04/09/30 20:44:44
斧はハクスバーナ
208:ムカル
04/09/30 22:18:32 Qk/KFxWB
帰ってきたので久々にカキコ。
外出中、立ち木の駆除にかこつけて大っぴらに斧の切れ味確かめて見ました。
使ったのは以前古道具市で買った中古の柄の握り具合が最高の洋斧と、
先日買ったグレンスフォシュの両刃斧。持ち運びにはギターケースを使いました。
さて、早速直径3~40cmの半分朽ちたナナカマドを伐ってみる。
ナナカマドは硬くて燃えにくく、植物名の由来からして「七回竈にくべても燃え残る」とか
「七日間竈に入れて炭に焼く」というぐらい。しかし生木だったせいか、斧の食いつきはなかなかいい。
ところがやはり古い斧の悲しさ、伐り進むにしたがって柄が緩んで抜けそうになって怖い。
周囲には家もあるゆえ、刃がスッポ抜けてガラスでも割ったら一大事。ニ、三回ふり下ろしては石に突き当てて
柄を打ち込み、隙間に木っ端を打ち込んでは騙し騙し伐り進む。そんな感じ。
握り具合は最高なのに残念。それでも朽ちた部分がそのまま追い口になり、
上手い具合にドサッと倒れてくれました。
209:ムカル
04/09/30 22:33:27
伐採作業には古い西洋斧のみを使いましたが、枝打ち、玉切り作業には例のグレンスの両刃斧を使いました。
しかしこれが恐ろしい。恐ろしいほどの切れ味なのですね。生木とはいえ、硬いナナカマドの直径15cmあまりの枝が
面白いようにザクザク切れる。大して筋肉があるわけでもないのに、まるで樵大会の
マッチョの樵が伐った様な滑らかな切り口。さすがに全部始末した後は筋肉痛に苦しみ、
そしてその斧で脛毛剃るのは無理でしたが。
しかしグレンスの両刃斧、マジで凄い、掘り出し物です。
問題は柄が抜けそうな古い洋斧。ナナカマドは柄の適材だそうですから、
持ち帰って換え柄を自作できればいいのですが、持ち帰れなかったのが残念でした。
210:ムカル
04/09/30 22:56:18
>>207
七年ほど前に買ったハスクバーナーの青く塗られた斧持ってます。
刃が厚いので薪割り専用ですね。
211:名無しの愉しみ
04/10/01 03:37:24
このスレは刃物板に行かないのですか?
212:名無しの愉しみ
04/10/01 07:44:00
何で裕香の陰謀に従う必要がある?
213:おのじい
04/10/01 17:06:45 XJUIDN/j
帰ってきました。
ムカルさん、楽しそうなことしてたんですね。買って間もなく、性能を試す機会があるとは、運がいい。
しかも、硬い木ですからね。これが杉などの柔らかい木だと、どんな斧でも研いでさえいれば
そこそこ切れるから、実力判定には使えない。
ナナカマドがそんな大木になるとは知りませんでした。
九州には高山にしかなく、見たことがないので、もっと小さな木かと思っていました。
214:ムカル
04/10/01 20:49:36 YexUh6sM
やはり適地の落葉広葉樹林帯で、しかも畑の境に植えられていたので
肥やしが効いて大木になったようです。年輪の間隔もかなり広かったし。
そのせいか、多少軟かった気がします。
ところで斧爺さんは斧を握るとき、軍手ははめはすか?
自分は初めて木を伐ったとき素手で握り、豆できまくりで辛かったので
以後は必ず軍手つけています。
ニスで塗られてツルツルした柄だと余計に豆が出来やすい。
215:おのじい
04/10/01 23:13:00 XJUIDN/j
試行錯誤の結果、革手袋が一番だと思いました。
もちろん、毎日斧を使って、手の皮が丈夫になれば、素手が一番なんですが。
使い心地では豚革、耐久性では牛革がいい。ホームセンターで売っている千円前後のでいいです。
軍手は、ゴム無しのだと滑るし、ゴム付きのだと手と軍手の間が滑るので、
私はあまり好きではありません。
216:名無しの愉しみ
04/10/01 23:21:20
>>214
燃えにくい木だから、と言って硬い訳では無いです
ナナカマドはかなり軟い木ですよ
217:ムカル
04/10/02 00:03:59 9M9YLhjE
>>215
皮手袋ですか・・・自分は大抵ゴム付き軍手ですが。
なんか革だと蒸れる気がする。
>>216
すると「生木なら柔らかい」ということですかね?乾燥したナナカマドの枝は
ものすごく硬かった気がします。
生木のナナカマドは確かに燃えにくい。かつてアイヌは冬季の狩りで野営する際、
雪の上で火を焚く際はまずナナカマドを何本か伐り、その丸太を踏み固めた雪の上に敷き、
その上で焚き火しました。こうすれば過熱で雪が溶け、火が消えることも無い。
しかしそんなナナカマドでも、乾燥させれば案外火がつく。そればかりか火力も強く、
火持ちも良く、大量の熾火を残すので楢や樫の様に薪材としては優良かもしれません。
218:おのじい
04/10/02 00:20:05 CkkA0bJo
丸一日切り続けて手が傷まなかったのは、革手袋だけです。
汗でぐしょぐしょになるので、蒸れるかどうかは、考えてもみなかったです。
広葉樹は、生木のとき柔らかくて、乾燥すると硬くなるのが多いですね。
生木のとき粘りがあるのに、乾燥すると脆くなる木もあります。
ナナカマド、どんな材質か、一度見てみたいです。
219:ムカル
04/10/02 21:28:53 PzZ58tiP
本日の「タイタニック」、鎖に繋がれたジャックを斧で鎖切って助けるシーンがある。
そこに登場する消防用斧は赤く塗られていたような気がしますが、
実際20世紀初頭からあのように赤くペンキ塗りだったのでしょうか?
220:おのじい
04/10/04 16:48:50 1H+KowpK
形も塗装の色も、時代的には、あっても不自然ではないものですが、
消防専用斧、というより、典型的な普通のアメリカ式伐採斧に見えます。
剣付き消防斧は、あの時代にはまだ考案されていなかったかもしれませんね。
石斧に関しては、詳しい解説をした書物があるのに、鉄の斧に関しては、
断片的な情報しか得ることができないのが残念です。
アメリカ式が発明された後、ヨーロッパにも普及したのは確かですが、
バイエルン型とか、スカンジナビア型が元からあったのか、アメリカ式の影響を受けて
新たにデザインされたのか、など分かりません。
日本でも、金太郎型まさかり(アメリカ斧を大きくしたような形)が、どういう経緯で現れ、
いつ、なぜ忽然と姿を消したのか、納得のいく解説を見たことがありません。
221:おのじい
04/10/04 16:51:25 1H+KowpK
「荒野の7人」で、チャールズブロンソンが使っていた斧も、変わった形でしたが、
あれもアメリカで考案された形でしょうか?
222:ムカル
04/10/04 21:49:23 FaVI1F7w
金太郎型の鉞は道具というより、武器じゃありませんか?
ただ刀や鑓ならまだしも鉞はよほどの豪傑でなくては扱えないから廃れた、とか。
しかし近世の版画や絵画では、明らかに脚の長い和斧じゃなくて金太郎型の鉞で木を伐っている場面があるし。
もっとも絵師は樵の仕事風景を見たことが無く、想像で描いたのかもしれない。
ちなみに和斧の側面には片側に三本。もう片方には四本の筋が刻まれている。
これは「山の神と鉄の神に仕事の安全を祈る」意味であるといいます。
中には「斧が木に吸い付かないための空気抜き」という解説があるが、これは正しいとはいえない。
筋の無い洋斧でも充分使えるし。
西部劇はあまり見ないのでよくわかりません。今度見てみます。
遠藤さんの本の中の一文に「西部劇の中で、大男が両刃斧で薪割りしている場面がある」とあったが、
両刃斧は薪割には不便ですね。反対側で楔打てないし。
そういえば伐採のとき、受けは斧で刻み、追いは鋸で挽き伐る。最後に楔を打って倒す。
しかし両刃斧は楔打ちには使えない。楔打ち専用の片刃斧持っていったのかな?
223:名無しの愉しみ
04/10/04 22:14:01
>筋の無い洋斧でも充分使えるし。
ツルツルの鏡面に仕上げてある包丁も多いが、空気抜きの槌目や穴開き包丁も多い
どっちも問題無く使えるが、ドチラが正しいかってのとは論点が違うと思われ
>楔打ち専用の片刃斧持っていったのかな?
倒す位置を決める必要が無いなら(何処へ倒れても構わないなら)
別に楔を使う必要性は少ないと思われ
224:ムカル
04/10/04 22:27:31 FaVI1F7w
>>223
直径30cm位の木は楔を打ち込まなくても倒れるが、ある程度の巨木になると
鋸で挽いている内に木そのものの重さで鋸が締め付けられて動かなくなるため、
どうしても切り口に楔を打つことが必要、と聞いた事があります。
225:おのじい
04/10/04 23:02:56 1H+KowpK
ニュージーランドのカウリの巨木を斧と鋸で伐っている写真を見ると、
必ず大きな楔を何本も使っていたようだ。
倒した木を玉切りするのにも、楔は必ず使っていた。
木の内部には、引っ張り、圧縮、ねじりなど、多くの力が複雑にかかっていて、
大木になると、それらの力が切り口を締めて、鋸を挟みつけるから、楔は絶対必要。
斧の腹の溝に、空気抜きの効果がある可能性は否定しないが、最初からそれが目的ではないことは、
和斧の溝の方向、深さ、幅などがまちまちで、ごく細い筋しか入れていないものも多いことからも推察される。
儀式的意味合いから付け始められた、と見る方が自然だと思う。
摩擦軽減を図ったものとしては、腹(側面)を肉抜きし、ホローグラインドのようにした枝打ち斧などがある。
226:名無しの愉しみ
04/10/05 11:20:42
二人がかりでバッサリやられたねw
227:名無しの愉しみ
04/10/05 11:52:43
昔見たTVで、カナダのきこり達が比較的小さな手投げ斧(全長5~60㎝くらいか)を
年輪の真ん中に当てるゲームをしてて、その斧で髭そってる人もいた。
ムカルさんの購入した両刃斧も随分と斬れ味が鋭いと書いてありましたが。
手投げ斧とは、そんなに鋭いんものなんでしょうかね?
228:おのじい
04/10/05 17:23:58 jqx9oeRA
>>222
またまたカウリの話ですみませんが、楔はとても大きく、斧の頭よりも巨大で、
打ち込むのには、大きなカケヤ(木槌)を使っていました。
アメリカでも、大木を伐採するときには、大きな楔を、木槌で打ち込んでいた可能性があります。
229:ムカル
04/10/05 20:41:08 mNxw+rb4
>>227
投げ斧全般が鋭いか、は寡黙にして存じませぬ。
ちなみに、グレンスの斧のうち職人が「我ながら良い出来栄えだ!」と自負したものは
職人のイニシアルを入れるとのこと。(それ以外の作品には入れていない、という証拠は無いが)
例の両刃斧には「UN」のイニシアル入り。ユーリク=ニルソン氏の製作でしょう。
確かに切れ味は保証モノです。
しかしグレンスの斧には「斧の本」が付いているはずなのに、付いていない!
問い合わせてみたら「両刃斧にはついていない」とのこと。残念至極です。
>>228
カウリは、節が無く長大な材が取れ、軽くて加工しやすいので材として最適。
そのせいで伐られまくったそうですね。
日本の杉や檜のように、植林することは無かったのでしょうか。
230:おのじい
04/10/05 21:22:42 jqx9oeRA
カウリの植林は、少しはしていますが、成長が極めて遅いので、
(私が買った土産物で見ると、年輪幅1mm以下)
商業ベースの用材としての育成は難しそうです。
斧の本、付いてなかったですか。あそこは対応がいい加減ですから、さもありなん。
手斧でも買ったらいいかも。品質はいいのなら、小さいのも役に立つでしょうから。
231:名無しの愉しみ
04/10/06 15:54:17 7dwuS9q1
>>229
「斧の本」は以前カタログ請求したら、ただでついてきましたよ。
232:名無しの愉しみ
04/10/06 16:05:16
>>229
レスどうも、あ~ますます両刃斧欲しくなってしまった(笑)
233:ムカル
04/10/06 22:31:48 8I0vo7n2
新宿や渋谷のハンズで売られていたグレンスの斧にはちゃんと斧の本ついていましたがね。
一番高い両刃斧買ったのに・・・。薪割りが必要な生活ではなく、手斧買うよりは鉈を選ぶ嗜好なので
当面はあきらめます。
ちなみに両刃斧は、柄の長さ90cmがあと一本、75cmはあと二本しかないとか。
買うなら今のうち。
>>230
カウリはそんなに成長が遅いのですか。昔あったような幹周り22m、樹高70mのような大木になるには
どれだけの年月がかかるのやら。
しかしニュージーランドに北米加州から移植したレッドウッド、あの樹齢二千年で樹高100mになる木は、
わずか百年で樹高60mにもなったとか。この差はいかに。
234:ムカル
04/10/09 15:56:21 MTF7ihWt
カナダの木こり競技
URLリンク(www.fujiwaragakuen.com)
235:おのじい
04/10/09 22:15:18 SaX0cwvs
>>234
昔は日本のテレビでも、北欧あたりの木こり競技をよく放映していたのですが、
もう長いこと見ていません。
たまに映像が出ることがあっても、数十秒か、せいぜい数分しか見せない。
236:ムカル
04/10/09 22:24:11 jZCYzzt4
あと、スペインのバスクでも、斧で丸太切る競技がありましたね。
北海道の道東置戸町なんかでも「木こり大会」やってますが、
あそこでは鋸で丸太を輪切りにする早さ競うものですね。斧は使わない。
斧は白人の競技か。
237:おのじい
04/10/09 22:45:01 SaX0cwvs
そうですね。前にも書きましたが、
日本では、伐採の主道具として斧を使う習慣は、例外を除き
江戸時代の中期までにはほとんど消えてしまったようなので、
斧で切る、という行為が一般には親しみが無いからでしょうね。
鋸を使う競技でも、日本のは鋸も小さく丸太も細いことが多いので、
西洋の競技に較べると迫力が無い。
238:ムカル
04/10/11 00:55:29 uPGxPnGB
以前「斧の左打ち込み」書いておられましたが、どの程度正確に打ち込めます?
