06/08/17 10:29:03 6LQGeeUA
>>729
209系の1時間定格95kWというのは、首都圏ゲタ電の
運転モードがマターリ加速→ダラダラ惰行→電制の繰り返しで、
実際には緩慢な走り方しかしないから95kWで十分なわけで。
過負荷っていうけれど、電流計見てれば判る通り
力行時に定格の最大1.5~1.7倍の大電流流すのは
束に限らず電車設計ではあたり前の話。
誘導機にも厳しい熱限界があることは、
常磐線でマヂで130km/h運転するE531系には
140kWモーターを積んでいることからもわかるし、
EF210の30分定格出力というのは、関ヶ原越えに要する
30分間なら過負荷で使っても大丈夫よ、という意味で、それはつまり
常時過負荷で連続力行したらモーターが焼けてしまうことを示している。
誘導機は直流機に比べて回転限界が高い、
インバータ制御なので加速特性を簡単に弄れる、というのはあるけれど
絶対性能が熱容量に縛られていることは何ら変わらないのよ。
起動加速度3.3にしたら熱容量の飽和限界が下がり、
高速域での連続力行が相対的に苦しくなるだけ。