下の枝を残した状態で上から切ると、下の枝でハネて落下地点が予測出来ないので危険
ノコで枝を落としながら登って行き、チェンソーをロープで引っ張りあげて
上から切って行く場合が多いでしょうね
281:ムカル
04/10/30 02:37:15 Zx41grz1
ところが、20世紀初め頃の映像に米国カリホルニア州でレッドウッドを伐採する木こりが、
地上相当高いところまで上り、そのロープで体を支えて斧を振るい、直径1mはあるその木を伐っている場面がありましたよ。
受けを刻んだ跡、どうやって反対の追い口側まで移動したものか。
それにもし倒す方向誤ると、地上と違って逃げられないから大惨事ですな。
282:名無しの愉しみ
04/10/30 20:09:23
20世紀初め頃にチェーンソーがあったら、その木こりは斧を使ったんだろうかね?
283:ムカル
04/10/31 21:21:47 ny6KkZk9
しかし初期のチェンソーは振動がひどく、白蝋病の危険が今以上に大だったといいますから
有っても高い場所で使えたものか・・・
ところで木こりさん、紀州では直径何センチくらいの杉を間伐していますか?
「木材」として出荷されるのは直径何センチ以上、樹齢何年以上のものですか?
284:おのじい
04/11/01 22:28:13 OjO1m45h
以前書き込みいただいた、ネジキを柄に使う方、見ておられたら教えていただきたいのですが、
ネジキは芯を持った丸太のまま削って形にするのですか?
それとも芯を除去して製材し、それから形を削り出すのですか?
最近群生地を見つけて、中にはかなり太くて素直な形状の幹のものもあったのですが、
どちらの方法で柄を作ったほうがいいと思いますか?
私の一番好みのカマツカは小さい木がほとんどで、両手遣いの斧の柄の材料が採れるのは
ほとんどありません。
次に好んで使うグミはもっと小さい材しか採れません。
これらに替わる木で、長い材が採れる木がないかな?と探しているんですが、ある程度硬くて、
しかも非常に粘く折れにくい木、となると、なかなか見つかりません。
285:おのじい
04/11/01 22:38:52 OjO1m45h
きこりさんやムカルさんは、お勧めの柄の材料はありますか?
ヒッコリーの厚板や角材が売っていたら、それで作ればいいんですが、
日本ではほとんど扱っていないようですし。
ところで、生木から作り始めた場合、半年から1年も乾かせば、もうほとんど反りませんが、
その後2-3年は少しずつゆるやかに収縮するようで、きっちり嵌めたはずが、いつのまにか
柄と柄穴の間に小さな隙間ができていたりします。
木槌など、柄も頭も木だから、キツキツに嵌めたのが緩んで、抜けてしまったことがあります。
286:ムカル
04/11/01 22:59:18 FHxvx8ZI
私は実践したことが無いのでなんともいえません。
ヒッコリー手に入れるしかありませんな。
丸太を半割りにするのはやはり「芯を抜く」ためですよね?
芯があると割れるから。
287:おのじい
04/11/02 18:17:53 l43yU0GQ
柄の話はネジキさんが来られるまで置いときましょうか。
[collins axe]で検索してたら、アメリカの道具博物館のサイトがあって、
ヨーロッパ式斧と初期のアメリカ式斧の他に、イギリス式伐採斧の写真が掲載してありました。
ロビンソンクルーソーが使っていた斧はこんな形だったのか?と思いました。
ヨーロッパ式も、イギリス式も、初期のアメリカ式も、柄の形は日本式とほぼ同じです。
288:ムカル
04/11/02 22:39:43 Pl/Izlj2
[collins axe]って、そもそも何ですか?
そういえば、少年時代のワシントンが桜の木を伐ったときに使った斧は、
どんな形だったんでしょうかね?
289:おのじい
04/11/02 22:55:21 l43yU0GQ
[collins]とは、ムカルさんがニッチリッチキャッチから買われた両刃斧のメーカーです。
私もあれから同じメーカーの「ボーイズアックス」を買いましたが、硬さが程よく、良さそうな斧です。
[collins axe]というラベルが貼ってあったので、検索してみたら、沢山出ていました。
もっとも、ほとんどがアメリカのサイトで、欲しくてもどうやって買ったらいいか、分からないんですが。
ちなみに、一番でかいのは、6ポンドまであるようです。(両刃斧で3.5ポンド)
290:ムカル
04/11/02 23:07:31
失礼、自分の得物をしっかり観察していなかったのは迂闊でありますた。
6ポンドというと薪割り用ですかね?