239:227
04/10/12 14:52:08
>>234
ありがとうございました。最近はCATVで見たような・・・。
240:おのじい
04/10/14 15:58:37 YWrpK+DU
>>238
なんとか左からでも打ち込めるようになった、というくらいのものです。
雑で不正確でも、左打ちができると体の左右が均等に疲れて、持続力が大幅に上がるので、
少なくともその点は得ですね。
241:ムカル
04/10/14 20:09:55 OTV6gAZZ
左から打ち込むと、どうしても力が入らず深く伐り込めませんね。
外しやすくもあるし。
大木に受けを入れるとき、二人がかりで向かい合って斧を入れている写真をみたことがあるが、
実に器用なものです。
242:ムカル
04/10/16 20:04:05 LBQ08kg4
今まで伐採の話ばかりでしたので、今度は薪割りのことも語ってください。
これなら話に入れる人も多そうなので。
自分自身は、満足に薪割りしたことありません。せいぜいキャンプ場の杉の背板薪を
鉈で割ったぐらい。
あとは、実家に有った廃材を、北海道の家庭には一家に一本ある「氷割り用のつるはし」の片側、
斧型に削られたほうで割ったくらい。刃が薄く、しかもナマクラだったので超わりにくかった。
243:おのじい
04/10/17 18:52:43 /1RboZED
薪割り、ですか。
私の家は、私が10歳ころまで薪風呂だったので、薪割りはずいぶんしました。
直径20cm以下の松の玉切りを小さなアメリカ斧で割るだけでしたが。
その後、薪風呂から灯油風呂になったので、次に薪割りをしたのは大人になってからでした。
インドネシアに行くようになって、薪割りにも色々あり、短く玉切りにした丸太を上(木口)から
割る、という以外にも、薪を作るやりかたがいくつもあることを知りました。
続く
244:ムカル
04/10/19 20:18:53 o056U0Qp
薪割りの方法といえば、良くある台の上に薪を立ててバサッとやるもの以外に、
切り口が水平じゃなくて立たない薪を丸太に立てかけて割ったりするのがありますね。
あと、薪を立ててやるものでも、斧を食い込ませてから半回転させて持ち上げ、
斧の峰を台に打ち付けてその衝撃で割る、という変わった方式がある。
以前NHKの「名曲アルバム」みていたら、オーストリアはチロル地方の村人がこの方式で、
直径40cmもあるような丸太を軽々わっている場面があって驚いた。
ただ、西洋式の曲線の柄はこのような「反対からの衝撃」に弱く、これで薪割すると
折れる危険もあるとか。
245:おのじい
04/10/19 20:54:22 U+E0jgkU
曲線の柄が反対からの打撃に弱いのは見た目からもそう思いますが、
それ以前に、逆に持つと非常に振りにくい形ですね。
西洋の斧でも、反対側も使う設計になっている、両刃斧や薪割槌の柄が直線なのは、
両方の理由からでしょう。
それでも、柄の端にノブを付けて、すっぽ抜けが予防する配慮がしてあるのは、
洋式ならではですが。
246:名無しの愉しみ
04/10/19 21:42:33 T5IXBls5
だれか、通販でショートハルバード買った人いないかな?
247:名無しの愉しみ
04/10/19 22:20:58
>>246
こっちの西洋武具スレで聞いたらいいかと。
スレリンク(hobby板)l50
248:名無しの愉しみ
04/10/22 19:44:22 MDwkdbhM
age
249:ムカル
04/10/23 01:31:12 dsr/Uwmk
ホームセンターで売られている、薪割り用の和斧はどうして頑固に直線の柄をまもっているんでしょうかねェ
曲線のほうが使いやすいのは知れたことなのに
250:名無しの愉しみ
04/10/23 17:58:59
伝統です(w
加工コストがかかるし、曲線分材料も余分に必要
結果的に製品自体の価格を上げてしまう
ホムセンで斧や鉈を買う人の大半がそうだとは言わないが
同程度の物なら、安い方がイイってコトさ
曲線と直線を納得いくまで使い込んでから購入を考える人も皆無でしょうしね
251:名無しの愉しみ
04/10/23 21:30:10 5H94yK9T
そういえば、グレンスフォッシュの斧、替え柄もけっこういい値段してますね
曲線柄はやはり高くつくんでしょうね
鉈の柄は、やはり片手使い用だからか、すっぽ抜けないようにコブが付けてあるようですが
252:名無しの愉しみ
04/10/23 21:34:35
おい!!>>251が防犯専門家名乗ってスレ立てたぞ
サバイバルスレだって
斧の知識貸してやれ
スレリンク(hobby板)
253:先祖返りしてきこり
04/10/23 22:35:17 Ew3VLIo7
斧はいまや、ヤー(クサビ)を打ち込むハンマーや、木に食われたチェンソー救出用具にしか使わないなあ…枝はつりもチェンソー、枝打ちも鋸しか許さない所が多いし…
ああ、ジイサンの青銅鋼尾鷲斧をつかう機会はあるのか…
254:きこり
04/10/23 22:48:01 Ew3VLIo7
STILLの枝打ち斧やバイエルン斧が欲しいが、使うところがない。普通の土佐鉈で十分だったりする…枝木払いなら、昇り鎌やウナギ鉈、あるいはマシェトが便利そうだしな…薪割りも、大量なら薪割り機やチェンソー、少量ならおたふく刃の鉈が便利だし…
きこりの象徴、斧よ!お前はどこへいくのか!(まあ元々古い林業地域では、木を叩ききるタイプの刃物は「ヨキ」と呼んで、区別していないわけだが)
255:ムカル
04/10/23 22:57:15 uI8bRnPP
>253
>青銅鋼尾鷲斧
なんだか凄い名前ですな。それどんなモノですか?
斧の立場はどんどん狭まっておりますが、やはり災害に備えて脱出用の斧は持っておくべきですな。
マジで地震怖い・・・
256:きこり
04/10/24 13:04:23 4ij9nJCm
>225
尾鷲斧や久万型斧(むしろこっちだな)は、普通のハの字型の刃の斧(吉野型・バイエルン型)ではなく、刃頭が柄の延長まである枝打ち用の片手斧です。私のものは(有)西山商会の『枝打斧B型」とほぼ同じ形です。
太い、特に固いヒノキの枝を落とす場合、普通の斧では刃先の重心が軽く、またブレードの長さが足りないので、そんな形になっています。
257:きこり
04/10/24 13:12:50 4ij9nJCm
(続き)安来青銅、あるいはS35青銅入り鋼でつくられているのは、普通の鋼鉄だと、重量のある刃で固く太いものを斬ると刃こぼれしやすく、また硬い鋼は研ぐのに時間がかかるため、あえて柔らかい青銅にしているとのことです。
258:きこり
04/10/24 13:33:07 4ij9nJCm
現代のきこりが斧を使う「公式」の場合は、「労働安全衛生法」で「チェーンソ等の振動機械を使うのは一日2時間まで」となっているので、伐採木を枝払いして丸太にする作業で、その時間を越えた場合だけですな…まあ、ほとんど守られていない(仕事が終らん)けど。
259:きこり
04/10/24 14:34:15 4ij9nJCm
勉強になるスレだなあ…まあ、田舎の本職よりも都会の趣味人の方が道具に詳しくなる事はよくあることだが。コストを考えると、「道具より技術と経験・体力で乗りきろう」になってしまう→結果、技術と経験のない若手が消え、体力を失ったじいさんが事故であぼーん…
260:ムカル
04/10/24 21:18:29 QBx4Dlg0
本職さんのカキコでありますか。
ここに和式刃物の類の画像いろいろあります。
URLリンク(tosahamono.com)
直径30cmくらいの杉を倒すのに斧と鋸では20分から30分かかるというから、
やはり本職の世界ではそんな悠長なことはできずにチェンソー使うんでしょうね。
チェンソー使用時間に規定があるのはやはり白蝋病予防ですか?
あと、書くとき「改行」すれば思う存分書けますよ。
261:チョベルグ
04/10/25 00:00:21 gQ3qImna
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´∀` )< URLリンク(www.skystone.jp)
⊂┯⊂ ) \_______
ヽヽ ヽ ヽ≡=- (´⌒(´
( ヽ(__)≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
Σ(( ̄(◎) (´⌒(´⌒;; キキーッ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
見て納得、買って納得、着けて納得⇒激安ナウイ!
262:おのじい
04/10/25 16:34:26 2vkrdpzN
あれれ、しばらく見ないうちに面白くなってますね。
現代流通している斧の大部分は、職人の道具というより、趣味人のアイテムとして
使われているでしょうが、それはそれでいいと思います。
趣味人のアイテム、と言っても、カスタムナイフなどと違うところは、ほとんどの人が実際に
使用するために買い求めることでしょう。
カスタムナイフを実用のために買う人もいますが、鑑賞用に集める人の割合が大きいようです。
日本刀だと、ほとんどの所有者は観賞用に買います。
現代の斧の扱われ方、けっこういいと思います。
趣味で使う人がいなくなると、生産量や流通量が極端に少なくなるし、観賞用ばかりになると、
いかにも飾り、といったデザインの、実用には不向きなものばかり出回るかもしれない。
263:きこり
04/10/25 18:46:06 Q+EbS3Hl
>260
BB環境不能村在住のため、PCでネトをやる気が起きず、携帯でたま~に繋ぐ程度に。携帯で改行を多くすると、すぐにバイトオーバーしまつ…
この中途半端山村め!奥地の「僻地・秘境レベル」村なら逆に光や衛星でBBなんだが…
264:名無しの愉しみ
04/10/25 18:46:50
>誤字脱字を嘲り笑って、それで人生なりたつのだから
>御立派まあ君の人生だから好きにしな
コラコラw いつ誰が誤字脱字嘲り笑ったの?w
被害妄想もいい加減にしろやw
俺は馬鹿と言われた位で発狂してんじゃねえよガキっていっただけだぞw
んで馬鹿と書いたの俺だと勘違いしてるようだから違う事を証明しただけw
まあ、チミみたいな痛い奴なら、
他の板でも散々誤字脱字その他諸々で、
煽られ馬鹿にされまくったのは容易に察しが付くけどww
もちろん現実社会でも馬鹿にされてんだろーなww
>別に死ぬ訳でもリストラされた訳でもないからね。
何かこう、窓際の中高年の哀愁のようなものが感じられますなァw
まあ頑張れよ、オッサンw
ちなみに私は役人なのでリストラなんてないから。
平日の昼間からネットでピコピコ遊びながら給料貰える特権階級だぜw イヒヒヒw
おまえら民間のジジイは俺の為に汗水流して税金払えよ っぷw
265:名無しの愉しみ
04/10/25 19:01:25
何処の誤爆だ?
266:きこり
04/10/25 19:02:32 Q+EbS3Hl
学生時代にネパールからなんとか誤魔化しきって持ち込んだクックリ、山で無くしたんだが
東京・大阪にいたころは、すぐに買えたんだがなあ…ハンズなどで買える道具がフル回転使用できる環境に住めば、そんなものは手に入らない(住環境+経済的に)と…
高価な刃物を眺めていた自分→安刃物を使いまくる自分。思えば遠くに来たものよ…
267:きこり
04/10/25 19:18:19 Q+EbS3Hl
本日、村内放送スピーカーから
「熊が○○地区山中に出没しました云々」
一週間後、その山中で仕事をする予定の男は、それを聞き、以前鹿の解体の時に首を飛ばした年代物のボロ片手斧を、今夜念入りに研ぐ自分の姿に萌えたのであった…
268:おのじい
04/10/25 19:31:38 2vkrdpzN
きこりさん、どこにお住まいですか?
斧を研ぐ男って、きこりさんのことでしょう?
