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2006.05.16 Tuesday
女性専用車両に乗ってみた
昨日から新しい職場で働き始めたのだが、この日から千代田線の朝の女性専用車がスタートした。
今回は一応、定時前には出社するのが目標なので、かろうじて女性専用車に乗れるではないか！
ウキウキしながら駅へ行くと…そうだった…女性専用車がある時間帯イコールまだ混んでいるってことなのよね。
列に並んで待つ。駅員さんたちも初日だから気合い入っている。「この車両は女性専用車となりまーす！」と怒鳴っている。
かなり殺伐とした雰囲気。おまけに列に並ぶ自分の半径３mに駅員さんが５人もいる…異様なムード。
おそらく１車両に駅員さんや係の人などスタッフは20人くらいいたんじゃないかな。電車はすぐ来た。
女性専用車だから何だか華やかなイメージを想像していたのだが、
着いた電車には自分より一回り以上も上の女性たちの疲れきった仏頂面が張り付いている。
う…。ちょっと男女混合車両に移りたくなった。
でも通常車両より女性専用車両の方がまだ空いてる。本を読んでいても睨まれないくらいの混雑具合。
背の高い人がいず、上の方の視界がスコーン抜ける不思議さ。
女性のみだから開けっぴろげな光景が繰り広げられているかと思ったが、そんなこともない。
目の前のオバサンが５分くらい自分の口に指を突っ込んで、歯に挟まったものを取ろうとしていたくらいか。
それをボーッと見下ろしていた。
本当に男性が１人もいないや…と見渡したら、なんと座席に50代くらいの男性が１人。
なんでここに来ちゃったんだろう。あまりに気の毒。本人は目をつぶってじっとしているのだが、
弛緩具合から本気で眠ってないのは明らかだ。かわいそうに。でも混んでるし、座席にも座っちゃったもんだから、
今更立ち上がって車両移れないよね。本当に気の毒。
結局、途中の駅で女性専用車タイム終了。男性が数人乗って来た。あれもイヤだろうなあ。女に囲まれすぎるってのもなあ。
* 21:38