291:おのじい
04/11/02 23:19:54 l43yU0GQ
薪割り専用斧は[maul]と呼んで区別するので、違うんじゃないかと思います。
私が持っているオーストラリアの競技用斧が5.5ポンドなので、6ポンドのは競技用かも。
[dayton axe]と書いてありましたが、どんな形なのかは分かりません。
ちなみに、ニッチの両刃斧やボーイズアックスなどは、「ミシガンパターンアックス」なんだそうです。
292:ムカル
04/11/02 23:30:31
確かに薪割り専用の厚い斧はマウルでしたね。
しかし、グレンスの「アメリカ式伐採斧」はいつ出るのやら。
「2004年夏に販売」とホームページにはあったのに。
293:名無しさん
04/11/03 00:18:51 LkuIy7wP
☆1日30分程度の作業でOK☆
■お金がドンドン振りこまれる、自動振込み通帳の作り方教えます■
●今までこんな方法気が付かなかった●
●画期的ビジネスの登場です●
今すぐクリック
↓ ↓ ↓ ↓
URLリンク(www.freeprice.jp)
必ず紹介ID【C259】をお書きください!
294:おのじい
04/11/03 21:11:57 5B+JMYAy
グレンスのアメリカ式伐採斧、期待してたんですけど、結局出ない気がします。
ところで、ムカルさんは手斧より鉈派だそうですが、どんな鉈を使っておられますか?
295:ムカル
04/11/03 22:57:16 IwhjuAcQ
金物屋で14000円で買った剣鉈に角鉈。
買ったばかりのときは臑毛剃れましたが、今ではさすがに無理です。
ネットで見た沖縄伝統の山刀「ヤマンガラス」、二十四センチという刃渡りの割に
一万五千円くらいと安価なので、興味あります。
296:おのじい
04/11/05 18:48:55 gnH+J3Zf
私は20代までは鉈派で、2000-5000円台の角鉈を使い続けていました。
30代からは太めの木には手斧、細い木や竹、蔓には鉈鎌や蛮刀、と使い分けています。
最近、また鉈を使ってみようかな、と思うようになりましたが、なかなか好みに合った鉈が見当たりません。
片刃の角鉈が欲しいんですが、ヤマンガラスなんかも魅力を感じます。
ヤマンガラスのような全鋼のは研ぎはやや骨が折れるけど、丈夫さは最高です。
297:名無しの愉しみ
04/11/06 21:49:35
>>296
鍛冶屋に注文して造ってもらいましょ。
白紙、6000~8000円位で出来そう。
298:名無しの愉しみ
04/11/07 00:21:47 fxzet01C
新参者で書き込みを躊躇していたのですが、思い切って書いています。
もし良かったらお教えください。
最近薪ストーブを入れ、今年分は薪もいっしょに購入したのですが、来年以降
は自分で調達、薪割りをしようとまずはホームセンターにて3900円の薪割り斧
を購入しました。とりあえず手に入ったコナラの直径20~25cmのものを
割った限りでは、意外やこんなものでも十分使えるという印象でちょっと拍子
抜けしてしまいました。(まだまだ打ち損じは多いですが。。。)
実は、これで練習した後に、グレンスか国産の
菊重 URLリンク(www.the-japanese-trading-post.com)
トヨクニ URLリンク(www.toyokuni.net)
等の購入を検討していたのです。値段相応(2~4倍以上)の切れ味の違いと
いうのはあるのでしょうか?(もっと硬い木だと差がでるとか?)
グレンスは断面形状が異なるので、それなりに違いは感じられるのでしょうが
国産の場合、形状に大きな違いはありません。刀やナイフであれば製造方法で
切れ味が変わるのは良く分かるのですが、斧の場合は形状が支配的なような気
がしています。
299:名無しの愉しみ
04/11/07 01:20:57
はっきり言って、差を体感出来ないと思います
じゃあ、価格の差は?と言えば一種の保証と言うか保険的なモノでしょう
トラブルがあれば相応の対応が期待できる
もちろん、今後使い込んでトラック数台分の薪割りをしていけば
研ぎやすさ、刃持ちの良さ、柄の強度等の差を体感出来るようになるかもしれません
が、薪ストーブのスレで書いてる人も多いですが、体力的、時間的に
そこまで続ける人は少数で大抵は割った物を購入か、薪割機の購入を考えるカト
300:298
04/11/07 17:19:46 fxzet01C
>>299
早速のお答えありがとうございます。
う~ん、やっぱりそんなもんですか。。。。
当分はホームセンタの斧でいろいろな木を割って様子を見てみます。
> そこまで続ける人は少数で大抵は割った物を購入か、薪割機の購入を考えるカト
雑誌などを見ると、壁飾りになってるケースは確かに多いですね。
301:おのじい
04/11/07 19:28:48 s/TLRhTa
グレンスのは刃の断面形状が国産のとかなり違うので、割った感じが違うと思います。
ハスクバーナやフォルタフォッシュなどのも、独特な形の刃をしていて、
割るときの感じがまた違うでしょう。