269:きこり
04/10/26 12:25:49
紀州でつ。
今度、上富田というところで「間伐体験」というのを、県の林業センターが一般参加でやる(7000円は高いな…)そうでつが、どこでも行政やらNPOなどが同じような事をしていまつので、都市部の人が、愛『斧』をブンブン振るうには良い機会かと…
270:きこり
04/10/26 12:36:20 R49Iu8ov
まあ、個人で山主の了解を得ることができれば、最も良いのでつが…
私も、奈良なら親父と伯父が持っているミニ山林がいくつかありまつ。そこでよろしければ『愛斧』を振るって頂けまつが…
このあたりなら、行政に予算がなく放置されている登山道、森林公園などをボランティアで整備すると村役場に言えば、おお喜びで伐採させてくれまつ。
271:名無しの愉しみ
04/10/26 13:06:43 R49Iu8ov
首都圏でも、県町村有林レベルで、予算消化のために森林公園・遊歩道をつくってしまった田舎町村は、行政の担当者が維持予算不足でヒイヒイ。テキトーにNPO申請を県担当部署に提出しておき、『ボランティア団体○○ NPO認可申請中』の肩書きで、町村役場の担当者を訪ねれば…
伐り放題
272:ムカル
04/10/26 19:39:02 3HKMOyeQ
うちの近所は公園の整備は行き届きすぎているので、さすがにそれは微妙ですな。
雑木林が宅地開発であぼーんされるとき、前もって土地所有者に頼んでおけばよかったのかもしれない。
273:おのじい
04/10/26 21:26:06 5AxYY0OZ
消えていく雑木林はいくらでも目に付くんですが、所有者が誰で、どこに住んでいるのかが分かることは
ほとんどありませんね。
地主のほとんどが、遠い所に住んでいるから、探しにくいんですが、残念なことです。
それに、宅地造成が目的の場合、頼んでもまず切らせてはくれないでしょう。
相手は短期間に終わらせたがっているから、悠長に斧で切らせるはずがないし、こちらも切った木を片付けるのは
難しい。
まして土地を削って整地するところまでやれ、と言われたらもうお手上げ。
274:ムカル
04/10/27 21:12:47 Tkk1xoI2
切り倒すにしても、伐採後搬出しやすい方向に倒せと言われたら大変ですなあ。
275:名無しの愉しみ
04/10/28 00:18:02
ゲッターロボを飽きずに何度も見ていたら斧の魅力に憑り付かれてしまった。
本当に斧良いよなぁ。小ぶりでぶん投げられるいい斧はないもんだろうか
276:ムカル
04/10/28 02:00:07 FXfaIAfg
とりあえず、アメ横の「マルゴー」にはトマホークがいくつか売られていましたよ。
値段は知らないが。
277:きこり
04/10/29 19:42:05 fwWTtrrc
>272>273
私は元都市住民(生まれ育ちは大阪・大学就職は東京)なので、その感覚は分かります。
しかし、大阪や東京でも車で2時間ていどのところ(東京なら奥多摩―あきるの市あたりから)で
「搬出しなくていいから伐ってくれ!」「町のパンフレットに『登山遊歩道』とは載せたものの…」
我が過疎村などは、年々雑木林が拡大…本来村の有志で整備するはずの「竹林公園」に手が回らず、竹、木、草でジャングル化→低賃金きこりの私達が今やっていたりします…
278:きこり
04/10/29 20:09:41 fwWTtrrc
高さ7~8mほどの道路法面からつき出た木を伐るときに
「木に手足をかけてよじ登り、自分が足を置いている木自体とその周りの木を伐る→さらに登って伐ってゆく」
という、危険な作業?をしましたが、そんな場合は、重い上キックバックや引き込まれたりする(下はアスファルトなので、落ちたら死にかねないし…)チェンソーより、ベルトに差したり背中に縛りつけられる『斧』や手鋸が便利ですね。
279:おのじい
04/10/29 20:38:58 rF2URFCJ
>>278
木に登って切る、という状況だと、さすがの斧好きの私でも鋸を使いますね。
斧だと、体を支えながら切ると力が入らないし、体も揺れて怖い。
テレビで見た職人は、立ち枯れの杉の大木を切るのに、命綱や安全装置で体を支えて、
チェーンソーで上から切りながら降りていました。
280:名無しの愉しみ
04/10/29 22:36:59
立ち木を切る時は下の枝を落としながら登って行く
下の枝を残した状態で上から切ると、下の枝でハネて落下地点が予測出来ないので危険
ノコで枝を落としながら登って行き、チェンソーをロープで引っ張りあげて
上から切って行く場合が多いでしょうね
281:ムカル
04/10/30 02:37:15 Zx41grz1
ところが、20世紀初め頃の映像に米国カリホルニア州でレッドウッドを伐採する木こりが、
地上相当高いところまで上り、そのロープで体を支えて斧を振るい、直径1mはあるその木を伐っている場面がありましたよ。
受けを刻んだ跡、どうやって反対の追い口側まで移動したものか。
それにもし倒す方向誤ると、地上と違って逃げられないから大惨事ですな。
282:名無しの愉しみ
04/10/30 20:09:23
20世紀初め頃にチェーンソーがあったら、その木こりは斧を使ったんだろうかね?
283:ムカル
04/10/31 21:21:47 ny6KkZk9
しかし初期のチェンソーは振動がひどく、白蝋病の危険が今以上に大だったといいますから
有っても高い場所で使えたものか・・・
ところで木こりさん、紀州では直径何センチくらいの杉を間伐していますか?
「木材」として出荷されるのは直径何センチ以上、樹齢何年以上のものですか?
284:おのじい
04/11/01 22:28:13 OjO1m45h
以前書き込みいただいた、ネジキを柄に使う方、見ておられたら教えていただきたいのですが、
ネジキは芯を持った丸太のまま削って形にするのですか?
それとも芯を除去して製材し、それから形を削り出すのですか?
最近群生地を見つけて、中にはかなり太くて素直な形状の幹のものもあったのですが、
どちらの方法で柄を作ったほうがいいと思いますか?
私の一番好みのカマツカは小さい木がほとんどで、両手遣いの斧の柄の材料が採れるのは
ほとんどありません。
次に好んで使うグミはもっと小さい材しか採れません。
これらに替わる木で、長い材が採れる木がないかな?と探しているんですが、ある程度硬くて、
しかも非常に粘く折れにくい木、となると、なかなか見つかりません。
285:おのじい
04/11/01 22:38:52 OjO1m45h
きこりさんやムカルさんは、お勧めの柄の材料はありますか?
ヒッコリーの厚板や角材が売っていたら、それで作ればいいんですが、
日本ではほとんど扱っていないようですし。
ところで、生木から作り始めた場合、半年から1年も乾かせば、もうほとんど反りませんが、
その後2-3年は少しずつゆるやかに収縮するようで、きっちり嵌めたはずが、いつのまにか
柄と柄穴の間に小さな隙間ができていたりします。
木槌など、柄も頭も木だから、キツキツに嵌めたのが緩んで、抜けてしまったことがあります。
286:ムカル
04/11/01 22:59:18 FHxvx8ZI
私は実践したことが無いのでなんともいえません。
ヒッコリー手に入れるしかありませんな。
丸太を半割りにするのはやはり「芯を抜く」ためですよね?
芯があると割れるから。
287:おのじい
04/11/02 18:17:53 l43yU0GQ
柄の話はネジキさんが来られるまで置いときましょうか。
[collins axe]で検索してたら、アメリカの道具博物館のサイトがあって、
ヨーロッパ式斧と初期のアメリカ式斧の他に、イギリス式伐採斧の写真が掲載してありました。
ロビンソンクルーソーが使っていた斧はこんな形だったのか?と思いました。
ヨーロッパ式も、イギリス式も、初期のアメリカ式も、柄の形は日本式とほぼ同じです。
288:ムカル
04/11/02 22:39:43 Pl/Izlj2
[collins axe]って、そもそも何ですか?
そういえば、少年時代のワシントンが桜の木を伐ったときに使った斧は、
どんな形だったんでしょうかね?
289:おのじい
04/11/02 22:55:21 l43yU0GQ
[collins]とは、ムカルさんがニッチリッチキャッチから買われた両刃斧のメーカーです。
私もあれから同じメーカーの「ボーイズアックス」を買いましたが、硬さが程よく、良さそうな斧です。
[collins axe]というラベルが貼ってあったので、検索してみたら、沢山出ていました。
もっとも、ほとんどがアメリカのサイトで、欲しくてもどうやって買ったらいいか、分からないんですが。
ちなみに、一番でかいのは、6ポンドまであるようです。(両刃斧で3.5ポンド)
290:ムカル
04/11/02 23:07:31
失礼、自分の得物をしっかり観察していなかったのは迂闊でありますた。
6ポンドというと薪割り用ですかね?
291:おのじい
04/11/02 23:19:54 l43yU0GQ
薪割り専用斧は[maul]と呼んで区別するので、違うんじゃないかと思います。
私が持っているオーストラリアの競技用斧が5.5ポンドなので、6ポンドのは競技用かも。
[dayton axe]と書いてありましたが、どんな形なのかは分かりません。
ちなみに、ニッチの両刃斧やボーイズアックスなどは、「ミシガンパターンアックス」なんだそうです。
292:ムカル
04/11/02 23:30:31
確かに薪割り専用の厚い斧はマウルでしたね。
しかし、グレンスの「アメリカ式伐採斧」はいつ出るのやら。
「2004年夏に販売」とホームページにはあったのに。
293:名無しさん
04/11/03 00:18:51 LkuIy7wP
☆1日30分程度の作業でOK☆
■お金がドンドン振りこまれる、自動振込み通帳の作り方教えます■
●今までこんな方法気が付かなかった●
●画期的ビジネスの登場です●
今すぐクリック
↓ ↓ ↓ ↓
URLリンク(www.freeprice.jp)
必ず紹介ID【C259】をお書きください!
294:おのじい
04/11/03 21:11:57 5B+JMYAy
グレンスのアメリカ式伐採斧、期待してたんですけど、結局出ない気がします。
ところで、ムカルさんは手斧より鉈派だそうですが、どんな鉈を使っておられますか?
295:ムカル
04/11/03 22:57:16 IwhjuAcQ
金物屋で14000円で買った剣鉈に角鉈。
買ったばかりのときは臑毛剃れましたが、今ではさすがに無理です。
ネットで見た沖縄伝統の山刀「ヤマンガラス」、二十四センチという刃渡りの割に
一万五千円くらいと安価なので、興味あります。
296:おのじい
04/11/05 18:48:55 gnH+J3Zf
私は20代までは鉈派で、2000-5000円台の角鉈を使い続けていました。
30代からは太めの木には手斧、細い木や竹、蔓には鉈鎌や蛮刀、と使い分けています。
最近、また鉈を使ってみようかな、と思うようになりましたが、なかなか好みに合った鉈が見当たりません。
片刃の角鉈が欲しいんですが、ヤマンガラスなんかも魅力を感じます。
ヤマンガラスのような全鋼のは研ぎはやや骨が折れるけど、丈夫さは最高です。
297:名無しの愉しみ
04/11/06 21:49:35
>>296
鍛冶屋に注文して造ってもらいましょ。
白紙、6000~8000円位で出来そう。
298:名無しの愉しみ
04/11/07 00:21:47 fxzet01C
新参者で書き込みを躊躇していたのですが、思い切って書いています。
もし良かったらお教えください。
最近薪ストーブを入れ、今年分は薪もいっしょに購入したのですが、来年以降
は自分で調達、薪割りをしようとまずはホームセンターにて3900円の薪割り斧
を購入しました。とりあえず手に入ったコナラの直径20~25cmのものを
割った限りでは、意外やこんなものでも十分使えるという印象でちょっと拍子
抜けしてしまいました。(まだまだ打ち損じは多いですが。。。)
実は、これで練習した後に、グレンスか国産の
菊重 URLリンク(www.the-japanese-trading-post.com)
トヨクニ URLリンク(www.toyokuni.net)
等の購入を検討していたのです。値段相応(2~4倍以上)の切れ味の違いと
いうのはあるのでしょうか?(もっと硬い木だと差がでるとか?)
グレンスは断面形状が異なるので、それなりに違いは感じられるのでしょうが
国産の場合、形状に大きな違いはありません。刀やナイフであれば製造方法で
切れ味が変わるのは良く分かるのですが、斧の場合は形状が支配的なような気
がしています。
299:名無しの愉しみ
04/11/07 01:20:57
はっきり言って、差を体感出来ないと思います
じゃあ、価格の差は?と言えば一種の保証と言うか保険的なモノでしょう
トラブルがあれば相応の対応が期待できる
もちろん、今後使い込んでトラック数台分の薪割りをしていけば
研ぎやすさ、刃持ちの良さ、柄の強度等の差を体感出来るようになるかもしれません
が、薪ストーブのスレで書いてる人も多いですが、体力的、時間的に
そこまで続ける人は少数で大抵は割った物を購入か、薪割機の購入を考えるカト
300:298
04/11/07 17:19:46 fxzet01C
>>299
早速のお答えありがとうございます。
う~ん、やっぱりそんなもんですか。。。。
当分はホームセンタの斧でいろいろな木を割って様子を見てみます。
> そこまで続ける人は少数で大抵は割った物を購入か、薪割機の購入を考えるカト
雑誌などを見ると、壁飾りになってるケースは確かに多いですね。
301:おのじい
04/11/07 19:28:48 s/TLRhTa
グレンスのは刃の断面形状が国産のとかなり違うので、割った感じが違うと思います。
ハスクバーナやフォルタフォッシュなどのも、独特な形の刃をしていて、
割るときの感じがまた違うでしょう。
どれが優れているか?というのは人によって感じ方が違うので一概に言えませんが。
刃先角の差は体感できる差になって現れるでしょうが、刃の硬さの差はあまり問題にならないでしょう。
伐採斧の場合は、刃やヘッド全体の形状、重さ、刃先角、刃の硬さ、柄の長さや形が作業能率や疲れ方に
大きな影響を与えますが、薪割り斧の場合はそれほどシビアじゃないと思います。
302:ムカル
04/11/08 16:54:42 XwL/SvMB
とりあえず、こんなの発見したのでごらんください。
URLリンク(countryhome.fc2web.com)
自分は薪割りはあまり経験ないので。
303:おのじい
04/11/08 18:59:57 KeGABiV8
私は薪割りの経験は長い(4歳から11歳までほぼ毎日、その後も断続的に)のですが、
あまり興味はありません。
ありあわせの道具で、適当に、かつ強引にやれば、どんな木でも割れるので。
斧の斧たる活躍の場はやはり伐採、それも大木の伐採でしょう。
304:きこり
04/11/09 21:06:08
>283
このへんでは、間伐に
「直径何センチ・樹齢何年」
という基準はありません。その時々の『(発注者の)目的』と『林分の状態』によりけりで…基本的には、「木材として加工し難い木」ですが、搬出する(切り捨てしない)なら真逆だったり…治山・環境事業なら、「密度」だけでケテーイしたり…
305:きこり
04/11/09 21:13:49
『搬出』に関しても、地形や林道までの距離・素材としての価値(樹種・形質など)山主の意思等の条件により、『基準』はありません。あるとすればただ一つ
『黒字になるかどうか』
です…
306:ムカル
04/11/09 22:54:26 9JdFsSA2
間引きも難しいんですなぁ。
ところでおのじいさん、ボーイズアックス購入とのことですが、その斧、柄の長さは70Cm。
持ちやすいように柄をすげ替えたりしたのですか?
307:おのじい
04/11/10 22:54:27 u+ex0ozQ
その予定です。
長柄の斧は、ヘッド重3.5-4ポンド(1.5-1.8kg)と決めています。
理由は、重さが変わると、感覚が狂って使いにくいからです。
以前、1kgから2.5kgまで、色々な重さのヘッドに長柄を付けて使ってみましたが、
2kg以上だと腕力がついていかないし、1.3kg以下だと食い込みが悪くてはかどらない感じがします。
2kg以上は観賞用、1.5-1.8kgは65-80cmの柄、1kg前後は50cmくらいの柄、
0.5-0.7kgは35cmくらいの柄、という風に統一したら、使いやすく感じるようになりました。
私は標準より短めの柄のほうが使いやすく感じるようです。
以前、1.8kgのヘッドに92cmの柄を付けたら、持て余す感覚でした。
大斧に65cmの柄は短すぎると思いますが、障害物の多い所では、80cmでさえ邪魔に感じることがあります。
308:名無しの愉しみ
04/11/11 17:53:48
トマホークは斧の部類で良いのでしょうか?
