05/09/03 23:53:24 3/T3wUtJ
〉623
初期の作品に影響を受けたと本人は言っています。
『地図を創る旅』に詳しいですが、言葉遊び(高橋和巳が高橋一三になる)とか、時空が行き来するという共通点があったようです。
かなりお客も入って、本人も現在アゴラ劇場に来る劇団よりはレベルが高かったと書いていますが、
物まねにすぎないという思いから、現在の作風に変わっていったようです。
野田風の平田オリザ作品も見てみたいですけどね。
作風は似ても似つかないですが、「言葉遊び」の特に「読み」にこだわっていたことが、「日本語」を相対化する彼の姿勢に影響を与えたとは言えなくもないかも。
野田さん自身は、「静かな演劇」を作ったという点では平田さんは認めても、「静かな演劇」自体にはかなり批判的ですけど。
余談ですが、アゴラ劇場を作る時に、駒場小劇場で活躍していた野田さんにお父さんが相談しに行って、
その後に「あの時の野田といった奴は元気か」と言ったとか言わないとか。