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1996年3月6日の新宮~松阪の326Dでの出来事。
新宮で買ったさんま寿司を食べていたら、どこかからJAマークの帽子を
被った爺さんが現れた。しばらくして持ち込んできた新聞紙をびりびり
裂き始めて、私に「兄ちゃん、鋏かカッターを貸してくれ」と言ってきた。
旅行中にそんな物を持ち歩かないので断るとなにやらぶつぶつ。
駅に停まるごとに通学高校生が増えだし立ち客が多くなってきた。まだ空席が
若干あるのだけど得てして田舎のほうでは暗黙の了解で「指定席」があり、その
席に私のような旅行者がいると、ずっと立って行くことになる。
たまたま爺さんの前の席が空いていた。そこでそばにいた女子高生に座るよう
言うのだが、女の子は断った。するといきなり怒り出し
「ギャーギャー文句を言うな、この新鹿の阿婆擦れ女め!!」。
爺さんは次の駅で降りていった。こんな言葉聞いたのも久しぶりだが、女子高生
達は大ブーイングだった。言われた子は泣きかけていたよ。