309:名無しの愉しみ
04/11/11 18:36:23
>>308
はい、トマホークはれっきとした斧です。
せっかく来たんだから、何か語って下さい。
310:308
04/11/11 21:32:34
実は以前ナイフを作った残りで作ったんですが
やたらと面白いんですよ。アウトドアでスイカを
チュクッとか、ラーメンの袋を開くのに真ん中から
ガッとシバいて真ん中からビリッと切ったり
炭を小さく切ったり、自己防衛にもいいのだか?
理屈なしで面白い。
URLリンク(bbs.avi.jp)
311:名無しの愉しみ
04/11/12 00:26:47 9Z4RncK4
刃物板の鯖が移転でここと同じになったが、移転すべきか?
312:名無しの愉しみ
04/11/12 22:29:44
>>310
画像が見れないので、文章から想像しますが、
ナイフを作った残りで、っていうと板状のブレードのタングをハンドルにはめ込むか、
タングにハンドル材を着けるか、のナイフと同じ構造ですね?
自己防衛に使うとしても、人が相手だとまず過剰防衛間違いなしだから、
熊や野犬などの動物相手にしか使わないことですね。
凶漢相手に止むを得ず使うとしても、刃の反対側で殴るのが限度。
313:310
04/11/12 23:59:30
>312
すみません。直リンOKなんですね。
URLリンク(bbs.avi.jp)
>自己防衛
そうですね。無茶なことなど出来ませんが、
使い方の一つに、刃先で引っかけるように突く
なんてのも使っているうちに思いつく。あ~怖
314:名無しの愉しみ
04/11/13 09:50:49 ljA2rb2h
>>313
ニューギニアの石斧と同じ嵌め方ですね。面白い。
ちなみに、インドネシアの一部にはこれと同じ方式で、やはり板状の刃(鋼鉄製)
を付ける地方がいまだに残っています。
刃の形状は違いますが、その写真とそっくりです。
ところで、柄は自作のようですが、何の木を使っているのですか?
よろしかったら教えて下さい。
315:名無しの愉しみ
04/11/13 12:06:39 CMelMUOz
手斧ってないの?両刃で柄は40cm~50cmで刃がでかいの。
316:名無しの愉しみ
04/11/13 12:25:35
>>315
災害用の手斧が6000円ぐらいであったよ。柄に対して刃がでかい。
刃つってもついてないけどwその分鋼鉄製で災害用としての耐久性はすごいと思う。
すごい重いけど。あとはコールドスチールの市かしらないな
317:名無しの愉しみ
04/11/13 14:18:05 ljA2rb2h
>>315
普通の大型斧を買って、
1.柄を短く切り縮める。簡単にできるが、端の膨らみを切り落としてしまうので、グリップが悪くなる。
2.元の長柄を外して、自作の短い柄を付ける。少し難しく、手間はかかるが、自分好みのものができる。
のいずれかの方法で改造するか、
3.>>316氏に入手先を教えてもらって購入する。
のどれかの方法で解決。
>>316氏が親切に教えてくれれば一番早い。
318:313
04/11/13 19:22:23
>314
柄は市販のカナヅチ用の物を使いました。
恐らくカシか、シラカシと思いますよ。
>315
刃が重いのを片手で振ると手首を痛めるので
バランスのとれている市販のを改造なし
で使うのがいいと思うよ。
319:名無しの愉しみ
04/11/13 21:23:15
>>317
それがさ、俺が欲しい位w2年前に東急ハンズで見たんだがな。
全部鉄製の斧。刃はない。ああいうのは研いだら切れるのだろうか
320:名無しの愉しみ
04/11/13 21:41:15
特殊な製造法をしていないなら、研げば切れるようになる
が、おそらくはバールやツルハシのような使い方を想定して作られているだろうから
焼きが甘いので、すぐに刃が鈍って切れなくなる
321:名無しの愉しみ
04/11/13 21:45:55 ljA2rb2h
>>319
西洋製の斧って、刃は付けてないことが多いよ。
特にアメリカ製の斧は刃付けしてあることはまずない。
自分の好みに刃を付けろ、ってことだろう。
もちろん、砥いだらちゃんと切れる。
>>318
ニュージーランドの博物館で、ヘッドの重量2kg以上ありそうなのに、柄は40cmくらいしかない斧を見たことがある。
普通に売っている切斧の最大が1.5kgくらいだから(もちろん長柄)、手斧にしてはばかでかいんだけど、使い込まれた柄
を見ると、実際に使われていたと思われる。
ヘッド(頭、刃)の大きさと、柄の長さの関係は、かなり融通がきくんじゃないかな?
322:名無しの愉しみ
04/11/13 22:20:39
マジックアックスってヘッド重量じゃなくて全体の重さが5.5kgだよね?
ヘッド重量が5.5kgって書いてあったもんで。通販SHOPに。
323:318
04/11/14 08:55:36 dDbGZDQq
>321
>ニュージーランドの博物館
貴重な体験だな。民族の生活を知る上で
使い込まれた道具を見るのは重要だね。
よく観察すれば握った所が黒ずんでたりするから
持ち方、利き腕とかわかるから面白いよ。
324:ムカル
04/11/14 11:56:59 mv06saMc
しかし新品白木の柄に泥軍手の跡をつけてしまうと、ものすごい罪悪感に襲われてしまうんですな。
最近急にレスが増えましたね。
325:おのじい
04/11/14 17:18:20
314、317、321は私でした。名前入れ忘れただけです。
ウレタン樹脂のような、染み込むタイプの塗料を塗り込めば、防水性が上がって、
汚れも染み付かなくなるのでいいですよ。
乾いた上から重ね塗りをすれば、厚い塗膜もできるが、染み込ませて表面に残った塗料を
拭き取れば、ツルツルピカピカにはならないし。
素木のままだと濡れたり乾いたりを繰り返すうちにひび割れてくるので、洋斧の柄には
全て何らかの塗装がしてあるはずです。
326:ムカル
04/11/14 23:16:28 tcgWm9jL
そうですよねえ。
考えてみればニュージーランドの斧状況知っているのはあなたくらいしかいないだろうし
327:名無しの愉しみ
04/11/15 02:27:08
誰か教えてください。
以前テレビでやってたんですがその中で丸太きり?で使ってた
斧を探しています。特徴は刃の部分が最近の一般に普及してる物よりも
長く、三日月みたいな感じでした。また鏡面仕上げで、切れ味も
すごかったです。産毛を剃っていました。探したんですがなかなか
見つかりません。似たような物を知ってる方居られるでしょうか?
328:ムカル
04/11/15 20:13:29 edLcl7SQ
>>327
「三日月型」というのが良く解りませんが、もしかして造材用、ハツリ用の鉞ですか?
URLリンク(www.takenaka.co.jp)
ただこのようなものは今ではほとんど造られておらず、入手は難しい。
古いのは古道具市覗けばありますが、新品は貴重品ですな。
しかし以前、大田区南馬込5丁目、東海道沿いに鍛冶屋の店舗があり、
新品の鉈、切り出しナイフ、そして伐り斧や鉞が売られていたの見たことありますよ。
329:ムカル
04/11/15 22:50:07
その大田区の鍛冶屋さんの詳細リンク発見したので貼っておきます。
URLリンク(www.kokuseikyo.or.jp)
330:名無しの愉しみ
04/11/16 14:30:53
>>327
こういうのかな?
URLリンク(www.toyokuni.net)
URLリンク(www.the-japanese-trading-post.com)
331:名無しの愉しみ
04/11/16 14:57:05 5P7k2TyE
ここは危険なスレですね、と。
332:名無しの愉しみ
04/11/16 15:40:10
>>331
刃物板逝ったら引きつけ起こしますぜ。
333:327
04/11/16 23:09:09
皆さんレスありがとうございます。三日月型という表現が悪かった
みたいですね。一番近いのが>>330さんが貼ってくれた2つのリンクの内の
下のリンク先にある一番上の物に似ています。あの両側のカーブをもっと
延長した感じです。あと海外製?だと思います。なぜかというと海外の
丸太きり大会みたいな映像だったので。その映像を見てからずっとネット等
で探してるのですが・・・
334:ムカル
04/11/17 00:03:10
だとすれば、「スチール社のチェンソー用斧」に形が近いかも知れませんね。
どうも今現在は売られていないようだが。
335:名無しの愉しみ
04/11/17 19:31:52 JkfqFqU+
【社会】「浮気してるかと」 82歳女性、まさかりで80歳夫を殺害未遂…茨城
1 :☆ばぐ太☆ ◆JSGFLSFOXQ @擬古牛φ ★ :04/11/17 10:29:25 ID:???
★浮気疑い80歳の夫殴打 殺人未遂容疑で82歳の妻逮捕
・茨城県警は17日、自宅で寝ていた夫(80)を殺そうとしたとして、同県
大子町西金、無職堀江ミツ容疑者(82)を殺人未遂の疑いで現行犯
逮捕した。大子署によると、「夫が浮気していると思った」と容疑を認めて
いるという。夫は意識不明の重体。
調べでは、堀江容疑者は同日午前1時ごろ、寝室で寝ていた夫の頭を
まさかり(刃渡り約20センチ)で数回殴り、殺害しようとした疑い。
堀江容疑者の怒鳴り声を聞いた娘(51)が寝室に行くと、夫が頭から
血を流して倒れ、隣に堀江容疑者が立っていたという。
URLリンク(www.asahi.com)
ガタガタブルブル・・・
殴るならオレオレ詐欺の犯人を殴れ!
336:おのじい
04/11/17 21:57:06
先日、ハスクバーナの切斧をニセアカシアの切り株に軽く打ち込んだら、一発目で
刃先の角が1センチくらい欠けて飛びました。
割れ口を見ると、焼き割れ(鍛え割れ?)して、元々ひびが入っていたようです。
たまたま欠陥品に当たっただけなんでしょうが、何だか信頼できない気がしてしまいますね。
中国製や東南アジア製だと珍しくない事故ですが、欧米の製品でそういうことが起きたのは
初めてです。
337:名無しの愉しみ
04/11/17 22:24:10
>1センチくらい欠けて
oh~ no~
338:名無しの愉しみ
04/11/17 23:16:59
>>336
説明の手紙と一緒にメーカーに送ったら金の斧になりませんかね?w
339:ムカル
04/11/17 23:34:30 v/OKObtv
ニセアカシアは柔らかい木なのにねえ・・・冬で鉄材がもろくなっていましたか?
以前紹介したナイフマガジンのアメリカの開拓時代の斧特集記事にも、
「冬は、刃が欠けないように温めてから使った」とあるし。
340:ムカル
04/11/17 23:36:08
刃が欠けた、といえば、以前読んだ世界の心霊話で、こんな話がありました。
アメリカで、ある白人の一家が一軒家を家具付きで買い取りました。
リビングには大きなテーブルがあり、その天板には気味の悪い木目が浮きだしていましたが、
何故かそれに「心引かれる」ものがある。
さてしばらくして、一家の旦那が庭で薪割りしていたところが、突然分厚い斧の刃が何の前触れもなく
ポキッと欠け、不運にも破片がそばにいた息子の腰に当たって半身不随。
それから一年もしないうちに今度はガレージの車が触りもしないのに急発進し、娘が脚を挟まれて歩行障害。
子供は二人とも障害者になってしまったのです。鬱々とするうちに今度は家が火事に。
旦那は歩行障害の子供達を真っ先に助けるはずが、どういうわけか例のテーブル真っ先に持ち出してしまい、
結局家財の大半は全焼、子供達も焼死してしまいました。
旦那は何故自分が意味不明の行動したのか理解できず、嘆くばかり。
と、例のテーブルの気味悪い木目が、はっきり「悪魔の顔」になっている。
後日調べてみたところでは、このテーブルは、虐待されていた黒人奴隷が製作したもので、
これを所有した白人に崇りが及ぶ、といういわくつきの品。
旦那はテーブルを教会に持ち込み、何とか供養してもらったそうですが・・・
ガタガタブルブル
341:名無しの愉しみ
04/11/18 17:47:27
生木のニセアカシアはヤワイけど、枯れたのはチェーンソーでも切るのに一苦労するからな
まあ、不良品だってあるでしょう、量産品なんだし
342:おのじい
04/11/18 18:20:08
暖かい日だったので、低温で脆くなったという線は有り得ません。
明らかにひびが入っていたのは、断面の大部分が黒く変色していたのからも明らか。
343:おのじい
04/11/18 18:31:42 eBHGthF4
暖かい日だったので、低温で脆くなったという線は有り得ません。
明らかにひびが入っていたのは、断面の大部分が黒く変色していたのからも明らか。
新斧は、本番?で使う前に、刃のあちこちを硬い木に打ち込んで試す必要がありますね。
344:ムカル
04/11/18 22:56:09 Pb0XKAA6
ところで、ハスクバーナにも伐り斧があったのですか。
例の注文リンクには、薪割り斧と大工斧しかなかったけど。
345:おのじい
04/11/19 23:25:08 74DAb08J
ハスクバーナにも切斧はありますよ。スウェーデン型のもありますが、
私が買ったのはアメリカ型に似た形で、身の薄いものです。
重さの割に薄すぎるな、という感想で、元々あまり気に入らなかったので、
刃が欠けてもあまりがっかりしませんでした。
今後は庭木の植え替えや撤去のときに、根を切るのに使おうと思います。
土の中の小石で刃が傷んでも惜しくないですから。
346:ムカル
04/11/19 23:48:27 dP7U5rQi
根を切る、といえば、植木屋が使う刃物に「根切り」という、
柄の長さが2mもある薙刀のような、凄い鉈がありますよ。
347:名無しの愉しみ
04/11/21 01:19:04
鉈とはチョット違う、どっちかと言えばバールの先に刃を付けたような物
焼き入れもかなり甘いし、作りもかなり大雑把
使い道が使い道なので、その程度で十分でつ
348:おのじい
04/11/21 18:39:48 fKKo9ABf
根切り「バチ」とは別のものなんですね?
