06/10/16 18:47:45 TpFCl6fw
いじめを受けると、一生残るような心の傷を負うことがあります。
加害者の手の届かないところへ行っていじめから逃れても、またはいじめが解決しても、一度深く傷つけられた傷はなかなか癒えません。
自覚しないくらいにまで傷が癒えても、実際はそれが内面化しただけで、状況は何一つ変わっていないこともあり得ます。
内面化した傷は被害者本人に（被害者が自覚しない間に）様々な影響を与え、進学、就職、結婚など、様々な面で不利に作用します。
時に一生を台無しにすることもあるのです。
いじめを受けただけでなぜ死ぬのか、他にすることはないのかと考える人もいますが、一人一人感じ方は異なるのです。本人が対処できると感じたなら、
命は絶ちません。逃げ道がない、もうどうしようもないと感じる（本人が感じるだけではなく、物理的・客観的にそのような場合もある）から、命を絶つのです。
いじめはそれ自体が不法行為であり、いじめられる側がどんな状況であろうと絶対に許されません。
もし被害者側の性格など、本人が努力すれば改善できることにいじめの原因があるというのなら、いじめるのではなく、その人を諭して正しい道に導くのが筋というものです。
容姿など変更の利かないものに対して原因を求めることは、それ自体がいじめです。