05/07/31 09:33:16 +FTkGJvW0
お早うございます。ここからは、「車内で車掌の真似をする者」の様子を、
紀行文風にして、お伝えします。
・・・目を閉じて発車時刻を待っていると、車両の後ろの方から聞きなれた
案内放送が、なぜか肉声で聞こえてきた。思わずそちらを見ると、ロングシートに
立てひざをして、窓から上半身を乗り出した男の姿が目に入った。
そして、出発合図とともに彼も手持ちの笛を吹いた。けたたましい音が、
車内に響き渡った。
発車すると、今度は停車駅の案内を始めた。オリジナルの放送と
寸分違わない内容だった。
そして、次の駅で降りていった。
その存在を知っていれば、この程度の印象しか受けないのですが。
鉄道旅行を始めたばかりの頃は、非常に驚いたものでした。