欠けた斧は、根性で研ぎ直しました。形は大分変わってしまったけど、
欠けたのが元側の角だったので、和斧風のシルエットになっただけです。
先側の角が欠けていたら、かなり使いにくくなったでしょうが。
349:名無しの愉しみ
04/11/21 22:17:38
ゴメン、根切り「バチ」がどういうモノか判らない
350:名無しの愉しみ
04/11/21 22:18:26
あ、ここはID出無いのか347です
351:おのじい
04/11/22 20:30:49 KnxLU4T1
根切りバチとは、バールの先が平たく幅広くなって、バチ(ヘラ)状になったものです。
刃は柄(本体)と直角に付いていて、幅10センチくらいです。
研ぎ直したハスクバーナの斧、いい感じです。
下ろしたてというのに、長く使い込んだみたいな刃になりました。
352:ムカル
04/11/26 23:58:27 T/+vCJI4
グレンスの大きいほうの両刃斧、ついに売り切れたようです。
353:ムカル
04/11/27 22:01:25 YUJbuPTa
例の古い西洋斧、柄がグラグラになっていたので思い切って抜きました。
この柄、握り具合は最高だったので、後日これを参考にして新しい柄を作りたいと思います。
354:おのじい
04/11/28 19:22:33 lhTCYsw7
>>353
いい柄ができるといいですね。
以前書いたグミやカマツカ以外では、タンナサワフタギ、アサダ、ミズメ、クマシデ、ズミなんかもいいようです。
ヒッコリーやイペの角材が売っていたら、それもいいですね。
形は最高だと感じたものを参考にするのが手っ取り早いでしょう。
試行錯誤でやると、気に入ったものができるまでにかなり時間がかかりますから。
今週末から長期旅行に出ますので、しばらく書き込みができません。
それではしばらくごきげんよう。
355:ムカル
04/11/28 21:19:39 1ZcgKkU7
一応、その斧の柄の輪郭を紙に写し取り、細長い良材が手に入ったら糸鋸でくりぬき、
あとは丸く削りたいと思います。
しかっし曲線用の鉋って高いんですよね。
旅行いけていいですなあ。
356:名無しの愉しみ
04/11/30 23:05:56
柄がグラグラならカナヅチ用のくさびで
間に合わないですかね?それと穴は
テーパーになっていると思うんですが
どうなんでしょう?
357:ムカル
04/11/30 23:50:12 CMbC9dnG
それがその柄のヒツに納まっていた部分、かなり朽ちて細くなっているんですね。
ヒツ穴の内壁に凹凸が大量にあるので、そこに水がたまって腐ったらしい。
打ち込まれていた木の楔はナイフでいじっていたら簡単に抜けました。
これでは金槌用の小さな楔では歯が立たない。
358:ムカル
04/12/15 20:30:49 6YyU0h00
平成16年12月の世田谷ボロ市。
今年も行ってまいりました。刃物を商っている出店は全部で3、4店舗。機械に取り付けて桑の葉刻むための包丁やら
八万円の剣鉈、8000円のマシェット(いずれも鞘入り、刃の状態不明)などいろいろ。
ナイフの柄に良さそうな鹿の角は100gで400円とか。
さて例年東北地方の古民具、特に斧や鉈の類を専用の棚にズラリと並べている爺さんが今年もいましたので覗いてみましたらば
いつに無く品揃えが豊富。刃は顔が映るほどギンギンに研がれています。値段は柄なし、柄付き、それぞれ1万~2万。
大抵は伐採か薪割りかの刃渡りが狭いものでしたが、ハツリ用の刃渡り20cmはあるのが売られていたので2万で買いました。
これとてもやはり顔が映るほど研がれ、しかも家で確かめてみたらすね毛が剃れる!
マジすごい。
ただし柄は色合いいいもののやはりグラついているので、新しい柄製作の必要があるかもしれない。
359:名無しの愉しみ
04/12/29 00:40:30 Yb6y4HtF
age
360:あぼーん
あぼーん
あぼーん
361:おのじい
05/01/03 09:50:48 MXFZDCq/
しばらく前に帰ってきました。
今回は斧を使う機会が少なかったので、話題は少ないです。
コリンズの両刃斧がニッチに少数入荷したようなので、今度こそ買おうと思います。
362:ムカル
05/01/03 18:15:11 +FPkUtsW
ああ、お元気で何より!あの東南アジア大津波があったものだから、巻き込まれていやしないかと心配していましたよ。
今度は何処に行かれたんですか?
両刃斧買って木を伐ったら、ぜひ感想教えてください。
363:おのじい
05/01/03 19:26:06 MXFZDCq/
インドネシアです。もっぱら山岳部ばかり行くので、津波は無関係。
当日はスマトラ北部に居たので、震度3くらいの揺れは感じましたが。
コリンズの斧は刃先が2ミリ以上の厚さがあり、砥ぐのに時間がかかります。
両刃となると更に大変そうです。
ともあれ、買えてからのお話ですね。
364:ムカル
05/01/03 19:39:44 +FPkUtsW
スマトラ北部って言ったらマジで震源地近く。それでも震度3?
今回の地震は震度の割りに津波が大きい、「津波地震」だったのですかね?
明治の三陸津波地震と同じような。
新しい斧の柄は、ホワイトアッシュ探している最中です。
365:おのじい
05/01/03 20:21:00 MXFZDCq/
近い、といっても、私が居たところは震源地からは500キロ以上離れていますから、
あまり揺れなかったのでしょう。
ホワイトアッシュは手に優しい(手触りが柔らかいし、衝撃が吸収される)ですね。
日本産材だと、トネリコやアオダモがほぼ同じ材質だそうです。
それではまた明日。
366:名無しの愉しみ
05/01/03 22:18:20
アオダモやシオジは乾燥時の収縮が大きく、
暴れるからよく乾燥していて割れていないものを
使うといいよ。カヌーなんかで使うからその辺から
探せば見つかるかもよ?
367:おのじい
05/01/08 22:13:38 1F+rpgxp
骨付きハムの骨を、スープを取るために斧で叩き切ったら細かく刃こぼれ(刃つぶれ)しました。
枯木の節を叩き切っても切れ味が落ちない、かなり出来のいい洋斧だったんですが。
今度インドネシアに行ったら、肉屋が使っている斧のブランドを聞き出そうと思います。
(あっちの肉屋は、よく牛の骨を斧で叩き切っています。スープにしたり。骨髄を食べたりするからです。)
そういえば、以前メダンの金物屋で「アメリカかドイツ製のいい斧ないか?」と尋ねたら、
「あんた肉屋か?」と言われたことがあります。
368:ムカル
05/01/08 22:31:07 i545P6Nd
骨付きハムとは贅沢ですな。
インドネシアの鉈、パランは骨切りには厚みが足りないんですかね?
369:名無しの愉しみ
05/01/08 22:49:48
なんだここは 二人しかいない
370:おのじい
05/01/11 18:37:29 dsvwmkwA
パランは使われていませんね。厚みも重さも足りないんでしょう。
骨切り用の斧は、大型の斧頭に短い柄を付けたものを使っています。
371:名無しの愉しみ
05/01/11 20:13:28
君たちにオススメの映画。「カンフーハッスル」
中国マフィアの名前が「斧頭会」。斧を振り回して
戦います。
372:ムカル
05/01/13 01:56:20 cKouZG5l
映画はビデオが出たらじっくり観ます。
しっかし大型の斧の刃に短い柄なら、片手で扱うには腕力がいりますな。
日本のラーメン屋も、豚骨割るのに鉈や片手斧使っているけど。
373:おのじい
05/01/13 16:20:37 bGwyJWdH
同じ切断力を得るのに、軽い斧だと十分にスイングする必要があるが、重い斧だと軽く振り下ろすだけでいい、ということで、
切れた(割れた)骨がどっかへ吹っ飛んでしまわないようにするためには、なるべく振り下ろす速度が小さい方がいいのでしょう。
実際、小さなモーションで、斧の重さで切っている感じです。
また、木の伐採やはつり作業では一日中、何千回も斧を振らなければなりませんが、
肉屋の作業のほとんどは肉を包丁で切ることで、骨を切るのはほんの短時間なはずですから、重い斧を使っても疲れないんでしょう。
ただ、いくら疲れないといっても、それなりの腕力がないと扱えないのはおっしゃる通りですね。
いずれ機会があったらなぜ重い斧を使うのか訊いてみましょう。
374:ムカル
05/01/13 23:19:55 CGfPlRul
ところで、例の両刃斧は買われましたか?
おのじいさんがはじめて大木(直径50cm以上)を斧で倒したのは、いつごろのことですか?
375:おのじい
05/01/13 23:57:54 bGwyJWdH
他に買いたい斧や鉈があって、まだ注文しとらんのですよ。
急がないとまた品切れになってしまいそうな気がしますが。
ムカルさんはどうやって、どのくらいの時間を掛けてその斧を研ぎました?
研ぎやすさ、硬さ、刃持ち、など分かる範囲で教えて下さい。
日本で切り倒してもいい大木に出会うことはほとんど無いこともあって、
最初に大木を切ったのはわずか8年前です。
それからはひと抱え以上のだけで100本近く切りましたが。
376:ムカル
05/01/14 01:21:01 sQPkj1zO
「他にも欲しい斧や鉈」がそんなにあるのですか・・・
で、それが例の両刃斧では一度も木を伐った経験が無いので買った時のまま。
なんとも言えないのですよ。ただ、木に当ててみた感覚では切れ味はグレンスの投げ斧には遠く及ばず、
スタンレーより落ちる感じ。刃は硬そうです。
例のコリンズのボーイズアックスと同じ感じでは?
自分は初めて30㎝の木を伐ったのが13年前。今まで伐った最大の木は直径40㎝のクヌギ。
これは滅茶苦茶硬い木だった。
377:おのじい
05/01/14 16:59:59 O0Q/8pF9
両刃斧、注文して代金も払い込みましたよ。2,3日したら届くでしょう。
コリンズのボーイズアックスは硬めでいい出来でしたが、そのあと小さいモデルの
ハンターズアックスを買ったらナマクラでした。両刃斧が出来の良い物だといいんですが。
コリンズに限らず、同じメーカーの斧でも品質にばらつきがあるのは仕方ないことです。
鍛造や熱処理のわずかな加減で良くも悪くもなりますから。
確か、ムカルさんの買ったアクドールの斧も、最初のは良かったけど2本目のはダメだったんですよね?
ただ、いいメーカーのは出来の良いのが大部分でナマクラは少ないが、そうでもないメーカーのは
出来の良いものの方が少ない。
ひどいメーカーのだと、全部ナマクラ。材料の鋼材自体が粗悪な品質だと、どんなに熱処理が良くても
いい物は出来ませんから。
378:おのじい
05/01/14 17:06:44 O0Q/8pF9
ただし、グレンスフォッシュの斧のように職人の手作りで、研いで刃付けをして、
焼きの入り具合を品質検査をして出荷されるものは、外れはないでしょう。
軽量で薄刃造りなのが好みでないので買っていませんが、アメリカ式伐採斧が
再び生産されたら買いたいですね。
379:ムカル
05/01/15 19:31:57 p+TCnOnh
グレンスのアメリカ式伐採斧がまた販売されたら、自分も買いたいですね。
多分観賞用になってしまうだろうが。
ただ、グレンスの斧の柄はヒッコリーの白木なので、握り具合が大変に良い。
ニスを塗って幾分細めなコリンズの斧の握り具合は硬い。
しかしアクドールの斧、十三年前は黒塗り、十年前は青塗り、最近では無塗装ですな。
380:おのじい
05/01/16 19:38:57 weoSl+UG
両刃斧、届きましたよ。
とにかく刃先が厚くて、砥ぐのに時間がかかりそうです。
ほとんど使わないにしても、刃付けはしておきたいので、そのうち頑張ります。
柄は、確かに細すぎて握り心地は良くないですが、当分はそのままにしておきます。
381:名無しの愉しみ
05/01/16 22:39:07 LIWB0Mgp
グレンスフォシュ社のミニハチェットって、大体どこら辺まで使える??
382:ムカル
05/01/17 01:14:18 AQE3xNuC
>>380
色は黒塗りでしたか?オーバーオール着た猪のシールは貼っていましたか?
使い心地のレポお願いします。
>>381
手斧は持っていないので答えられません。失礼
383:あぼーん
あぼーん
あぼーん
384:???