どれが優れているか?というのは人によって感じ方が違うので一概に言えませんが。
刃先角の差は体感できる差になって現れるでしょうが、刃の硬さの差はあまり問題にならないでしょう。
伐採斧の場合は、刃やヘッド全体の形状、重さ、刃先角、刃の硬さ、柄の長さや形が作業能率や疲れ方に
大きな影響を与えますが、薪割り斧の場合はそれほどシビアじゃないと思います。
302:ムカル
04/11/08 16:54:42 XwL/SvMB
とりあえず、こんなの発見したのでごらんください。
URLリンク(countryhome.fc2web.com)
自分は薪割りはあまり経験ないので。
303:おのじい
04/11/08 18:59:57 KeGABiV8
私は薪割りの経験は長い(4歳から11歳までほぼ毎日、その後も断続的に)のですが、
あまり興味はありません。
ありあわせの道具で、適当に、かつ強引にやれば、どんな木でも割れるので。
斧の斧たる活躍の場はやはり伐採、それも大木の伐採でしょう。
304:きこり
04/11/09 21:06:08
>283
このへんでは、間伐に
「直径何センチ・樹齢何年」
という基準はありません。その時々の『(発注者の)目的』と『林分の状態』によりけりで…基本的には、「木材として加工し難い木」ですが、搬出する(切り捨てしない)なら真逆だったり…治山・環境事業なら、「密度」だけでケテーイしたり…
305:きこり
04/11/09 21:13:49
『搬出』に関しても、地形や林道までの距離・素材としての価値(樹種・形質など)山主の意思等の条件により、『基準』はありません。あるとすればただ一つ
『黒字になるかどうか』
です…
306:ムカル
04/11/09 22:54:26 9JdFsSA2
間引きも難しいんですなぁ。
ところでおのじいさん、ボーイズアックス購入とのことですが、その斧、柄の長さは70Cm。
持ちやすいように柄をすげ替えたりしたのですか?
307:おのじい
04/11/10 22:54:27 u+ex0ozQ
その予定です。
長柄の斧は、ヘッド重3.5-4ポンド(1.5-1.8kg)と決めています。
理由は、重さが変わると、感覚が狂って使いにくいからです。
以前、1kgから2.5kgまで、色々な重さのヘッドに長柄を付けて使ってみましたが、
2kg以上だと腕力がついていかないし、1.3kg以下だと食い込みが悪くてはかどらない感じがします。
2kg以上は観賞用、1.5-1.8kgは65-80cmの柄、1kg前後は50cmくらいの柄、
0.5-0.7kgは35cmくらいの柄、という風に統一したら、使いやすく感じるようになりました。
私は標準より短めの柄のほうが使いやすく感じるようです。
以前、1.8kgのヘッドに92cmの柄を付けたら、持て余す感覚でした。
大斧に65cmの柄は短すぎると思いますが、障害物の多い所では、80cmでさえ邪魔に感じることがあります。
308:名無しの愉しみ
04/11/11 17:53:48
トマホークは斧の部類で良いのでしょうか?
309:名無しの愉しみ
04/11/11 18:36:23
>>308
はい、トマホークはれっきとした斧です。
せっかく来たんだから、何か語って下さい。
310:308
04/11/11 21:32:34
実は以前ナイフを作った残りで作ったんですが
やたらと面白いんですよ。アウトドアでスイカを
チュクッとか、ラーメンの袋を開くのに真ん中から
ガッとシバいて真ん中からビリッと切ったり
炭を小さく切ったり、自己防衛にもいいのだか?
理屈なしで面白い。
URLリンク(bbs.avi.jp)
311:名無しの愉しみ
04/11/12 00:26:47 9Z4RncK4
刃物板の鯖が移転でここと同じになったが、移転すべきか?
312:名無しの愉しみ
04/11/12 22:29:44
>>310
画像が見れないので、文章から想像しますが、
ナイフを作った残りで、っていうと板状のブレードのタングをハンドルにはめ込むか、
タングにハンドル材を着けるか、のナイフと同じ構造ですね?
自己防衛に使うとしても、人が相手だとまず過剰防衛間違いなしだから、
熊や野犬などの動物相手にしか使わないことですね。
凶漢相手に止むを得ず使うとしても、刃の反対側で殴るのが限度。
313:310
04/11/12 23:59:30
>312
すみません。直リンOKなんですね。
URLリンク(bbs.avi.jp)
>自己防衛
そうですね。無茶なことなど出来ませんが、
使い方の一つに、刃先で引っかけるように突く
なんてのも使っているうちに思いつく。あ~怖
314:名無しの愉しみ
04/11/13 09:50:49 ljA2rb2h
>>313
ニューギニアの石斧と同じ嵌め方ですね。面白い。
ちなみに、インドネシアの一部にはこれと同じ方式で、やはり板状の刃(鋼鉄製)
を付ける地方がいまだに残っています。
刃の形状は違いますが、その写真とそっくりです。
ところで、柄は自作のようですが、何の木を使っているのですか?
よろしかったら教えて下さい。