06/10/28 19:03:56 sRQeOJgb
地下に出来ないのには明確な理由がある。
土木費がかかりすぎる。
丘陵地や農地などをこれから開発する場合は埋設物を気にしなくて良いが
23区のような都市化が進んだ地域ではあらゆる物がかなり深い場所に埋まっている為
切り回しが大変。建物が多いので地盤の変形も細心の注意を払わねばならず
薬液注入など地盤の改良も必要。
それに乗降や滞留を考えると駅部は開削が多くなる。
反対派が言うシールド費はそういう支出を無視したもので机上の空論。
営団やメトロのシールド主体路線の実績から大幅に乖離してる。
完成後の維持補修や改良など資本的支出も莫大な額に上るので殆ど出来ない。
阪神大震災の後現行の耐震基準並にする為に高架に鉄板を巻きつける補強をしているが
地下駅も大開駅周辺が倒壊した例があるのに用地と費用の制約でできるのは中柱だけ側壁が改造できない。
東急新玉川線は都心側に位置するので高架で造る計画だったそうだが猛烈な反対運動で
涙を飲んで地下にした経緯がある。
しかし乗客が増えてしまった今改良に多大の困難を伴ってる。
メトロ東西線も建設後乗客が増えたが待避線付き新駅の開業は高架区間だ。