05/01/17 10:52:34
二人だけでスレを維持するのは大変だろうね。
カキコを?で終わられたら他に誰もいないんだから
自分がレスしなければいけないし、
かと言って、1日中パソコンの前にいる訳にはいかないし、
あれは試されましたか?とくれば、まだその気が無いのに
行動を起さなければとも思うだろうし、
それから・・・・・・もういいや。
独り言だから気にせんでくれ。
385: ◆FCgIv6J3b2
05/01/17 11:01:23
そうか
386:名無しの愉しみ
05/01/17 14:31:23
>>384
じゃあネタふれや
387:おのじい
05/01/19 15:56:38 B9RuiWFy
黒塗りです。シールも貼ってあります。
とにかく刃先がバカ厚いので、気分が乗るまで砥ぐ気になれなせん。
アメリカの金物屋のホームページ見てると、欲しい斧が出ていたので
メールやファックスで問い合わせてみたんですが、返事がありませんね。
面倒くさいから無視してるんでしょうなあ
「海外からのオーダーも承ります」とか書いてあったのにガッカリ。
アメリカにも鍛造で仕上げも良さそうな斧がいくつもあるのに、日本の薪ストーブ屋
あたりが仕入れるのは、鋳造の安物が多いですね。
コリンズのは一応鍛造だけど、仕上げが非常に粗雑で柄も安っぽい。
388:名無しの愉しみ
05/01/19 20:23:20
>「海外からのオーダーも承ります」とか書いてあったのにガッカリ。
日本は海外じゃ無かったんだよ(AA略
>鋳造の安物が多いですね。
薪ストーブスレ見てる限りじゃ自前で割ってる人はほとんど居ないもん
需要がなければ供給もされない、ってコトでしょ
389:ムカル
05/01/21 03:29:54
しかし斧買うためだけにアメリカ行くのはあまりにも辛い・・・
第一アメリカは広いから、どこに良い斧があるかも判らないし。
390:おのじい
05/01/21 17:19:35 UHhCgoSv
アメリカの他のショップにも問い合わせてみました。今度は返事が来るといいな。
アメリカのある斧屋のホームページを見たら、1900年頃、アメリカには400種(パターン、型)
以上の斧が作られていたが、現在では統合されて約30種が生産されている、とのこと。
さすが、斧大国ですなあ。
ちなみにそこで扱っている最大の伐採斧は8ポンド。
アクドールの一番でかいのが3.5ポンドだから、馬鹿でかいにも程がありますな。
391:ムカル
05/01/21 19:31:22 9u4zRg45
1900年ころといえばアメリカの開拓はまだ続いていたころ。
そして大量生産はまだされていなかった頃ですね。しかし統合されても30種ですか。
しかし薪割ではなく伐採で8ポンド・・・。どんなマッチョが使うのやら。
アメリカといえば、あのリンカーンは開拓民の子だったせいで、斧使いの名人だったそうです。
常人の三倍の速さで木を倒したとか。
392:おのじい
05/01/21 20:12:01 UHhCgoSv
ムカルさん、今日は早いお帰りですね。
現代に「斧の名人」と言われても、どの程度のものか定かではありませんが、
リンカーンの時代にアメリカで名人と言われるのは、並の腕ではありませんね。
「御柱祭りのきこり」クラスがそこらにゴロゴロしていた時代ですからね。
5ポンド以上の伐採斧は、アメリカの各ショップのカタログにも少ししか出てないので、
もしかしたら競技用の斧かもしれません。
大多数の伐採斧は、大が3.5ポンドになっていますので。
393:ムカル
05/01/21 21:41:50
たまには帰宅が早いこともあるんですよ。
リンカーンは身長が190cm以上でアメリカ史上もっとも背が高い大統領、
喧嘩も相当強かったそうだし。
御柱祭り、最後に柱の先を三角錐に削っるときの作業、斧だけであんなに器用に削れるのは凄い。
まるで鉋でもかけたような滑らかさ。
また映画の話ですが、先日公開された映画「北の零年」。北海道の開拓をモチーフにした映画、
渡辺謙が伐採作業している場面が予告編にあった。予告編ちょっと見ただけなので、使っている斧の刃の形は
不明ですが。
24日からレンタル開始の「キング=アーサー」、敵役のアングロサクソン人は斧を武器にしていますね。
やはり斧は白人の道具ですか。ところで「競技」とは、やはり丸太きりとかですか?
なんか荒らしがいるようなので、サゲて書きます。
394:おのじい
05/01/22 19:19:05
じゃあ、下で話しますか。
よく読んだら、8ポンドのは消防斧で、伐採斧の最大は6ポンドでした。それでもかなり巨大ですが。
「競技用」という記述はありませんが、その6ポンドので十分競技(丸太切り)に使えるでしょう。
ところで、自前で斧を作っている国って、案外少ないようですね。
他国へ輸出までしている国、となるとごくわずかで、私の知る限り(多そうな順に)
アメリカ、中国、スウェーデン、ドイツ、カナダ、インド、コロンビアくらいのものです。
日本は自前で作ってはいるけれど、輸出まではしてません。
395:ムカル
05/01/22 23:47:43
確かに消防用斧ならば壁をぶち壊す必要があるので、重量は必要でしょうね。
しかし中国斧って品質はいいんですか?西洋はともかく、インドが斧を輸出しているとは驚き。
396:おのじい
05/01/23 19:10:47
インドは、ホームページを出しているメーカーがありました。
中国斧は、偶然出来がいいものができることはありますが、おおむね酷い品質です。
柔かいものは軟鉄並みですぐ刃がまくれるし、焼きが硬すぎるものは一発で大きく刃が欠ける。
それでも極めて安価なので、東南アジアなどの発展途上国に広く出回っています。
ニュージーランドでさえ、ホームセンターに置いてありました。
397:ムカル
05/01/23 21:32:03
おやおや、インドでホームページ完備会社ですか!やはりククリナイフも作っているような会社ですか?
中国斧の柄は直線ですか?韓国に行ったことがありますが、そこの民俗村や博物館にあった斧(トキ)は
足が長くて刃渡りが狭く、峰が出っぱっている、まるでグレンスの薪割り槌のような型の斧でした。
398:おのじい
05/01/23 22:12:25
インドの会社は、カタログを見ると、ただ各種アメリカ斧をコピーして作っているだけのようです。
でも、実物は見たことがありません。ククリとかは作っていず、単に洋風の刃物をコピーするだけのようです。
中国には本来独特の形をした斧があるようですが、輸出用に作られたものはアメリカ斧の一型をコピーして
作ったもので、オリジナルに見られる荒々しさや力強さが無く、のっぺりと迫力の無い感じです。
どこがどう、と表現しにくいのですが、見れば一目でアメリカ製でないことは分かります。
399:ムカル
05/01/23 23:19:58
のっぺり・・ですか。まるで中国人の肌のような。
中国の斧といえば三国志なんかの武人がもっているようなのしか思い浮かびませんね。
ドイツの斧といえば、スチールがそうでしたか。
400:名無しの愉しみ
05/01/24 03:31:28
400
401:おのじい
05/01/24 16:11:53
ドイツ製ではスチールの他にバーコ(サンドビック)も日本に入ってますね。
日本で一番多く見かけるのはスウェーデン製ですが、世界的には
アメリカや中国製(平均収入の低い国向け)のほうが流通量が多そうです。
アメリカの金物屋、1店返事が来ました。
これから注文しようと思いますが、形もサイズも種類が多いのでどれを選ぶか迷います。
402:ムカル
05/01/24 21:07:40
平均収入が低い、というのがどうも気になりますなあ。
で、どんなアメリカ斧注文の予定ですか?伐採用?薪割用?
403:おのじい
05/01/24 23:42:01
平均収入が低い国って、東南アジアなどのことなんですが、別に差別している訳ではありません。
伐採術の師匠はインドネシアのきこりさんだし、見下す気持ちなどありませんよ。
単に、アメリカ斧やドイツ斧などは高価過ぎて敬遠され、10分の1以下の値段の中国斧が
一般的に出回っている、という話がしたかっただけです。
買いたいアメリカ斧はもちろん伐採斧です。
4ポンドくらいの物(実用)の他に、6ポンドの巨大斧(観賞用)も買おうかな、と思っています。
送料は1本でも1万円以上するし、斧自体の値段は大きいのでも4000円くらいなので、
この際2本買ってしまおうかな、と。
スウェーデン斧の魅力が洗練されたシャープでスマートな感じであるのに対し、アメリカ斧の魅力は
武骨で荒削り、重厚で力強い雰囲気だと思います。
404:ムカル
05/01/24 23:57:26
イヤ、失礼、差別とかそういった意味で書いたんじゃないので。
東南アジアはまだそんなに貧しいのかな、と気になったんですよ。
確かにナマクラでも、そんなに中国斧のほうが安いなら出回るでしょうね。
アメリカって案外斧安価なんですね。日本なら和斧でも洋斧でも1万円以上はしますが。
アウトドアなんか、で現在でも充分生活の道具だからかな。
確かに言われて見れば、北欧の斧よりアメリカ斧が無骨な感じがします。
実際、例のスタンレーの斧もそう。やっぱり開拓の歴史、実用の歴史ゆえですかね?
405:おのじい
05/01/25 19:05:35
東南アジアの山村はまだまだ貧しいので、伐採にもまだまだ斧が使われているんです。
本職はチェーンソウを使うけど、自家用には安い中国製や地元製で十分、ということで。
斧としては非常に高価な欧米製は中途半端な存在になって、もう30年くらい前から
新たに輸入されることはなくなったようです。
アメリカ製もドイツ、スウェーデン製も、手作りでない量産品は2000-4000円くらいの
ものがほとんどで、輸出された先でも(ニュージーランドなど)値段はさほど変わりません。
それが日本でだけ1万円以上になってしまうのは、昔からある日本製が元々高価だったので、輸入した洋斧にも
同じような値段を付けて販売した、というところでしょう。
アメリカ斧がごついのは開拓時代に改良した歴史と、大きくて強いものを有難がる国民性ゆえでしょうね。
まあ、そのお陰でこちらは楽しませてもらっています。
406:ムカル
05/01/25 20:44:13
大きなものをありがたがるとは、ここでも亜米利加人のマッチョイズム開花ですかw
さて東南アジアも伐採といえば、かつては巨木の根板を避けるために、ヤグラを組んでその上に乗って伐っていたはず。
チェーンソーの導入で、その必要が無くなったとか。
やはりチェンソー持たない一般人が木を伐る場合は、ヤグラ組んでから斧を振るのですか?
以前、東南アジアの焼畑民の生活書いた本にそんな写真が載っていました。
407:おのじい
05/01/26 20:35:00
一般人も、大木の場合はヤグラを組むことが多いですね。
足場が格段に良くなるし、板根のある部分は木目が入り組んでいて用材にならないから、
まっすぐな幹の部分だけを得るために、板根の上から切ります。
アメリカ斧、ごついと同時にころころと丸っこい感じもします。
アメリカという国自体は特に好きでもないんですが(好きならとっくに旅行して斧も買いまくっている)
幼児期から少年期にかけて愛用し、斧すなわちアメリカ斧、という刷り込みがされてしまったせいで、
アメリカ式伐採斧が好きになってしまったようです。
408:ムカル
05/01/26 21:21:35
ヤグラを組むといえば、嘗て屋久杉を伐採していたころもそう。
根元は組織が入り組み、割ったり加工したりしにくいので避けて伐っていたとか。
現在では屋久杉の伐採が禁止されているので、その根株を掘り出して加工品作っているとか。
自分の場合は、西洋斧を始めて見たのがやはり米国の映画だったから、アメリカ斧になってしまったようです。
昔夕方放送されていたアニメ「トムとジェリー」にも、よく斧が登場しましたね。電線に止まったカナリアを捕るため
電柱切り倒したり、熊さんのアニメで、薪を盗まれたビーバー一族が全員で熊さんの家斧で壊して
薪にしてしまったりとか。
現在、以前話のあった「シェーン」借りて見てます。まだ最初のほう、町に買い物に行き、農民が寄り合いしている場面まで。
確かに両刃斧で根株を掘り起こしたり、玉切りしてますね。入植時期から換算すれば根株の朽ち方が早すぎ、
そして何であんな根株があるところに家を建てたか疑問ですが。
しかし少年があんなにシェーン賛美では、実の親父がかわいそうだ。
409:おのじい
05/01/28 18:50:48
シェーン、どうでしたか?
私は斧に関係なく、あの映画は好きです。確かにあのご主人は可哀そうですけど。
アメリカの金物屋さんに、4ポンドと6ポンドの伐採斧を注文して送金しました。
はてさていつ頃届くのやら。
410:ムカル
05/01/28 23:53:07
シェーン見終わりました。
まさに古き良きアメリカ映画。音楽がいい。まさにその時代、50年代。
日本で言えば昭和28年の映画ですか。背景の山並みの姿もいい。
独立記念のダンスシーンはどうもスタジオ撮影なのがミエミエだが。
今度は、「荒野の七人」でも見てみますね。ところでその、「荒野の七人」のネタ元である
わが日本の「七人の侍」、薪割りシーンがあるが、あの場面見て多少疑問。
台の上に薪を立て、一刀両断にする基本的姿勢だが、これをするには薪の切り口が鋸で伐った、
水平状態でなくてはならない。あの戦国時代、庶民にまで鋸が浸透していたのやら。
平安時代の絵巻物に寺の浴室の様子が描かれていますが、その中で薪割する寺男は、
寝かせた丸太に薪を立てかけて斧を打ち込む方式で割っていますね。
411:名無しの愉しみ
05/01/29 20:18:39
アニメ一休さんも薪を立てて割ってたりするので
気にしたら負けだ(苦笑
412:ムカル
05/01/29 21:24:14
>>411
ていうか一休さん、室町時代の話なのに町人がチョンマゲ結っているしw
413:名無しの愉しみ
05/01/29 21:56:53
ネタだけでは何だからチョイト考察を
>あの戦国時代、庶民にまで鋸が浸透していたのやら。
絶対量は無いだろうが、部落に数本は有ったのではないか?と思われ
普段はお爺さんが柴刈りに、程度で需要は満たされるだろうが
多量に必要な場合は山師から買う事になるだろう
当時でも山の持ち主は居るだろうし、勝手に伐採するのもNGかと想像
で、山師が伐採した時点で素性のいい木は売り、売り物のならない物を燃料として供給するなら
その時点で、適当な長さに切った方が運搬も販売も有利カト
切るのは別の業種があったかもしれんが、業者が鋸を持って入ればよく
買う側がノコギリの所有している必要は無くなるし、切る手間も必要無くなる
って感じ?
414:ムカル
05/01/29 23:41:46
つまり、宿屋だか茶店の裏手で割られていた薪は、山師から買ったものだということですな。
415:おのじい
05/02/01 19:37:10
中国や東南アジアなどの山村で見たところでは、薪にする木は多い順に、
柴(潅木や枝)>伐採して建築材などを取った残りの部分>最初から薪にするために伐採した木
で、寝かせて割るのが普通なので、昔の日本もそれに近かったのでは?と想像します。
ただし、街中では薪を買うので、それは鋸で玉切りにしてから割ってあっただろうかと。
ところで体験から言うと、薪を寝かせて割るのは慣れれば立てて割るのと変わらないくらい
簡単だし、安全ですよ。どんな形や大きさの木でも工夫次第で割れますしね。
例えば、節や枝分かれのある木は立てて割ると難攻不落だけど、寝かせて節に斧を打ち込むと
あっさり割れたりする場合もある。
ばかでかい丸太も寝た状態なら斧一本で切り崩し(割り崩し)て薪にするのも可能。
416:ムカル
05/02/01 21:04:48
確かに、最初から寝かせてあれば薪が倒れるのを気にする必要もありませんからね。
よく薪ストーブの本に、「節のある薪は、最初に節から割って・・・」などとあるが
そこに書かれている挿絵には立てたままで節に斧を打ち込んでいる。
果たして薪割り経験者が描いたものであろうか?
