05/06/19 21:53:32 FE684DZh
>>763
それは国鉄時代の話・・・
国鉄に関して行政は、私鉄・公営と違ってアンタッチャブルな扱いだった。
ATSの扱いだけとっても'67年の私鉄型ATSに関する通達で
大手民鉄へ速度照査機能付きATS完備を求めたのに対して、
国鉄だけはATS-A・B・Sなどが残ることを黙認している。
車両形式の話へ戻すと、国鉄内部では労使関係の悪化より
現業で新形式車へ導入すら難しくなるケースがあり、
北海道ではED76基本番台車と根本的に異なるが区分番台としたED76形500番台の存在や
EF15などの置き換え用に開発されたが実はEF81形ベースのEF64形1000番台など、
実態は全くの新型車であっても従来形式の派生番台に収めた車両が見られた。
キハ183系500番台のケースは知らないが、
従来の基本番台車と混用することもあって派生番台に収めたのかもしれない。
とにかく、国鉄民営化で監督官庁も経営体が大きく変わった新生JRへは
直接的な指導がやりやすくなり事情は大きく変わっている。