05/06/20 03:42:24 KtmN6yZ2
>>727
爆殖過程の細かい描写に悪夢がよみがえる。
昨年、武庫川水系産メダカの繁殖を試みた(今は昨年秋の豪雨の影響で本流には生息しない)。
30センチ・キューブに武庫川産のミナミヌマエビ数匹とともに10匹程投入。
別に30センチ水槽を稚魚用に立ち上げ、付近で採取した水草を植え付けて
苔取り用ミナミを10匹程投入。それを日当たりの良い窓際に置く。
水温上昇とともにメダカが産卵し1週間ごとに卵が付着した水草を稚魚用水槽に移す。
メダカ卵は90%以上の確立で孵化。
2週間程で20匹程度孵化するがそれとともにサカマキガイが発生。
稚魚水槽内のミナミヌマエビも抱卵し、しきりに腹部に水流を送る。
メダカは次々に産卵を繰り返し、3週間目で糸くずのような稚魚40匹を越す。
サカマキガイは8ミリ程度になり、水草や水槽表面に卵塊がみられるようになる。
ミナミヌマエビはまだ腹部に卵塊をかかえている。
時々サカマキガイをピンセットで取り、それぞれ別水槽のヨシノボリとコシボソヤンマのヤゴにやる。
トシノボリは殻ごと食べ、ヤゴは外殻を残す。
稚魚水槽設置後2ヶ月後にはメダカ稚魚80を超えるが、サカマキガイが爆殖しはじめる。
ヤシ等は4,5匹かたまっていろんなところで身体全体をクネクネと振り回してセクースしている。
ミナミヌマエビのカワイイ稚エビも出現。
間は端折って4ヶ月目。メダカ稚魚100を超え孵化数計測不能。水槽底面と壁面は
サカマキガイの天国でいつでもどこでもセクースして「しょせん生物はコレのために生きてんだから。
藻マイもソーダロが。」と言われている気分に。メダカの糞とサカマキガイの糞が堆積し、
そのためか水槽中のイヌタヌキモが大爆殖。その密林下でミナミ稚エビが大喜びで泳ぎ回る。
底の糞をクリーナーで始末しようにも、稚エビと稚魚吸い込みそうで怖くてできない。
なんだかサカマキガイに蹂躙されてる気分になってくる。もはやピンセットで始末できる数ではない。
我慢すること2ヶ月、メダカが一人前の体長になってきたので、空いている60センチ水槽立ち上げ。
この頃、稚魚水槽は外掛けフィルターの浄化能力をはるかに超えて、水はダッタン蕎麦茶色。
サカマキガイとミナミの種分けが大変でしたよ。
糞のおかげで良く茂った水草は、ヨシノボリ、ムギツク、ヤリタナゴ、アブラボテ、シマドジョウなど
サカマキ大好き連中が待つ水槽に植え込んでやりましたよ。
メダカは半分以上、知り合いご近所に貰われて行きました。
サカマキガイはもうコリゴリだけど、
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とか見ると、また面白かったりするよなぁ。