しかしこのスレは初代に比べればやはり進行が早い。二倍の速度です。
417:名無しの愉しみ
05/02/01 21:20:48
>そこに書かれている挿絵には立てたままで節に斧を打ち込んでいる。
立てた物はスカ食っても下の台に当るが
寝かせると、人がひっくり返りかねんからな(苦笑
丸太に古タイヤで変な所へ飛んでいかないように、って絵付きの解説本もあるね
418:名無しの愉しみ
05/02/01 22:25:21
薪を割る時に割れにくかったら逆さにして
割るんですが初めから割れやすい目をさがすことは
できるんでしょうか?
419:おのじい
05/02/02 19:31:17 BekXUbwx
>>418
数をこなして多くの木を割ってみれば、おおよその見当は付くようになるでしょう。
少なくとも石の割れやすい目を見極めるよりは、外見からの判断はしやすいと思いますよ。
今日、頼んでいたアメリカ斧が届きました。
武骨なアメリカ斧の中でもとりわけ武骨な、荒い仕上げのものでした。メーカー名は[COUNCIL]。
柄はコリンズの斧と同じレベルの、かなりいい加減なものでした。
6ポンドの伐採斧は刃幅が11.5cmと狭く(4ポンドの方は12cm)、思ったほど馬鹿でかい
印象ではありませんが、持ってみればやはりクソ重たいです。
小さい方は研いで使う予定なので、そのうち使用感など報告します。
420:おのじい
05/02/02 19:32:55
おっと失礼。うっかり上げてしまいました。
421:ムカル
05/02/02 20:38:18
ああ、届きましたか。
案外早かったですね。こういうのは船便の場合もあるので。航空便だったのかな?
柄がいい加減・・・確かにグレンスの柔らかくてしっくりした握り具合に比べれば、
コリンズの斧は固くてカチンとした握り具合ですからね。
使用感、待っています。
422:おのじい
05/02/03 19:59:50
まずは研いでみました。
材質はかなり硬めで、コリンズの硬めのくらいの硬さですが、コリンズに較べて刃先の厚さが約半分
(2mmくらい)なので、2時間と少しくらいで研ぎ上がりました。それでもかなり疲れました。
特徴について補足すると、ヒツ(柄穴)周りがやたらに分厚く頑丈に作ってあります。
コリンズの斧にもそういう傾向がありますが、それを更に厚くした感じ。
一方、スウェーデン製やドイツ製だとアメリカ式伐採斧でもヒツの壁は薄く作ってあります。
柄は片刃洋斧にしては珍しく直線柄で、6ポンドの方の柄は90cmありますが非常に細い。
4ポンドの方は70cmしかなく、しかも軟弱な材質です。
試し切りが終わったら柄を交換しないと使いにくそうです。
ところで「珍しく直線柄」と書きましたが、COUNCILとCOLLINSのカタログを見ると、
同じ型のヘッドに曲線柄と直線柄のバージョンがあり、長さも2,3タイプ用意してあるようです。
4ポンドのヘッドに50cmの柄、という組み合わせのものまでありました。
最長はどんなに大きなヘッドのものでも90cmまでです。
423:おのじい
05/02/03 20:12:37
補足。
上記2社のカタログにはそれぞれ数十種類が載っていますが、各小売店で扱っているのは
数種類ずつしかありません。
そのうち日本まで発送してくれる店はごく少ないので、日本に居て入手できるのは
各社10種類以下でしょう。
424:名無しの愉しみ
05/02/04 07:35:09 WS5g0DOT
トマホークぶつけたい
425:名無しの愉しみ
05/02/04 09:10:20 IegxXlgq
早晩薪ストーブを購入しようとしている者です。
薪割りから自分で出来るようになりたいのですが、初心者が使いやすい斧や鉈はどういったタイプの物でしょうか?
出来たら通販などで買える物が良いのですが・・・
こちらは詳しい方が多いようなので質問させてもらいました。
よろしくお願いします。
426:おのじい
05/02/04 19:19:26
>>425
日本国内の通販で入手できるものですね?
じゃあ、まずメインに太い丸太や癖のある株を割るための大型薪割り斧(2.5-3kgくらい。以下重さはすべて刃だけの重さ)。
スウェーデンのグレンスフォッシュ、ハスクバーナ、フルタフォッシュなどの(検索すればすぐ出てきます)
薪割り槌タイプがいいでしょう。これは刃の反対側(頭)がハンマーになっています。
楔を使わないと割れない株に必ず出会うので、クサビを打てるこのタイプがいいと思います。重さも十分あります。
鉄製クサビも2,3個買いましょう。いずれ必ず必要になります。
アメリカ製や日本製は刃先角が鈍角過ぎて食い込みにくい(弾かれる)のでお勧めしません。
日本製は更に、頭がクサビを打てる造りになっていない、という欠点もあります。
次にあまり太くない、木目の素直な薪を割るための斧。
薪割り槌は重いので、簡単に割れる薪はもっと軽い斧で割ると疲れが少なくて済みます。
刃先が薄めのものが木に打ち込みやすいので、大型の洋式伐採斧か、グレンスフォッシュのラージ薪割りあたりがいいでしょう。
洋式伐採斧は2.5kg以上のものまでありますが、日本で入手できるのは1.5kgが最大です。
アグドール(スウェーデン)、コリンズ(アメリカ)、ギャラント(カナダ)などのメーカーのものが入手できます。
最後に薪を小割りにして焚き付けを作るためのもの。
手斧でも角鉈でも、ハナ付き鉈でも好みで選べばいいと思います。刃先を薪に食い込ませてから薪ごと持ち上げて、
台に打ち付けて割るので、刃先があまりに厚く鈍角なものは使いにくいと思います。
さて、なぜ日本製の斧を勧めないのか?と疑問に思われたかもしれません。理由はふたつあります。
ひとつは、柄が直線で端のふくらみも無いため、慣れないと振りにくくすっぽ抜けやすいこと。
二つ目は、刃先の焼きが硬いので、硬すぎるものに当たった時に欠けて破片が飛ぶこと。(洋斧は刃が潰れるので破片は飛びにくい)
以上、自分の技量と経験からの意見で、個人的な好みも多分に入っているので、一般的にはやや違うかもしれません。
427:名無しの愉しみ
05/02/04 19:56:17
>>425
こちらも読んで見るとシアワセになれるかもしれません
★ 薪ストーブを語ろう ★
スレリンク(diy板)
通販は勧めません、実際に手に持ち自分の体格にあっているか確認出来ないと
使いにくいだけで無く、怪我の元になります
玉切りした丸太を何処で手に入れるのか知りませんが
業者等から購入するなら、そういった人に聞いてみるといいでしょう
最初は割った物と鼻付きの鉈を買い、ストーブに年間どの程度薪が必要になるか判ってから
斧やチェーンソー等の物を買っても遅くは無いかと思います
どの道、割った物を使うのは一年以上先になるのですから
428:おのじい
05/02/04 20:29:56
>>427
本当はおっしゃる通りなんですが、ここは質問者の求める条件に沿って回答してみました。
私の場合、直販店も非常に遠いし、形と重さを写真とスペックで見ればどんなものか見当が付くので、
通販で買います。(アメリカなんか、直接買いに行くのは難しいし)
柄が使いにくいと感じればさっさと外して、自分で作った柄を着けます。
しかしかなり慣れないとそういう方法は使えないので、最初は経験者に聞くしかありませんね。
「業者に聞く」のはどうかと思います。たいていは自分の店で取り扱っている商品を勧めるので、
客の体格や体力、好み、目的に合わないものを勧められる場合もあります。
429:425
05/02/04 20:44:27 /sKe8L/d
丁寧なレスありがトンです。
確かに実物を試せればいいのでしょうが、田舎なので、スウェーデン製の斧が試せれる店が近くになくて困りますね。
日本製やアメリカ製が向かないと言う事が分かっただけでもすごくありがたいです。
スウェーデン製を一度探してみます。
430:ムカル
05/02/04 20:51:32
とりあえず斧注文リンク張っておきます
URLリンク(www.rakuten.co.jp)
ただ、薪割り用だったら両刃斧は止めておきなさい。
刃が薄めだし、振り上げれば自分の頭まで真っ二つになりそうで怖いから
431:418
05/02/06 22:28:51
おのじいさん、どうもありがとうございます
432:ムカル
05/02/06 23:31:24
薪は根元のほうから割れば割れやすい、といいますね。
433:名無しの愉しみ
05/02/07 00:06:44
木元竹末
木は根元の方から、竹は先の方から割る
434:おのじい
05/02/07 18:46:27
本当にひねくれた木(木目がねじれて枝分かれが何箇所もあるような)は、上下側面から斧を打ち込んで
繊維を断ち切ってしまうしかないですね。
そういう意味でも繊維を切ることのできない鈍角な薪割り斧はお勧めできない。伐採斧の方が使いようによっては役に立つ。
四方八方から打ち込んでも割れない木はクサビを何本も打ち込んで割るしかない。
ある薪ストーブ屋さんは、そんな木はチェーンソーで強引に切り崩す、と言っていました。
435:名無しの愉しみ
05/02/08 01:21:02
武道居たで見つけた斧関係スレ。
スレリンク(budou板)l100
436:ムカル
05/02/08 21:53:46
ところで、「タモ」の木は柄としての材質はどうなんでしょうか?
先日某大手ホームセンターでタモの角材、60mm×30mm×1900mmを発見し、
これならば洋斧の柄が二本分取れると思いまして
437:おのじい
05/02/09 22:16:12
タモ材、と言ってもいくつか種類がありますが、おおむね粘りと弾力性があって折れにくく、
衝撃の吸収に優れていて柄には最適な材のひとつとされています。
ただし、年輪幅が狭く、持ってみて軽く感じるものは脆く弱いので、年輪幅が広く、持ってみて
重く感じるものを選んで下さい。
針葉樹はゆっくり成長し、年輪幅が狭くて目の詰まったものの方が重く丈夫な場合が多いのですが、
広葉樹は速く成長した、年輪幅の広いものの方が重く丈夫な種類がほとんどなのです。
ところで、タモは削り易く加工が楽なので、そういう意味でもお勧めの材ですね。
438:ムカル
05/02/11 00:33:54
青ダモはバットの材料として優秀でしたね。
とりあえず、例の古い斧の柄から型を取って切り抜いてみます。
439:おのじい
05/02/11 18:56:21 Wxhu13fO
新しいアメリカ斧、試してみました。
よく見てみると「5」の刻印があり、5ポンドのが間違って送られてきたようです。
どうりでやけに重く感じたわけです。
まずは親戚の庭の柿の木を切り倒してあったのを玉切り。
柔かいのでサクサクと切れ、刃も傷みませんが、参考になりません。
次に親戚の裏山にあった直径35cmくらいの栗の立ち枯れ(全く腐ってなくてカチカチ)
を切り倒し、更に5回玉切りにしました。1時間もしないうちに終わってしまいました。
刃にほとんど傷みは無く、鋭さを保ったまま。重いので破壊力もある。
問題なのは柄で、ストレートで断面形状も悪く、短すぎる(70cm)の柄は使い心地が悪く、
作業時間の短さの割には疲れました。
総合的に言えば、柄さえ良ければ、やや不細工な見かけの割に性能がいい、というのが感想です。
440:ムカル
05/02/11 20:46:21
柿の木は柔らかいんですか?中心の黒い部分はゴルフクラブにも使われるくらい
硬いと聞きますが。
栗の木は乾燥すると硬くて、かつては枕木の材料として重要だったはず。
しかも割裂性に優れて腐りにくいので、信州なんかではこの割り板で屋根を葺いたとか。
火力も強いので薪や炭としてもいいとか。
しかしその硬い栗を倒し、五回玉切りが一時間とは凄いですね。手馴れてるのもあるのでしょうが。
441:おのじい
05/02/11 21:32:35
中心に黒い部分が出る柿は数千本に1本の銘木だそうで、普通は芯まで白くて柔かく、
しかも生木だとなおさら柔かいです。
栗の方は切り倒した部分が35cmで、玉切りにした平均直径は30cmくらいでした。
伐採のときには重すぎる斧は負担になるだけですが、玉切りの時には斧を上から下に
打ち下ろすかっこうになるので、重さがそのまま破壊力として働くのでしょう。
薪割り斧が非常に重く作られていることからも、そう思います。
442:ムカル
05/02/11 22:17:03
ああなるほど「柿の木は脆いから、登るな」という言い伝えもありましたからね。
柿の産地で、収穫の際に枝が折れて怪我をしたり死んだ例もありましたから。
以前私がナナカマド倒した際も、伐採より玉きりの方がやりやすかったです。
重さはやはり重要ですね。
443:名無しの愉しみ
05/02/12 13:31:32
おのじいさま、ムカルさま、参考になります。
ありがとう!!
444:ムカル
05/02/15 20:11:01 93LiozNu
確か熱帯産の黒檀やラワンも植物学的には柿の仲間、と聞いたことあります。
さてタモ材を買い込み、早速柄造りをはじめました。型を取って糸鋸で切り抜こうとしたら刃が曲がったので
鉈で削っていますが、なかなか硬い。そして音が響いてうるさい。
曲線用の鉋が見つからなかったので仕上げがどうなるか解りませんが、
取りあえず全体の形をとるまではいきました。
445:おのじい
05/02/16 15:54:06
黒檀はカキノキ科。ラワンはフタバガキ科。
フタバガキというのは名前が紛らわしいけど、カキとは縁の遠い植物です。
曲線の棒を削るには、細身の南京鉋があると作業が楽ですが、無いならやや時間はかかりますが、
以下の段取りで削るといいでしょう。
鉈で大まかな形ができたら、ナイフ(切り出しがいい)でほぼ完成まで削る。
次に切り出しを鈍角に研いで(2段研ぎがいい)、刃を垂直に立てて手前に擦るように削る。
これで希望の形に仕上がるはずです。あとは木工用サンドペーパーで磨けば出来上がり。
刃を立てて削ると刃先が短時間で鈍るので、こまめに研ぎ直しながら削るときれいに削れます。
この用途にはホムセンの安い切り出しで十分です。
両刃のナイフではやりにくいし、鉈はこの作業には大きすぎ、重すぎてすぐに手が疲れ、はかどりません。
446:ムカル
05/02/16 21:17:48
鉈での粗削りのあとオピネルナイフで出っぱりやささくれを削り落とし、紙やすり
かけるところまでは既に仕上がりました。多少でこぼこしているのはご愛嬌ということで。
滑り止めにもなるし。
厚さ三センチの材を使ったのでかなり太いが、持ってみた感じでは手前味噌ではなく、市販のものより握りやすい。
新たな発見です。熟練者なら、一日三本は作れるでしょうね。
あとはこれに刃を装着するだけですが、先端に切れ目を入れてからヒツ穴に通し、
そこに木の楔を打ち込み、さらに金具を打ち込む感じですか?
447:おのじい
05/02/16 22:24:49
そうですね。それでいいと思います。
今更言うまでもないことでしょうが、切れ目は薄手の鋸でていねいに入れて下さい。
鉈などで割りを入れると遠くまでひび割れてしまいます。
私は装着後、残った小さな隙間をエポキシ樹脂で埋めて研ぎのときなどに水が入り込まないようにします。
ともあれ、自作柄第一号完成、おめでとうございます。柄の自作、はまるかも知れませんね。
ところで、市販の柄は太すぎるものなら自分で削って手に合わせることもできますが、
太すぎることは滅多に無い。たいてい細すぎるのは何故でしょうね?(コリンズの柄は特に細い)
448:ムカル
05/02/17 00:08:18
やはり材料の節約から細い柄でしょうか?
ガタイが良くて手も大きい外人では、不便だろうに。
449:名無しの愉しみ
05/02/17 00:41:09
厚手の革手袋をするから太いと具合が悪い、とかじゃ?
450:おのじい
05/02/17 17:10:39 ajkMWfpt
材料の節約、の方じゃないかと思いますね。
値段の高いものの中には太い柄もある。しかも、ただ単に全体に太いのではなくて、
上から見た厚みも変化が付けてあって、例えばグリップエンドが太くなっていたりもする。
安物の柄は上から見た厚さに端から端まで変化が無く、いかにも薄い板から切り抜いた、という形をしている。
日本で買えるものの中から1例を挙げると、アクドール(今はアグドール)の柄は太く、丁寧に作ってあるが、
コリンズの柄は細いだけでなく、整形や仕上げもいい加減。
451:ムカル
05/02/17 23:49:53
確かにアクドールの柄は太くて丁寧ですね。
しかし何故か柄の部分の重量が相当ある気がする。
グレンスの両刃斧の直線柄も、太くてグリップがちゃんとついています。
手触りもいい。
452:ムカル
05/02/19 20:03:40 F20N2FGT
今日は例の斧の柄の全体に鉋をかけなおし、ヒツの穴部分を丁度いいサイズに削って
ヒツの穴に嵌め込みました。しかしヒツ穴の内部がガタガタだったので差し込むのにはかなり苦労しましたが。
その上で二つ割にした先端に木片を差し込んで固定するところまではいきました。
完全固定用の鉄楔打ちと樹脂注入はまだですが。
しかし、斧の柄つくりは案外いいですね。使っていないからまだなんともいえないが、
これなら自分で好きな長さのを装着できて最高。
453:おのじい
05/02/20 19:12:33
ヒツの内面は、滑らかすぎるよりは多少ガタガタの方が引っ掛かりがあって、抜けにくくていいかもしれませんよ。
ちょっと昔のドイツの斧なんかはヒツが少し末広がりに作ってあって、クサビを打ち込むと簡単には抜けない
仕組みになっていましたが、今日びはそういう工夫も無くなったようです。
私の柄作りは生木の丸太から始めるので、出来上がるまでに1年はかかってしまいます。
今年の冬はあちこちで雑木林の伐採がされて、かなり沢山の柄材料を入手できました。
でも、内部に穴や腐れがあったり、乾燥中にひび割れたり反ったりして、最終的に使える柄になるのは
全体の2,3割がいいところです。
454:おのじい
05/02/21 19:05:09 gJNekmk0
5ポンドのアメリカ斧であの栗の木を全部割って薪にしたら(親戚の家で薪を使っているので)
柄が緩んでしまいました。使い心地が良くないし、材質がヤワだったので外しました。
伐採斧は薪割りにはやや不向きなこと(一発で割れずに食い込んだとき外しにくい)と、
木を寝かせて割るのが安全なこと(割れた木が飛んでいったり、振り切った斧が足元に来たりしない)
が確認できました。
ただし立てて割ったときの、割れた薪が左右に「パカーン」と飛ぶ爽快感はありません。
455:ムカル
05/02/21 21:41:46 UoDrFI3J
一本の木を薪にしただけではや柄の不調ですか・・・
ま、柄の交換の良い機会と思うしかありませんな。自作のいい柄に変えられる、ということで。
栗の薪は火力が良いのがいいが、はじけやすいそうですね。
456:おのじい
05/02/22 18:19:14 gGvQHG6I
握りにくくて短かすぎる柄だったので、たとえ緩まなくても新しい柄が完成したら
交換するつもりではあったのですが、5ポンドは私にも少々重過ぎるのでしばらく休ませて、
当分の間別の斧(4ポンド)を使うつもりです。
ピッタリに装着されていなかったので柄と身の間に広い隙間があって、泥水(研いだときの)
が貯まっていました。そのまま使っていたらヒツの中が錆びてしまうところでした。
457:ムカル
05/02/22 21:15:40 CtjIJRFy
うーむ
そのような柄では、ますます交換すべきですね。
ヒツ穴の中に水が滲みこむのはかなり困り者。
さて私のほうは鉄の楔打って完全に固定し、隙間は樹脂で埋めて完成です。
しかし木を削るにしても刃を差し込むにしても楔を打つにしてもかなり大きな音がする。
集合住宅住まいではホント気を使います。
458:名無しの愉しみ
05/02/24 20:52:49 +XXvG45I
手元に20年ほど前に北大阪の東急ハンズで買ったスタンレーの斧が有ります。
今何処を調べてもスタンレーの斧の事を書いて有る所が有りません。
今スタンレーはどうなっているのでしょうか?
459:ムカル
05/02/24 21:56:11 H1usewXQ
少なくとも平成の初め頃までは、スタンレーの斧はちゃんと売られていました。
渋谷のハンズでは、スチール(現在も通販で購入可能)、アクドールとともにスタンレーの斧も売られていました。
私が気に入っているスタンレーのジョブマスターアックスは平成十年に町田のハンズで買ったものです。
しかしどういうわけか最近はスタンレーの噂は聞きません。ぐぐっても出て来ません。
斧の製造中止したという話もあります。
研ぎやすくて使いやすいのに。
460:名無しの愉しみ
05/02/25 06:45:47 Mg5xAraZ
>>459
とても良い斧ですよね。
無くなったのは残念!買っといて良かった!!
461:名無しの愉しみ
05/03/10 12:56:56 SOza1MvU
age
462:名無しの愉しみ
05/03/10 13:03:08
爺マニア
463:ムカル
05/03/11 20:37:00 OJ2uvziY
もう一本作った柄で、昨年買ったハツリ斧の柄を付け直しました。
まあ、観賞用ですが。
464:おのじい
05/03/11 23:33:14 A2VKAi8j
最近、書き込むこと無くて。
自作柄の斧の使い心地でも聞こうかと思っていましたが、以前使って良かったそうだから、
その柄を再現して作った柄なら使い心地がいいのは分かったことだし。
私の方は特に話すべき活動はしていません。
また何か思いついたら書き込みます。
465:ムカル
05/03/11 23:48:43 Tje9OE/p
今の生活では、とても使うことが出来ないんですね。
それが難しい。
466:ムカル
05/03/15 00:54:26 ksRKainl
グレンスフォシュが、北欧の古代斧を復元して販売しているとのこと。
相当高いが。
URLリンク(www.kobatake.co.jp)
さて、肝心のグレンスの「アメリカ式伐採斧」これが残念なことに、一千万もする製造機械があぼーんしてしまい、
廃盤のまま、復刻は無しだとか。残念至極です。
467:おのじい
05/03/15 21:16:01 omJDpGjd
アメリカ斧の復刻は今後も無しですか・・・
今のところ、グレンスの斧で欲しいものはありません。
薪割りは使い道無いし、手斧類も間に合っている。
「斧の本」だけは欲しいんですけど、斧を買わないと手に入らないですね。
468:ムカル
05/03/20 13:12:45 uqRyyrLY
おのじい様、地震、大丈夫でしたか?
ネットどころでは無いでしょうか、一応書き込んでおきます。
469:おのじい
05/03/20 19:59:37 uuhv1WlD
ご心配ありがとうございます。
実は震度6弱のエリアに住んでいるのですが、
家のあちこちにある本棚が倒れたくらいで、大した被害はありません。
斧など刃物は置き場所、置き方を工夫していたので全く動いていません。
未だに1時間に数回余震があって、落ち着きません。
白壁の土が余震のたびに落ちてきて汚れるのがわずらわしいです。
470:ムカル
05/03/27 17:50:42 CxDQSzva
玄海島の被害見ても、十年前の阪神大震災の淡路島北淡町の被害見ても思うのですが、
こうして日本の美しい街並みが、どんどん姿を消していくのですね・・・
471:名無しの愉しみ
05/03/31 10:58:34
ガーバーの斧ってどうよ?
URLリンク(www.shouri-knife.com)
柄が熱に弱そうな気がするが。
472:名無しの愉しみ
05/03/31 12:32:08
柄が熱に弱いとダメなのか?
473:名無しの愉しみ
05/03/31 20:26:35
きっと火災現場で周囲に火が回らないように家屋を解体する職業の人なんだろう
474:名無しの愉しみ
05/03/31 22:55:02 P3yY5g9O
炎の中の薪が大きすぎてよく燃えないので、無理に割ろうとしているとか。
475:おのじい
05/04/04 08:17:48
またしばらく書き込みができません。
皆様ごきげんよう。
476:名無しの愉しみ
05/04/21 19:31:23 XHe8LdKY
age
477:名無しの愉しみ
05/05/14 12:05:52 Q47kJU52
agw
478:名無しの愉しみ
05/06/01 22:20:06 +xDymMeJ
11
479:ムカル
05/06/04 13:15:55 fQL3GN4S
今朝の読売新聞一面に、お伊勢さんの式年遷宮様に檜を鼎伐りで倒している写真がデカデカと載っておりました。
そういえば平成ももう20年近いですな。
480:フォルター
05/06/12 15:47:43 q8JaiKov
通販で斧を買ったんですが、見本の画像よりも造りが雑なんですけど、これは不良品なんでしょうか?それともほとんどの斧はこんな物なんでしょうか?
481:名無しの愉しみ
05/06/12 19:55:21
物を見てみないと誰も答えられないよ
使用に問題が無く、見た目が雑だってなら不良品では無いな
おそらくは鍛造品だろうから、製品自体のバラツキは当然あるし
ディスプレイとして人に見せる物なら一番見た目のいい物の
写真を掲載するのは当然だろう
482:ムカル
05/06/13 00:46:32 bHx+ghwV
何処のメーカの買われたのですか?
少なくとも自分が通販で買ったグレンスフォシュの両刃斧は、雑などころか凄い造りでしたが。
483:フォルター
05/06/13 18:36:41 7oMlOm5n
HULTS BRUK社のフルターフォッシュシリーズのフェリングという斧なんですが。
484:名無しの愉しみ
05/06/13 18:50:42 bgHMYbbF
test
485:おのじい
05/06/13 19:04:12 bgHMYbbF
旅行から戻ったところ、書き込み規制がかかっていてずっと書き込めませんでした。
見た目が雑でも熱処理が適切で大変具合のいい斧を作るメーカーもあれば、
きれいに仕上げてあっても焼きが不適切で使えない斧を作るメーカーもあります。
私の経験では、スウェーデン製の斧は全般にやや柔かいけど、十分使えました。
ドイツ製やアメリカ製は硬めのものもあれば、柔かいものもあります。
ドイツのスチール社やアメリカのスノーアンドニーリー社のものは非常に柔かく、
堅い木を切るとすぐ刃が潰れます。
日本製は硬い仕上のものが多く、乱暴に使うと刃こぼれするものもよくあります。
486:ムカル
05/06/13 21:04:55 aOuDMbnk
これですね。
URLリンク(www.naganosohsyo.co.jp)
ホルツブルクの製品は自分がはじめて持った大型斧でしたが、最初買ったのは
切れ味も研ぎやすさも抜群だったのに、二代目に買ったのはナマクラ。
それにこの会社の製品は、妙に柄の部分が重い。
自分が買ったころは青塗りの刃でしたが、現在は燻し銀ですか。
>>485
お久しぶりです。今度はどこ行かれたんですか?旅行行ける余裕があって羨ましい限り。
487:フォルター
05/06/14 18:33:51 SD6xKgYD
手作りの斧は物によってそんなにムラがあるとは思っていませんでした。
ムルカさんが買われた時も1代目と2代目では、見ためからして多少違う物だったんですか?
私は斧を買うのはこれが初めてでよく分からないんですが、刃を柄に付けるために柄を削ってあるんですが、無駄に多くの面積を削ってあったんですが、これは使う上で支障をきたしたりするんでしょうか?あと見た目も気になるんですが。
488:おのじい
05/06/14 18:39:59 20Vn+S77
旅行自体は短い国内旅行(営業)だったんですが、書き込み規制期間が長かったです。
とりたてて書き込みたいことも無かったので、規制が解けるまで放っておきました。
フルターフォッシュのフェリング、5年位前に買って、かなり砥ぎ減るまで使いましたが、
柔かめで研ぎやすい割には刃持ちが良く、悪くない斧だと思います。
欧米の斧には雑な仕上げのものが多いんですが、それと品質の良し悪しには関係がありません。
アメリカ製で最もナマクラで使い物にならなかったスノーアンドニーリーの斧は、仕上げは一番丁寧でした。